JPH0393115A - 高電圧電子機器用ケーブルの製造方法 - Google Patents

高電圧電子機器用ケーブルの製造方法

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JPH0393115A
JPH0393115A JP23004689A JP23004689A JPH0393115A JP H0393115 A JPH0393115 A JP H0393115A JP 23004689 A JP23004689 A JP 23004689A JP 23004689 A JP23004689 A JP 23004689A JP H0393115 A JPH0393115 A JP H0393115A
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JP
Japan
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cable
high voltage
semiconductive
voltage insulator
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP23004689A
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English (en)
Inventor
Masaru Kogane
小金 優
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH0393115A publication Critical patent/JPH0393115A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばレントゲンケーブルのような高電圧電
子機器用ケーブルの製造方法に関する。
(従来の技術) 近年、レントゲン装置の小型化と撮影インク一バルの短
縮化の要求に伴なって、レントゲンケーブルを細径化し
、かつその静電容量を低下させることが求められるよう
になってきている。
このためケーブルの低圧絶縁線心の絶縁被覆を、従来の
ゴム絶縁から耐電圧特性の良好なエチレンーテトラフル
オ口エチレン共重合体(ETFE共重合体)による絶縁
に代えて絶縁被覆の厚さを薄くして完或ケーブルを細径
化したり、あるいは完成ケーブルは従来と同径にしたま
ま高圧絶縁体の厚さを厚くして低静電容量化を図るとい
うことが提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の方法のうち、低圧絶縁線心の絶縁被覆の厚さを減
小させる前者の方法はケーブルの細径化は実現されるが
静電容量を低下させることは困難であり、また高圧絶緑
体の厚さを厚くする後者の方法はケーブルの静電容量を
低下させることは可能であるが細径化を図ることが困難
である。
高圧絶縁体の材料として静電容量の小さい材料を選択す
ることができれば、ケーブルの細径化と低静電容量化の
両方を実現することも可能であるが、この目的にあった
適当な材料は現在のところ得られていないのが実情であ
る。
本発明はこのような点に対処してなされたもので、ケー
ブルの細径化と低静電容量化の両方を実現可能な高電圧
電子機器用ケーブルの製造方法を提供することを目的と
する。
[発明の構或〕 (課題を解決するための手段) 本発明の高電圧電子機器用ケーブルの製造方法は、複数
本の低圧絶縁線心を撚合わせ、この上に化学架橋剤入り
の半導電性ポリオレフィンフィルムを縦添えまたは横巻
きし、さらにこの半導電性ポリオレフィンフィルム上に
化学架橋剤を含有する高圧絶縁体を押出被覆した後加熱
により前記半導電性ポリオレフィンフィルムを融着させ
、かつ前記高圧絶縁体と一体に架橋させ、さらにその外
側に外部遮蔽層と保護被覆とを順に設けることを特徴と
している。
本発明に使川する半導電性ポリオレフィンフィルムとし
ては、ジクミルパーオキサイド(DCP)のような化学
架橋剤と導電性付与のための導電カーボンの配合された
ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンーエチルアクリレート共重合体、エチレンープロピレ
ン共重合体等からなるフィルムがあげられる。これらの
フィルムの厚さは、0.1〜0.2關程度が適当である
本発明の高電圧電子機器用ケーブルの製造方法において
は、上記半導電性ポリオレフィンフィルムを、約20關
幅のテープ状にカットして低圧絶縁線心を撚合わせた上
に縦添えまたは横巻きしつつ、その上にDCPのような
化学架橋剤を配合したEPゴムのような架橋可能な絶縁
組成物を押出し被覆して高圧絶縁体を形成し、常法によ
り連続的に架橋させる。次いで、この上に例えば半導電
