JPS587550Y2 - 耐熱耐薬品性ケ−ブル - Google Patents
耐熱耐薬品性ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS587550Y2 JPS587550Y2 JP1973115985U JP11598573U JPS587550Y2 JP S587550 Y2 JPS587550 Y2 JP S587550Y2 JP 1973115985 U JP1973115985 U JP 1973115985U JP 11598573 U JP11598573 U JP 11598573U JP S587550 Y2 JPS587550 Y2 JP S587550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective layer
- layer made
- heat
- extruded
- nylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、耐熱性および耐薬品性に優れた電気ケーブル
に関する。
に関する。
従来から耐熱性および耐薬品性に優れたケーブルとして
、導体上に架橋ポリエチレンの絶縁層と軟質塩化ビニル
樹脂の保護被覆を順に設けたものが知られている。
、導体上に架橋ポリエチレンの絶縁層と軟質塩化ビニル
樹脂の保護被覆を順に設けたものが知られている。
しかるに、この種のケーブルでは架橋ポリエチレン絶縁
層の形成に例えば電子線照射のような架橋工程を必要と
し、製造コストが高くなる上に、化学薬品等がケーブル
に接した場合には、これが保護被覆を通して絶縁層にま
で浸透し、ケーブルの電気特性を低下させるという難点
がある。
層の形成に例えば電子線照射のような架橋工程を必要と
し、製造コストが高くなる上に、化学薬品等がケーブル
に接した場合には、これが保護被覆を通して絶縁層にま
で浸透し、ケーブルの電気特性を低下させるという難点
がある。
かかる難点を避けるため、架橋ポリエチレン絶縁体上に
ナイロンの押出被覆による薄い内部保護層を設けること
も考えられるが、絶縁層と内部保護層の押出しの中間に
架橋工程を要するため製造工程が煩雑になるという欠点
がある。
ナイロンの押出被覆による薄い内部保護層を設けること
も考えられるが、絶縁層と内部保護層の押出しの中間に
架橋工程を要するため製造工程が煩雑になるという欠点
がある。
本考案はかかる難点に鑑みなされたもので、導体上に、
高密度ポリエチレン又はポリプロピレンの押出被覆によ
る絶縁層、ナイロンの押出被覆による内部保護層および
ナイロン以外のプラスチックの押出被覆による外部保護
層を順に設けて成る耐熱耐薬品用ケーブルに関するもの
である。
高密度ポリエチレン又はポリプロピレンの押出被覆によ
る絶縁層、ナイロンの押出被覆による内部保護層および
ナイロン以外のプラスチックの押出被覆による外部保護
層を順に設けて成る耐熱耐薬品用ケーブルに関するもの
である。
以下図面に示す一実施例につき説明すると、Aは、ケー
ブル導体、2は高密度ポリエチレン又はボップロピレン
の押出被覆により形成した絶縁層、3はナイロンの押出
被覆による内部保護層、4は軟質塩化ビニル樹脂の押出
被覆による外部保護層である。
ブル導体、2は高密度ポリエチレン又はボップロピレン
の押出被覆により形成した絶縁層、3はナイロンの押出
被覆による内部保護層、4は軟質塩化ビニル樹脂の押出
被覆による外部保護層である。
以上のように構成して成る本考案は、絶縁層として耐熱
性に優れた高密度ポリエチレン又はポリプロピレンを使
用したから、高温時に負荷加重がかかつても絶縁層が変
形したり内部保護層が損傷を受けたりするおそれはなく
、またケーブルが化学薬品と接して外部保護被覆が膨潤
したような場合でもナイロンの内部保護被覆により遮断
されて、絶縁層まで化学薬品が浸透するようなことはな
い。
性に優れた高密度ポリエチレン又はポリプロピレンを使
用したから、高温時に負荷加重がかかつても絶縁層が変
形したり内部保護層が損傷を受けたりするおそれはなく
、またケーブルが化学薬品と接して外部保護被覆が膨潤
したような場合でもナイロンの内部保護被覆により遮断
されて、絶縁層まで化学薬品が浸透するようなことはな
い。
更に本考案においては架橋工程を必要としないから、絶
縁層、内部保護層および外部保護層の形成を連続して行
うことができ作業を簡略化することが可能である。
縁層、内部保護層および外部保護層の形成を連続して行
うことができ作業を簡略化することが可能である。
なお以上の実施例では、単心ケーブルの例につき述べた
が、本考案はかかる実施例に限定されるべきものではな
く、例えばナイロンによる内部保護被覆を施したコアの
複数条を撚合せ、これに共通の外部保護被覆を施すよう
にしてもよい。
が、本考案はかかる実施例に限定されるべきものではな
く、例えばナイロンによる内部保護被覆を施したコアの
複数条を撚合せ、これに共通の外部保護被覆を施すよう
にしてもよい。
図面は、本考案の一実施例を示す横断面図である。
図において、1は導体、2は高密度ポリエチレン又はポ
リプロピレンの押出被覆による絶縁層、3はナイロンの
押出被覆による内部保護層、4はナイロン以外のプラス
チックの押出被覆による外部保護層である。
リプロピレンの押出被覆による絶縁層、3はナイロンの
押出被覆による内部保護層、4はナイロン以外のプラス
チックの押出被覆による外部保護層である。
Claims (1)
- 導体上に、高密度ポリエチレン又はポリプロピレンの押
出被覆による絶縁層、ナイロンの押出被覆による内部保
護層およびナイロン以外のプラスチックの押出被覆によ
る外部保護層を順に設けて成る耐熱耐薬品用ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973115985U JPS587550Y2 (ja) | 1973-10-03 | 1973-10-03 | 耐熱耐薬品性ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973115985U JPS587550Y2 (ja) | 1973-10-03 | 1973-10-03 | 耐熱耐薬品性ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5062077U JPS5062077U (ja) | 1975-06-06 |
JPS587550Y2 true JPS587550Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=28349187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1973115985U Expired JPS587550Y2 (ja) | 1973-10-03 | 1973-10-03 | 耐熱耐薬品性ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587550Y2 (ja) |
-
1973
- 1973-10-03 JP JP1973115985U patent/JPS587550Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5062077U (ja) | 1975-06-06 |
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