JPH0750911Y2 - ディスクカッター - Google Patents

ディスクカッター

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JPH0750911Y2
JPH0750911Y2 JP13951589U JP13951589U JPH0750911Y2 JP H0750911 Y2 JPH0750911 Y2 JP H0750911Y2 JP 13951589 U JP13951589 U JP 13951589U JP 13951589 U JP13951589 U JP 13951589U JP H0750911 Y2 JPH0750911 Y2 JP H0750911Y2
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JP
Japan
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blade
rotary
rotary shaft
edge
tip
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JP13951589U
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JPH03117432U (ja
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利通 仲田
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ATECS CORP
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンバイン等の収穫機から排出される排藁
を、排藁の稈身方向と略平行に横架した回転軸に所定間
隔で配設した回転刃で切断するようにしたディスクカッ
ターに関する。
(従来技術) ディスクカッターは、外周縁に波形状の刃縁を形成した
円盤状の回転刃を回転軸に所定間隔で配設し、該回転軸
の軸方向と略平行な状態で供給される稈身を回転刃で切
断するようにしている。そして、収穫機から排出される
排藁の稈身は株元と穂先の通過位置が定まっている。こ
のため、排藁の株元側と穂先側のそれぞれを切断する回
転刃は一定していて、量の多い株元側を切断する回転刃
の刃縁が量の少ない穂先側を切断する回転刃の刃縁より
も早く摩耗する。
(考案が解決しようとする課題) 回転刃の外周縁には、波形状に突出する突出刃を多数形
成しているが、この突出刃の先端に向かう傾斜刃縁は傾
斜角が急であるほどすなわち回転方向に対して直交状態
に近づくほど切れ味が良くなる。
しかしながら、この傾斜刃縁が急傾斜になるに従って突
出刃の刃幅が狭くなって、耐久性が低下する。そこで、
回転刃の突出刃は、回転方向前側の傾斜刃縁がもっぱら
摩耗することと、回転軸の穂先側切断位置に配設した回
転刃は株元側切断位置に配設した回転刃よりも摩耗が少
ないことに着目して、ディスクカッターの耐久性を向上
させるため、次の如く構成した。
(課題を解決するための手段) 外周縁に波形状の突出刃30を形成した回転刃28を軸方向
所定間隔で配設した回転軸8を機枠に軸支したディスク
カッターにおいて、前記突出刃30の先端に向かう傾斜刃
縁31,32を一方が急傾斜で他方が緩傾斜となるようにし
た回転刃28を株元側切断位置では回転方向前側が急傾斜
刃縁31となり、穂先側切断位置では回転方向前側が緩傾
斜刃縁32となるように回転軸8に配設してなるディスク
カッターとする。
(考案の作用及び効果) 回転軸8に配設した円盤刃28は、各突出刃30を形成する
傾斜刃縁31,32の一方を急傾斜とし他方を緩傾斜として
いるので、両傾斜刃縁31,32を急傾斜とした場合よりも
刃幅が広く耐久性がある。
又、回転軸8に配設した株元側切断位置の回転刃28は排
藁の量の多い株元側をもっぱら切断するのであるが突出
刃30の急傾斜刃縁31で効率良く切断し、穂先側切断位置
の回転刃28は排藁の量の少ない穂先側を切断するのであ
るが、量が少ないので緩傾斜刃縁32でも支障無く切断す
る。
尚、回転軸8を株元側と穂先側を反転させて機枠1に支
持可能にすれば、長時間の使用によって回転刃28の切れ
味が低下した場合に回転刃28を配設したままで回転軸8
の株元側と穂先側を反転させて機枠1に支持すること
で、株元側切断位置の回転刃28が摩耗していない急傾斜
刃縁31が回転方向前側となり、穂先側切断位置の回転刃
28が摩耗していない緩傾斜縁32が回転方向前側となり、
再び良好な切断状態となって、切断耐久性が向上する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
ディスクカッターのカッター機枠1は、コンバイン機体
2の後側で排稈装置3の下方に装着し、横長直方体の箱
形状をしていて、上方に排稈装置3から落下する排稈を
受け入れる供給口4を形成し、下方に切断排稈を放出す
る放出口5を形成している。又、供給口4には開閉蓋6
を設け、この開閉蓋6で供給口4を閉じると、排稈装置
3から落下する排稈をカッター機枠1の後側へ案内して
非切断のままで放出するようになる。
カッター機枠1内には前後に回転軸7,8を互に平行な状
態で横架している。前側の回転軸7は、カッター機枠1
の左右側板9,9へその軸受10,11をボルト12で直接取り付
けている。後側の回転軸8は、両軸端の軸受13,14を取
外し用側板15,15にボルト16で固定し、この取外し用側
板15,15をボルト17でカッター機枠1の側板9,9へ取り付
けている。
