JPS6442Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6442Y2 JPS6442Y2 JP9165083U JP9165083U JPS6442Y2 JP S6442 Y2 JPS6442 Y2 JP S6442Y2 JP 9165083 U JP9165083 U JP 9165083U JP 9165083 U JP9165083 U JP 9165083U JP S6442 Y2 JPS6442 Y2 JP S6442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handling
- plate
- handling cylinder
- axis
- shaped body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010902 straw Substances 0.000 claims description 19
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、脱穀ハーベスタやコンバインにおい
て搭載使用される脱穀装置に関し、詳しくは、扱
室から排出される排ワラに対するササリ籾を防止
するための構造改良に関する。
て搭載使用される脱穀装置に関し、詳しくは、扱
室から排出される排ワラに対するササリ籾を防止
するための構造改良に関する。
扱室から排出される排ワラには穀粒が入り込
み、それがそのまま外部に放出されて穀粒の回収
ロスを生じる欠点があり、このようなササリ籾を
回収するために、従来では、例えば、扱胴後端側
において扱歯を密度大にして植設するとか、ある
いは扱胴回転軸芯と平行な面を備えた板状羽根を
設け、扱歯あるいは板状羽根を排ワラに作用させ
ることにより排ワラ中のササリ籾をふるい落とす
ものがあつた。
み、それがそのまま外部に放出されて穀粒の回収
ロスを生じる欠点があり、このようなササリ籾を
回収するために、従来では、例えば、扱胴後端側
において扱歯を密度大にして植設するとか、ある
いは扱胴回転軸芯と平行な面を備えた板状羽根を
設け、扱歯あるいは板状羽根を排ワラに作用させ
ることにより排ワラ中のササリ籾をふるい落とす
ものがあつた。
しかし、ササリ籾をふるい落とせるものの、扱
歯や板状羽根によつて穀粒が飛散されやすくな
り、飛散した穀粒が、扱室から排出される脱穀排
ワラに受止められ、折角ふるい落とした穀粒を脱
穀排ワラに還元してしまう不都合さえ生じてい
た。又、板状羽根を設けた場合、扱胴回転に伴つ
て風を生じさせ、その風圧により、扱室内の脱穀
処理物を、フイードチエーンによる穀稈供給口か
ら吹き出させる新たな問題をも生じていた。
歯や板状羽根によつて穀粒が飛散されやすくな
り、飛散した穀粒が、扱室から排出される脱穀排
ワラに受止められ、折角ふるい落とした穀粒を脱
穀排ワラに還元してしまう不都合さえ生じてい
た。又、板状羽根を設けた場合、扱胴回転に伴つ
て風を生じさせ、その風圧により、扱室内の脱穀
処理物を、フイードチエーンによる穀稈供給口か
ら吹き出させる新たな問題をも生じていた。
本考案は、上記実情に基き、扱室から排出され
る脱穀排ワラのササリ籾の解消を、処理物の飛散
や扱室内での風の発生の無い状態で行なうことを
目的としてなされたものであり、扱室下方に設け
られる受網よりも後方側箇所で、扱胴に、その板
面方向を扱胴回転軸芯に直交する面と平行にする
と共に扱胴の外周面よりも径方向外方に突出した
位置に変位自在な状態で、扱胴回転軸芯と平行な
軸芯周りで揺動自在に板状体を枢支連結してある
ことを特徴とする。
る脱穀排ワラのササリ籾の解消を、処理物の飛散
や扱室内での風の発生の無い状態で行なうことを
目的としてなされたものであり、扱室下方に設け
られる受網よりも後方側箇所で、扱胴に、その板
面方向を扱胴回転軸芯に直交する面と平行にする
と共に扱胴の外周面よりも径方向外方に突出した
位置に変位自在な状態で、扱胴回転軸芯と平行な
軸芯周りで揺動自在に板状体を枢支連結してある
ことを特徴とする。
この特徴構成によれば、扱胴回転に伴う遠心力
を受けて、板状体が扱胴外周面より径方向外方に
位置した状態で回転され、それに伴い、板状体が
脱穀排ワラ中に突き刺さる状態で作用し、排ワラ
中のササリ籾を良好に除去できる。そのうえ、板
状体の板面方向を扱胴回転軸芯に直交する面と平
行にするから、その板状体の回転によつて風を発
生させることも無く、穀稈供給口からの処理物の
吹き出しを回避でき、更に、扱室内の脱穀処理物
が排出口から排出される排ワラに向かつて飛散さ
れても、その飛散物を板状体の板面で反射させ、
排出排ワラに受け止められることを防止でき、穀
粒の回収ロスを良好に防止できるようになつた。
を受けて、板状体が扱胴外周面より径方向外方に
位置した状態で回転され、それに伴い、板状体が
脱穀排ワラ中に突き刺さる状態で作用し、排ワラ
中のササリ籾を良好に除去できる。そのうえ、板
状体の板面方向を扱胴回転軸芯に直交する面と平
行にするから、その板状体の回転によつて風を発
生させることも無く、穀稈供給口からの処理物の
吹き出しを回避でき、更に、扱室内の脱穀処理物
が排出口から排出される排ワラに向かつて飛散さ
れても、その飛散物を板状体の板面で反射させ、
排出排ワラに受け止められることを防止でき、穀
粒の回収ロスを良好に防止できるようになつた。
次に、本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
扱室１の下方に、揺動選別板２、唐箕３、一番
物回収部４及び二番物回収部５が設けられ、か
