JPH062525Y2 - 短寸切用ディスクカッター - Google Patents

短寸切用ディスクカッター

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JPH062525Y2
JPH062525Y2 JP17238987U JP17238987U JPH062525Y2 JP H062525 Y2 JPH062525 Y2 JP H062525Y2 JP 17238987 U JP17238987 U JP 17238987U JP 17238987 U JP17238987 U JP 17238987U JP H062525 Y2 JPH062525 Y2 JP H062525Y2
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JP
Japan
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blade
scraping
rotating shaft
culm
speed rotating
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP17238987U
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English (en)
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JPH0177340U (ja
Inventor
進 三野
時広 中矢
浩昭 永井
Original Assignee
株式会社四国製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンバイン等の脱穀部から排出される排稈
を、稈身方向に沿って所定間隔毎に回転軸へ配設した回
転切刃と回転受刃とで短く切断するディスクカッターに
関する。
(従来技術) ディスクカッターは、実公昭60-28204号公報や実公昭61
-12208号公報に記載されている如く、高速回転軸と低速
回転軸とを互いに平行に設け、高速回転軸には円盤切刃
を所定間隔で配設し、低速回転軸には、該円盤切刃と対
向してその外周縁を挟み込むように円盤受刃と外周縁に
掻込突起を設けた掻込盤とを配設した構成が一般的で、
高速回転軸の軸方向と稈身方向を略同方向にして供給さ
れる排稈を掻込盤で円盤切刃との交差部へ掻き込んで切
断するようにしていた。そして、排稈の切断長さ、すな
わち、円盤切刃の配設間隔は50mmから100mm程度であっ
た。
近年になって、このディスクカッターで約30mm程度の長
さに切断するように要望されてきたので、前記構成のデ
ィスクカッターで円盤切刃の配設間隔をそのまま30mmに
短縮させると、低速回転軸には、円盤受切刃と掻込盤と
を配設しているため、隣接する円盤受刃と掻込盤との間
隔がかなり狭くなって、截断した排稈が回転軸に巻き付
き易い問題点が生じた。
そこで、実公昭54-6149号公報や実公昭54-23040号公報
に記載された如く、外周縁に外方へ大きく突出する掻込
刃縁を形成して掻込作用と受刃の作用をする掻込受刃を
円盤受刃と掻込盤のかわりに用いて、低速回転軸にこの
掻込受刃を配設することが考えられた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の高速回転軸側のすべての円盤切刃に対向して掻込
受刃を低速回転軸に配設する構成では、排稈の切断寸法
が30mm程度に短い場合には、掻込受刃の掻込刃縁が排稈
の掻き込み作用と共に排稈の稈身を折り曲げるように作
用して低速回転軸の回転負荷が増大することになる。
又、排稈が掻込刃縁に絡み付き、排稈の掻込み性能の低
下となる。
そこで、本考案は、排稈を短い寸法に截断するディスク
カッターにおいて、排稈の回転軸への巻き付きを無くし
て軽快な切断作用を行おうとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、高速回転軸1と低速回転軸2とを互いに平
行に設け、高速回転軸1には円盤切刃3を所定間隔で配
設し、低速回転軸2には、該円盤切刃3に対向して接近
し側面視で外周縁が交差する状態で、外周縁が円状の円
盤受刃4と外周縁の適宜箇所が大きく外方へ突出して掻
込縁5を形成した掻込受刃6とを適宜の間隔毎に配設し
て切断部を形成し、高速回転軸1の軸方向と稈身方向を
略同一にして供給される排稈を短く切断するよう構成し
た。
(考案の作用) 排稈は、高速回転軸1の軸方向と稈身方向を略同方向に
して高速回転軸1と低速回転軸2との間に供給され、掻
込受刃6の掻込縁5によって排稈の稈身が円盤切刃3と
円盤受刃4あるいは掻込受刃6との間に掻き込まれて、
切断されることになる。
(考案の効果) 高速回転軸1には円盤切刃3のみを配設し、低速回転軸
2には、円盤受刃4と掻込受刃6とを適宜の順序で円盤
切刃3に対向して配設しているので、円盤切刃3の配設
間隔すなわち排稈の切断長さが短い場合であっても、円
盤受刃4同志あるいは円盤受刃4と掻込受刃6との間隔
も円盤切刃3の配設間隔と同一となり切断排稈が該間隔
内に巻き付くことが少ない。又、低速回転軸2には掻込
受刃6と円盤受刃4とを適宜の間隔毎に配設しているの
で、掻込受刃6の掻込縁5が適度に排稈へ作用して低速
回転軸2の回転負荷を増大させたり、掻込縁5へ排稈が
絡み付いて掻込作用を低下させるようなことが少なくな
る。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
図示の実施例は、コンバインの脱穀装置7の後側に、本
考案のディスクカッターを装着したもので、脱穀済の排
稈を挾持移送する排稈装置8の下方に、長方形状のカッ
ターケース9の上側に開口した供給口10を位置させて
