JPS6021960Y2 - 排稈処理装置 - Google Patents
排稈処理装置Info
- Publication number
- JPS6021960Y2 JPS6021960Y2 JP10129380U JP10129380U JPS6021960Y2 JP S6021960 Y2 JPS6021960 Y2 JP S6021960Y2 JP 10129380 U JP10129380 U JP 10129380U JP 10129380 U JP10129380 U JP 10129380U JP S6021960 Y2 JPS6021960 Y2 JP S6021960Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed rotating
- low
- rotating shaft
- culm
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排稈処理装置に関する。
カッターケースに低速回転軸と高速回転軸とを平行に軸
架し、この低速回転軸に適当の間隔を介して排稈の送り
込み突起を適当間隔毎に設けた低速回転送り込み体をと
りつけると共に、この低速回転送り込み体の一側面に外
周に夫々断面形状が側方向きＬ型のフラン、ジ部を備え
た皿状円盤を当接固定し、これと上記各低速回転送り込
み体との外周に外向きコ字状の溝部を形成せしめ、該各
溝部に上記高速回転軸に適当の間隔を介してとりつけた
高速回転円形刃の外周刃部を介入させたデスク型カッタ
ー装置は、本件出願人において既に提案されており公知
ではあるが、この種デスク型カッターにおいては、特に
低速回転する排稈根本側の送り込み体の周囲に構成され
ている溝部に、排稈根本部に付着している圃場の泥や砂
などが目詰りし易い。
架し、この低速回転軸に適当の間隔を介して排稈の送り
込み突起を適当間隔毎に設けた低速回転送り込み体をと
りつけると共に、この低速回転送り込み体の一側面に外
周に夫々断面形状が側方向きＬ型のフラン、ジ部を備え
た皿状円盤を当接固定し、これと上記各低速回転送り込
み体との外周に外向きコ字状の溝部を形成せしめ、該各
溝部に上記高速回転軸に適当の間隔を介してとりつけた
高速回転円形刃の外周刃部を介入させたデスク型カッタ
ー装置は、本件出願人において既に提案されており公知
ではあるが、この種デスク型カッターにおいては、特に
低速回転する排稈根本側の送り込み体の周囲に構成され
ている溝部に、排稈根本部に付着している圃場の泥や砂
などが目詰りし易い。
このように泥や砂が溝部に目詰りすると、これらに直接
高速回転円形刃の刃部が接触するために刃部の摩損が激
しく、排稈の切断処理効率が低下せしめられるばかりで
なく特に高速回転円形刃の交換頻度が多くなり、稼働時
間が短縮されることと併せて円形刃の寿命が短かくなる
など不経済である。
高速回転円形刃の刃部が接触するために刃部の摩損が激
しく、排稈の切断処理効率が低下せしめられるばかりで
なく特に高速回転円形刃の交換頻度が多くなり、稼働時
間が短縮されることと併せて円形刃の寿命が短かくなる
など不経済である。
本考案はこのような実情に鑑みなされたもので、簡単な
構成によって従来の欠点を除去せしめ、弾力性があり且
つ断面形状がＶ型プーリー状のスペーサーリングを排稈
根本側の溝部に嵌着することにより目詰りしようとする
泥や砂を弾性によって外部にはじき出し、円形刃の摩損
を合理的に防止せしめ、デスク型カッターの切截効率の
向上及び円形刃の寿命の延長を計らんとするものである
。
構成によって従来の欠点を除去せしめ、弾力性があり且
つ断面形状がＶ型プーリー状のスペーサーリングを排稈
根本側の溝部に嵌着することにより目詰りしようとする
泥や砂を弾性によって外部にはじき出し、円形刃の摩損
を合理的に防止せしめ、デスク型カッターの切截効率の
向上及び円形刃の寿命の延長を計らんとするものである
。
次に図面について実施例の詳細を説明すると、Ａはコン
バイン本体、Ｂは刈取部、Ｃは脱穀装置、Ｄは走行体、
Ｅはデスク型カッターである。
バイン本体、Ｂは刈取部、Ｃは脱穀装置、Ｄは走行体、
Ｅはデスク型カッターである。
本考案はこのデスク型カッターＥに関するものでその詳
細を説明する。
細を説明する。
１は一側に排稈の導入口を有し下方に細断排稈の放出口
