JPS58403A - ビ−ド耐久性のよいラジアルタイヤ - Google Patents
ビ−ド耐久性のよいラジアルタイヤInfo
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- JPS58403A JPS58403A JP56098839A JP9883981A JPS58403A JP S58403 A JPS58403 A JP S58403A JP 56098839 A JP56098839 A JP 56098839A JP 9883981 A JP9883981 A JP 9883981A JP S58403 A JPS58403 A JP S58403A
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- Y10T152/10873—Characterized by the carcass, carcass material, or physical arrangement of the carcass materials with two or more differing cord materials
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、トラック、小型トラック、バスなどの比較的
重荷重の車両に使用されうるスチールコードのカーカス
プライを備えたラジアル構造の空気入抄タイヤのビード
部の改良に関するもので、特ニ、リムフランジにより変
形を束縛されているビード部と荷重により容易に変形す
るタイヤサイド部との接続部の構成を基本的に変革して
故障誘因の解消を自差したものである。
重荷重の車両に使用されうるスチールコードのカーカス
プライを備えたラジアル構造の空気入抄タイヤのビード
部の改良に関するもので、特ニ、リムフランジにより変
形を束縛されているビード部と荷重により容易に変形す
るタイヤサイド部との接続部の構成を基本的に変革して
故障誘因の解消を自差したものである。
従来の、重荷重の車両に用いられチラシアル−造の空気
入りタイヤのビード部の構造は、カーカスプライの端末
がビードコアー回りで折り返された位置で終端し、場合
によって杜、折り返し部の外側に隣接してスチールコー
ド補強層が折り返し部の上で終端するよう配置され、ビ
ード部からサイドウオール下部の領−赤補強されている
が、このようなビード部の構造のタイヤでは、カーカス
プライの折り返し端またはスチールコード補強層の上端
に剛性の断層が生起される。因って、タイヤの回転によ
る繰り返しの荷重応力に伴って変形しようとして剛性の
断層でせん（剪）断層を生じる。
入りタイヤのビード部の構造は、カーカスプライの端末
がビードコアー回りで折り返された位置で終端し、場合
によって杜、折り返し部の外側に隣接してスチールコー
ド補強層が折り返し部の上で終端するよう配置され、ビ
ード部からサイドウオール下部の領−赤補強されている
が、このようなビード部の構造のタイヤでは、カーカス
プライの折り返し端またはスチールコード補強層の上端
に剛性の断層が生起される。因って、タイヤの回転によ
る繰り返しの荷重応力に伴って変形しようとして剛性の
断層でせん（剪）断層を生じる。
この剪断歪によってコード部とゴム部との間にセパレー
ション現象を生起する。
ション現象を生起する。
このような問題を解決するため、従来から提案に示され
るごとく、カーカスプライおよび金属コード補強層の端
部を包むようにして、端部に隣接し・て硬いゴムを配置
し、周辺ゴムとコードとの間の剛性の差を漸減させるこ
とにより、コード端末に集中する歪を減少させてセパレ
ーションを防止しようとするものである。
るごとく、カーカスプライおよび金属コード補強層の端
部を包むようにして、端部に隣接し・て硬いゴムを配置
し、周辺ゴムとコードとの間の剛性の差を漸減させるこ
とにより、コード端末に集中する歪を減少させてセパレ
ーションを防止しようとするものである。
また、実公昭５２−４８４８３号に提案されているごと
く、スチールコード補強層の先端を繊維層で包んで、コ
ード端を固めて、自由端になっているスチールコードの
動きを拘束し、合わせてスチールコード先端に直接周辺
ゴムが接触しないようにして、セパレーション核の発生
を防止してセパレーション現象を減少させる方法が案出
されている。
く、スチールコード補強層の先端を繊維層で包んで、コ
ード端を固めて、自由端になっているスチールコードの
動きを拘束し、合わせてスチールコード先端に直接周辺
ゴムが接触しないようにして、セパレーション核の発生
