JPH0416970Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0416970Y2
JPH0416970Y2 JP12728187U JP12728187U JPH0416970Y2 JP H0416970 Y2 JPH0416970 Y2 JP H0416970Y2 JP 12728187 U JP12728187 U JP 12728187U JP 12728187 U JP12728187 U JP 12728187U JP H0416970 Y2 JPH0416970 Y2 JP H0416970Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
culm
shaft
scraping
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12728187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6432042U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12728187U priority Critical patent/JPH0416970Y2/ja
Publication of JPS6432042U publication Critical patent/JPS6432042U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0416970Y2 publication Critical patent/JPH0416970Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はコンバインの脱穀部から排出される
排稈を長・短に寸法を変更して切断する切断寸法
可変式切断装置の排稈案内装置に関するもであ
る。
(従来技術) 切断寸法可変式切断装置は、本考案出願人の発
明に係る特開昭62−104524号公報に記載されたも
の等がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の如き従来技術にあつては切断寸法を変更
するために、大径切断刃と小径切断刃を装着する
回転軸を掻込円盤を装着する回転軸に対して移動
調節してその間隔を変更し、各切断刃と掻込円盤
との交差量を変化させるものである。従つて、排
稈の切断位置がこの調節に伴つて変化するのであ
るが、この切断部へ排稈を案内する案内杆は固定
されているために、排稈の案内供給が円滑に行わ
れず切断性能が低下する場合があつた。
この考案は、上記の如き欠点を解消して切断寸
法の変更時においても排稈を切断部へ正確に供給
可能な切断寸法可変式排稈切断装置の排稈案内装
置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 排稈供給側に複数の掻込円盤1,1を装着する
回転軸2を、該回転軸2後方下方には大径切断刃
3と小径切断刃4とを適数個毎交互に装着する回
転軸5を配設し、該回転軸5を下方の枢軸6を中
心に回動可能で上方に両側板7,7と係脱可能な
切替軸8を有する回動アーム9,9間に架設し該
回動アーム9,9を回動させて大径切断刃3と小
径切断刃4とが掻込円盤1に交差する量を変更し
切断寸法を変更可能に構成する切断寸法可変式排
稈切断装置において、供給される排稈を掻込円盤
1側へ案内する弾性案内杆10,10と、切替軸
8に取着されて切断寸法変更時に切断刃3,4と
共に移動して切断部へ排稈を案内する案内体1
1,11とを設けてなる切断寸法可変式排稈切断
装置の排稈案内装置の構成とする。
(考案の作用) 大径切断刃3と小径切断刃4が共に掻込円盤1
と交差する状態に回転軸2,5の間隔を設定した
場合には、供給される排稈は回転軸2に装着され
る掻込円盤1と該掻込円盤1側へ弾発付勢する弾
性案内体10によつて切断部近くまで移送され、
続いて、切替軸8に取着される案内杆11と掻込
円盤1によつて切断部へ供給され、該掻込円盤1
と大径切断刃3及び小径切断刃4との交差部で細
断され放出される。
又、排稈を長寸に切断する場合には、切替軸8
を両側板7,7との係止を解除した後回動操作
し、回動アーム9,9を枢軸6を中心に回動さ
せ、該回動アーム9,9間に架設の回転軸5を回
転軸2から離隔させ、大径切断刃3のみを掻込円
盤1に交差させる。この時、切替軸8に取着され
る案内体11も切断部から離れる方向に移動され
る。従つて、回転軸5の移動による切断部位置の
変化に伴つて案内体11位置も変化し、供給され
る排稈を該案内体11と掻込円盤1によつて正確
に切断部へ供給し、該掻込円盤1と大径切断刃3
によつて長寸に切断される。
(考案の効果) この考案は、前述の如く構成するものであるか
ら、大径切断刃3と小径切断刃4を装着する回転
軸5を、掻込円盤1を装着する回転軸2に対し遠
近に調節し大径切断刃3及び小径切断刃4と掻込
円盤1との交差量を変更して切断寸法を変更する
際、この回転軸5を架設する回動アーム9,9の
