JPS5841646B2 - 六角板状マグネトプランバイト型フエライト粒子粉末の製造法 - Google Patents

六角板状マグネトプランバイト型フエライト粒子粉末の製造法

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JPS5841646B2
JPS5841646B2 JP54052772A JP5277279A JPS5841646B2 JP S5841646 B2 JPS5841646 B2 JP S5841646B2 JP 54052772 A JP54052772 A JP 54052772A JP 5277279 A JP5277279 A JP 5277279A JP S5841646 B2 JPS5841646 B2 JP S5841646B2
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ferrite
particle
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hexagonal plate
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/032Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
    • H01F1/10Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites, e.g. [(Ba,Sr)O(Fe2O3)6] ferrites with hexagonal structure
    • H01F1/11Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites, e.g. [(Ba,Sr)O(Fe2O3)6] ferrites with hexagonal structure in the form of particles

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、六角板状を呈したマグネトブランバイト型B
a、Sr又はpbフェライト粒子粉末(MO・nFe2
O3,n=5〜6但し、MはBa + S r又はPb
)の製造法に関するものであり、焼結磁石及びゴム、プ
ラスチック磁石として最適のフェライト粒子粉末を容易
、且つ経済的に製造することを目的とする。
現在、一般に工業的規模において量産化され、且つ、最
も多量に汎用されている異方性フェライト磁石用材料磁
性粒子粉末は不定形の粒子形状を有し、且つ、粒子及び
粒子相互間が焼結をひき起しており、しかも結晶中に歪
を有するBa 、 Sr又はpbフェライト粒子粉末で
ある。
本発明は、この粒子粉末を用いて、六角板状粒子であり
、結晶のC軸面の平均長径が数μm1殊に1μm程度の
単磁区構造の大きさを有し、粒子は一個一個バラバラで
あり、結晶性が完全で内部歪がなく、且つ、異方性焼結
フェライト磁石の製造工程に於けるプレン成型時のフェ
ライト粒子の配向性能又はゴム、プラスチック磁石の製
造工程に於ける樹脂への分散性能及び配向性能が優れた
Ba、Sr又はpbフェライト粒子粉末を容易に製造す
ることができる新規技術手段を提供するものである〇 焼結磁石及びゴム、プラスチック磁石の製造に際して本
発明の方法により得られた六角板状を呈したBa、Sr
又はpbフェライト粒子粉末を用いた場合には、該粒子
粉末が六角板状の粒子形状を有し、且つ、粒子が一個一
個バラバラであり、しかも異方性焼結フエラ1ト磁石の
製造工程に於けるプレス成型時のフェライト粒子の配向
性能又はコム、プラスチック磁石の製造工程に於ける樹
脂への分散性能及び配向性能が優れていることに起因し
て磁気異方性化を容易に向上させることができ、従って
、大きな残留磁束密度Brを有し、また、同時に該粒子
粉末の結晶のC軸面の平均長径が数μm1殊に1μm程
度の単磁区構造の大きさであり、且つ、結晶性が完全で
内部歪のないことに起因して高い保磁力□Hcを有する
