JPS646582Y2 - - Google Patents

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JPS646582Y2
JPS646582Y2 JP10122783U JP10122783U JPS646582Y2 JP S646582 Y2 JPS646582 Y2 JP S646582Y2 JP 10122783 U JP10122783 U JP 10122783U JP 10122783 U JP10122783 U JP 10122783U JP S646582 Y2 JPS646582 Y2 JP S646582Y2
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JP
Japan
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tape
metal tape
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metal
exposed portion
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JP10122783U
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JPS609307U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は漏洩同軸ケーブルに係り、特にその外
部導体を改良した漏洩同軸ケーブルに関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 漏洩同軸ケーブルは、中心導体外周に充実ポリ
エチレン絶縁体、発泡ポリエチレン絶縁体、ある
いはポリエチレンコルデルひも等を形成し、その
外周に外部導体およびプラスチツクシースを形成
することにより製造される。
外部導体は例えば実公昭54−14952号公報に記
載されているような金属−プラスチツク複合テー
プが使用される。このような複合テープは円筒成
形の際テープが波打つたり座屈したりするのを防
止するためある程度剛性の高いものを使用するの
が普通である。
(背景技術の問題点) ところが、このような従来の複合テープには次
のような欠点がある。
円筒成形する際テープ両縁が重なり合うが、
この部分の剛性が高いとテープエツジが十分円
くならない。
テープの重なり部分の外形を適当な手段で整
えても、重なり部分に径方向の隙間が生じたり
長手方向に波を打ち漏洩同軸ケーブルの伝送特
性を劣化させる。
(考案の目的) 本考案は以上の点に着目してなされたもので、
良好な円筒成形を施し得る外部導体複合テープを
有する漏洩同軸ケーブルを提供するものである。
(考案の概要) 本考案は即ち、外部導体用複合テープとして、
広幅の金属テープにこれより狭い幅の金属テープ
を貼着し、少くとも一方の縁に金属テープのみか
ら成る金属テープ露出部分を所定幅残したことを
特徴としている。
この金属テープ部分は十分広幅とされているの
で、円筒成型後他方の縁の金属テープと接触して
円周上の導通を確保し、かつ金属テープにより形
成される円筒の内面断面形状を真円に近ずけ、同
軸ケーブルとしての特性を維持するのに寄与す
る。
(考案の実施例) 第1図は本考案の漏洩同軸ケーブルの外部導体
用複合テープ斜視図である。
このテープは、第1の幅Aを有する金属テープ
1の一面にこれより狭い第2の幅Bを有するプラ
スチツクテープ2が貼着されたもので、左右両方
の縁に金属テープのみから成る金属テープ露出部
分3が形成されている。
ここで、金属テープはアルミニウムテープある
いは銅テープを使用し、プラスチツクテープは金
属テープと接する面に接着性の良いアイオノマー
テープ4を設け、反対側にはケーブルのポリエチ
レンシースと融着しないポリエステルテープ5等
をラミネートしたものを使用するのが好ましい。
金属テープには漏洩用スロツトが設けられ長手方
向に連続して波付けが施されているが、図示を省
略する。
第1図の複合テープのプラスチツクテープ2の
幅は、金属テープ1の幅の90パーセント以下と
し、少くとも一方の金属テープ露出部分3の幅が
金属テープの10パーセント以上となるようにす
る。この場合、他方の金属テープ露出部分が設け
られないこともあるがこれはさしつかえない。
このような複合テープを漏洩同軸ケーブルの外
部導体を形成するために円筒成形したところを第
2図に示す。
図において、金属テープはプラスチツクテープ
の内側で円筒部分を形成し、金属テープ露出部分
は他方の縁の金属テープ下側に十分まわり込んで
その真円度を整えている。中心導体6外周にコル
デルひも7が巻回されているが、この直上あるい
はコルデルひも外周にプラスチツクチユーブ9を
形成した後複合テープが円筒成形される。最外周
にはポリエチレンや塩化ビニルシース8が押出し
被覆される。
第2図において、金属テープ露出部分のみが重
なり合つた部分は、円筒成形の際押し圧調整によ
つて真円度の制御がし易い。金属テープ1がプラ
スチツクチユーブ9によくなじむからである。
第3図は、外側の金属テープ露出部分を無く
し、内側の金属テープ露出部分外周が他方の縁に
完全に覆われた実施例である。
この実施例では、外圧に弱い金属テープ露出部
分が保護されているので、シースを被覆する際に
これが変形することが無い。
〔実施例〕
厚さ0.2mm幅134mmのアルミニウムテープに厚さ
0.35mm幅119mmのプラスチツクテープを貼着し、
両端に15mmづつアルミニウムテープ露出部分を設
けた複合テープを製作した。
この複合テープを用いて漏洩同軸ケーブルを製
造したところ、従来よりも高速でテープの円筒成
形を行なつても十分な伝送特性が得られた。
これと比較して両端に5mmづつアルミテープ露
出部分を設けたものは、成型速度を上昇させると
テープ重なり部分の真円度が乱れ特性の低下がみ
られた。
(考案の効果) 以上のように本考案は金属テープ露出部分の幅
を十分にとり導体の真円度を保つているので、漏
洩同軸ケーブルの特性を向上させかつその製造速
度のアツプを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の漏洩同軸ケーブル用複合テー
プの斜視図、第2図はこれを用いた漏洩同軸ケー
ブルの横断面図、第3図はその変形例横断面図で
ある。 1……金属テープ、2……プラスチツクテー
プ、3……金属テープ露出部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の幅を有する金属テープの一面に、これよ
    り狭い第2の幅を有するプラスチツクテープを貼
    着した少くとも一方に金属テープ露出部分を形成
    した複合テープを、前記金属テープを内側にして
    円筒成形した外部導体を有するものにおいて、前
    記第2の幅は前記第1の幅の90パーセント以下で
    あつて、一方の前記金属テープ露出部分の幅が前
    記第1の幅の10パーセント以上であり、前記一方
    の金属テープ露出部分は円筒成形後複合テープの
    他の縁部の金属テープと重なり合つていることを
    特徴とする漏洩同軸ケーブル。
JP10122783U 1983-06-29 1983-06-29 漏洩同軸ケ−ブル Granted JPS609307U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10122783U JPS609307U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 漏洩同軸ケ−ブル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10122783U JPS609307U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 漏洩同軸ケ−ブル

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Publication Number Publication Date
JPS609307U JPS609307U (ja) 1985-01-22
JPS646582Y2 true JPS646582Y2 (ja) 1989-02-21

Family

ID=30239131

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JP10122783U Granted JPS609307U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 漏洩同軸ケ−ブル

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JPS609307U (ja) 1985-01-22

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