つ、扱室１の後方に排塵フアン６と排塵口７が設
けられ、脱穀装置８が構成されている。９はフイ
ードチエーンであり、１０は排ワラチエーンであ
る。又、１１は二番物を扱室に戻すスワローであ
る。
物回収部４及び二番物回収部５が設けられ、か
つ、扱室１の後方に排塵フアン６と排塵口７が設
けられ、脱穀装置８が構成されている。９はフイ
ードチエーンであり、１０は排ワラチエーンであ
る。又、１１は二番物を扱室に戻すスワローであ
る。
前記扱室１には、外周面に扱歯１２…を分散し
て植設した扱胴１３が軸架され、その扱胴１３の
下方に、一番物としての穀粒をろ過する受網１４
が設けられ、かつ、その受網１４の後方に、脱穀
処理物及び脱穀排ワラを扱室１から排出する排出
口１５が設けられている。
て植設した扱胴１３が軸架され、その扱胴１３の
下方に、一番物としての穀粒をろ過する受網１４
が設けられ、かつ、その受網１４の後方に、脱穀
処理物及び脱穀排ワラを扱室１から排出する排出
口１５が設けられている。
前記扱胴１３の後端面に、周方向に90度づつ位
相を変えて、扱胴１３の回転軸芯Ｘと平行な軸芯
Ｙ周りで揺動自在に、円形状の板状体１６が枢支
連結され、扱胴１３の回転に伴う遠心力により、
板面方向を扱胴回転軸芯Ｘに直交する面と平行に
した状態で扱胴１３の外周面より径方向外方に突
出位置し、排出口１５から排出される排ワラに板
状体１６…を作用させ、排ワラ中のササリ籾を除
去するように構成されている。
相を変えて、扱胴１３の回転軸芯Ｘと平行な軸芯
Ｙ周りで揺動自在に、円形状の板状体１６が枢支
連結され、扱胴１３の回転に伴う遠心力により、
板面方向を扱胴回転軸芯Ｘに直交する面と平行に
した状態で扱胴１３の外周面より径方向外方に突
出位置し、排出口１５から排出される排ワラに板
状体１６…を作用させ、排ワラ中のササリ籾を除
去するように構成されている。
この板状体１６…は、夫々が作用する脱穀処理
物や排ワラの量に応じてその突出量が自ずと変化
し、排ワラの排出に対する抵抗を少なくできる利
点がある。
物や排ワラの量に応じてその突出量が自ずと変化
し、排ワラの排出に対する抵抗を少なくできる利
点がある。
第３図は、板状体１６…の形状を変えた他の実
施例を示し、全体として刀状で、かつ、扱胴１３
の回転方向下手側程、扱胴１３の外周面からの突
出量が大になる状態で設けられ、排ワラ中に抵抗
少なく突入させやすいように構成されている。
施例を示し、全体として刀状で、かつ、扱胴１３
の回転方向下手側程、扱胴１３の外周面からの突
出量が大になる状態で設けられ、排ワラ中に抵抗
少なく突入させやすいように構成されている。
本考案の板状体１６の形状は、矩形状や三角形
状等種々変更可能である。
状等種々変更可能である。
第１図は脱穀装置の縦断面図、第２図は第１図
のＡ−Ａ線断面図、第３図は他の実施例の断面図
である。 １……扱室、１３……扱胴、１４……受網、１
５……排出口、１６……板状体、Ｘ……扱胴回転
軸芯、Ｙ……板状体揺動軸芯。
のＡ−Ａ線断面図、第３図は他の実施例の断面図
である。 １……扱室、１３……扱胴、１４……受網、１
５……排出口、１６……板状体、Ｘ……扱胴回転
軸芯、Ｙ……板状体揺動軸芯。
Claims (1)
- 扱胴１３を軸架した扱室１の下方に穀粒ろ過用
の受網１４を設けると共に、該受網１４の後方
に、脱穀処理物及び脱穀排ワラの排出口１５を設
けた脱穀装置において、前記受網１４よりも後方
側箇所で、前記扱胴１３に、その板面方向を扱胴
回転軸芯Ｘに直交する面と平行にすると共に前記
扱胴１３の外周面よりも径方向外方に突出した位
置に変位自在な状態で、扱胴回転軸芯Ｘと平行な
軸芯Ｙ周りで揺動自在に板状体１６を枢支連結し
てあることを特徴とする脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165083U JPS59196052U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165083U JPS59196052U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 脱穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196052U JPS59196052U (ja) | 1984-12-26 |
| JPS6442Y2 true JPS6442Y2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=30221690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165083U Granted JPS59196052U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196052U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0626119Y2 (ja) * | 1991-06-20 | 1994-07-20 | ヤンマー農機株式会社 | スクリュー式脱穀機における扱歯 |
-
1983
- 1983-06-14 JP JP9165083U patent/JPS59196052U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59196052U (ja) | 1984-12-26 |
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