のでエネルギー積(BHmax)の大きい高性能異方性
フェライト磁石用材料磁性粉末として非常に好ましいも
のである。
近年、電気機器の小型化、軽量化に伴い、これらに組み
込まれる磁石も小型化の傾向にあり、磁石の高性能化即
ち、エネルギー積(BHmax )の増大と残留磁束密
度Brの向上が益々要求されている。
このような特性を有する高性能異方性フェライト磁石を
得るためには、磁石用の材料磁性粒子粉末として粉体特
性及び磁気特性の優れたものが要求される。
即ち、粉体特性としては、機械又は磁場配向により容易
に磁気異方性化しやすい粒子粉末であることが必要であ
り、磁気異方性化に影響を与える要因としては、粒子の
形状、大きさ、集合粒子の状態、結晶性及び加工性等が
ある。
Ba、Sr又はpbフェライト粒子の形状は六角板状粒
子であり、且つ、粒子の大きさは、結晶のC軸面の平均
長径が数μm1殊に1μm程度の単磁区構造であること
が必要である。
Ba、Sr又はpbフェライト粒子粉末の集合状態につ
いて言えば、粒子が一個一個バラバラに独立しており、
且つ、粒度分布巾のせまいものが好ましい。
また、Ba、Sr又はpbフェライト粒子の結晶性は、
結晶性が完全で内部歪がないことが必要である。
更に、加工性は、異方性焼結フェライト磁石では、磁石
の製造工程に於けるプレス成型時のフェライト粒子の配
向性能が優れていることが必要であり、一方、ゴム、プ
ラスチック磁石では、磁石の製造工程に於ける樹脂への
分散性能及び配向性能が優れていることが必要である。
次にsBa+sr又はpbフェライト粒子粉末の磁気特
性としては、保磁力I Hc s残留磁束密度Brがで
きるだけ高く、配向#B r/B mが憂れていること
が要求される。
高い保磁力IHcを得ようとすれば、粒子は単磁区構造
をとる大きさで、結晶の歪がなく、且つ配向性が優れて
いることが必要である。
結晶粒子は、単磁区構造をとる時高い保磁力■Hcを有
することが知られており、バリウム又はストロンチウム
フェライト粒子が単磁区構造をとるのは結晶粒子の大き
さが1μm程度の時である。
このことは、例えば特公昭49−38917号公報の「
磁気的に単磁区構造をとる臨界粒子径(約1μ)より非
常に大きい粒子径であるためIn2の極端な低下をまね
くものである。
」という記載からも明らかである。
また、高い残留磁束密度Brを得る為には、粒子粉末の
充填性、配向性を向上させることが必要であり、その為
には、異方性焼結フェライト磁石の製造工程に於けるプ
レス成型時のフェライト粒子の配向性能又はゴム、プラ
スチック磁石の製造工程に於ける樹脂への分散性能及び
配向性能が優れている粒子粉末が要求される。
次に、優れた配向度Br/Bmを得るためには、六角板
状粒子であり、粒子が一個一個バラバラに独立しており
、結晶性が完全で内部歪がなく且つ、異方性焼結フェラ
イト磁石の製造工程に於けるプレス成型時のフェライト
粒子の配向性能又はゴム、プラスチック磁石の製造工程
に於灯る樹脂への分散性能及び配向性能が優れている粒
子粉末が要求される。
従来から、一般に工業的規模において量産化され、且つ
、最も多量に汎用されているBa、Sr又ttpbフェ
ライト粒子は、酸化鉄粒子とBa、Sr又はpb化合物
との混合物を1100℃〜1400℃の高温で加熱焼成
するという方法により得られている(以下1これを乾式
法という。
)。この乾式法による場合には1100℃〜1400℃
という高温で加熱焼成する為に、フェライト化反応と同
時に粒子自身の粒子成長と粒子相互間の焼結を引き起し
て100μm以上の大きな固まりになってしまう為、こ
のま\では磁石用材料磁性粒子粉末として使用できず、
加熱焼成後、必ず、強力な粉砕をする必要がある。
加熱焼成物は、粒子及び粒子相互間で焼結を引き起し、
強固に凝結しているので、前述したようにBa、Sr又
はpbフェライト粒子が単磁区構造となる結晶のC軸面
の平均長径1μm程度にする為には、まず、ロールクラ
ッシャー等を用いて粗粉砕した後、アトマイザ−、パイ
ブレイションミル、アトライター等を用いて、中粉砕及
び微粉砕する等、数段階の強力な粉砕を施さなければな