を防止してセパレーション現象を減少させる方法が案出
されている。
以上のように、従来のセパレーション現象の発生防止の
方法は、セパレーションの発生する部分を補強して耐セ
パレーシヨン構造にするものであったが、このような方
法では、応力の集中する点っていなかった。
方法は、セパレーションの発生する部分を補強して耐セ
パレーシヨン構造にするものであったが、このような方
法では、応力の集中する点っていなかった。
因って、本発明の空気タイヤでは、問題の解決を、従来
の方法とは異なった観点よ抄探究したものであって、本
発明の大要は、リムフランジにより変形を束縛されてい
るビード部と荷重により容易に変形するタイヤサイド部
との接続部において、応力の集中するサイドウオール下
部に位置し且つスチールコード補強層の適長上の部分に
、緩衝のための低硬度ゴムを配置する事である。このよ
うな配置によって、発生応力を変形容易な低硬度ゴムに
集中させ、応力の集中に伴って低硬度ゴムは変形して応
力を分散吸収する様にするものである。
の方法とは異なった観点よ抄探究したものであって、本
発明の大要は、リムフランジにより変形を束縛されてい
るビード部と荷重により容易に変形するタイヤサイド部
との接続部において、応力の集中するサイドウオール下
部に位置し且つスチールコード補強層の適長上の部分に
、緩衝のための低硬度ゴムを配置する事である。このよ
うな配置によって、発生応力を変形容易な低硬度ゴムに
集中させ、応力の集中に伴って低硬度ゴムは変形して応
力を分散吸収する様にするものである。
このように、本発明は、ビード部上方に柔軟構造を導入
することによって、ビード部内での歪を緩和し、コード
先端でのセパレーション現象の発生を防止するものであ
る。
することによって、ビード部内での歪を緩和し、コード
先端でのセパレーション現象の発生を防止するものであ
る。
一゛、本願は２発明からなり、第１発明は、タイヤのｔ
°周方向中心面に対し＃１は９０°の角度で一方のビー
ド部から頭頂部を経て他方のビード部へ延びるスチール
コードのプライの少なくとも１層からなるカーカスプラ
イの両端は、それぞれ１対の環状のビードコアの回りで
内側から折返されてビード域内で終端し、この折返し部
の外側に隣接して、折返し部より長いスチールコード補
強層を配置してビード部を補強したラジアルタイヤにお
いて、断面がほぼ三角形状の高硬度ゴム部と、その外側
に隣接して高硬度ゴム部より長い中硬度ゴム部とからな
る全体がほぼ三角形状のビードフィラーを、前記カーカ
スプライと、その折返し部およびスチールコード補強層
とで回まれる部分からサイドウオール部に向って充填し
、前記スチールコード補強層 層の上端部を有機繊維コードのキャップで包み、このキ
ャップ被覆の上側で中硬度ゴム部の外側に隣接するよう
に、中硬度ゴム部の硬度より３°〜２０°低い硬度のひ
れ状、の緩衝ゴムを配置した仁とを特徴とするビード耐
久性のよいラジアルタイヤド補強層を配置したことを特
徴とするビード耐久性のよいラジアルタイヤである。
°周方向中心面に対し＃１は９０°の角度で一方のビー
ド部から頭頂部を経て他方のビード部へ延びるスチール
コードのプライの少なくとも１層からなるカーカスプラ
イの両端は、それぞれ１対の環状のビードコアの回りで
内側から折返されてビード域内で終端し、この折返し部
の外側に隣接して、折返し部より長いスチールコード補
強層を配置してビード部を補強したラジアルタイヤにお
いて、断面がほぼ三角形状の高硬度ゴム部と、その外側
に隣接して高硬度ゴム部より長い中硬度ゴム部とからな
る全体がほぼ三角形状のビードフィラーを、前記カーカ
スプライと、その折返し部およびスチールコード補強層
とで回まれる部分からサイドウオール部に向って充填し
、前記スチールコード補強層 層の上端部を有機繊維コードのキャップで包み、このキ
ャップ被覆の上側で中硬度ゴム部の外側に隣接するよう
に、中硬度ゴム部の硬度より３°〜２０°低い硬度のひ
れ状、の緩衝ゴムを配置した仁とを特徴とするビード耐
久性のよいラジアルタイヤド補強層を配置したことを特
徴とするビード耐久性のよいラジアルタイヤである。
ここで外側はタイヤの内腔から遠い側であり、上側はタ
イヤの回転軸から遠い側である。
イヤの回転軸から遠い側である。
上記のとおり、緩衝ゴム部と中硬度ゴム部との硬度差は
３°〜２０°であるが、好オしくは５°〜１５゜である
。緩衝ゴム部の硬度範囲は４５°〜６５°が好ましく、
中硬度ゴ÷部の硬度は５５°〜７０’の範囲内のものが
好ましい使用範囲である。
３°〜２０°であるが、好オしくは５°〜１５゜である
