JPS5838063Y2 - 作業車 - Google Patents
作業車Info
- Publication number
- JPS5838063Y2 JPS5838063Y2 JP16293076U JP16293076U JPS5838063Y2 JP S5838063 Y2 JPS5838063 Y2 JP S5838063Y2 JP 16293076 U JP16293076 U JP 16293076U JP 16293076 U JP16293076 U JP 16293076U JP S5838063 Y2 JPS5838063 Y2 JP S5838063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- seat
- lever
- steering lever
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、運転座席に対して遠近方向に揺動する左右操
向レバーを備えた車体に、前記運転座席を後向きに転向
した状態で操縦する作業装置を備えた作業車に関する。
向レバーを備えた車体に、前記運転座席を後向きに転向
した状態で操縦する作業装置を備えた作業車に関する。
上記作業車において、作業装置による作業の途中で、例
えば掘削個所を拡大する等のために車体位置を少しずら
せたいような時がある。
えば掘削個所を拡大する等のために車体位置を少しずら
せたいような時がある。
しかし走行用の操作レバーは、本来運転者が前向きで操
作するように、しかも操作をしやすくするために座席幅
内に位置するように設けており、運転座席を後向きにし
た状態では背もたれにあたってしまう等して走行用レバ
ーの操作ができず、したがって、いちいち運転座席を前
向きにしてレバー操作を行っており、作業途中での車体
移動は手間がかかり、作業性が極めて悪くなっていた。
作するように、しかも操作をしやすくするために座席幅
内に位置するように設けており、運転座席を後向きにし
た状態では背もたれにあたってしまう等して走行用レバ
ーの操作ができず、したがって、いちいち運転座席を前
向きにしてレバー操作を行っており、作業途中での車体
移動は手間がかかり、作業性が極めて悪くなっていた。
本考案は、上記の点に鑑み、運転座席が前向きである時
には操作しやすい位置に在りながら、運転座席を後向き
にした状態でも操向レバーの操作を行えるようにして作
業途中での車体移動を迅速に行わせ、作業性を向上する
事を目的とする。
には操作しやすい位置に在りながら、運転座席を後向き
にした状態でも操向レバーの操作を行えるようにして作
業途中での車体移動を迅速に行わせ、作業性を向上する
事を目的とする。
次に、本考案実施の態様を例示図に基いて詳述する。
クローラ式走行装置１を装備する走行機台の前部に土砂
等をすくい上げて運搬並びに放出する運搬装置２を設け
ると共に、後部に対地掘削作業用の掘削装置３を設け、
両装置２，３間に機体前後いずれをも向けるように運転
座席４を回転自在に設け、この運転座席４の前方に、前
記走行装置１及び運搬装置２を操作するための第１操縦
部５を、そして後方に、前記掘削装置３を操作するため
の第２操縦部６を配設し、前記走行装置１、運搬装置２
及び掘削装置３を油圧駆動するべき構成してあり、もっ
て１台でありながら運搬と掘削の両作業を行えるように
作業車を構成しである。
等をすくい上げて運搬並びに放出する運搬装置２を設け
ると共に、後部に対地掘削作業用の掘削装置３を設け、
両装置２，３間に機体前後いずれをも向けるように運転
座席４を回転自在に設け、この運転座席４の前方に、前
記走行装置１及び運搬装置２を操作するための第１操縦
部５を、そして後方に、前記掘削装置３を操作するため
の第２操縦部６を配設し、前記走行装置１、運搬装置２
及び掘削装置３を油圧駆動するべき構成してあり、もっ
て１台でありながら運搬と掘削の両作業を行えるように
作業車を構成しである。
前記第１操縦部５には、左右の走行装置１，１夫々を操
作するための操向レバー７．７、変速レバー８、クラッ
チペダル９、そして運搬装置２を駆動するための操作レ
バー１０を配設しである。
作するための操向レバー７．７、変速レバー８、クラッ
チペダル９、そして運搬装置２を駆動するための操作レ
バー１０を配設しである。
他方、第２操縦部旦には、掘削装置３を駆動するための
各種操作レバー１１・・・・・・と第２図に示すように
、運転座席４を後向きにした状態でも操作できるように
、前記クラッチペダル９にリンク機構１２を介して連動
連結したクラッチレバ−１３を配設しである。