らない。
このように強力な数段階の粉砕を施すために、得られた
Ba、Sr又はpbフェライト粒子粉末は、粒子形状が
不定形となり、結晶粒子中には衝撃歪を有するもっとな
る。
しかも、機械的粉砕によっては、粒子及び粒子相互間で
焼結をひき起して大きな固りとなっている加熱焼成物を
、−個一個バラバラの粒子にすることは不可能である。
上述した様に、乾式法により得られたBa、Sr又はp
bフェライト粒子粉末は、不定形の粒子形状を有し、且
つ、粒子及び粒子相互間が焼結をひき起しており、しか
も強力な粉砕による衝撃歪を有するものである為、これ
らの粒子粉末を用いて、高性能異方性フェライト磁石を
得ることには限界があった。
上述したことについて昭49−38917号公報に次の
ように記載されている。
「酸化鉄と炭酸バリウムを所定の配合比になる様ボール
ミル等で長時間混合し、これを1100〜1200℃で
焼成した後・微粉砕する方法がとられているが」 「酸
化鉄とバリウム塩を完全に反応させるべく1100℃以
上の高温で焼成するがため、粒子間の焼結が著しく平均
粒子径も100μ程度と非常に大きくなる。
」これは、「磁気的に単磁区構造をとる臨界粒子径(約
1μ)より非常に大きい粒子径であるためIHcの極端
な低下をまねくものである。
従って、焼成の後一般的には微粉砕の工程が採られるが
微粉砕による粒子又は結晶の微細化は結晶の不完全性に
つながり再びIHcを大きく低下させるものである。
」また、特公昭46−11704号公報には次の様な記
載が見られる。
「BacO3とa −Fe 203を混合し、これを約
1200℃以上通常1280〜1300℃の温度で一次
焼成を行い、次に機械的に粉砕して粉末として、該粉末
を磁場中成型等の方法によってバリウムフェライト粒子
の磁化容易方向を平行に配列せしめた後、二次焼結させ
る方法が採られている。
しかし、か\る粒子配列法においては、周知の如くその
バリウムフェライト粒子の粒度、粒子形態、粒度分布等
によって配列の仕方、度合が著しく影響され、粒子制御
を一次焼成の条件、粉砕方法、粉砕時間等によって行な
うことには限界がある。
従って、より高性能のバリウムフェライトを得るために
は粒子生成に関する新たな製法が要望されている。
」前述したように磁石の高性能化は、材料磁性粒子粉末
の磁気異方性化を如何に向上させるかにあり、近年、磁
石の高性能化の傾向に伴い、磁気異方性化の為の加工特
性、即ち、配向性の優れた異方性フェライト磁石用材料
磁性粒子粉末が益々要求されている。
このような特性を有する材料磁性粒子粉末として、従来
板状の粒子形状を有し、且つ粒子が一個一個バラバラで
あるBa、Sr又はpbフェライト粒子粉末の製造法が
提案されており、例えば特公昭47−25796号公報
、特開昭47−5819号公報、特開昭47−4929
号公報、特開昭47−4930号公報、特開昭49−6
3997号公報、4?開昭50−32498号公報、特
開昭50−121200号公報、特開昭50−1350
00号公報、特開昭43−131499号公報及びオー
ストリア特許284335号公報記載の方法がある。
特公昭47−25796号公報に記載の方法は、針状の
a−FeO−OH結晶粒子を含むpH)11の水酸化バ
リウム水溶液をオートクレーブを使用して260〜30
0℃で加熱するものである。
この方法による場合は、高圧化の反応であるため、オー
トクレーブ等の高価な設備と特殊な操作技術が必要であ
る。
特開昭47−5819号公法、特開昭47−4929号
公報、特開昭47−4930号公報、特開昭49−63
997号公報、特開昭50−32498号公報、特開昭
50−121200号公報、特開昭50−135000
号公報、特開昭53−121499号公報、及びオース
トラリア特許284335号公報記載の方法はいずれも
酸化鉄粒子とBa、Sr又はpb化合物との混合物を融
剤の存在下で加熱焼成するものである。
本発明者は、上述した従来技術に鑑み、現在、工業的規
模において量産化され、且つ、最も多量に汎用されてい
る乾式法により得られた不定形の粒子形状を有し、且つ
、粒子及び粒子相互間が焼結をひき起しており、しかも