。緩衝ゴム部の硬度範囲は４５°〜６５°が好ましく、
中硬度ゴ÷部の硬度は５５°〜７０’の範囲内のものが
好ましい使用範囲である。
上記の緩衝ゴム部と中硬度ゴム部との硬度差が３°未満
ではピード部耐久性改良効果が少なく、また２０°を越
える場合には中硬度ゴム部の硬度をより大きく、緩衝ゴ
ムの硬度をより低くする必要がある。
ではピード部耐久性改良効果が少なく、また２０°を越
える場合には中硬度ゴム部の硬度をより大きく、緩衝ゴ
ムの硬度をより低くする必要がある。
硬度差が大きい程、緩衝ゴム部での応力の分散は容易に
なるが、緩衝ゴムの硬度を低くするにはゴム組成物の補
強剤であるカーボングラツクの配合率が低くなって耐熱
性の劣ったゴムとなり、逆に中硬度ゴム部の硬度が高く
なると屈曲疲労抵抗が低下してビード部の耐久性低下の
原因となるものである。また、中硬度ゴム部は、緩衝ゴ
ム部の硬度より３°〜２０°高い範囲内で、さらに分割
して高硬度ゴム部に接する側は、硬度の高いゴムを、緩
衝ゴム部に接する側は低い硬度のゴムの２種類のゴムで
構成７すれば、緩衝ゴムによる応力分散作用効゛果が大
きくなり、より好ましいものと吹る。
なるが、緩衝ゴムの硬度を低くするにはゴム組成物の補
強剤であるカーボングラツクの配合率が低くなって耐熱
性の劣ったゴムとなり、逆に中硬度ゴム部の硬度が高く
なると屈曲疲労抵抗が低下してビード部の耐久性低下の
原因となるものである。また、中硬度ゴム部は、緩衝ゴ
ム部の硬度より３°〜２０°高い範囲内で、さらに分割
して高硬度ゴム部に接する側は、硬度の高いゴムを、緩
衝ゴム部に接する側は低い硬度のゴムの２種類のゴムで
構成７すれば、緩衝ゴムによる応力分散作用効゛果が大
きくなり、より好ましいものと吹る。
ヵお、本発明。２イヤは、ｉ準内工空気。１カが３４／
−以上の高い空気圧で使用されるタイヤに関するもので
、少なくとも１層のカーカスプライを備え、その折り返
し部の長さの１１〜１６倍の長さのスチールコード補強
層を備えたタイヤである。
−以上の高い空気圧で使用されるタイヤに関するもので
、少なくとも１層のカーカスプライを備え、その折り返
し部の長さの１１〜１６倍の長さのスチールコード補強
層を備えたタイヤである。
次に、例示の図面に基づいて−、本発明の態様を具体的
に説明する。
に説明する。
第１図は、従来例のタイヤを示したもので、図は、タイ
ヤの下方部の断面図である。
ヤの下方部の断面図である。
まず、従来のタイヤ構成に言及する。
図において、（１）はタイヤの周方向中心面に対し９０
°の角度で、１方のビード部から他方のビード部へ延び
るカーカスプライであり、ビードコア（２）の回りで内
側から折り返されている。また、ビード部の剛性を上げ
る目的で、スチールコード補強層（３）が上記のカーカ
スプライ（１ン折り返し部（１ａ）の外側に隣接して配
置され、カーカスプライ（１）とその折り返し部（１ａ
）およびスチールコード補強層（３）とで囲まれる部分
は、硬度の高い配合組成のビードフィラー（４）にて充
填されているものである。
°の角度で、１方のビード部から他方のビード部へ延び
るカーカスプライであり、ビードコア（２）の回りで内
側から折り返されている。また、ビード部の剛性を上げ
る目的で、スチールコード補強層（３）が上記のカーカ
スプライ（１ン折り返し部（１ａ）の外側に隣接して配
置され、カーカスプライ（１）とその折り返し部（１ａ
）およびスチールコード補強層（３）とで囲まれる部分
は、硬度の高い配合組成のビードフィラー（４）にて充
填されているものである。
このような従来タイヤでは、ビードフィラー（４）が高
い硬度なので、カーカスプライの動きに応じて動こうと
するが、一方折り返し部Ｃ１−）は、タイヤの外側がリ
ム７ランジで動きが束縛されており、折９返し端部（１
１））およびスチールコード補強層の端部（３ａ）とビ
ードフィラー（４）との間に繰ね返しのせん（Ｊ！Ｊ）
断力が作用し、これらのコード端がビードフィラーから
剥離してセパレーション現象を生起するおそれを有する
ものであった６因って、本発明では、上記の欠陥を解消
すべく、従来・の基本的構成を変革したものである。
い硬度なので、カーカスプライの動きに応じて動こうと
するが、一方折り返し部Ｃ１−）は、タイヤの外側がリ
ム７ランジで動きが束縛されており、折９返し端部（１
１））およびスチールコード補強層の端部（３ａ）とビ
ードフィラー（４）との間に繰ね返しのせん（Ｊ！Ｊ）
断力が作用し、これらのコード端がビードフィラーから
剥離してセパレーション現象を生起するおそれを有する
ものであった６因って、本発明では、上記の欠陥を解消