各種操作レバー１１・・・・・・と第２図に示すように
、運転座席４を後向きにした状態でも操作できるように
、前記クラッチペダル９にリンク機構１２を介して連動
連結したクラッチレバ−１３を配設しである。
前記操向レバー７．７は、第３図に示すように、正面視
において、運転座席４より下方の途中個所を屈曲させる
と共に両握り部１４．１４を運転座席４横幅内中央近く
において近接位置させてあり、操向レバー７．７を両手
で機体前後方向に揺動操作するのに、力を入れやすく楽
に行えるように構成しである。
において、運転座席４より下方の途中個所を屈曲させる
と共に両握り部１４．１４を運転座席４横幅内中央近く
において近接位置させてあり、操向レバー７．７を両手
で機体前後方向に揺動操作するのに、力を入れやすく楽
に行えるように構成しである。
操向レバー７．７の屈曲個所夫々には、連結部１５が設
けられていて、第４図に示すように、下方レバ一部分７
ａに対して上方レバ一部分７ｂを所定幅内で上下方向に
摺動自在に構成すると共に、両者間に上方レバ一部分７
ｂを下方レバ一部分７ａ側に押圧付勢する圧縮スプリン
グ１６、及び両者を１８０°位相を異ならせて嵌合可能
な小判型の嵌合部１７を設けてあり、もって、運転座席
４を前向きにした状態では、上述の如く、操向レバー７
．７を運転座席４横幅相当個所内に位置する第１状態に
できながらも、運転座席４を後向きにした状態では、圧
縮スプリング１６の付勢力に抗して嵌合部１７より離脱
すると共に１８０°回転させ、操向レバー７．７を運転
座席４横幅相当個所よりも外側方に位置させる第２状態
にできるように構成しである。
けられていて、第４図に示すように、下方レバ一部分７
ａに対して上方レバ一部分７ｂを所定幅内で上下方向に
摺動自在に構成すると共に、両者間に上方レバ一部分７
ｂを下方レバ一部分７ａ側に押圧付勢する圧縮スプリン
グ１６、及び両者を１８０°位相を異ならせて嵌合可能
な小判型の嵌合部１７を設けてあり、もって、運転座席
４を前向きにした状態では、上述の如く、操向レバー７
．７を運転座席４横幅相当個所内に位置する第１状態に
できながらも、運転座席４を後向きにした状態では、圧
縮スプリング１６の付勢力に抗して嵌合部１７より離脱
すると共に１８０°回転させ、操向レバー７．７を運転
座席４横幅相当個所よりも外側方に位置させる第２状態
にできるように構成しである。
図中１８は、操向レバー７．７を面状態で１定係止する
ためのβ−ピンである。
ためのβ−ピンである。
従って、前記第１状態では、前向きで操向しやすくでき
るから、運転座席４を後向きに回転させて掘削装置３を
操縦する場合には第２状態にして、車体を少し移動させ
たいような時でも、運転座席４を後向きにしたままで、
前記クラッチレバ−１３と変速レバー８を操作し、かつ
操向レバー７を運転座席４の背もたれに邪魔されずに揺
動操作できるに至った。
るから、運転座席４を後向きに回転させて掘削装置３を
操縦する場合には第２状態にして、車体を少し移動させ
たいような時でも、運転座席４を後向きにしたままで、
前記クラッチレバ−１３と変速レバー８を操作し、かつ
操向レバー７を運転座席４の背もたれに邪魔されずに揺
動操作できるに至った。
走行機台の後部に設けるのに、掘削装置３に限らず、例
えば穿孔装置等各種の作業装置３が適用可能である。
えば穿孔装置等各種の作業装置３が適用可能である。
前記クラッチレバ−１３に代えて、運転座席４を後向き
にした状態で操作できるようにクラッチペダルを設けて
も良く、それらをしてクラッチ操作具１３と総称する。
にした状態で操作できるようにクラッチペダルを設けて
も良く、それらをしてクラッチ操作具１３と総称する。
尚、本考案は、上述タイプの作業車に限らず、運転座席
４を後向きにした状態で操縦する作業装置Ｊを備えるタ
イプの作業車であればすべての作業車に適用できる。
４を後向きにした状態で操縦する作業装置Ｊを備えるタ
イプの作業車であればすべての作業車に適用できる。
以上要するに、本考案は、冒記した作業車において、前
記操向レバー７．７をその揺動基端部に対し握り部１４
．１４をレバー長手方向において偏心させて構成し、前
記操向レバー７．７をその長手方向を軸芯にして回動さ
せることにより、機体正面視において前記運転座席４の
横幅内に位置する第１状態と、前記横幅外に位置する第
２状態とに切換可能に構威し、かつ、前記第２状態で操
作可能なりラッチ操作具１３を設けである事を特徴とす
る。
記操向レバー７．７をその揺動基端部に対し握り部１４
．１４をレバー長手方向において偏心させて構成し、前