結晶粒子中に歪を有するBa、、Sr又はpbフェライ
ト粒子粉末を用いて、高性能異方性フェライト磁石用磁
性粒子粉末として好ましい粉体特性(粒子の形状、大き
さ、集合粒子の状態、結晶性、及び加工性)と優れた磁
気特性(保磁力IHc、残留磁束密度Br及び配向度B
r/Bm)を有するBa、Sr又はpbフェライト粒子
粉末とすべく種々、検討した結果、本発明に到達したの
である。
即ち、本発明は出発原料である不定形のBa。
Sr又はpbのフェライト粒子に対し、Na + K%
或はLiの硫酸塩、又はNa、に、Li或はCaの塩化
物、臭化物、沃化物若しくは弗化物から選ばれた一種又
は二種以上の融剤を全重量で5〜.90wt%混在させ
た後、該融剤の1融点以上の温度で加熱焼成することに
より、上記出発原料の粒子形状を六角板状粒子とするこ
とよりなる六角板状を呈したマグネトブランバイト型B
a、Rr又はpbフェライト粒子粉末の製造法Iこ関す
るものである。
本発明の構成、効果を説明すれば以下の通りである。
先ず、本発明の基礎とする諸知見について述べる。
本発明者は、好ましい粉体特性と優れた磁気特性を有す
る異方性フェライト磁石用材料磁性粒子粉末とは、六角
板状粒子であり、結晶のC軸面の平均長径が数μm1殊
に1μm程度の単磁区構造の大きさを有し、粒子は一個
一個バラバラであり、結晶性が完全で内部歪がなく、且
つ、異方性フェライト磁性の製造工程に於けるプレス成
型時のフェライト粒子の配向性能又はゴム、プラスチッ
ク磁石の製造工程に於ける樹脂への練り込み性能が優れ
ているものであることを知った。
そこで、本発明者は、現在、工業的規模において量産化
され、且つ、最も多量に汎用されている乾式法により得
られた不定形粒子からなるBa+Sr又はpbフェライ
ト粒子粉末を用いて、該粒子粉末の粒子形状、粒子の大
きさ、集合粒子の状態、及び結晶性を所期のものに調整
すべく種々検討した結果、出発原料である不定形のBa
、Sr又はpbフェライト粒子に対し、Na、K或はL
iの硫酸塩又はNa、に、Li或はCaの塩化物、臭化
物、沃化物若しくは弗化物から選ばれた一種又は二種以
上の融剤を全重量で5〜90wt%混在させた後、該融
剤の融点以上の温度で加熱焼成した場合には、六角板状
粒子であり、結晶のC軸面の平均長径が数μm1殊に1
μm程度の単磁区構造の大きさを有し、粒子は一個一個
バラバラであり、結晶性が完全で内部歪がなく、異方性
焼結フェライト磁石の製造工程に於けるプレス成型時の
フェライト粒子の配向性能又は、ゴム、プラスチック磁
石の製造工程に於ける樹脂への分散性能及び配向性能が
優れたBa、Sr又はpbフェライト粒子粉末を得るこ
とができるという新しい現象を見つけ出したのである。
上記の現象について以下に詳述する。
本発明による場合、乾式法により得られた不定形の粒子
形状を有し、且つ、粒子及び粒子相互間が焼結をひき起
しており、しかも結晶中に歪を有するBa、Sr又はp
bフェライト粒子粉末は融液中で加熱されると前記フェ
ライト粒子は、粒子白成分の拡散、結晶の多形変化、共
晶変化等の転移及び粒子内部応力の除去をもたらし、そ
の結果、不定形粒子から成るBa、Sr又はpbフェラ
イト粒子粉末は一個一個がバラバラであり、しかも、結
晶性が完全で内部歪がない六角板状を呈するBa。
Sr又はpbフェライト粒子粉末になるものと考えられ
る。
本発明に見られる乾式法により得られた粒子及び粒子相
互間で焼結をひき起し大きな固りとなっている不定形粒
子からなるBa、Sr又はpbフェライト粒子が、−個
一個がバラバラであり、しかも結晶性が完全で内部歪の
ない六角板状粒子に変形するという現象は本来まったく
考えられない現象であり、本発明者がはじめて見い出し
た新規な現象である。
次に、本発明方法実施にあたっての具体的諸条件につい
て述べる。
本発明における出発原料としては、現在、工業的規模に
おいて量産化され、且つ、最も多量に汎用されている乾
式法により得られる不定形のBa+Sr又はpbフェラ
イト粒子粉末が用いられ、そのフェライト組成MO−n
Fe20s(但し、MはBatSr又はPb)は、磁気