すべく、従来・の基本的構成を変革したものである。
第２図は、本発明のタイヤの右側半分を示した軸線方向
の部分断Ｉｉ図である。
の部分断Ｉｉ図である。
−図において、（Ｈ）はカーカスプライで、タイヤ″′
め、ヵ。や、。、よ、□□、９ｏ・。□ア、１カのビー
ド部（Ｂ）から他方のビード部（Ｂ）へと延びたスチー
ルコードのプライからなり、とのプライは、ビードコア
（１２）の回シを内側から外側へ折シ返して折り返し部
（ｔ １ａ）を形成し、この折り返し部（１１ａ）の外
側にＩＩ接し、折り返し端部（ｔｌｂ）を超える高さに
スチールコード補強層（１３）が配置される。
め、ヵ。や、。、よ、□□、９ｏ・。□ア、１カのビー
ド部（Ｂ）から他方のビード部（Ｂ）へと延びたスチー
ルコードのプライからなり、とのプライは、ビードコア
（１２）の回シを内側から外側へ折シ返して折り返し部
（ｔ １ａ）を形成し、この折り返し部（１１ａ）の外
側にＩＩ接し、折り返し端部（ｔｌｂ）を超える高さに
スチールコード補強層（１３）が配置される。
カーカスプライ（１１）と折り返し部（１１ａ）および
スチールコード補強層（１３）でＦ！ＩＪまれ六部分か
らサイドウオール部（１８）へ向ってビードフィラー（
ＢＦ）が充填されるが、このビードフィラー（ＢＦ）は
、三角状の高硬度ゴム部（１６）とその外側に隣接した
中硬度ゴム部（１７）とからなる全体がほぼ三角形をな
すように形成される。
スチールコード補強層（１３）でＦ！ＩＪまれ六部分か
らサイドウオール部（１８）へ向ってビードフィラー（
ＢＦ）が充填されるが、このビードフィラー（ＢＦ）は
、三角状の高硬度ゴム部（１６）とその外側に隣接した
中硬度ゴム部（１７）とからなる全体がほぼ三角形をな
すように形成される。
さらに、スチールコード補強層の端部（１３ａ）を、ナ
イロンなどの有機繊維コードにゴム引きをしたキャップ
（１って包み込み、このキャップ（１り被覆の上側には
、中硬度ゴム部（１７）に隣、接するようにして、緩衝
ゴム（１５）を配置する構成とするもので構造を構成す
るため、スチールコード補強層（１３）と高硬度ゴム部
（１６）との作用で、ビード部の剛性は高く、高い操縦
性能を備えており且つ荷重が加わった時、サイドウオー
ル部（１８）の下部に圧縮歪を受けるが、緩衝ゴム（１
５）が歪の大きさに応じて容易に変形し、応力を吸収す
る。従って、スチールコード補強層（１３）の端部（１
３ａ）付近で作用する歪応力は小さくなってセパレーシ
ョン抵抗が太きくなり、ビード部の耐久性を増大するも
のである。
イロンなどの有機繊維コードにゴム引きをしたキャップ
（１って包み込み、このキャップ（１り被覆の上側には
、中硬度ゴム部（１７）に隣、接するようにして、緩衝
ゴム（１５）を配置する構成とするもので構造を構成す
るため、スチールコード補強層（１３）と高硬度ゴム部
（１６）との作用で、ビード部の剛性は高く、高い操縦
性能を備えており且つ荷重が加わった時、サイドウオー
ル部（１８）の下部に圧縮歪を受けるが、緩衝ゴム（１
５）が歪の大きさに応じて容易に変形し、応力を吸収す
る。従って、スチールコード補強層（１３）の端部（１
３ａ）付近で作用する歪応力は小さくなってセパレーシ
ョン抵抗が太きくなり、ビード部の耐久性を増大するも
のである。
第３図は第２図に示した本発明のタイヤのビード部に更
に有機繊維コード補強層を備えたタイヤ構造の下方部を
示した断面図である。
に有機繊維コード補強層を備えたタイヤ構造の下方部を
示した断面図である。
図において（１１）はカーカスプライで、スチールコー
ドのプライからなり、このコードはビードコア（１２）
の回りで折返して折返し部（１１ａ）を形成し、この折
返し部（１１ａ）の外側に隣接し、折り返し端部（１１
ｂ）を越える高さにスチールコード補強層（１３）が配
置される。
ドのプライからなり、このコードはビードコア（１２）
の回りで折返して折返し部（１１ａ）を形成し、この折
返し部（１１ａ）の外側に隣接し、折り返し端部（１１
ｂ）を越える高さにスチールコード補強層（１３）が配
置される。
さらにスチールコード補強層（１３）の外側に隣接して
、カーカスプライ（１１）の最下端の下の位置から、ス
チールコード補強層の上端部を越える高さに、有機縁°
維コード補強層（１９）が配置している。
、カーカスプライ（１１）の最下端の下の位置から、ス
チールコード補強層の上端部を越える高さに、有機縁°
維コード補強層（１９）が配置している。
カーカスプライ（１１）と折返し部（１１ａ）およびス
チールコード補強層（１３）で囲まれた部分からサイド