両回転軸7,8の側板9から突出した一方側には、互に噛
み合わせるギヤ18,19とプーリ20とをナット21,21で取り
付け、プーリ20とコンバイン機体2側のプーリとへ巻き
掛けたベルト22で動力を伝動すると、互いに逆方向で前
側の回転軸7が低速で後側の回転軸8が高速で回転する
ことになる。
前側の回転軸7のカッター機枠1内部分を六角軸に形成
し、受回転刃23と掻込盤24及び刃押さえ盤25とをこの六
角軸部に外嵌した間隔保持カラー26で軸方向所定間隔毎
に保持している。この間隔保持カラー26の外周には、掻
込盤24と刃押さえ盤25との間に大径の巻付防止用カラー
27を自在に回転可能な状態に保持している。
後側の回転軸8のカッター機枠1内部分も前側の回転軸
7と同様に六角軸に形成し、回転刃28と刃押さえ盤25と
をこの六角軸部に外嵌した間隔保持カラー26で、該回転
刃28の外周縁が前側回転軸7側の受回転刃23と掻込盤24
との間に介入する位置に保持している。又、この間隔保
持カラー26の外周には、各刃押さえ盤25,25の間に大径
の巻付防止用カラー27を自在に回転可能な状態に保持し
ている。
受回転刃23は外周縁に波形状の刃縁を形成している。こ
の受回転刃23の突出刃29は、二等辺三角形状であるが、
回転刃28の突出刃30の先端に向かう傾斜刃縁31,32は、
周方向の一方向へ向かって片側が急傾斜で反対側が緩傾
斜となるようにしている。
回転刃28の装着状態は、第2図における中央から左側す
なわち株元側が第3図の(A)状態で、中央から右側す
なわち穂先側が第3図の(B)状態となる。
株元側では、突出刃30の回転方向前側の傾斜刃縁31が急
傾斜で、穂先側では突出刃30の回転方向前側の傾斜刃縁
32が緩傾斜である。
間隔保持カラー26は、第4図に示す如く、回転軸7、8
の六角軸部に外嵌するように角孔33を形成している。な
お、この間隔保持カラー26は回転軸7,8に対して回転し
ないようにするもので、孔形状は軸側の形状によって変
更される。
ディスクカッターを使用すれば、高速回転する回転刃28
の摩耗が受回転刃23よりも激しく、特に排稈の株元側を
切断する回転刃28の摩耗が著しい。
そこで、株元側の回転刃28の切れ味が低下した場合に
は、ボルト17を外して取り外し用側板15をカッター機枠
1から取り外して株元側と穂先側の位置を反転させ、再
び取り外し用側板15をカッター機枠1にボルト17で取り
付け、回転軸8の軸端に取り付けたギヤ19を反対側の軸
端に取り付け回転軸7側のギヤ18に噛み合わせるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は側面側、
第2図は一部の平断面図、第3図は一部の側断面図、第
4図は一部の斜視図である。 1…機枠、8…回転軸 30…突出刃、31…急傾斜刃縁 28…回転刃、32…緩傾斜刃縁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周縁に波形状の突出刃30を形成した回転
    刃28を軸方向所定間隔で配設した回転軸8を機枠に軸支
    したディスクカッターにおいて、前記突出刃30の先端に
    向かう傾斜刃縁31,32を一方が急傾斜で他方が緩傾斜と
    なるようにした回転刃28を株元側切断位置では回転方向
    前側が急傾斜刃縁31となり、穂先側切断位置では回転方
    向前側が緩傾斜刃縁32となるように回転軸8に配設して
    なるディスクカッター。
  2. 【請求項2】回転軸8を株元側と穂先側を反転させて機
    枠1に支持可能にしてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のディスクカッター。
JP13951589U 1989-11-30 1989-11-30 ディスクカッター Expired - Lifetime JPH0750911Y2 (ja)

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JP13951589U JPH0750911Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 ディスクカッター

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JP13951589U JPH0750911Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 ディスクカッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03117432U JPH03117432U (ja) 1991-12-04
JPH0750911Y2 true JPH0750911Y2 (ja) 1995-11-22

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ID=31686554

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JP13951589U Expired - Lifetime JPH0750911Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 ディスクカッター

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JPH03117432U (ja) 1991-12-04

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