特性の面から一般にn=5〜6の範囲である。
このことは、日本化学会誌1号(1978年)の42ペ
ージに「バリウムフェライトの化学量論的な組成はBa
O−nFe2O3r n=6であるが磁気特性はn=5
〜6の範囲で得られる。
」と記載されている。
出発原料としてのBa、Sr又はpbフェライト粒子粉
末の平均粒子径は、希望する生成物Ba、Sr又はpb
フェライト粒子の大きさを考慮して選択すれイfよい。
1μm程度の単磁区構造を有する生成物Ba 。
Sr又はpbフェライト粒子粉末を得ようとすれば出発
原料粒子は、ブレーン法による平均粒子径が0.5〜5
μm程度の範囲内で選べばよい。
本発明における融剤としてはNa、K或はLiの硫酸塩
又はNa、に、Li或はCaの塩化物、臭化物、沃化物
若しくは弗化物から選ばれた一種又は二種以上を使用す
ることができるが、工業的見地からすればNaSO4又
はNaC11が好ましい。
本発明における融剤の混在量は、出発原料である不定形
のBa、Sr又はpbフェライト粒子と融剤からなる混
合物の全重量に対し5〜90 w t%であるo5wt
%以下である場合は、本発明の目的とする効果を十分達
成することが出来ず、90wt%以上であっても本発明
の目的を達成することができるが、工業資材の材質及び
設備構造面より経済性を考慮した場合、90wt%以下
で十分である。
本発明における焼成温度は、融剤の融点以上であり、上
限は1400℃以下が望ましい。
融剤の融点以下である場合には、本発明の目的を充分に
達成することができない。
尚、1400℃以上である場合は、Ba + S r又
はpbフェライト粒子の粒子成長が急激であるため、粒
子の形状及び粒度の調整が困難であり、また、設備上、
環境上好ましくない。
本発明により得られた加熱焼成物は塊状になっているが
常法により水又は酸水溶液を用いて洗浄すれば粒子−個
一個がバラバラの六角板状Ba。
Sr又はpbフェライト粒子粉末となる。
以上の通りの構成の本発明は、次の通りの効果を奏する
ものである。
即ち、本発明によれば、六角板状粒子であり、結晶のC
軸面の平均長径が数μm1殊に1μm程度の単磁区構造
の大きさを有し、粒子は一個一個バラバラであり、結晶
性が完全で内部歪のないBa。
S「叉はpbフェライト粒子粉末を得ることができるの
で)焼結磁石及びゴム、プラスチック磁石の製造に際し
て優れた配向性により磁気異方性化を向上させることが
でき、また、同時にすぐれた磁石特性、即ち、大きな残
留磁束密度Brと高い保磁力I HC%配向度Br/B
mを有するので、高性能異方性フェライト磁石を得るこ
とができる。
同、近年、磁気記録分野における記録密度の高度化に伴
い、従来方式に比べ、約3倍の高密度記録ができる垂直
磁化方式(磁性体膜面に垂直に磁化して記録する方式)
が考案され、実用化が進められているが、本発明により
得られた六角板状Ba、Sr又はpbフェライト粒子粉
末は、上記垂直磁化方式の材料磁性粒子粉末としての利
用も期待される。
次に実施例により、本発明を説明する。
尚、実施例の粒子形状及び粒度は走査型電子顕微鏡によ
り観察した。
また、出発原料の粒度はブレーン法により測定したO 〈出発原料Ba又はSrフェライト粒子粉末の製造〉
出発原料1〜2: 出発原料 1 炭酸バリウム1.26Kpと酸化第二鉄5.75 Kp
とを湿式ボールミルにて5時間混合した後、濾過、成型
、乾燥した後、この成型物を1210℃で3時間焼成し
た。
焼成物をロールクラッシャーで粗砕した後、パイブレイ
ションミルで微粉砕し、Baフェライト粒子粉末を得た
得られたBaフェライト粒子粉末は、図1に示す走査型
電子顕微鏡写真(X27,000)からも明らかなよう
に粒子形状が不定形であり、又、ブレーン法による平均
粒子径は1.43μmであった。
また、磁気特性は、次の方法により測定した。
上記Baフェライト粒子粉末20gとPVA6.5%水
溶液2f111とをよく混合し、直径25朋の金型を用
い圧力1o o o%で圧縮して直径25關φ、厚さ1
5關の圧粉成型体を得た。
この圧粉成型体を、直流BHI−レーサー(■横滑電機