ウオール部に向って高硬度ゴム部（１６）と中硬度ゴム
部（１７）とからなるビードフイ７− （ＥＦ）を充填
している。
チールコード補強層（１３）で囲まれた部分からサイド
ウオール部に向って高硬度ゴム部（１６）と中硬度ゴム
部（１７）とからなるビードフイ７− （ＥＦ）を充填
している。
さらに、スチールコード補強層の端部（１３ｂ）をゴム
引した有機繊維コードのキャップ（１って包み、このキ
ャップの上端上側には、中硬度ゴム部（１７）と有機繊
維コード補強層（１９）とで挾持されるようにして緩衝
ゴム（１５）が配置する構成とするものである。この構
成のタイヤは前記第２図に示されたタイヤよりも、有機
繊維コード補強層がスチールコード補強層の動きを抑制
するために七ノ々レーション防止の効果は顕著である。
引した有機繊維コードのキャップ（１って包み、このキ
ャップの上端上側には、中硬度ゴム部（１７）と有機繊
維コード補強層（１９）とで挾持されるようにして緩衝
ゴム（１５）が配置する構成とするものである。この構
成のタイヤは前記第２図に示されたタイヤよりも、有機
繊維コード補強層がスチールコード補強層の動きを抑制
するために七ノ々レーション防止の効果は顕著である。
実施例ｔ
この実施例は、タイヤサイズＩＣＬＣＩＯＲ２０のタイ
ヤに構成したものであって、この例示の実施例の詳細な
構成は、１層のスチールコードプライのカーカスプライ
（１１）からなり、その両端をそれぞれ１対のビードコ
アー（１２）の回９で内側から折り返し、折り返し部（
１１ａ）の長さを、タイヤ断面高さの１８チとし、折り
返し部（１１ａ）の外側に隣接してラジアル方向に対し
て４５°の角度でスチールコード補強層（１３）を、ビ
ードコア（１２）の下端に相当する高さから、タイヤ断
面高さの約２３チの高さにわたって配置し、スチールコ
ード補強層の端部（１３ａ）は、スチールコードとの接
着性にすぐれたゴム組成物をゴム引きしたナイロンコー
ドを４５゜の角度でバイアス裁断したキャップで包み、
その先端に第１表に示す各硬度の緩衝ゴム部を配置し、
カーカスプライ（１１）と折り返し部（１１ａ）および
スチールコード補強層（１５）で囲まれた部分からサイ
ドウオール部（１Ｂ）にかけて、８０°のゴムを使用し
た高硬度ゴム部と、次の第１表に示す各硬度の中硬度ゴ
ム部とからなるほぼ三角形のビードフィラー（ＢＦ）を
配置したものである。
ヤに構成したものであって、この例示の実施例の詳細な
構成は、１層のスチールコードプライのカーカスプライ
（１１）からなり、その両端をそれぞれ１対のビードコ
アー（１２）の回９で内側から折り返し、折り返し部（
１１ａ）の長さを、タイヤ断面高さの１８チとし、折り
返し部（１１ａ）の外側に隣接してラジアル方向に対し
て４５°の角度でスチールコード補強層（１３）を、ビ
ードコア（１２）の下端に相当する高さから、タイヤ断
面高さの約２３チの高さにわたって配置し、スチールコ
ード補強層の端部（１３ａ）は、スチールコードとの接
着性にすぐれたゴム組成物をゴム引きしたナイロンコー
ドを４５゜の角度でバイアス裁断したキャップで包み、
その先端に第１表に示す各硬度の緩衝ゴム部を配置し、
カーカスプライ（１１）と折り返し部（１１ａ）および
スチールコード補強層（１５）で囲まれた部分からサイ
ドウオール部（１Ｂ）にかけて、８０°のゴムを使用し
た高硬度ゴム部と、次の第１表に示す各硬度の中硬度ゴ
ム部とからなるほぼ三角形のビードフィラー（ＢＦ）を
配置したものである。
上記の構成で、第１表の緩衝ゴム部と中硬度ゴム部の各
硬度のゴムを使用して、 １１００Ｒ２０のタイヤを
作製し、ドラム試験を行なってその耐久性を比較した結
果は第１表のとおりである。
硬度のゴムを使用して、 １１００Ｒ２０のタイヤを
作製し、ドラム試験を行なってその耐久性を比較した結
果は第１表のとおりである。
ドラム試験は、タイヤに内圧空気９１＆／ｃｄ充填し、
荷重５４０ ｏｌｊを負荷して、速度４０ ｈ ／ ｈ
ｒでドラム上を走行し、この高負荷条件の下でビード部
の故障発生までの走行距離を、比較例の硬度差０の試験
タイヤ瓜１１を基準とし、この走、行距離を指数１００
として耐久性を比較したものである。
荷重５４０ ｏｌｊを負荷して、速度４０ ｈ ／ ｈ
ｒでドラム上を走行し、この高負荷条件の下でビード部
の故障発生までの走行距離を、比較例の硬度差０の試験
タイヤ瓜１１を基準とし、この走、行距離を指数１００
として耐久性を比較したものである。
実施例２
前記実施例１に示したタイヤサイズ１αＯｑ、Ｒ２０の
タイヤの構造の他に更にスチールコード補強層の外側に
隣接してカーカスプライ（１１）の下端が位置する区域
