JPS5843137Y2 - ゴム・プラスチツク絶縁ケ−ブル - Google Patents
ゴム・プラスチツク絶縁ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS5843137Y2 JPS5843137Y2 JP1976127893U JP12789376U JPS5843137Y2 JP S5843137 Y2 JPS5843137 Y2 JP S5843137Y2 JP 1976127893 U JP1976127893 U JP 1976127893U JP 12789376 U JP12789376 U JP 12789376U JP S5843137 Y2 JPS5843137 Y2 JP S5843137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal shielding
- shielding layer
- layer
- rubber
- protective sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、特に金属遮蔽層を設けて成るゴム・プラスチ
ック絶縁ケーブルの改良に関するものである。
ック絶縁ケーブルの改良に関するものである。
通常、高電圧用として使用される電カケープルにおいて
は、電界が外部に波及するのを無くシ、以って安全な電
カケープルを提供することを目的として、更にはそれ自
身の機械的安定性の向上を目的として金属遮蔽層が設け
られていることはすでに知るところである。
は、電界が外部に波及するのを無くシ、以って安全な電
カケープルを提供することを目的として、更にはそれ自
身の機械的安定性の向上を目的として金属遮蔽層が設け
られていることはすでに知るところである。
而して、従来一般のこの種型カケープルの代表例として
は、導体上に内部半導電層、絶縁層及び外部半導電層を
三層同時に押出せしめて成る線心の該外部半導電層上に
任意の遮蔽用金属テープを巻付け、更にこの周上に保護
シースを押出形成せしめて戊るものがある。
は、導体上に内部半導電層、絶縁層及び外部半導電層を
三層同時に押出せしめて成る線心の該外部半導電層上に
任意の遮蔽用金属テープを巻付け、更にこの周上に保護
シースを押出形成せしめて戊るものがある。
然るに、上記従来一般の電カケープルにおいては使用中
にヒートサイクルを受けた場合に、金属遮蔽層に皺を呈
し易く、最悪の場合には、この皺の部分を起点として絶
縁破壊を引き起こしてしまう憂いがあった。
にヒートサイクルを受けた場合に、金属遮蔽層に皺を呈
し易く、最悪の場合には、この皺の部分を起点として絶
縁破壊を引き起こしてしまう憂いがあった。
尚、このことは次の理由による。
即ち、ヒートサイクルを受けたこの種型カケープルにお
いては、絶縁層を始めとして内・外部半導電性がかなり
膨張収縮をするが、この絶縁層及び内・外部半導電層の
膨張収縮に対して金属遮蔽層が追従できず、このために
当該金属遮蔽層に相当なだぶつきを生ずることに起因す
る。
いては、絶縁層を始めとして内・外部半導電性がかなり
膨張収縮をするが、この絶縁層及び内・外部半導電層の
膨張収縮に対して金属遮蔽層が追従できず、このために
当該金属遮蔽層に相当なだぶつきを生ずることに起因す
る。
本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであって、上
述の難点を一掃し得る有用なケーブルの提供を目的とし
、その要旨とするところは、導体と該導体上に直接ある
いは所定の内部半導電層を介して押出形成されたゴム・
プラスチック絶縁層と、該絶縁層」二に形成された外部
半導電層と、該外部半導電層上に形成され、且つそれ自
身の表面に小孔を有する盛り上がり部を多数設けた金属
遮蔽層と、該金属遮蔽層上に押出形成された保護シース
とよりな))、上記保護シー又はその一部を上記金属遮
蔽層の小孔より盛り上がり部の内部に減り込ませること
でそれ自身の内側に該金属遮蔽層を結着せしめて戊る点
にある。
述の難点を一掃し得る有用なケーブルの提供を目的とし
、その要旨とするところは、導体と該導体上に直接ある
いは所定の内部半導電層を介して押出形成されたゴム・
プラスチック絶縁層と、該絶縁層」二に形成された外部
半導電層と、該外部半導電層上に形成され、且つそれ自
身の表面に小孔を有する盛り上がり部を多数設けた金属
遮蔽層と、該金属遮蔽層上に押出形成された保護シース
とよりな))、上記保護シー又はその一部を上記金属遮
蔽層の小孔より盛り上がり部の内部に減り込ませること
でそれ自身の内側に該金属遮蔽層を結着せしめて戊る点
にある。
次に、添付の図面を参照し乍ら、本考案の実施例を説明
するが、本考案が本実施例を以って限定的に解釈される
ものでないことは言うまでもない。
するが、本考案が本実施例を以って限定的に解釈される
ものでないことは言うまでもない。
本実施例以外にも幾つがの実施例が想到されるであろう
が、それらが本質的に本考案の技術範囲内に属する以上
、勿論それらは本考案の一部である。
が、それらが本質的に本考案の技術範囲内に属する以上
、勿論それらは本考案の一部である。
さて、第1図において、1は導体、2,3.4は夫々該
導体1上に順次押出形成された内部半導電層、架橋化ポ
リエチレン絶縁層、外部半導電層にして、更に詳しくは
これら2,3.4は三層同時押出により形成されて戊る
。
導体1上に順次押出形成された内部半導電層、架橋化ポ
リエチレン絶縁層、外部半導電層にして、更に詳しくは
これら2,3.4は三層同時押出により形成されて戊る
。
5は上記外部半導電層4上に形成された金属遮蔽層にし
て、これは第2図あるいは第3図に示す如くそれ自身の
表面に、側方に向って開口する小孔6を有する盛り上が
り部8を多数設けた銅テープの巻付けにより構成されて
戒る。
て、これは第2図あるいは第3図に示す如くそれ自身の
表面に、側方に向って開口する小孔6を有する盛り上が
り部8を多数設けた銅テープの巻付けにより構成されて
戒る。
7は上記金属遮蔽層5上に押出形成された塩化ビニル保
護シースにして、該保護シース7はその一部を上記金属
遮蔽層5の小孔6より盛り上がり部8内に減り込ませて
戊る。
護シースにして、該保護シース7はその一部を上記金属
遮蔽層5の小孔6より盛り上がり部8内に減り込ませて
戊る。
而して、上記保護シース7はその内側に金属遮蔽層5を
結着支持せしめて成る。
結着支持せしめて成る。
さて斯様にして構成される本実施例ケーブルによれば、
それ自身の表面に側方に向って開口する小孔を有する盛