切替軸8に取着される案内体11も同様に切断部
位置の変更に伴つて移動し、正確に排稈を切断部
へ供給案内し確実に切断できるものである。
(実施例) 本装置はコンバインの脱穀装置(図示せず)の
排稈排出側に装着されるものであつて、両側板
7,7と前板13及び後板12とこれらによつて
囲まれる切断装置Cによつて構成され、排稈搬送
チエン14から供給される排稈を供給口15から
受入れて切断し下方の排出口16から放出するも
のである。
回転軸2,5はその軸方向を搬送される排稈姿
勢と略平行に架設し、一方の回転軸2は排稈搬送
チエン14に近い上方位置に、他方の回転軸5は
後方下方に設けてある。
回転軸2は六角軸に形成されて両側板7,7に
回転自在に架設されると共に、軸方向所定間隔毎
に掻込円盤1,1を装着してある。該掻込円盤1
は、円盤外周に掻込縁17を所定間隔毎に突出さ
せ、この掻込縁17頂部から隣接の掻込縁17基
部に亘つて鋸刃状の刃縁18を連続して形成し、
排稈の掻込作用と切断時の受刃との機能を有すべ
く構成してある。
尚、この掻込円盤11は、特開昭62−104524号
の如く掻込作用のみを行うべく外周に掻込突起の
みを形成する掻込体と、受刃の作用のみを行うべ
く外周に鋸刃状の刃縁のみを形成する受刃体とに
格別に構成して回転軸2に装着するもよい。
回転軸5も同様に六角軸に形成すると共に、軸
方向所定間隔毎に大径切断刃3と二枚の小径切断
刃4,4を交互に配設してある。
枢軸6,6は回転軸2下方の両側板7,7に固
着されて内方側に突出させてあり、該枢軸6には
後方上方に向け屈曲形成する回動アーム9,9基
部を枢支してある。
又、該回動アーム9,9の中間部分には、回転
軸5を軸架し、更に、該回動アーム9,9の上端
部間にはパイプ19を固着連結し、該パイプ19
内に両側板7,7と係脱可能の切替軸8を軸方向
摺動自在に挿通してある。39は切替軸8の操作
レバーであつて、その中間に一側板7に穿設する
三段階の係止孔20,21,22と係合可能の係
止突起23を設けてある。又、他側板7にも切替
軸8先端が係合可能の三段階の係止孔20,2
1,22を穿設してある。
回動アーム9,9間に架設の回転軸5の一端側
は一側板7の円弧状長孔24を貫通して外方に突
出させ、該突出端部にスプロケツト25を取着し
てある。
又、一方側の枢軸6は、一側板7外方に突出さ
せると共に筒軸26を遊嵌してあり、更に該筒軸
26に入力プーリ27と、スプロケツト28と、
ギヤー29を取着してある。
30はチエンであり、スプロケツト25とスプ
ロケツト28との間に掛張してある。又、回転軸
2の一側板外方への延出部にギヤ31を取着しギ
ヤー29と噛合させてある。
32は巻付防止パイプ、33は位置決めカラー
である。
34は切替板であり、搬送チエン14対応部分
は切欠れると共に軸35を中心にステー36を介
して回動自在に構成し、搬送チエン14下方に位
置し供給口15を閉鎖すると共に搬送中の排稈を
後方へ案内する位置と、供給口15を開口する上
方位置とに回動自在に構成してある。37は排稈
ガイド杆である。
弾性案内杆10,10は、弾性作用を有するピ
アノ線により構成され、その基端を切替板34の
前部下面に取着すると共に後方下方に向け斜設し
その終端部は掻込円盤1外周と所定の間隔を保持
して屈曲させてある。又、該弾性案内杆10は、
各掻込円盤1,1間隔毎に対応させて設けてあ
る。
38は規制板であり、切替板34の中間下面に
取着されて側面視弾性案内杆10の背部近傍に位
置させると共に、平面視大径切断刃3の若干側方
毎に設けてある。
案内体11,11は基部をパイプ19に取着さ
れて垂下され、その終端を側面視小径切断刃4と
交差させ、又、平面視大径切断刃3の若干側方毎
に設けてある。
切替板34を第1図、実線の如く供給口5を開
口する位置に回動させ、搬送チエン14によつて
排稈を供給すると、供給口15から落下する排稈
は、弾性案内杆10,10と案内体11,11と
によつて案内されながら掻込円盤1,1によつて
順次掻込まれ切断部へ供給される。この供給に際
して排稈の供給量が多く弾性案内杆10,10が
大きく回動された際にはこの排稈の浮上りを規制
板38によつて規制し排稈を確実に切断部へ案内
する。
排稈を短寸に切断する場合には、切替軸8端と
係止突起23を両側板7,7の係止孔20,20
に係合させ、回転軸5に装着する大径切断刃3と
小径切断刃4が共に掻込円盤1,1の受刃の作用
を行う刃縁18と交差させる。
又、長寸に切断する場合には、操作レバー39
を手前に引き切替軸8を矢印イ方向に摺動させ
て、両側板7,7の係止孔20,20から切替軸
8端と係止突起23を抜き出し、次に操作レバー
39を矢印ロ方向に回動させ回動アーム9,9を
枢軸6,6を中心に同方向に回動させると、回動
アーム9,9に架設する回転軸5が回転軸2から
離れる方向に移動される。次に操作レバー39を
押し込み切替軸8を反矢印イ方向に摺動させて切
替軸8端と係止突起23を係止孔21,21に押
し込み固定すると、大径切断刃3は掻込円盤1の
刃縁18と交差し小径切断刃4は掻込円盤1の刃
縁18外周と近接する位置に設定される。従つ
て、供給される排稈は大径切断刃3と掻込円盤1