の下からナイロンコード２層でなる有機繊維コード補強
層（１９）をスチールコード補強層の先端（１３ａ）の
高さを超える区域にわたって配置また。ここで用いた低
硬度ゴムと緩衝ゴムの硬度及びドラム試験の結果を第１
表に示す。
タイヤの構造の他に更にスチールコード補強層の外側に
隣接してカーカスプライ（１１）の下端が位置する区域
の下からナイロンコード２層でなる有機繊維コード補強
層（１９）をスチールコード補強層の先端（１３ａ）の
高さを超える区域にわたって配置また。ここで用いた低
硬度ゴムと緩衝ゴムの硬度及びドラム試験の結果を第１
表に示す。
（以下余白）
第１表の故障発生状態のビードセパとは、ビード部のセ
パレージ・ンを生起したもので、打切りとは、基準の試
験タイヤＩｒＬ１１の２．５走行行しても故障の発生が
認められず一比試験を打切ったものである。
パレージ・ンを生起したもので、打切りとは、基準の試
験タイヤＩｒＬ１１の２．５走行行しても故障の発生が
認められず一比試験を打切ったものである。
実施例の試験タイヤＩＳ１〜１０のタイヤは、従来のタ
イヤよりも故障に至る走行距離が長く、特に、緩衝ゴム
部と中硬度ゴム部との硬度差が１５゜である試験タイヤ
瓜２は、基準タイヤの２５倍走行しても故障を発生せず
、すぐれた耐久性を発揮するものであるが、その他第１
表の試験結果から硬度差は３°〜２０°の範囲のものが
相当の結果を発揮する参会ものである。
イヤよりも故障に至る走行距離が長く、特に、緩衝ゴム
部と中硬度ゴム部との硬度差が１５゜である試験タイヤ
瓜２は、基準タイヤの２５倍走行しても故障を発生せず
、すぐれた耐久性を発揮するものであるが、その他第１
表の試験結果から硬度差は３°〜２０°の範囲のものが
相当の結果を発揮する参会ものである。
スチールコード補強層の外側に隣接してナイロンコード
補強層を配置した試験タイヤ４９ ＃ ｆ Ｏは同じ硬
度のゴムを使用したナイロンコード補強層を設けないタ
イヤより一故障に至るまでの走行距離が長く、ナイロン
コード補強層を設ける方が好ましい。
補強層を配置した試験タイヤ４９ ＃ ｆ Ｏは同じ硬
度のゴムを使用したナイロンコード補強層を設けないタ
イヤより一故障に至るまでの走行距離が長く、ナイロン
コード補強層を設ける方が好ましい。
−また、比較例として示した試験タイヤ７ｆＬ１２は、
・伍「 緩衝ゴム部が中硬度ゴム部の硬度より高い例゛の場合で
あつソ、このように緩衝ゴムの硬度が逆に高い場合は、
基準の試験タイヤ＆１１よりも走行距離が大分低下する
ものである事を示した。
・伍「 緩衝ゴム部が中硬度ゴム部の硬度より高い例゛の場合で
あつソ、このように緩衝ゴムの硬度が逆に高い場合は、
基準の試験タイヤ＆１１よりも走行距離が大分低下する
ものである事を示した。
なお、使用される緩衝ゴム部の硬度疎囲は、第１表の試
験結果から４５〜６５°の範囲内のものが好ましい使用
範囲で、中硬度ゴム部の硬度範囲は５５°〜７０°の範
囲内のものが好ましい使用範囲であり、７０°以上にな
るといく分走行距離が低下する傾向が見られる。
験結果から４５〜６５°の範囲内のものが好ましい使用
範囲で、中硬度ゴム部の硬度範囲は５５°〜７０°の範
囲内のものが好ましい使用範囲であり、７０°以上にな
るといく分走行距離が低下する傾向が見られる。
本発明は実施例に示した構造に限定されるものでなく、
特許請求の範囲を逸脱し々い限ｂ３の構造であってもよ
い。
特許請求の範囲を逸脱し々い限ｂ３の構造であってもよ
い。
以上述べたように、高硬度ゴム部と中硬度ゴム度より３
°〜２０°低い硬度の緩衝ゴム部を、−スチールコード
補強層の先端に配置する上記の構成からなる本発明のタ
イヤは、予想外の耐久性を得る事が出来たもので、従来
のタイヤのビード部の耐久性を大きく改良し得たもので
ある。
°〜２０°低い硬度の緩衝ゴム部を、−スチールコード
補強層の先端に配置する上記の構成からなる本発明のタ
イヤは、予想外の耐久性を得る事が出来たもので、従来
のタイヤのビード部の耐久性を大きく改良し得たもので
ある。
第１図は従来のタイヤの下方の軸線方向部分断面図、第
２図は本発明の一例を示す実施例タイヤの右半分の軸線
方向断面図、第３図は本発明を示すタイヤの下方の軸線
方向部分断面図。 （１１） カーカスプライ （１１ａ）カーカスプライの折り返し部（１１ｂ）カー
カスプライの折抄返し端部（１２） ビードコア
（１３） スチールコード補強層（１３ａ）
スチールコード補強層端部 （１４） キャップ （１５）緩衝ゴム
（１６） 高硬度ゴム部 （１７）中硬度ゴ
ム部（１８） サイ、ドウオール部 （１５）ビ
