JPS5844218Y2 - レバ−の作動位置保持構造 - Google Patents
レバ−の作動位置保持構造Info
- Publication number
- JPS5844218Y2 JPS5844218Y2 JP1980047847U JP4784780U JPS5844218Y2 JP S5844218 Y2 JPS5844218 Y2 JP S5844218Y2 JP 1980047847 U JP1980047847 U JP 1980047847U JP 4784780 U JP4784780 U JP 4784780U JP S5844218 Y2 JPS5844218 Y2 JP S5844218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- hole
- pin
- lock lever
- operating position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、レバー又は基板の何れか一方に植設したピン
を、その他方に穿設された長孔に遊嵌することにより、
レバーを一定の範囲移動させるようにするとともに、前
記ピンを、長孔の一端部に当接させることによって、一
定の作動位置で停止させておくことができるようにした
構造に関するものである。
を、その他方に穿設された長孔に遊嵌することにより、
レバーを一定の範囲移動させるようにするとともに、前
記ピンを、長孔の一端部に当接させることによって、一
定の作動位置で停止させておくことができるようにした
構造に関するものである。
従来、自動車側扉、あるいは蓋時のロック装置において
、その施解錠機構を構成するロックレバ−を、施解錠時
に、施錠の位置と解錠の位置のように、2つの異なる位
置に保持させるためには、ターンオーバースプリングを
用い、そのオーバーセンター作用を利用して、いずれか
の位置をとらせるようにしていた。
、その施解錠機構を構成するロックレバ−を、施解錠時
に、施錠の位置と解錠の位置のように、2つの異なる位
置に保持させるためには、ターンオーバースプリングを
用い、そのオーバーセンター作用を利用して、いずれか
の位置をとらせるようにしていた。
しかし、このようなものでは、ロックレバ−のロック装
置への組付時に、プレロード状態で組付作業を行わなけ
ればならないため、組付作業に多大の経験と熟練とを要
し、また、ロックレバ−の作動時には、ターンオーバー
スプリングの巻同部が傾いて、レバーとその組付基板と
を押圧し、両者間を接触させた状態で移動させるため、
その操作力が重くなり、円滑性に欠けるとともに、不快
な操作音を発し、また場合によっては、スプリングの接
触部が摩耗し、切損してしまうおそれがあり、この点の
改善が望まれているところである。
置への組付時に、プレロード状態で組付作業を行わなけ
ればならないため、組付作業に多大の経験と熟練とを要
し、また、ロックレバ−の作動時には、ターンオーバー
スプリングの巻同部が傾いて、レバーとその組付基板と
を押圧し、両者間を接触させた状態で移動させるため、
その操作力が重くなり、円滑性に欠けるとともに、不快
な操作音を発し、また場合によっては、スプリングの接
触部が摩耗し、切損してしまうおそれがあり、この点の
改善が望まれているところである。
本考案は、叙上の点に鑑み、ターンオーバースプリング
の代りに、長手方向の中間に、可撓性の狭窄部を有する
合成樹脂型の保持部材を用いて、レバーの異なる2つの
作動位置への保持と、長手方向の円滑な作動を可能とし
たレバーの作動位置保持構造を提供することを目的とす
るもので、以下、これを、自動車のトランクロック装置
に適用した実施例を、図に基いて説明する。
の代りに、長手方向の中間に、可撓性の狭窄部を有する
合成樹脂型の保持部材を用いて、レバーの異なる2つの
作動位置への保持と、長手方向の円滑な作動を可能とし
たレバーの作動位置保持構造を提供することを目的とす
るもので、以下、これを、自動車のトランクロック装置
に適用した実施例を、図に基いて説明する。
1は自動車のトランスロック装置、2は、車体側に固着
されるストライカ、3は、トランクリッド側に固着され
る基板、4は、基板3にピン5をもって枢着されたラッ
