JPS6337462B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6337462B2
JPS6337462B2 JP9658282A JP9658282A JPS6337462B2 JP S6337462 B2 JPS6337462 B2 JP S6337462B2 JP 9658282 A JP9658282 A JP 9658282A JP 9658282 A JP9658282 A JP 9658282A JP S6337462 B2 JPS6337462 B2 JP S6337462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
cover body
cover
connector
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9658282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58214285A (ja
Inventor
Sanji Yotsugi
Eiji Katayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Yotsugi Co Ltd
Original Assignee
Kansai Denryoku KK
Yotsugi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Denryoku KK, Yotsugi Co Ltd filed Critical Kansai Denryoku KK
Priority to JP9658282A priority Critical patent/JPS58214285A/ja
Publication of JPS58214285A publication Critical patent/JPS58214285A/ja
Publication of JPS6337462B2 publication Critical patent/JPS6337462B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は送電線など被覆導線の接続個所を覆う
絶縁カバーに関する。
従来から被覆導線の接続個所には、カバーを複
数回巻付けで覆つている。巻付けられたテープの
層厚は、充分な絶縁性を保つために導線の被覆層
の厚み以上でなければならない。このような先行
技術では、テープの前記層厚を知るために巻付け
回数を数えて作業を行なわなければならず作業が
面倒であり、またその巻付け回数を作業終了後点
検することも不可能である。したがつて接続個所
の確実な絶縁を行なうことが困難である。また導
線の被覆層外周面と巻回されたテープとの密着状
態が不充分になりやすく、これによつて接続個所
内に雨水などが侵入し腐食を生じることになる。
このような問題を解決するために、他の先行技術
ではテープによる巻付け個所の外周に合成樹脂な
どから成るチユーブカバーを取付け、沿面距離を
得ている。しかしこのような先行技術でもまた導
線の被覆層外周面とテープとの隙間から雨水が侵
入して腐食を生じるという問題は解決されない。
本発明の目的は、簡単な作業によつて絶縁を確
実に行なうとともに、雨水などの侵入を防いで導
線の腐食を防ぐようにした絶縁カバーを提供する
ことである。
第1図は本発明の一実施例の分解斜視図であ
る。導線1,2は電気絶縁性材料たとえば合成樹
脂などからなる被覆層3,4によつて被覆されて
いる。導線1,2は略C字形の接続具5によつて
相互に接触した状態で挾持され、それによつて導
線1,2の電気的接続が行なわれている。接続具
5によつて接続された導線1,2の接続個所は、
予め準備されている絶縁カバー6によつて覆われ
る。
第2図は第1図の切断面線−から見た断面
図であり、第3図は第1図の切断面線−から
見た断面図である。絶縁カバー6は、期本的には
カバー本体7とシート状ゴム8とを含む。カバー
本体7は、第1図および第3図の左右方向に沿う
軸線に沿つて、周方向に複数(この実施例では
2)に分割されたカバー本体部分7a,7bから
成る。このカバー本体部分7a,7bは電気絶縁
性材料たとえば合成樹脂から成り、剛性を有す
る。カバー本体7は組み合されたとき直円筒部9
とその両端に形成された先細状の中空円錐台部1
0,11とから成る。カバー本体部分7a,7b
は直円筒部9において、薄肉の連結部12によつ
て連結される。このようなカバー本体部分7a,
7bおよび連結部12は、合成樹脂の一体成形に
よつて形成される。
カバー本体部分7a,7b内には、電気絶縁性
であつてかつ粘着性を有するシート状ゴム8が張
架される。このシート状ゴム8の両端部は、カバ
ー本体部分7aの中空円錐台部10,11に充填
されているゴム13,14に連なる。このように
してゴム8,13,14と、カバー本体部分7a
の内面とによつて、気密な空間15が形成され
る。このような構成は、もう1つのカバー本体部
分7bに関しても同様である。
第4図は導線1,2が絶縁カバー6によつて覆
われた状態を示す断面図であり、第5図は切断面
線−から見た断面図であり、第6図は切断面
線−から見た断面図である。カバー本体部分
7a,7b間に、接続具5によつて接続された導
線1,2を介在し、その接続具5は直円筒部9に
位置する。そこでカバー本体部分7a,7bを連
結部12のまわりに角変位して抑え付ける。これ
によつて空間15の内圧がゴム8に作用し、導線
1,2および接続具5は、全外周にゴム8が密着
して気密に覆われる。カバー本体部分7aに形成
されている空間15、およびもう1つのカバー本
体部分7bに形成されている同様な空間16の内
圧によつて、ゴム8が導線1,2および接続具5
の全外周に密着するのが確実になる。カバー本体
部分7aの両端部に充填されたゴム13,14お
よびそれと同様なカバー本体部分7bのゴム1
7,18は、被覆層3,4の外周に密着する。被
覆層3,4の厚みをδ1とし中空円錐台部10,1
1とゴム13,14,17,18の厚みをδ2とす