ード部（１３Ｆ） ビードフィラー （１９）
有機繊維コード補強層特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 、 図面の浄書（内容に変更なし） 図面の浄書（内容に変更な 第２図 図面の浄書（内容に変更なし） 自発手続補正書 １．事件の表示 昭和５６年特許願第９８８３９号 ２、発明の名称 ビード耐久性のよいラジアルタイヤ ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大飯市西区江戸堀１丁目１７番１８号（とみたピ
ル）四大阪 （０６） ４４１−１１００ （代）（７
７７Ｂ） 弁理士 大 島 崇 甫５、補正
の対象 明細書の発明の詳細な説明の−および図面の簡単な説明
の欄と図面。 ６、補正の内容 （１） 明細書第１２頁第２０行目の［スチールコード
補強層の端部（１３ｂ）Ｊとあるを、［スチールコード
補強層の端部（１３ａ）Ｊと補正する。 （２） 同第１６頁の表の枠組みの外側上部に［第１表
］の３字を挿入する。 （３） 同第１９頁第１３行目のｒ（１３）ビード部」
とあるを、「（Ｂ）ビード部」と補正する。 （４） 同第１９頁第１４行目のｒ（１３Ｆ）ビードフ
ィラー」とあるを、ｒ （ＢＦ）ビードフィラー」と補
正する。 （５） 図面第１図、第２図、第３図を添付図面のよう
に補正する。 以上
２図は本発明の一例を示す実施例タイヤの右半分の軸線
方向断面図、第３図は本発明を示すタイヤの下方の軸線
方向部分断面図。 （１１） カーカスプライ （１１ａ）カーカスプライの折り返し部（１１ｂ）カー
カスプライの折抄返し端部（１２） ビードコア
（１３） スチールコード補強層（１３ａ）
スチールコード補強層端部 （１４） キャップ （１５）緩衝ゴム
（１６） 高硬度ゴム部 （１７）中硬度ゴ
ム部（１８） サイ、ドウオール部 （１５）ビ
ード部（１３Ｆ） ビードフィラー （１９）
有機繊維コード補強層特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 、 図面の浄書（内容に変更なし） 図面の浄書（内容に変更な 第２図 図面の浄書（内容に変更なし） 自発手続補正書 １．事件の表示 昭和５６年特許願第９８８３９号 ２、発明の名称 ビード耐久性のよいラジアルタイヤ ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大飯市西区江戸堀１丁目１７番１８号（とみたピ
ル）四大阪 （０６） ４４１−１１００ （代）（７
７７Ｂ） 弁理士 大 島 崇 甫５、補正
の対象 明細書の発明の詳細な説明の−および図面の簡単な説明
の欄と図面。 ６、補正の内容 （１） 明細書第１２頁第２０行目の［スチールコード
補強層の端部（１３ｂ）Ｊとあるを、［スチールコード
補強層の端部（１３ａ）Ｊと補正する。 （２） 同第１６頁の表の枠組みの外側上部に［第１表
］の３字を挿入する。 （３） 同第１９頁第１３行目のｒ（１３）ビード部」
とあるを、「（Ｂ）ビード部」と補正する。 （４） 同第１９頁第１４行目のｒ（１３Ｆ）ビードフ
ィラー」とあるを、ｒ （ＢＦ）ビードフィラー」と補
正する。 （５） 図面第１図、第２図、第３図を添付図面のよう
に補正する。 以上
Claims (2)
- （１）タイヤの周方向中心面に対し、ほぼ９０°の角度
で、一方のビード部から頭頂部を経て、他方のビード部
へ延びるスチールコーナ゛のプライの少カくとも１層か
らなるカーカスプ５Ｘ゛イーの両端は、それぞれ１対の
環状のビードコアの回りで、内側から折返されて、ビー
ド域内で終端し、この折返し部の外側に隣接して、折返
し部より長いスチールコード補強層を配置してビード部
を補強したラジアルタイヤにおいて、断面がほぼ゛三角
形状の高硬度ゴム部と、その外側に隣接して高硬度ゴム
部より長い中硬度ゴム部とからなる全体がほぼ三角形状
のビードフィラーを、前記カーカスプライとその折返し
部およびスチールコード補強層とで囲まれる部分からサ
イドウオール部に向って充填し、前記スチールコード補
強層の上端部を有機繊維コードのキャップで包み、この
キャップ被覆の上側で中硬度ゴム部の外側に隣接するよ
うに、中硬度ゴム部δ硬度より５〜２０°低い硬度のひ
れ状の緩衝ゴムを配置したことを特徴とするビード耐久
性のよいラジアルタイヤ。 - （２） タイヤの周方向中心面に対し、は１１９００
０角度で、一方のビード部から頭頂部を経て、他方のビ
ード部へ延びるスチールコードのプライの少なくとも１
層からなるカーカスプライの両端は、それぞれ１対の環