チ部材、4aはラッチ部材4に設けられた保合部、6は
、基板3にピン7をもって枢着されたポール部材、6a
はポール部材6Jこ設けられた係止爪、6bはポール部
材6の先端の操作部、6Cは、ポール部材6における操
作部6bの下方の左側縁に設けられた前方を向く係止片
、8はロックレバ−18aはロックレバ−8の先端部に
長手方向に穿設された長孔、8bはロックレバ−8の先
端部折曲部、9は、ラッチ部材4とポール部材6との間
に懸止された引張りばね、10は、基板3とロックレバ
−8との間に懸止された引張りばね、11は保持部材、
12は、保持部材11に設けたまゆ形抑止孔、12 a
は可撓性狭窄部、12 bは筒縁、13は鍔縁、13
aはロックレバ−8端の新曲部8bを装着した操作摘み
部、14は、一端をロックレバ−8に、かつ他端を車内
の操作バンドル(図示略)に、それぞれ連結されたワイ
ヤである。
されるストライカ、3は、トランクリッド側に固着され
る基板、4は、基板3にピン5をもって枢着されたラッ
チ部材、4aはラッチ部材4に設けられた保合部、6は
、基板3にピン7をもって枢着されたポール部材、6a
はポール部材6Jこ設けられた係止爪、6bはポール部
材6の先端の操作部、6Cは、ポール部材6における操
作部6bの下方の左側縁に設けられた前方を向く係止片
、8はロックレバ−18aはロックレバ−8の先端部に
長手方向に穿設された長孔、8bはロックレバ−8の先
端部折曲部、9は、ラッチ部材4とポール部材6との間
に懸止された引張りばね、10は、基板3とロックレバ
−8との間に懸止された引張りばね、11は保持部材、
12は、保持部材11に設けたまゆ形抑止孔、12 a
は可撓性狭窄部、12 bは筒縁、13は鍔縁、13
aはロックレバ−8端の新曲部8bを装着した操作摘み
部、14は、一端をロックレバ−8に、かつ他端を車内
の操作バンドル(図示略)に、それぞれ連結されたワイ
ヤである。
しかして、基板3にピン7を植設し、ロックレバ−8の
先端部の長孔8aにピン7を遊嵌するとともに、中間に
可撓性狭窄部12 aを有する鍔縁12b付きのまゆ形
押止孔12が長手方向に穿設され、かつ該まゆ形押止孔
12の周囲に鍔縁13を有する保持部材11における前
記鍔縁12 bを、ロックレバ−8の長孔8a内に嵌合
することにより、保持部材11をロックレバ−8と基板
3との間に介設してあり、かつ前記ピン7を、鍔縁12
bの中で保持しである。
先端部の長孔8aにピン7を遊嵌するとともに、中間に
可撓性狭窄部12 aを有する鍔縁12b付きのまゆ形
押止孔12が長手方向に穿設され、かつ該まゆ形押止孔
12の周囲に鍔縁13を有する保持部材11における前
記鍔縁12 bを、ロックレバ−8の長孔8a内に嵌合
することにより、保持部材11をロックレバ−8と基板
3との間に介設してあり、かつ前記ピン7を、鍔縁12
bの中で保持しである。
かくして、公知のように、トランクリッドに設けられた
シリンダ錠(図示略)にキー(図示略)を挿入して所要
方向に回転させ、キーレバー(図示略)により、ポール
部材6の操作部6bを、引張りばね9の付勢力に抗して
、第1図における左方に押動し、ポール部材6をピン7
を中心に第1図における反時計方向に回動させ、係止爪
6aとラッチ部材4の係合部4aとの係合を解除するこ
とにより、車朴からキー操作によりトランクを開けるこ
とができる。
シリンダ錠(図示略)にキー(図示略)を挿入して所要
方向に回転させ、キーレバー(図示略)により、ポール
部材6の操作部6bを、引張りばね9の付勢力に抗して
、第1図における左方に押動し、ポール部材6をピン7
を中心に第1図における反時計方向に回動させ、係止爪
6aとラッチ部材4の係合部4aとの係合を解除するこ
とにより、車朴からキー操作によりトランクを開けるこ
とができる。
また、トランクリッドを開いた状態で、操作摘み部13
aを、可撓性狭窄部12 aの弾発力に抗して、上下動
させることにより、ロックレバ−8を、第1図乃至第3
図に実線で示す解錠位置と、第3図に想像線で示す施錠
位置とに移動させることができる。
aを、可撓性狭窄部12 aの弾発力に抗して、上下動
させることにより、ロックレバ−8を、第1図乃至第3
図に実線で示す解錠位置と、第3図に想像線で示す施錠
位置とに移動させることができる。
ロックレバ−8が、解錠位置にあるときは、車内の例え