テープ巻きによる外部半導電層、スズメッキ軟銅線編組
による外部遮蔽層および保護被覆等が順に形成されて高
電圧電子機器用ケーブルが完成する。
(作 用) 内部半導電層を構或する半導電性ポリオレフィンフィル
ムは、低圧絶縁線心の撚合せ体を包披するとともに高圧
絶縁体と共架橋して強固に密着する。また架橋初期の熱
と圧力により半導電性ポリオレフィンフィルムは、加熱
により一旦溶融した後架橋されるため、ラップ部分は段
差を生じることなく滑らかな界面をもって高圧絶縁体と
密着する。このように薄い半導電性ポリオレフィンフィ
ルムでありながら高圧絶縁体と強固かつ滑らかな界面を
もって密着するので半導電層を薄くすることができ、従
ってケーブルの細径化と低静電容量化の両方を図ること
ができる。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図において、符号1a,lbは導体2上に絶縁被覆を形
威した第1、第2!lI心、1cは半導電性被覆を有す
る第3!1!心であり、これらの線心は従来と同様の構
造である。
この実施例においては、これらの線心1を撚合せた上に
、まず厚さ0.1〜0.2mm,幅約20−の、DCP
入り半導電性ポリエチレンテープを縦添えし、その上に
DCPを含有するEPゴム組成物を押出被覆する。次い
でこれらを常法により加熱架橋させて内部半導電層4、
高圧絶縁体3を形戊する。このとき縦添えされたDCP
入り半導電性ポリエチレンテーブは、架橋時の高温、高
圧により重ね目が一体に融着され、かつ高圧絶縁体とも
融着して段差のない均一な内部半導電層が形成される。
この後、その外側に半導電テープの巻回およびスズメッ
キ銅線の編組により外部遮蔽層5を形成し、さらにその
上に塩化ビニル樹脂の押出しゃゴム被覆による保護被1
16を設けてレントゲンケーブルが得られる。
このようにして得られたレントゲンケーブルの半導電層
と高圧絶縁体の厚さおよび完成ケーブルの外径は次表に
示す通りであった。
またこのケーブルについて電気特性を試験したところ直
流破壊電圧と静電容量は同表に示す通りであった。
これとは別に、比較例として実施例における内部半導電
層を半導電性織布のl/2ラップ巻で構威したもの、お
よび半導電性EPゴムを押出披覆して構成したものを製
造した。
これらの比較例の内部半導電層と高圧絶縁体の厚さおよ
び完或ケーブルの外径ならびに直流破壊電圧と静電容量
の測定値をあわせて同表に示す。
(以下余白) (以下余白) 前表から明らかなように、本発明により得られたレント
ゲンケーブルは、比較例のものと比べて完成ケーブルの
外径が小さく、かつ静電容量の値も小さかった。
[発明の効果] 以上説明したように本発明方広によれば内部半導電層に
半導電性ポリオレフィンフィルムを用いて、高圧絶縁体
と』(架橋させたので高圧絶縁体に強固に密着した厚さ
の薄い内部半導電層を形成することができ、ケーブルの
細径化と低静電容量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明により得られるレントゲンケーブルの一実
施例を示す断面図である。 1a・・・・・・第1線心 1b・・・・・・第2線心 IC・・・・・・第3線心 2・・・・・・・・・導体 3・・・・・・・・・高圧絶縁体 4・・・・・・・・・内部半導電層 5・・・・・・・・・外部遮蔽層 6・・・・・・・・・保護被覆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  複数本の低圧絶縁線心を撚合わせ、この上に化学架橋
    剤入りの半導電性ポリオレフィンフィルムを縦添えまた
    は横巻きし、さらにこの半導電性ポリオレフィンフィル
    ム上に化学架橋剤を含有する高圧絶縁体を押出被覆した
    後加熱により前記半導電性ポリオレフィンフィルムを融
    着させ、かつ前記高圧絶縁体と一体に架橋させ、さらに
    その外側に外部遮蔽層と保護被覆とを順に設けることを
    特徴とする高電圧電子機器用ケーブルの製造方法。
JP23004689A 1989-09-05 1989-09-05 高電圧電子機器用ケーブルの製造方法 Pending JPH0393115A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103137271A (zh) * 2011-11-26 2013-06-05 烟台市电缆厂 一种风力发电用软电缆的制造方法及其产品
CN103400663A (zh) * 2013-07-09 2013-11-20 浙江晨光电缆股份有限公司 电缆铝套预热装置及用该装置辅助涂覆电缆外护套的方法

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