状のビードコアの回りで、内側から折返されて、ビード
域内で終端し、この折返し部の外側に隣接して、折返し
部より長いスチールコード補強層を配置してビード部を
補強したラジアルタイヤにおいて、断面がほぼ三角形状
の高硬度ゴム部と、その外側に隣接して高硬度ゴム部よ
り長い中硬度ゴム部とからなる全体がほぼ三角形状のビ
ードフィラーを、前記カーカスプライとその折返し部お
よびスチールコード補強層とで囲まれる部分からサイド
ウオール部に向って充填し・、前記スチールコード補強
層の上端部を有機繊維コードのキャップで包み、このキ
ャップ被覆の上側で中硬度ゴム部の外側に隣接するよう
に、中硬度ゴム部の硬度より５〜２０°低い硬度のひれ
状の緩衝ゴムを配置し、更に、前記スチールコード補強
層の外側に隣接して有機繊維コード補強層を配置したこ
とを特徴とするビード耐久性のよいラジアルタイヤ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56098839A JPS58403A (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 | ビ−ド耐久性のよいラジアルタイヤ |
| DE19823222405 DE3222405A1 (de) | 1981-06-24 | 1982-06-15 | Radialluftreifen |
| US06/390,921 US4510984A (en) | 1981-06-24 | 1982-06-22 | Pneumatic radial tire having durable bead structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56098839A JPS58403A (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 | ビ−ド耐久性のよいラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58403A true JPS58403A (ja) | 1983-01-05 |
| JPS6411482B2 JPS6411482B2 (ja) | 1989-02-27 |
Family
ID=14230425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56098839A Granted JPS58403A (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 | ビ−ド耐久性のよいラジアルタイヤ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4510984A (ja) |
| JP (1) | JPS58403A (ja) |
| DE (1) | DE3222405A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130192737A1 (en) * | 2009-12-09 | 2013-08-01 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Tire bead for a heavy civil engineering vehicle |
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1981
- 1981-06-24 JP JP56098839A patent/JPS58403A/ja active Granted
-
1982
- 1982-06-15 DE DE19823222405 patent/DE3222405A1/de active Granted
- 1982-06-22 US US06/390,921 patent/US4510984A/en not_active Expired - Fee Related
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| DE3222405A1 (de) | 1983-01-13 |
| US4510984A (en) | 1985-04-16 |
| JPS6411482B2 (ja) | 1989-02-27 |
| DE3222405C2 (ja) | 1989-12-28 |
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