JPH039631Y2 - - Google Patents

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JPH039631Y2
JPH039631Y2 JP1984168795U JP16879584U JPH039631Y2 JP H039631 Y2 JPH039631 Y2 JP H039631Y2 JP 1984168795 U JP1984168795 U JP 1984168795U JP 16879584 U JP16879584 U JP 16879584U JP H039631 Y2 JPH039631 Y2 JP H039631Y2
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JP
Japan
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cutting
blade
cutting blade
straw
blades
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JP1984168795U
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JPS6183844U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンバイン等の排ワラ処理装置内に装
備されるものであつて、円盤型切刃を軸心方向所
定間隔を持つて複数個並設してある受刃と、この
受刃に対して所定の間隔で対向配設される円盤型
切刃を軸心方向所定間隔を持つて複数個並設して
ある切断刃とで排ワラを細断処理する排ワラカツ
ターに関する。
〔従来技術〕
この種の排ワラカツターにおいて、切断される
排ワラの切断長を変更するに、従来は、実開昭58
−143541号公報で示されたもののように、切断刃
を全体的に軸方向に移動できるようにして受刃と
の切断箇所を変更し、もつて、排ワラの切断長さ
を調節できるようにした技術が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、前記従来技術では切断刃を受刃の
左右側に位置させて切断長さを変えるものである
から、排ワラの切断長さを2通りの長さしか選択
できないものであり、切断長切換機構としては改
善の余地が残されているものであつた。
つまり、構造的には簡素なもので、より多くの
切断長が選択したいという要望があり、本考案は
それに応えることのできる排ワラカツターを提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は、前記切断刃に対し
て、所要の切断長さを得るための切断長切換機構
を設けるとともに、この切断長切換機構を、前記
切断刃の回転軸と平行に配設され、かつ、その回
転軸と一体回転するとともに、前記回転軸に対し
て相対摺動可能に装着された複数本の連結ロツド
で構成し、この連結ロツドには、前記複数の切刃
のうちの特定の切刃を、各連結ロツドごとに区分
して連結して、前記回転軸に対する各連結ロツド
の相対摺動に伴つて、その摺動する連結ロツドに
連結されている前記特定の切刃を回転軸の軸線方
向で位置変更自在に構成してある点にあり、その
作用効果は次の通りである。
〔作用〕
一般に、受刃側切刃とこれに対向して配設され
た切断刃側切刃との前記軸心方向に沿つた間隔が
所定の間隔(例えば4〜5mm位)以下でないと排
ワラに対する良好な切断作用が行えないという点
に着目して、前記特徴構成を採つたのである。
つまり、前記切断刃の切刃の特定切刃のみを前
記の所定間隔以上に離間させることによつて、こ
の切刃の部分では排ワラに折れぐせがつくとか、
多少傷がつく程度で実質的には切断作用が行われ
ず、長尺の排ワラを得ることができるのである。
前記構成によると、(イ)特定切刃を連結ロツドの
摺動移動操作によつて一体に回転軸の軸心方向に
移動できるので、受刃との間隔を切断作用を生じ
る所定値以下にしたり、所定値以上として切断作
用が生じない状態にすることが自在に行える。そ
して、その連結ロツドを複数設けてあることによ
り、固定の切断刃を含めた受刃との組み合わせ、
すなわち切断長さを、連結ロツドを2本用いた場
合は3通りに設定することが可能となる。
また、(ロ)各ロツド毎の特定切刃を全て切断作用
状態とすることによつて最も短い長さの切断長さ
が得られるので、切断刃全体の数は最短長の切断
に要する数を用意すれば足りる。これは、従来の
ように、2通りの切断長を得る専用の刃が必要で
あり、一度に全てが使用されることのない手段に
比べて必要以上の切断刃が不要となる利点を有し
ている。
〔考案の効果〕
その結果、(イ)の作用により所望の切断長を、使
用連結ロツド数に応じて多種に設定することので
きる切断長切換機構を備えた排ワラカツターを、
(ロ)の作用によつてコスト的に有利にしながら実現
することができた。
〔実施例〕
第3図に示すように、脱穀フイードチエーン
(図外)からの排ワラを後部結束装置(図外)等
に搬送する搬送チエーン1の下方に、搬送径路の
切換によつて、落下供給される排ワラを細断処理
して機外に排出する円盤型の排ワラカツター2を
構成してある。
第1図に示すように、前記排ワラカツター2は
円盤型切刃3を軸心方向所定間隔を持つて複数個
並設してある受刃4とこの受刃4に対して所定の
間隔aで対向配設される円盤型切刃5,5′を軸
心方向所定間隔を持つて複数個並設してある切断
刃6とから構成されている。
断面六角の回転軸8に対して前記円盤型切刃3
をその隣接円盤型切刃3,3の間にそれらを所定
間隔に保持するスペーサ7を挟在させた状態で一
体回転可能に挿通するとともに、このスペーサ7
の外周面に外方に向けての突起7aを突設し、も
つて前記搬送チエーン1から送られてくる排ワラ
を所定位置に掻込むように構成してある。そし
て、これら円盤型切刃3とスペーサ7を組込んだ
回転軸8を排ワラ落下径路両側に設けられた側壁
9,9間に架設支承して受刃4を構成してある。