ば運転席の近傍に設けられた操作バンドルを操作して、
ワイヤ14を第1図左方に牽引することにより、ロック
レバ−8は、ピン7を中心に第1図における反時計方向
に回動させられ、かつそれと同時に、ロックレバ−8の
上端部が係止片6Cに当接して、ポール部材6も同方向
に回動させられ、係止爪6aとラッチ部材4の係合部4
aとの係合が解除され、I−ランクを開けることができ
る。
ば運転席の近傍に設けられた操作バンドルを操作して、
ワイヤ14を第1図左方に牽引することにより、ロック
レバ−8は、ピン7を中心に第1図における反時計方向
に回動させられ、かつそれと同時に、ロックレバ−8の
上端部が係止片6Cに当接して、ポール部材6も同方向
に回動させられ、係止爪6aとラッチ部材4の係合部4
aとの係合が解除され、I−ランクを開けることができ
る。
しかし、ロックレバ−8が施錠位置にあるときは、ロッ
クレバ−8の上端部の回動軌跡は、係止片6Cから下方
に炸れるので、車内の操作バンドルを操作して、ワイヤ
14を牽引し、ロックレバ−8を第1図における反時計
方向に回動させても、ロックレバ−8が空振りするだけ
で、ポール部材6を同方向に回動させることばで゛きず
、車内からは開扉不能となる。
クレバ−8の上端部の回動軌跡は、係止片6Cから下方
に炸れるので、車内の操作バンドルを操作して、ワイヤ
14を牽引し、ロックレバ−8を第1図における反時計
方向に回動させても、ロックレバ−8が空振りするだけ
で、ポール部材6を同方向に回動させることばで゛きず
、車内からは開扉不能となる。
なお、ストライカ2をトランクリッド側に固着し、かつ
基板3を車体側に固着して実施してもよい。
基板3を車体側に固着して実施してもよい。
本考案は、上述したように、ロックレバ−8と基板3と
の間に介設した保持部材11におけるまゆ形押止孔12
の鍔縁12 bが、ロックレバ−8の長孔8a内に嵌合
しており、かつまゆ形押止孔12の中間には、可撓性狭
窄部12 a 、12 aを設けであるから、ピン7は
、この可撓性狭窄部12 aの何れか一方の端部におい
て、長孔8a内に保持されていることになる。
の間に介設した保持部材11におけるまゆ形押止孔12
の鍔縁12 bが、ロックレバ−8の長孔8a内に嵌合
しており、かつまゆ形押止孔12の中間には、可撓性狭
窄部12 a 、12 aを設けであるから、ピン7は
、この可撓性狭窄部12 aの何れか一方の端部におい
て、長孔8a内に保持されていることになる。
ロックレバ−8を施錠の位置から解錠の位置へ、又は解
錠の位置から施錠の位置へ作動させると、ピン7は、可
撓性狭窄部12 aを押し開き、まゆ形押止孔12の一
端から他端へ、又は他端から一端へ移動し、しかも、ピ
ン7の通過後には、可撓性狭窄部12 a 、12 a
は原形に復するから、ピン7は移動した位置にそのまま
保持されることになる。
錠の位置から施錠の位置へ作動させると、ピン7は、可
撓性狭窄部12 aを押し開き、まゆ形押止孔12の一
端から他端へ、又は他端から一端へ移動し、しかも、ピ
ン7の通過後には、可撓性狭窄部12 a 、12 a
は原形に復するから、ピン7は移動した位置にそのまま
保持されることになる。
なお、保持部材11を合成樹脂材製とすれば、ロロツク
レバー8の異なる2つの作動位置への移動は円滑に行わ
れるとともに、その保持も確実に行うことができ、かつ
一体成形しうるから、量産に適し、安価に提供すること
ができる。
レバー8の異なる2つの作動位置への移動は円滑に行わ
れるとともに、その保持も確実に行うことができ、かつ
一体成形しうるから、量産に適し、安価に提供すること
ができる。
以上は、基板3側にピン7を植設し、ロックレバ−8側
に長孔8aを穿設した場合について述べたが、ピン7を
ロックレバ−8側に、長孔8aを基板3側に設けても、
上記と同様の作用効果があることは云うまでもない。
に長孔8aを穿設した場合について述べたが、ピン7を
ロックレバ−8側に、長孔8aを基板3側に設けても、
上記と同様の作用効果があることは云うまでもない。
図面は、本考案に係るレバーの作動位置保持構造を自動
車のトランクロック装置においた場合の実施例を示すも
ので、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は、第