を備えたカッターケースで、該カッターケース１の内部
には低速回転軸２と高速回転軸３が水平状に平行して軸
架され、低速回転軸２が上記カッターケース１の排稈導
入口側に位置されている。
を備えたカッターケースで、該カッターケース１の内部
には低速回転軸２と高速回転軸３が水平状に平行して軸
架され、低速回転軸２が上記カッターケース１の排稈導
入口側に位置されている。
図中４は径小ギヤー、５は径大ギヤー、６′は駆動用プ
ーリーである。
ーリーである。
上記低速回転軸２には外周に鋸歯状刃６を備え等間隔毎
に三角形状の大きな送り込み作用を有する突起（刃）７
を備えた円形状の低速回転送り込み体（刃）８が等間隔
毎にとりつけられており、この低速回転送り込み体８の
外側面には全外周に側方向きＬ型のフランジ部９を形成
し且つ上記低速回転送り込み体８と略同径状の皿状円盤
１０が当接されており、この低速回転送り込み体８の外
周側面と上記フランジ部９とにより外向きに開口した溝
部１１が構成せしめられている。
に三角形状の大きな送り込み作用を有する突起（刃）７
を備えた円形状の低速回転送り込み体（刃）８が等間隔
毎にとりつけられており、この低速回転送り込み体８の
外側面には全外周に側方向きＬ型のフランジ部９を形成
し且つ上記低速回転送り込み体８と略同径状の皿状円盤
１０が当接されており、この低速回転送り込み体８の外
周側面と上記フランジ部９とにより外向きに開口した溝
部１１が構成せしめられている。
図中１２は仕切パイプ、１３はカラーである。
また上記高速回転軸３には上記溝部１１に対応した高速
回転円形刃１４が等間隔毎にとりつけてあり、この高速
回転円形刃１４の外周刃部が上記溝部１１に若干介入せ
しめられている。
回転円形刃１４が等間隔毎にとりつけてあり、この高速
回転円形刃１４の外周刃部が上記溝部１１に若干介入せ
しめられている。
図中１５は押え板、１６は仕切りパイプ、１７はカラー
である。
である。
以上までの構成は本件出願人によって公知にされている
が、本考案はこの公知のデスク型カッターにおいて、第
３，４図に示すように低速回転軸２の排稈根本側に臨む
部分にとりつけられた低速回転送り込み体８と皿状円盤
１０のフランジ部９とによる溝部１１にのみ、第５図に
示すようなゴム、合皮ゴム、合成樹脂、皮革などにより
形成され且つ所要の厚みと弾力性を有する断面形状が■
型プーリー状のスペーサーリング１８を嵌合止着し、こ
れの中央凹部周面を高速回転円形刃１４の外周刃部に近
接させたものである。
が、本考案はこの公知のデスク型カッターにおいて、第
３，４図に示すように低速回転軸２の排稈根本側に臨む
部分にとりつけられた低速回転送り込み体８と皿状円盤
１０のフランジ部９とによる溝部１１にのみ、第５図に
示すようなゴム、合皮ゴム、合成樹脂、皮革などにより
形成され且つ所要の厚みと弾力性を有する断面形状が■
型プーリー状のスペーサーリング１８を嵌合止着し、こ
れの中央凹部周面を高速回転円形刃１４の外周刃部に近
接させたものである。
図中１８′はスペーサーリング１８の外周両縁に一体形
成された外側より内方に向は傾斜させた断面が直角三角
形状のリップ部である。
成された外側より内方に向は傾斜させた断面が直角三角
形状のリップ部である。
本考案は上述のように構成したので、コンバインの脱穀
機などにより脱穀処理された排稈は、かき込み作用のあ
る低速回転送り込み体と高速回転円形刃とによって適当
の寸法に細断処理されることは勿論のこと、特に排稈根
本側に付着した泥や砂などが低速回転送り込み体の溝部
に介入しても、これら泥や砂類はスペーサーリングによ
り溝の深さが浅く形成されていること）、スペーサーリ
ングの弾力性とによって溝内に滞溜することなく外部に
ははじき出され、特に角隅部に溜ろうとする泥や砂はス
ペーサーリングのリップ部により排除される。
機などにより脱穀処理された排稈は、かき込み作用のあ
る低速回転送り込み体と高速回転円形刃とによって適当
の寸法に細断処理されることは勿論のこと、特に排稈根
本側に付着した泥や砂などが低速回転送り込み体の溝部
に介入しても、これら泥や砂類はスペーサーリングによ
り溝の深さが浅く形成されていること）、スペーサーリ
ングの弾力性とによって溝内に滞溜することなく外部に
ははじき出され、特に角隅部に溜ろうとする泥や砂はス
ペーサーリングのリップ部により排除される。
