JPS5854837Y2 - ケ−ブル終端部 - Google Patents

ケ−ブル終端部

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Publication number
JPS5854837Y2
JPS5854837Y2 JP19907282U JP19907282U JPS5854837Y2 JP S5854837 Y2 JPS5854837 Y2 JP S5854837Y2 JP 19907282 U JP19907282 U JP 19907282U JP 19907282 U JP19907282 U JP 19907282U JP S5854837 Y2 JPS5854837 Y2 JP S5854837Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cable
insulating paper
cable termination
elongation
Prior art date
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Expired
Application number
JP19907282U
Other languages
English (en)
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JPS58131124U (ja
Inventor
康光 海老沼
貢 相原
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Priority to JP19907282U priority Critical patent/JPS5854837Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゴム、プラスチックケーブル終端部の絶縁破
壊強度を向上させる場合に有用なケーブル終端部に関す
る。
従来、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(以
下CVケーブルという)の終端部としては、C■ケーブ
ル端末部をかい管で包被し、このがい管内に絶縁油を充
填して成るものが知られている。
ところで、上記ケーブル端末部においては、端部を段剥
して露出させたケーブル絶縁体外周に油浸紙巻回層とこ
の外周に設けたベルマウスしゃへい体とで構成されるス
トレスコーンが設けられている。
しかして上記油浸紙としてはその伸び率が2〜3%程度
のいわゆる絶縁耐力の高い低伸度絶縁紙が用いられてい
る。
しかしながら、このような構成のケーブル終端部におい
ては、通電試験を行なうと、ケーブル絶縁体の熱膨張の
ために前述の油浸紙が切れたり、またケーブル絶縁体表
面に凹凸が発生したりする不都合があり、これらはケー
ブル絶縁破壊の原因となる。
これらの不都合を解消するために伸び率が横9%〜縦■
3%程度のいわゆる高伸度紙を用いれば良いが、高伸度
紙の絶縁耐力は、一般絶縁紙に比べると絶縁耐力が低い
ので、特に導体サイズが大きくなった場合、ケーブル終
端部で絶縁破壊する危険性がある。
本考案はこのような点に着目してなされたもので、前述
の絶縁紙の代わりに伸び率が一般絶縁紙よりも大きな絶
縁紙にシリコングラフト化ポリエチレンをラミネートし
てなるラミネート紙を使用することにより、前述の不都
合を解消せんとするものである。
以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明する。
図において、端部を段剥して露出させたケーブル絶縁体
1外周には、本考案に係るラミネート紙の巻回層2が設
けられ、更にこの外側には、ベルマウスじゃへい体3が
取り付けられている。
ベルマウスじゃへい体3と外部半導電層4または、ケー
ブルしゃへい層5との間には、ラミネート紙巻回層のテ
ーパー面に添うごとく、金属テープや編組体などによる
じゃへい体6が設けられる。
ラミネート紙は、一般絶縁紙よりも伸び率が大きな絶縁
紙に、シリコングラフト化ポリエチレンをラミネートし
たもので形成されている。
ところで シリコングラフト化ポリエチレンを用いたラ
ミネート紙は、通常のラミネート紙と比較すれば剥離強
度が高く、また耐熱性が優れている等の利点がある。
従って、かかるラミネート紙をゴム、プラスチックケー
ブル絶縁体外周に巻回した場合、ケーブルの熱膨張に追
随してラミネート紙が伸びるので従前のように絶縁紙が
切れたり、ラミネート紙が剥離したりする恐れがない。
次表は、本考案に係るラミネート紙をケーブル終端部に
適用した場合の一例を示している。
上表から、高伸度紙よりも一般絶縁紙の絶縁耐力が高く
、またそれ以上に本考案にかかるラミネート紙の絶縁耐
力が優れていることが判る。
なお、前述の実施例におていは、油浸紙ベルマウス式に
ついて述べであるが、本考案のラミネート紙はこの方式
に限定されず、例えば油浸紙を用いたコンテ゛ンサ一方
式や成形コンデンサ一方式に適用してもその効果は同等
である。
なお、図中7は導体、8はケーブルシースを示している
上述した本考案のケーブル終端部においては、紙切れを
生じないばかりでなく、一般絶縁紙そのものよりも絶縁
制能を向上させることができる。
また、本考案のケーブル終端部においては、短時間の試
験用終端のみならず、実使用のケーブル終端部に適用す
る場合の長期安定性をも期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のケーブル終端部の一部省略縦断面図を示
している。 1・・・・・・ケーブル絶縁体、2・・・・・・ラミネ
ート紙巻回層、3・・・・・・ベルマウスじゃへい体、
4・・・・・・外部半導電層、5・・・・・・ケーブル
しゃへい、6・・・・・・しやへい体、7・・・・・・
導体、8・・・・・・シース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.ゴム、プラスチック絶縁ケーブル終端部のストレス
    コーンを構成する絶縁紙として、高伸度絶縁紙にシリコ
    ングラフト化ポリエチレンをラミネートしてなるラミネ
    ート紙を用いることを特徴とするケーブル終端部。 2、高伸度絶縁紙の伸びが少なくとも4%であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のケーブ
    ル終端部。
JP19907282U 1982-12-27 1982-12-27 ケ−ブル終端部 Expired JPS5854837Y2 (ja)

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JPS58131124U JPS58131124U (ja) 1983-09-05
JPS5854837Y2 true JPS5854837Y2 (ja) 1983-12-14

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