JPS5913795Y2 - 排稈処理装置 - Google Patents
排稈処理装置Info
- Publication number
- JPS5913795Y2 JPS5913795Y2 JP3272179U JP3272179U JPS5913795Y2 JP S5913795 Y2 JPS5913795 Y2 JP S5913795Y2 JP 3272179 U JP3272179 U JP 3272179U JP 3272179 U JP3272179 U JP 3272179U JP S5913795 Y2 JPS5913795 Y2 JP S5913795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culm
- blade
- shaft
- waste
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排稈処理装置に関する。
従来この種のデスク型カッターとして、排稈の確実な送
り込み細断を行わせるために平行した両軸に夫々翼を付
したものが提案されているが、デスク型カッターは一方
の軸が低速回転し他方の軸が高速回転するように構成さ
れているために、両軸の翼板端が周期的に突き合う状態
になる。
り込み細断を行わせるために平行した両軸に夫々翼を付
したものが提案されているが、デスク型カッターは一方
の軸が低速回転し他方の軸が高速回転するように構成さ
れているために、両軸の翼板端が周期的に突き合う状態
になる。
このため特に量の多い排稈の根本側では互いに対向する
翼板間に多量の排稈を挟着する結果となり、翼を損傷し
たり或は軸を歪曲させたりする事故が多発していた。
翼板間に多量の排稈を挟着する結果となり、翼を損傷し
たり或は軸を歪曲させたりする事故が多発していた。
本考案は簡単な而も合理的構成によって従来の欠点を除
去せしめ、排稈の確実な送り込み細断を可能となし、排
稈処理効率の向上を計らんとするものである。
去せしめ、排稈の確実な送り込み細断を可能となし、排
稈処理効率の向上を計らんとするものである。
図面について実施例の詳細を説明すると、Ａはコンバイ
ン本体、Ｂは刈取装置、Ｃは脱穀装置、Ｄは走行体、Ｅ
は脱穀装置Ｃの後部上方に設けられたデスク型カッター
で゛ある。
ン本体、Ｂは刈取装置、Ｃは脱穀装置、Ｄは走行体、Ｅ
は脱穀装置Ｃの後部上方に設けられたデスク型カッター
で゛ある。
該テ゛スク型カッターＥは、カッターケース１、該カッ
ターケース１に平行に且つ並設軸架した低速回転軸２と
高速回転軸３、低速回転軸２に適当間隔毎に設けた排稈
のかき込み作用のある回転円形刃４、高速回転軸に設け
られ且つ上記回転円形刃４に対応する回転円形刃５など
により構成される。
ターケース１に平行に且つ並設軸架した低速回転軸２と
高速回転軸３、低速回転軸２に適当間隔毎に設けた排稈
のかき込み作用のある回転円形刃４、高速回転軸に設け
られ且つ上記回転円形刃４に対応する回転円形刃５など
により構成される。
図中６はカッターケース１に設けた細断排稈の放出口、
７はカッター機構の下方に設けたスクリュー搬送体であ
る。
７はカッター機構の下方に設けたスクリュー搬送体であ
る。
本考案は、上述のようなデスク型カッターＥにおいて、
第２図及び第３図に示す如く、穂先側と根本側、または
根本側の低速回転軸２部に複数枚の羽根構造からなる翼
８を固定し、これに対応する高速回転軸３部にゴムなど
の弾性材料からなる中空状の送りロール９を設けたもの
である。
第２図及び第３図に示す如く、穂先側と根本側、または
根本側の低速回転軸２部に複数枚の羽根構造からなる翼
８を固定し、これに対応する高速回転軸３部にゴムなど
の弾性材料からなる中空状の送りロール９を設けたもの
である。
またこの送りロール９は高速回転軸３に対して回転可能
に被嵌したボビン１０の鍔部にとりつけ、排稈が介入し
ないときには高速回転軸３との摩擦で回転はするが、翼
８との間に排稈が介入したときにその挟圧力によって回
転が阻止され、翼８の回転に追従回転しうるようになし
、排稈の送り込み効率の適確さを増大するようにしたも
のである。
に被嵌したボビン１０の鍔部にとりつけ、排稈が介入し
ないときには高速回転軸３との摩擦で回転はするが、翼
８との間に排稈が介入したときにその挟圧力によって回
転が阻止され、翼８の回転に追従回転しうるようになし
、排稈の送り込み効率の適確さを増大するようにしたも
のである。
また第６，７図に示すように、上記スクリュー搬送体７
に対応するカッターケース１の下辺円筒部１１を放出口
６方向に至るに従い大きくなるように形成し、穂先側に
切断排稈の量が多くなることに対処せしめ、円滑な切断
排稈放出が行われるようにしである。
に対応するカッターケース１の下辺円筒部１１を放出口
６方向に至るに従い大きくなるように形成し、穂先側に
切断排稈の量が多くなることに対処せしめ、円滑な切断
排稈放出が行われるようにしである。
次に作用について説明すると、刈取り脱穀調整された排
稈は、排稈搬送体１２と搬送レール１３の作用により脱
穀装置Ｃの送り出し端からテ゛スク型カッターＥに送ら
れる。