るとき δ1≦δ2 …(1) となるようにδ2が選ばれる。このことによつて導
線1,2の接続個所を絶縁カバー6で覆うだけ
で、この接続個所は被覆層3,4の厚みδ1よりも
厚い電気絶縁層で覆われることになる。ゴム8,
13,14,17,18は粘着性を有し、したが
つて密着後においてカバー本体部分7a,7bが
開くことがない。
カバー本体部分7a,7bが開くことを確実に
防ぐために、一方のカバー本体部分7aの直円筒
部9に、軸線方向に沿つて延びる突起19を形成
し、もう1つのカバー本体部分7bには、この突
起19に係合する係合部20が形成される。この
ような突起19と係合部20が弾発的に係合する
ことによつて、カバー本体部分7a,7bが不所
望に開いてしまうことが確実に防がれる。突起1
9と係合部20は他の構成によつて実現されても
よい。
ゴム8,13,14,17,18は好ましくは
未加硫ブチルゴムが好適する。このようなゴムは
カバー本体部分7a,7bが密着されたのち、時
間経過とともに徐々に加硫が行なわれ、したがつ
て密着後硬化されるので、導線1,2の接続個所
を強固に覆うことが可能である。またこのような
ゴムは、電気絶縁性、耐候性および耐オゾン劣化
性に優れている。本発明の他の実施例として、ゴ
ムは加硫遅延剤が配合されたブチルゴム以外のゴ
ムであつてもよい。
以上のように本発明によれば、簡単な作業によ
つて導線の接続個所を覆うことができるようにな
る。このことは特に高所において作業を行なう場
合に作業所の安全を向上する。またゴムによつて
導線接続個所に雨水等が入ることが確実に防がれ
るので、導線の腐食を生じるおそれがない。この
ゴムによつて導線および導線の接続個所を被覆層
よりも厚く覆うことが容易に可能となる。さらに
また本発明によれば、ゴムとカバー本体部分の内
面とによつて気密な空間が形成されているので、
そのゴムが導線の接続個所の全外周面を気密に密
着して覆うことが可能になるとともに、ゴムの使
用量の低減を図ることができる。
本発明の他の実施例として、導線1,2および
接続具5の全外周にゴム8が密着することを確実
にするために、カバー本体部分7aよりも外方に
ゴム8をふくらませて空間15を大きく形成して
おく。これによつてカバー本体部分7a,7b
が、接続具5を挾んで当接されるとき、ゴム8が
空間15の内圧によつて導線1,2および接続具
5の全外周に密着することが一層確実になる。本
発明のさらに他の実施例として、カバー本体部分
7a,7bの当接時に空間15内にゴム13,1
4,17,18側から空気を圧送し、これによつ
てゴム8を導線1,2および接続具5の全外周に
密着することを一層確実にしてもよい。このよう
な改変は、当業者に容易であり前掲の特許請求の
範囲に含まれるものと解釈されなければならな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の分解斜視図、第2
図は第1図の切断面線−から見た断面図、第
3図は第1図の切断面線−から見た断面図、
第4図は絶縁カバー6によつて導線1,2を覆つ
た状態を示す断面図、第5図は第4図の切断面線
−から見た断面図、第6図は第4図の切断面
線−から見た断面図である。 1,2…導線、3,4…被覆層、5…接続具、
6…絶縁カバー、7…カバー本体、7a,7b…
カバー本体部分、8,13,14,17,18…
ゴム、15,16…空間、19…突起、20…係
合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸線に沿つて周方向に複数に分割された電気
    絶縁性材料から成るカバー本体の各部分に外方に
    臨んで、電気絶縁性であつてかつ粘着性を有する
    シート状ゴムを張架して、ゴムとカバー本体部分
    の内面とによつて気密な空間を形成したことを特
    徴とする絶縁カバー。
JP9658282A 1982-06-04 1982-06-04 絶縁カバ− Granted JPS58214285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9658282A JPS58214285A (ja) 1982-06-04 1982-06-04 絶縁カバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9658282A JPS58214285A (ja) 1982-06-04 1982-06-04 絶縁カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58214285A JPS58214285A (ja) 1983-12-13
JPS6337462B2 true JPS6337462B2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=14168937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9658282A Granted JPS58214285A (ja) 1982-06-04 1982-06-04 絶縁カバ−

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JP (1) JPS58214285A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7307219B1 (en) * 2006-06-07 2007-12-11 3M Innovative Properties Company Closure housing for sealing
ES2516191T3 (es) 2010-10-19 2014-10-30 3M Innovative Properties Company Carcasa para una conexión por cable

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58214285A (ja) 1983-12-13

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