いる。
カッターケース9の供給口10には、枢軸11を中心に
して前方が上下に回動するようにした排稈案内板12を
設け、前端を上方へ回動して供給口10を開けば、排稈
がカッターケース9内へ落し込まれ、前端を下方へ回動
して供給口10を閉じれば、排稈が排稈案内板12上に
沿って後方へ移動し、カッターケース9の後方から圃場
へ落下するようにしている。
カッターケース9内の前方上方側すなわち、供給口10
に近い側には、六角軸で構成した低速回転軸2を、該低
速回転軸2の後下方、すなわち、カッターケース9の放
出口13に近い側には、同じく六角軸で構成した高速回
転軸1をそれぞれ平行にして横架している。
低速回転軸2には、円盤受刃4と掻込受刃6とを、所定
間隔毎で交互に位置決めカラー14と刃押え板15,1
6間で回転可能に保持している。
高速回転軸1には、前記円盤受刃4と掻込受刃6とに対
向させて側面視で外周縁の一部がこれら受刃4,6と重
なって交差する位置へ、円盤切刃3を位置決めカラー1
8と刃押え板19,20とによって固定している。21
は、巻き付き防止用の遊転カラーで、前記低速回転軸2
の遊転カラー17より小径であって、各刃押え板19,
20の間に回転可能に保持している。
円盤受刃4と円盤切刃3とは、共に外周縁を円盤状に形
成すると共に細かい波形状の刃縁を形成している。尚、
これら円盤受刃4と円盤切刃3とは同質の刃物材料であ
ってもよいが、円盤受刃4は切断作用をほとんど行わな
いので、軟質金属材料でもよい。
掻込受刃6は、板状の金属材料で外周縁が所定間隔毎に
外方へ大きく突出する掻込縁5を形成している。掻込縁
5の回転方向前側には直刃縁22を形成し、後側には波
形状の鋸刃縁23を形成して、外周縁を一側方に若干屈
曲させて皿状に形成している。
24は弾性案内杆で、上端を排稈案内板12に取り付け
た支軸25に巻き付け、下端を円盤受刃4と掻込受刃6
の外周縁に接近交差させていて、低速回転軸2の軸方向
に円盤受刃4や掻込受刃6の間隔の2倍あるいは3倍の
間隔で設けている。
尚、低速回転軸に配設する円盤受刃4と掻込受刃6と
は、図示の実施例では交互に設けているが、配設間隔が
狭い場合には、円盤受刃4が2枚毎に1枚の掻込受刃6
を配設する関係にしたり、掻込作用力を強くする必要の
ある場合には、株元側に掻込受刃6のみを配設したりす
ればよく、円盤受刃4と掻込受刃6とを適宜に組み合わ
せて排稈の掻き込み作用が強く作用し過ぎることなく適
度に作用するようにすればよい。
排稈案内板12を上方へ回動して供給口10を開口し、
排稈装置8から排稈をカッターケース9内へ落し込む
と、排稈は、掻込受刃6の掻込縁5による掻き込み作用
と案内杆24の押え作用によって、円盤受刃4や掻込受
刃6の外周縁で受けられた状態で下方へ送られ、高速回
転軸1に配設した円盤切刃3との刃縁で切断されて放出
口13から下方へ放出されることになる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は側断面
図、第2図は要部の平断面図である。 1…高速回転軸、2…低速回転軸 3…円盤切刃、4…円盤受刃 5…掻込縁、6…掻込受刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速回転軸1と低速回転軸2とを互いに平
    行に設け、高速回転軸1には円盤切刃3を所定間隔で配
    設し、低速回転軸2には、該円盤切刃3に対向して接近
    し側面視で外周縁が交差する状態で、外周縁が円状の円
    盤受刃4と外周縁の適宜箇所が大きく外方へ突出して掻
    込縁5を形成した掻込受刃6とを適宜の間隔毎に配設し
    て切断部を形成し、高速回転軸1の軸方向と稈身方向を
    略同一にして供給される排稈を短く切断するよう構成し
    てなる短寸切用ディスクカッター。
JP17238987U 1987-11-10 1987-11-10 短寸切用ディスクカッター Expired - Lifetime JPH062525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17238987U JPH062525Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10 短寸切用ディスクカッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17238987U JPH062525Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10 短寸切用ディスクカッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0177340U JPH0177340U (ja) 1989-05-24
JPH062525Y2 true JPH062525Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31464362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17238987U Expired - Lifetime JPH062525Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10 短寸切用ディスクカッター

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JP (1) JPH062525Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPH0177340U (ja) 1989-05-24

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