JPH0294215A - 遮水ケーブルの製造方法 - Google Patents

遮水ケーブルの製造方法

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Publication number
JPH0294215A
JPH0294215A JP24563588A JP24563588A JPH0294215A JP H0294215 A JPH0294215 A JP H0294215A JP 24563588 A JP24563588 A JP 24563588A JP 24563588 A JP24563588 A JP 24563588A JP H0294215 A JPH0294215 A JP H0294215A
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JP
Japan
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semiconducting layer
cable
water
lead
sheath
Prior art date
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Pending
Application number
JP24563588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Saito
斉藤 洋一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH0294215A publication Critical patent/JPH0294215A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、遮水ケーブルの製造方法に係り、特に、鉛シ
ースの押出被覆時に外部半導電層の固有熱抵抗を上昇さ
せることのない遮水ケーブルの製造方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 一般に、架橋ポリエチレン絶縁ビニルジースゲ−プル(
以下[Cvケーブルノという、)は、電気的特性は良好
であるが、ケーブル絶縁体への水分の浸入により、水ト
リーが発生し、ケーブルの寿命に悪影響を与える難点が
ある。このため、水分の浸入を抑制するものとして、遮
水ケーブルが使用されている。
従来、遮水ケーブルとしては、第3図に示すように、ケ
ーブルコア1上に、鉛テープ2の内側に半導電層3を、
外側に接着層4を設けて成る遮水テープ5を、半導電層
3側をケーブルコア1側に向けて縦添えし、この上にシ
ース6を設けて成るものが知られている。
ところで、このような構成の遮水シース5のラップ部7
は、シース6の押出被覆時に熱融着され、シース6の押
出被覆時の熱によって遮水テープ5とシース6間の全周
が融着されている。従って、かかる構成の遮水ケーブル
においては、進水テープ5のラップ部7の密着性が不十
分な場合、遮水ケーブルの遮水性能が低下する難点があ
った。
一方、かかる構成の遮水ケーブルにおいては、遮水チー
15と外部半導電層8との間に、別デ−プの巻回もしく
は多数本の導線を横巻きすることにより形成される遮蔽
層9が設けられており、このため、遮水ケーブル全体と
しては、ケーブルの曲げ特性等の機械的特性か悪く、ま
た鉛ラミネートテープ5を使用しているため、ケーブル
の製造コストが割高となる難点があった。
このため、完全に防水できると共に機械的特性も向上し
、更にはケーブルの製造コストを割安にできる遮水ケー
ブルが提案されている。
この遮水ケーブルは、第4図に示すように、ケーブルコ
ア1を構成する外部半導電層8の直上に0.5間〜0.
8mmの厚さを有する鉛シース13を押出被覆して成る
もので構成されている。
ところで、かかる構成の遮水ケーブルを製造するに際し
ては、外部半導電層8上に鉛シース13を直接押出被覆
すると、押出被覆時の熱(約290°C)で外部半導電
層8の固有熱抵抗が上昇し、ケーブルの誘電正接が大き
くなる難点があった。もっとも、ケーブルにヒートサイ
クルを加えても、即座には、熱による影響が出ないもの
の、誘電正接が徐々に大きくなって、ケーブルの劣化が
徐々に進行する例もある。
(発明の目的) 本発明は、このような点に着目してなされたもので、完
全に防水できると共に機械的特性も向上し、更には安価
に製造し得るケーブルであって、かつこのケーブルの外
部半導電層の固有熱抵抗を上昇させない遮水ケーブルの
製造方法を提供せんとするものである。
(発明の概要) 本発明の遮水ケーブルの製造方法は、ケーブルコアを構
成する外部半導電層の外周にカーボンを含んだ溶剤を塗
布した後、この外側に鉛シースを押出被覆し、この鉛シ
ースの押出被覆時の熱で前記カーボンを含んだ溶剤を外
部半導電層の外表面に浸透させることを特徴としている
(発明の実施例) 以下、本発明を一実施例の図面に基づいて説明する。第
4図と同一部分に同一番号を付した第2において、ケー
ブルコア1は、導体10と、この外周に必要により内部