1図におけるIII−III線拡大断面図、第4図は、
要部の分解斜視図である。 1・・・・・・トランクロック装置、2・・・・・・ス
トライカ、3・・・・・・基板、4・・・・・・ラッチ
部材、4a・・・・・・係合部、5・・・・・・ピン、
6・・・・・・ポール部材、6a・・・・・・係止爪、
6b・・・・・・操作部、6C・・・・・・係止片、7
・・・・・・ピン、8・・・・・・ロックレバ−18a
・・・・・・折曲部、9.10・・・・・・引張りばわ
、11・・・・・・保持部材、12・・・・・・まゆ形
押止孔、12 a・・・・・・可撓性狭窄部、12b・
・・・・・鍔縁、13・・・・・・鍔縁、13a・・・
・・・操作摘み部、14・・・・・・ワイヤ。
車のトランクロック装置においた場合の実施例を示すも
ので、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は、第
1図におけるIII−III線拡大断面図、第4図は、
要部の分解斜視図である。 1・・・・・・トランクロック装置、2・・・・・・ス
トライカ、3・・・・・・基板、4・・・・・・ラッチ
部材、4a・・・・・・係合部、5・・・・・・ピン、
6・・・・・・ポール部材、6a・・・・・・係止爪、
6b・・・・・・操作部、6C・・・・・・係止片、7
・・・・・・ピン、8・・・・・・ロックレバ−18a
・・・・・・折曲部、9.10・・・・・・引張りばわ
、11・・・・・・保持部材、12・・・・・・まゆ形
押止孔、12 a・・・・・・可撓性狭窄部、12b・
・・・・・鍔縁、13・・・・・・鍔縁、13a・・・
・・・操作摘み部、14・・・・・・ワイヤ。
Claims (1)
- レバー又は基板の何れか一方にピンを植設し、その他方
にピンを遊嵌する長孔を穿設するとともに、中間に可撓
性狭窄部を有する筒縁付のまゆ形抑止孔を長平方向に穿
設し、該まゆ形抑止孔の周囲に鍔縁を形成した保持部材
を、まゆ形抑止孔の筒縁を長孔に嵌合した状態で、レバ
ーと基板との間に介設したことを特徴とするレバー作動
位置保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980047847U JPS5844218Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | レバ−の作動位置保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980047847U JPS5844218Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | レバ−の作動位置保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149766U JPS56149766U (ja) | 1981-11-10 |
JPS5844218Y2 true JPS5844218Y2 (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=29642844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980047847U Expired JPS5844218Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | レバ−の作動位置保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844218Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7206877B2 (ja) * | 2018-12-14 | 2023-01-18 | 株式会社アイシン | 車両用ドアロック構造 |
-
1980
- 1980-04-09 JP JP1980047847U patent/JPS5844218Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149766U (ja) | 1981-11-10 |
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