記操向レバー７．７をその長手方向を軸芯にして回動さ
せることにより、機体正面視において前記運転座席４の
横幅内に位置する第１状態と、前記横幅外に位置する第
２状態とに切換可能に構威し、かつ、前記第２状態で操
作可能なりラッチ操作具１３を設けである事を特徴とす
る。
つまり、運転座席４を前向きにして走行するに際しては
、操向レバー７．７を運転座席４の横幅相当個所内に位
置させる第１状態にして、レバ−７操作が楽な状態でで
きるようにしながらも、作業装置３操縦時には、操向レ
バー７．７を運転座席４の横幅相当個所外に位置させる
第２状態に切換えられるようにし、かつ、クラッチ操作
具１３を設ける事によって、背もたれに邪魔されるとい
った事なく運転座席４を後向きにした状態のままでも操
作レバ−７操作を行えるに至り、作業途中で車体移動を
要する場合に、運転座席４の向きをいちいち転向すると
いった手間を省け、作業性を向上できるに至った。
、操向レバー７．７を運転座席４の横幅相当個所内に位
置させる第１状態にして、レバ−７操作が楽な状態でで
きるようにしながらも、作業装置３操縦時には、操向レ
バー７．７を運転座席４の横幅相当個所外に位置させる
第２状態に切換えられるようにし、かつ、クラッチ操作
具１３を設ける事によって、背もたれに邪魔されるとい
った事なく運転座席４を後向きにした状態のままでも操
作レバ−７操作を行えるに至り、作業途中で車体移動を
要する場合に、運転座席４の向きをいちいち転向すると
いった手間を省け、作業性を向上できるに至った。
図面は本考案に係る作業車の実施の態様を例示し、第２
図は全体側面図、第２図は要部の一部省略拡大側面図、
第３図は要部の正面図、第４図は要部の一部切欠正面図
である。 ３・・・・・・作業装置、４・・・・・・運転座席、７
・・・・・・操向レバー、１３・・・・・・クラッチ操
作具、１４・・・・・・握り部。
図は全体側面図、第２図は要部の一部省略拡大側面図、
第３図は要部の正面図、第４図は要部の一部切欠正面図
である。 ３・・・・・・作業装置、４・・・・・・運転座席、７
・・・・・・操向レバー、１３・・・・・・クラッチ操
作具、１４・・・・・・握り部。
Claims (1)
- 運転座席４に対して遠近方向に揺動する左右操向レバー
７．７を備えた車体に、前記運転座席４を後向きに転向
した状態で操縦する作業装置３を備えた作業車であって
、前記操向レバー７．７をその揺動基端部に対し握り部
１４．１４をレバー長手方向において偏心させて構成し
、前記操向レバー７．７をその長手方向を軸芯にして回
動させることにより、機体正面視において前記運転座席
４の横幅内に位置する第１状態と、前記横幅外に位置す
る第２状態とに切換可能に構成し、かつ、前記第２状態
で操作可能なりラッチ操作具１３を設けである事を特徴
とする作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16293076U JPS5838063Y2 (ja) | 1976-12-03 | 1976-12-03 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16293076U JPS5838063Y2 (ja) | 1976-12-03 | 1976-12-03 | 作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5378807U JPS5378807U (ja) | 1978-06-30 |
| JPS5838063Y2 true JPS5838063Y2 (ja) | 1983-08-27 |
Family
ID=28770656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16293076U Expired JPS5838063Y2 (ja) | 1976-12-03 | 1976-12-03 | 作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838063Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-03 JP JP16293076U patent/JPS5838063Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5378807U (ja) | 1978-06-30 |
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