半導t/Wttを介して設けられた架橋ポリエチレン等
の絶縁体12と、この外周に設けられた外部半導電層8
とから成り、この外部半導電層8の直上には、第1図に
も示すように、外部半導電層の外表面にカーボンを含ん
だ溶剤15を塗布した後、直接、被鉛機16によって、
0.5mm〜0.8I+11+の厚さを有する、いわゆ
る薄肉の銘シース13を押出被覆する。
ここで、鉛シース13の下限の厚さを0.5市にしたの
は、これより紹シース13の厚さが薄いと、事故時に紹
シース13に流れる地絡電流をこれで保障できないから
である0例えば、6.6kVトリプレツクス型CVケー
ブル(CVT) 3251−のケーブルの場合、地絡電
流継続時間を1秒とすると、約1100kAの電流が流
れる。このように、6゜6kVの代表的なケーブルのサ
イズで11001cA1秒の電流値がとれる厚さが0.
5關である。また釦シース13の上限の厚さを0.8+
mとしたのは、これよりその厚さが厚くなると、鉛シー
ス13を押出被覆する際に生ずる熱がケーブルコア1に
悪影響を与えるためである。
なお、外部半導Elsに対するカーボンを含んだ溶剤1
5の塗布は、次のようにしてなされる。
すなわち、第1図および第2図に示すように、それ自身
の内周部側に円周方向に添って多数個の透孔(図示せず
)を形成した環状パイプ17をケーブルコア1を囲繞す
る如く配設しておき、この状態で、この環状パイプ17
の透孔からカーボンを含んだ溶剤15を放射状に放出し
て走行するケーブルコアlの外部半導電層8の外表面に
均等に塗布する。
図中、14は紹シース13上に押出被覆され軟質ビニル
等の防食層、18は被鉛機16のダイブロック、19は
被鉛機16のスクリューウハウジングを示している。
本発明においては、カーボンを含んだ溶剤が釦シースの
押出被覆時の熱によって蒸発し、その時の潜熱によって
外部半導電層の表面が冷却されると共に、カーボンを含
んだ溶剤が外部半導電層の表面に浸透するので、外部半
導電層の外表面の力−ボン量が内側の外部半導電層より
も多くなる。
従って、本発明においては、鉛シースを外部半導電層上
に直接押出被覆してもケーブルの外部半導電層の固有熱
抵抗を上昇させることなく製造できる。
(発明の効果) 以上のように本発明においては、完全に防水できると共
に機械的特性も向上し、更には安価なケーブルを外部半
導電層の特性劣化を生ずることなく製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る遮水ケーブルの製造状況を示す説
明図、第2図は、第1図のA−A線に添う断面図、第3
図および第4図は、従来の遮水ケーブルの横断面図であ
る。 5・・・・・・・・・・・・・・・鉛ラミネートテープ
6・・・・・・・・・・・・・・・シース7・・・・・
・・・・・・・・・・ラップ部8・・・・・・・・・・
・・・・・外部半導電層9・・・・・・・・・・・・・
・・遮蔽層13・・・・・・・・・・・・紹シース14
・・・・・・・・・・・・防食層 15・・・・・・・・・・・・カーボンを含んだ溶剤1
6・・・・・・・・・・・・被鉛機 17・・・・・・・・・・・・環状パイプXシ1己ノー ト・・・・・・・・・・・・・・ケーブルコア2・・・
・・・・・・・・・・・・鉛テープ3・・・・・・・・
・・・・・・・半導電層4・・・・・・・・・・・・・
・・接着層第1図 第3図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーブルコアを構成する外部半導電層の外周にカーボン
    を含んだ溶剤を塗布した後、この外側に鉛シースを押出
    被覆し、この鉛シースの押出被覆時の熱で前記カーボン
    を含んだ溶剤を外部半導電層の外表面に浸透させること
    特徴とする遮水ケーブルの製造方法。
JP24563588A 1988-09-29 1988-09-29 遮水ケーブルの製造方法 Pending JPH0294215A (ja)

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JP24563588A JPH0294215A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 遮水ケーブルの製造方法

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JPH0294215A true JPH0294215A (ja) 1990-04-05

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JP24563588A Pending JPH0294215A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 遮水ケーブルの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0445387U (ja) * 1990-08-06 1992-04-17

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