製作所Yype 3257 )を用いて測定磁場10に
、 Oe、で測定した結果、残留磁束密度Brが148
0 Gauses保磁力IHcが16000eであった
出発原料 2 炭酸ストロンチウム1.0KPと酸化第二鉄6.OKp
とを湿式ボールミルにて5時間混合した後、濾過、成型
、乾燥した後、この成型物を1200℃で3時間焼成し
た。
焼成物をロールクラッシャーで粗砕した後1バイブレー
シヨンミルで微粉砕し、Srフェライト粒子粉末を得た
得られたSrフェライト粒子粉末は、走査型電子顕微鏡
観察の結果、不定形粒子であり、又ブレーン法による平
均粒子径は1.38μmであった。
また、磁気特性は、出発原料1の場合と同様な方法によ
り測定した結果、残留磁束密度Brが1490Gaus
ss保磁力IHcが18200eであった。
く六角板状Ba又はSrフェライト粒子粉末の製造〉
実施例1〜13: 実施例 1 出発原料1の不定形粒子から威るBaフェライト粒子粉
末500.!i’とNa 2 S 04500 g (
全重量に対し50 w t%)とを混合してアル□す製
ルツボに入れ、電気炉を用いて1200℃で10時間加
熱焼焼成た。
次いで、加熱焼成物を50℃の温水101を用いて常法
により水洗してNa 2 S 04を除去した後、濾過
、乾燥してBaフェライト粒子粉末を得た。
得られたBaフェライト粒子粉末は、走査型電子顕微鏡
観察の結果、六角板状粒子であり、且つ、粒子が一個一
個バラバラで粒度が均斉なものであった。
また、磁気特性は、出発原料1の場合と同様な方法によ
り測定した結果、残留磁束密度Brが1500 Gau
sss保磁力IHcが30700eであった。
実施例 2〜13 出発原料の種類、融剤の種類、量及び割合、焼成温度及
び焼成時間を種々変化させた以外は、実施例1とま′つ
たく同様にしてフェライト粒子粉末を得た。
実施例2〜13で得られたフェライト粒子粉末は、走査
型電子顕微鏡観察の結果、いずれも六角板状粒子であり
、且つ、粒子が一個一個バラバラなものであった。
実施例3で得たBaフェライト粒子粉末の走査型電子顕
微鏡写真(X60,000)を図2に示す。
図2から明らかなようにC軸面の平均長径は0.7〜1
.2μmであった。
また、実施例2〜13で得られた六角版状フェライト粒
子粉末の磁気特性を表1に示す。
くゴム、プラスチック磁石の製造〉 実施例14〜29 比較例 1〜4; 実施例 14 実施例1で得たBaフェライト粒子粉末88gとエチレ
ン酢酸ビニール共重合樹脂(製品名エバラレツクスー+
EV−410三井ポリケミカル銖)製)12pとステア
リン酸亜鉛0.6.!9とを70℃に加熱した熱間ロー
ルで混練し、均一な混線物とした後、厚み10mmのシ
ート状とした。
このシートを、直径251mφのポンチで打ち抜き積層
して、直径25關φ、厚み12朋の円柱状サンプルを作
成し、出発原料1の場合と同様な方法により磁気特性を
測定した結果を表2に示す。
実施例 15〜17 材料磁性粒子粉末の種類を種々変化させた以外は、実施
例14とまったく同様にしてシートを作成した。
このシートを用いて実施例14とまったく同様にして円
柱状サンプルを作成し、出発原料1の場合と同様な方法
により磁気特性を測定した結果を表2に示す。
実施例 18 実施例1で得たBaフェライト粒子粉末120gとイン
プレンラバー(製品名カリフレックス+、IR−500
、シェル化学(株)製)12.5.9とステアリン酸0
.6gとを100℃に加熱した熱間ロールで混線し〜均
一な混合物とした後、厚み10mmのシート状とした。
このシートを用いて、実施例14とまったく同様にして
円柱状サンプルを作成し、出発原料1の場合と同様な方
法により磁気特性を測定した結果を表2に示す。
実施例 19〜21 材料磁性粒子粉末の種類を種々変化させた以外は実施例
18とまったく同様にしてシートを作成した。
このシートを用いて実施例13とまったく同様にして円
柱状サンプルを作成し、出発原料1の場合と同様な方法
により磁気特性を測定した結果を表2に示す。
実施例 22 実施例1で得たBaフェライト粒子粉末88.!9とポ
リエチレン(製品名+J519宇部興産@)製)12.