従って従来のように溝内に滞溜付着した泥や砂によって
高速回転円形刃の先端刃部が摩損し、この摩損による排
稈の切断処理効率の低下や、円形刃の交換頻度が多くな
り稼働時間を短縮するなどの欠点が合理的に除去せしめ
られ、併せて円形刃の寿命の延長がなしうるなと実用上
の効果は大きい。
高速回転円形刃の先端刃部が摩損し、この摩損による排
稈の切断処理効率の低下や、円形刃の交換頻度が多くな
り稼働時間を短縮するなどの欠点が合理的に除去せしめ
られ、併せて円形刃の寿命の延長がなしうるなと実用上
の効果は大きい。
第１図はコンバインの側面図、第２図はデスク型カッタ
ー要部の縦断正面図、第３図は同上一部切欠平面図、第
４図は要部の拡大断面図、第５図はスペーサーリングの
縦断正面図である。 １・・・・・・カッターケース、２・・・・・・低速回
転軸、３・・・・・・高速回転軸、７・・・・・・突起
、８・・・・・・低速回転送り込み体、９・・・・・・
フランジ部、１０・・・・・・皿状円盤、１１・・・・
・・溝部、１４・・・・・・高速回転円形刃、１８・・
・・・・スペーサーリング、１８′・・・・・・リップ
部。
ー要部の縦断正面図、第３図は同上一部切欠平面図、第
４図は要部の拡大断面図、第５図はスペーサーリングの
縦断正面図である。 １・・・・・・カッターケース、２・・・・・・低速回
転軸、３・・・・・・高速回転軸、７・・・・・・突起
、８・・・・・・低速回転送り込み体、９・・・・・・
フランジ部、１０・・・・・・皿状円盤、１１・・・・
・・溝部、１４・・・・・・高速回転円形刃、１８・・
・・・・スペーサーリング、１８′・・・・・・リップ
部。
Claims (1)
- カッターケースに低速回転軸と高速回転軸とを平行に軸
架し、この低速回転軸に、適当の間隔を介して、排稈の
送り込み突起と、上記高速回転軸に設けた円形刃の外周
刃部が介入する溝部とを有する低速回転送り込み体をと
りつけたデスク型カッター装置において、根本側に臨む
上記低速送り込み体の溝部のみに、弾性材料よりなり、
かつ、両側外周にリップ部を形成した断面形状が■型プ
ーリ状のスペーサーリングを嵌着せしめ、高速回転円形
刃の周端との間隔寸法を他の部位の間隔寸法に比べ小さ
くなしたことを特徴とする排稈処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129380U JPS6021960Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 排稈処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129380U JPS6021960Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 排稈処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5723155U JPS5723155U (ja) | 1982-02-05 |
| JPS6021960Y2 true JPS6021960Y2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=29462773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10129380U Expired JPS6021960Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 排稈処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021960Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0437052Y2 (ja) * | 1986-11-26 | 1992-09-01 |
-
1980
- 1980-07-16 JP JP10129380U patent/JPS6021960Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5723155U (ja) | 1982-02-05 |
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