とによつてのみ長寸に切断される。又、この長寸
切断時にあつては、回転軸5の移動に伴つて大径
切断刃3外周と掻込円盤1の刃縁18外周との交
差部、即ち、切断位置が矢印ロ方向に変化する
が、この変化と同時に切替軸8を内装するパイプ
19に取着される案内体11,11も同方向に移
動されるため排稈を常に正確に切断位置へ供給で
きる。
又、切替軸8と係止突起23を両側板7,7の
係止孔22に係合させた場合には、大径切断刃3
の外周が掻込円盤1の刃縁18外周と近接する位
置に設定され、供給される排稈に切目を刻設して
放出する。又、この際にも案内体11,11は大
径切断刃3と共に移動し排稈を円滑に案内する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は側断面図、第2図、第3図は調節状態を示す
側断面図、第4図は展開状態を示す平面図であ
る。 図中、符号1は掻込円盤、2は回転軸、3は大
径切断刃、4は小径切断刃、5は回転軸、6は枢
軸、7は側板、8は切替軸、9は回動アーム、1
0は弾性案内杆、11は案内体を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排稈供給側に複数の掻込円盤1,1を装着する
    回転軸2を、該回転軸2後方下方には大径切断刃
    3と小径切断刃4とを適数個毎交互に装着する回
    転軸5を配設し、該回転軸5を下方の枢軸6を中
    心に回動可能で上方に両側板7,7と係脱可能な
    切替軸8を有する回動アーム9,9間に架設し該
    回動アーム9,9を回動させて大径切断刃3と小
    径切断刃4とが掻込円盤1に交差する量を変更し
    切断寸法を変更可能に構成する切断寸法可変式排
    稈切断装置において、供給される排稈を掻込円盤
    1側へ案内する弾性案内杆10,10と、切替軸
    8に取着されて切断寸法変更時に切断刃3,4と
    共に移動して切断部へ排稈を案内する案内体1
    1,11とを設けてなる切断寸法可変式排稈切断
    装置の排稈案内装置。
JP12728187U 1987-08-20 1987-08-20 Expired JPH0416970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12728187U JPH0416970Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12728187U JPH0416970Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6432042U JPS6432042U (ja) 1989-02-28
JPH0416970Y2 true JPH0416970Y2 (ja) 1992-04-16

Family

ID=31379570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12728187U Expired JPH0416970Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0416970Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642049B2 (ja) * 1985-07-27 1994-06-01 コニカ株式会社 給紙方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6432042U (ja) 1989-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0416970Y2 (ja)
JP4481627B2 (ja) 排藁切断装置
JPH0310821Y2 (ja)
JPH1056865A (ja) 排藁カッター装置の切断藁排出機構
JPH0310822Y2 (ja)
JPS582208Y2 (ja) 脱穀機における排ワラ処理装置
JPS597403B2 (ja) 排わらカツタ−への排わら案内供給装置
JPH08825Y2 (ja) 玉葱の茎葉切断装置
JPH10243734A (ja) ディスク型カッターにおける排稈処理装置
JPS6019552Y2 (ja) 脱穀機の排藁截断装置
JPH0429710Y2 (ja)
JPH0317635Y2 (ja)
KR200230499Y1 (ko) 오징어 절취장치
JPS6334507Y2 (ja)
JPH041784Y2 (ja)
JPH0437409Y2 (ja)
JP2003325030A (ja) 排稈切断装置
JP2003325031A (ja) 排稈切断装置
JPH0123227Y2 (ja)
JPS588029Y2 (ja) 排稈処理装置
JPH0432921Y2 (ja)
JPH03166125A (ja) フィラー原料用フィーダ装置
JPH0416969Y2 (ja)
JPS582642B2 (ja) ダツコクハイカンカツタ−
JPS5915917Y2 (ja) 餌調整装置