稈は、排稈搬送体１２と搬送レール１３の作用により脱
穀装置Ｃの送り出し端からテ゛スク型カッターＥに送ら
れる。
カッターケース１内に搬送介入された排稈は低速回、転
軸２に設けた回転円形刃４のかき込み作用によってかき
込まれるが、とかく遅れがちとなる排稈の根部や穂先部
は翼８によって送り込まれ、この翼８とこれに対応せる
送りロール９との作用で強制的に両回転円形刃４，５間
に送られ確実な細断処理が行われる。
軸２に設けた回転円形刃４のかき込み作用によってかき
込まれるが、とかく遅れがちとなる排稈の根部や穂先部
は翼８によって送り込まれ、この翼８とこれに対応せる
送りロール９との作用で強制的に両回転円形刃４，５間
に送られ確実な細断処理が行われる。
特に根本側の量の多い部分が一挙に送り込まれても送り
ロール９が弾性材料で形成されているためにこの送りロ
ール９がその分音形し、更に挟着力を増して送り込みを
確実に行わせる。
ロール９が弾性材料で形成されているためにこの送りロ
ール９がその分音形し、更に挟着力を増して送り込みを
確実に行わせる。
このように本考案によれば、一方の軸に設けた翼と他方
の軸に設は且つこの翼に対応させた弾力性のある送りロ
ールとの作用でカッターケース内に送り込まれた排稈を
確実に捕捉して切断処理することができ、また多量の排
稈が介入しても送りロールの弾力性による変形作用によ
って制御し得られ、従来のように翼や軸などを損傷、歪
曲することが簡単な構成にて阻止しうるなと実用上の効
果は大きい。
の軸に設は且つこの翼に対応させた弾力性のある送りロ
ールとの作用でカッターケース内に送り込まれた排稈を
確実に捕捉して切断処理することができ、また多量の排
稈が介入しても送りロールの弾力性による変形作用によ
って制御し得られ、従来のように翼や軸などを損傷、歪
曲することが簡単な構成にて阻止しうるなと実用上の効
果は大きい。
第１図はコンバイン本体の側面図、第２図は同上要部の
一部切欠平面図、第３図は同上別個の一部切欠平面図、
第４図はカッター機構部の側断面図、第５図は同上要部
の切欠平面図、第６図及び第７図はスクリュー搬送体部
の一部切欠平面図である。 Ｅ・・・・・・テ゛スク型カッター １・・・・・・カ
ッターケース、２・・・・・・低速回転軸、３・・・・
・・高速回転軸、４゜５・・・・・・回転円形刃、６・
・・・・・放出口、７・・・・・・スクリュー搬送体、
８・・・・・・翼、９・・・・・・送りロール。
一部切欠平面図、第３図は同上別個の一部切欠平面図、
第４図はカッター機構部の側断面図、第５図は同上要部
の切欠平面図、第６図及び第７図はスクリュー搬送体部
の一部切欠平面図である。 Ｅ・・・・・・テ゛スク型カッター １・・・・・・カ
ッターケース、２・・・・・・低速回転軸、３・・・・
・・高速回転軸、４゜５・・・・・・回転円形刃、６・
・・・・・放出口、７・・・・・・スクリュー搬送体、
８・・・・・・翼、９・・・・・・送りロール。
Claims (1)
- 脱穀部より送り出される排稈を、稈身方向に細断するよ
うにしたデスク型カッター機構において、一方の軸の所
要個所に排稈送り込み翼を設け、他方の軸の上記翼に対
応した位置に、弾性材料よりなる送りロールを設けた排
稈処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272179U JPS5913795Y2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 排稈処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272179U JPS5913795Y2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 排稈処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55131638U JPS55131638U (ja) | 1980-09-18 |
| JPS5913795Y2 true JPS5913795Y2 (ja) | 1984-04-23 |
Family
ID=28886764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3272179U Expired JPS5913795Y2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 排稈処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913795Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-13 JP JP3272179U patent/JPS5913795Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55131638U (ja) | 1980-09-18 |
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