り上がり部を多数設けた銅テープを以って金属遮蔽層と
威し、該金属遮蔽層上に押出形成された塩化ビニルを以
って保護シースと或し、而して上記保護シー又はその一
部を上記金属遮蔽層の小孔より盛り上がり部の内部に減
り込ませることでその内側に該金属遮蔽層を完全に結着
支持せしめて成ることから、たとえヒートサイクルを受
けて金属遮蔽層が外部半導電層に対してだぶつきを生じ
たとしても当該遮蔽層に皺を呈することに至っては、こ
れを効果的に防止し得る。
それ自身の表面に側方に向って開口する小孔を有する盛
り上がり部を多数設けた銅テープを以って金属遮蔽層と
威し、該金属遮蔽層上に押出形成された塩化ビニルを以
って保護シースと或し、而して上記保護シー又はその一
部を上記金属遮蔽層の小孔より盛り上がり部の内部に減
り込ませることでその内側に該金属遮蔽層を完全に結着
支持せしめて成ることから、たとえヒートサイクルを受
けて金属遮蔽層が外部半導電層に対してだぶつきを生じ
たとしても当該遮蔽層に皺を呈することに至っては、こ
れを効果的に防止し得る。
更に詳しくは、本実施例ケーブルによれば、金属遮蔽層
の保護シースへの支持は、ケーブルの径方向に対しても
完全に行なえ得るため、特にケーブルの径方向の膨張収
縮に対して安定した構造を提供でき、その結果前述のよ
うな優れた効果を奏し得るのである。
の保護シースへの支持は、ケーブルの径方向に対しても
完全に行なえ得るため、特にケーブルの径方向の膨張収
縮に対して安定した構造を提供でき、その結果前述のよ
うな優れた効果を奏し得るのである。
以上の説明からも、本考案ケーブルによればその電気的
特性はもとより機械的特性の点でも著しい改良が期待で
きることは明らがであり、従ってその工業的価値は極め
て大きい。
特性はもとより機械的特性の点でも著しい改良が期待で
きることは明らがであり、従ってその工業的価値は極め
て大きい。
第1図は本考案ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの一実
施例説明図である。 第2図及び第3図は上記実施例において使用される遮蔽
用銅テープの詳細説明図である。 1:導体、2:内部半導電層、3:架橋化ポリエチレン
絶縁層、4:外部半導電層、5:金属遮蔽層、6:小孔
、7:塩化ビニル保護シース、8:盛り上がり部。
施例説明図である。 第2図及び第3図は上記実施例において使用される遮蔽
用銅テープの詳細説明図である。 1:導体、2:内部半導電層、3:架橋化ポリエチレン
絶縁層、4:外部半導電層、5:金属遮蔽層、6:小孔
、7:塩化ビニル保護シース、8:盛り上がり部。
Claims (1)
- 導体と、該導体上に直接あるいは所定の内部半導電層を
介して押出形成されたゴム・プラスチック絶縁層と、該
絶縁層上に形成された外部半導電層と、該外部半導電層
」二に形成され、且つそれ自身の表面に小孔を有する盛
り上がり部を多数設けた金属遮蔽層と、該金属遮蔽層上
に押出形成された保護シースとより成り、上記保護シー
又はその一部を上記金属遮蔽層の小孔より盛り上がり部
の内部に)成り込ませることでそれ自身の内側に該金属
遮蔽層を結着せしめて成ることを特徴とするゴム・プラ
スチック絶縁ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976127893U JPS5843137Y2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | ゴム・プラスチツク絶縁ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976127893U JPS5843137Y2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | ゴム・プラスチツク絶縁ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5345484U JPS5345484U (ja) | 1978-04-18 |
JPS5843137Y2 true JPS5843137Y2 (ja) | 1983-09-29 |
Family
ID=28737192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976127893U Expired JPS5843137Y2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | ゴム・プラスチツク絶縁ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843137Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751309A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-26 | Minoru Itagaki | Circular sign plate and burying thereof |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4421161Y1 (ja) * | 1966-01-21 | 1969-09-08 | ||
JPS4812576B1 (ja) * | 1970-07-17 | 1973-04-21 | ||
JPS4926455U (ja) * | 1972-06-08 | 1974-03-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4812576U (ja) * | 1971-06-23 | 1973-02-12 |
-
1976
- 1976-09-22 JP JP1976127893U patent/JPS5843137Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4421161Y1 (ja) * | 1966-01-21 | 1969-09-08 | ||
JPS4812576B1 (ja) * | 1970-07-17 | 1973-04-21 | ||
JPS4926455U (ja) * | 1972-06-08 | 1974-03-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5345484U (ja) | 1978-04-18 |
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