9とジオクチルフタレート2 ccとを120’Cに加
熱した熱間ロールで混練し、均一な混合物とした後、厚
み101g1のシート状とした。
このシートを用いて、実施例14とまったく同様にして
円柱状サンプルを作成し、出発原料1の場合と同様な方
法により磁気特性を測定した結果を表2に示す。
実施例 23〜25 材料磁性粒子粉末の種類を種々変化させた以外は実施例
22とまったく同様にしてシートを作成した。
このシートを用いて実施例14とまったく同様にして円
柱状サンプルを作成し、出発原料1の場合と同様な方法
により磁気特性を測定した結果を表2に示す。
実施例 26 実施例1で得たBaフェライト粒子粉末115gとナイ
ロン6(製品名+1013B宇部興産@)製)15.i
とを、230℃に加熱したニーダ−で混練し、均一な混
線物とした後粗砕し、この粗砕物2L9を直径25朋φ
の金型に投入し、180℃、圧力500Kp/dで加熱
圧縮成型し、直径25朋φ、厚み15朋の円柱状成型体
を得た。
この成型体を、出発原料1の場合と同様な方法により、
磁気特性を測定した結果を表2に示す〇実施例 27〜
29 材料磁性粒子粉末の種類を種々変化させた以外は、実施
例26とまったく同様にして円柱状成型体を得た0この
成型体を出発原料1の場合と同様な方法により磁気特性
を測定した結果を表2に示す。
比較例 1〜2 材料磁性粒子粉末としてそれぞれ出発原料1及び出発原
料2を用いた以外は実施例14とまったく同様にしてシ
ートを作成した。
このシートを用いて実施例14とまったく同様にして円
柱状サンプルを作成し、出発原料1の場合と同様な方法
により磁気特性を測定した結果を表2に示す。
比較例 3〜4 材料磁性粒子粒末としてそれぜれ出発原料1及び出発原
料2を用いた以外は実施例18とまったく同様にしてシ
ートを作成した己 このシートを用いて実施例18とまったく同様にして円
柱状サンプルを作成し、出発原料1の場合と同様な方法
により磁気特性を測定した結果を表2に示す。
く焼結磁石の製造〉 実施例30〜31;実施例
30 実施例3で得たBaフェライト粒子粉末211とPVA
6.5%水溶液2m/とをよく混合し、直径2511E
φの金型を用い、圧力1000に!Aで圧縮して、直径
25朋φ、厚さ15朋の圧粉成型体を得た。
この圧粉体を乾燥した後、電気炉を用い、1200℃で
60分間焼成し、焼結サンプルを得た。
この焼結サンプルを出発原料1の場合と同様な方法によ
り磁気特性を測定した結果、エネルギー積BHmax
11M、G、 Oe1残留磁束密度(Br )2350
Gausss配向度(Br/Bm)0.54及び保磁力
IHc35800eであった。
実施例 31 実施例8で得たSrフェライト粒子粉末20gと水50
ccとをよく混合しスラリー化した後、直径30篤−の
金型を用い、10に、Oeの磁場で配向後圧力100y
iで圧縮成型し、直径3011Lmφ、厚さ10朋の円
柱状圧粉体を作成した。
この圧粉体を乾燥した後、電気炉中1230℃で60分
間焼成して焼結サンプルを得た。
この焼結サンプルを出発原料1の場合と同様な方法によ
り、磁気特性を測定した結果、エネルギー積BHmax
3.7M−G、 Oe、残留磁束密度(Br )40
50Gausss配向度(B r/ Bm ) 0.9
0及び保磁力□Hc34000eであった○
【図面の簡単な説明】
図1及び図2はいずれも走査型電子顕微鏡写真であり、
図1は、出発原料である乾式法により得られた不定形の
Baフェライト粒子粉末であり、図2は実施例3に′よ
り得られた六角板状を呈したBaフェライト粒子粉末で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出発原料である不定形のBa、Sr又はpbフェラ
    イト粒子に対し、Na、に、或はLiの硫酸塩又はNa
    、に、Li或はCaの塩化物、臭化物、沃化物若しくは
    弗化物から選ばれた一種又は二種以上の融剤を全重量で
    5〜90wt%混在させた後、該融剤の融点以上の温度
    で加熱焼成することにより、前記出発原料の粒子形状を
    六角板状粒子とすることを特徴とする六角板状を呈した
    マグネトブランバイト型Ba、Sr又はpbフェライト
    粒子粉末の製造法。 2 融剤がNa2SO4である特許請求の範囲第1項記
    載の六角板状を呈したマグネトブランバイト型Baフェ
    ライト粒子粉末の製造法。 3 融剤がNaCA!である特許請求の範囲第1項記載
    の六角板状を呈したマグネトブランバイト型Srフェラ
    イト粒子粉末の製造法。
JP54052772A 1979-04-28 1979-04-28 六角板状マグネトプランバイト型フエライト粒子粉末の製造法 Expired JPS5841646B2 (ja)

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