断面六角の回転軸10に対して前記円盤型切刃
5と所定の間隔aで対向配設される円盤型切刃5
及びジヤバラ状スペーサ23とを交互に一体回転
可能に挿通するとともに、この回転軸10を排ワ
ラ落下径路両側に設けられた側壁9,9間に架設
支承して切断刃6を構成してある。
両受刃4と切断刃6との駆動機構を詳述する
と、両者4,6の回転軸8,10の一側端で、か
つ、前記側壁9,9からの突出部に、受刃側回転
軸8に大径ギヤ11及び切断刃側回転軸10に小
径ギヤ12を夫々嵌着して、受刃4及び切断刃6
を夫々に適合した回転速度のものに設定するとと
もに、切断刃6の前記小径ギヤ12の更に外方側
にプーリー18を嵌着して、エンジンからの動力
を受けるように構成してある。
第1図及び第2図に示すように、排ワラ切断長
切換機構13について詳述すると、切断刃6側の
軸心方向に隣接された円盤型切刃5のうち、3つ
の可動切刃5A,5Bを挟んで両側に固定切刃5
Cが位置するように順次軸心方向にこの順番で並
設するとともに、各隣接固定刃5C,5C間に位
置して回転軸10の軸心方向に摺動可能な3つの
可動切刃5A,5Bを中心の1つ5Aだけ他の二
つ5Bと独立に作動するように、これら中心に位
置するもの5A……のボス部を前記回転軸10の
軸心に平行な連結ロツド19で連結し、かつ、前
記3つの可動切刃5A,5Bの残りの2つ5Bを
更に前記軸心に平行な連結ロツド20で連結し、
夫々一体的に摺動可能に構成してある。そして、
両連結ロツド20,19を、前記回転軸10の両
側端に一体固着された支持円板21,21に貫通
させて、その貫通端のねじ部とナツト22との螺
合によつて、もつて、両端に位置して取外し可能
なジヤバラ状カバー17を取外した状態でナツト
22の締込みによつて連結ロツド20,19を支
持円板21,21間に固定するとともに、前記ナ
ツト22……を緩めることによつて支持円板2
1,21に対して相対摺動可能に、つまり、前記
可動切刃5A,5Bを受刃側切刃3に対して間隙
調節可能に構成してある。
従つて、第2図イに示すように短尺切断状態か
ら、ロに示すように前記2つの可動切刃5B,5
Bを一体に摺動させることによつて、前記固定刃
5Cと残りの可動切刃5Aとが受刃側切刃3に対
して所定の間隔aを維持し、前記短尺の倍の切断
長の切断状態が得られ、この状態から更に残りの
可動切刃5Aを摺動させると更に倍の切断長を持
つ長尺切断状態が得られ、3段階に切換可能であ
る。
〔別実施例〕 【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る排ワラカツターの実施例を
示し、第1図は一部切欠全体平面図、第2図イ,
ロ,ハは切断刃の切断長切換状態を示す概略平面
図であり、イに対してロは倍の切断長、ハはロに
対して更に倍の切断長のものを示す、第3図は排
ワラ処理装置の排ワラカツター部を示す側面図で
ある。 3,5……円盤型切刃、4……受刃、5′……
特定切刃、6……切断刃、10……回転軸、13
……切断長切換機構、19,20……連結ロツ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤型切刃3を軸心方向所定間隔を持つて複数
    個並設してある受刃4と、この受刃4に対して所
    定の間隔aで対向配設される円盤型切刃5を軸心
    方向所定間隔を持つて複数個並設してある切断刃
    6とで排ワラを細断処理する排ワラカツターであ
    つて、前記切断刃6に対して、所要の切断長さを
    得るための切断長切換機構13を設けるととも
    に、この切断長切換機構13を、前記切断刃6の
    回転軸10と平行に配設され、かつ、その回転軸
    10と一体回転するとともに、前記回転軸10に
    対して相対摺動可能に装着された複数本の連結ロ
    ツド19,20で構成し、この連結ロツド19,
    20には、前記複数の切刃5のうちの特定の切刃
    5′を、各連結ロツド19,20ごとに区分して
    連結して、前記回転軸10に対する各連結ロツド
    19,20の相対摺動に伴つて、その摺動する連
    結ロツド19または20に連結されている前記特
    定の切刃5′を回転軸10の軸線方向で位置変更
    自在に構成してある排ワラカツター。
JP1984168795U 1984-11-06 1984-11-06 Expired JPH039631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984168795U JPH039631Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984168795U JPH039631Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6183844U JPS6183844U (ja) 1986-06-03
JPH039631Y2 true JPH039631Y2 (ja) 1991-03-11

Family

ID=30726558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984168795U Expired JPH039631Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

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JP (1) JPH039631Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143541U (ja) * 1982-03-25 1983-09-27 セイレイ工業株式会社 藁カツタ−における切断長さ変更調節装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6183844U (ja) 1986-06-03

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