JPS5837376B2 - フイン用アルミニウム合金 - Google Patents
フイン用アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPS5837376B2 JPS5837376B2 JP55047221A JP4722180A JPS5837376B2 JP S5837376 B2 JPS5837376 B2 JP S5837376B2 JP 55047221 A JP55047221 A JP 55047221A JP 4722180 A JP4722180 A JP 4722180A JP S5837376 B2 JPS5837376 B2 JP S5837376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fins
- alloy
- aluminum alloy
- less
- brazing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明(jフイン用アルミニウム合金に関し、詳しく
は耐垂下性とろう付け性のすぐれたフィン用アルミニウ
ム合金に関する。
は耐垂下性とろう付け性のすぐれたフィン用アルミニウ
ム合金に関する。
最近フィン材の薄肉化に伴い、熱交換器をろう付け加熱
する際自重や治具の重さによって座屈しない、いわゆる
耐垂下性のすぐれたフィン用アルミニウム合金が要求さ
れている。
する際自重や治具の重さによって座屈しない、いわゆる
耐垂下性のすぐれたフィン用アルミニウム合金が要求さ
れている。
この発明は上記要求をみたすフィン用アルミニウム合金
を提供することを目的とし、その要旨とするところは、
Mn 0. 4〜1. 5%、Mgを03〜0.9%と
81 を0.8%を越え1.6%以内の範囲で含み、
残部はAIと不純物とからなるフィン用アルミニウム合
金およひMg0.3 〜0.9%、Mn 0. 4 〜
1. 5%とSiを0.8%を越え1.6%以内の範囲
で含み残部GIAIと不純物とからなるフィン用アルミ
ニウム合金に存する。
を提供することを目的とし、その要旨とするところは、
Mn 0. 4〜1. 5%、Mgを03〜0.9%と
81 を0.8%を越え1.6%以内の範囲で含み、
残部はAIと不純物とからなるフィン用アルミニウム合
金およひMg0.3 〜0.9%、Mn 0. 4 〜
1. 5%とSiを0.8%を越え1.6%以内の範囲
で含み残部GIAIと不純物とからなるフィン用アルミ
ニウム合金に存する。
合金成分の意義および限定理由
Mn:強度向上に寄与する。
0.4%より少ないとその効果が小さく、1.5%をこ
えるとAA一Mn系の巨大化合物が形成され正延加工性
を阻害する。
えるとAA一Mn系の巨大化合物が形成され正延加工性
を阻害する。
Mg:強度向上に寄与する。
0.3%より少ないとその効果が小さく、0.9%をこ
えるとろう付けの際溶融ろうが粒界に沿って拡散しやす
くなり、ろう付け不良が生じやすくなる。
えるとろう付けの際溶融ろうが粒界に沿って拡散しやす
くなり、ろう付け不良が生じやすくなる。
Sl :座屈強度を高める。
0。8%以下であると効果が小さく、1.6%をこえる
と合金の融点が低下し、ろう付け性がわるくなる。
と合金の融点が低下し、ろう付け性がわるくなる。
なおこの発明の合金はこれらの必須戊分以外に下記元素
を添加してもよい。
を添加してもよい。
Cr O.0 3〜0.2 5%:強度を高める。
Zr0.05〜0.25%:合金の結晶粒を微細化して
強度を高める。
強度を高める。
vo.oi〜0.1%:合金の結晶粒を微細化して強度
を高める。
を高める。
Ti0.05〜035%:軟化温度を高める。
Fe:不純物程度、例えば1.0%以下の含有は許容し
てもろう付け性lこ支障はない。
てもろう付け性lこ支障はない。
以下この発明の実施例について述べる。
第1表に示す組成の合金を常法に従って熱間匡延およひ
冷間圧延して0.16mm厚さの板材とした。
冷間圧延して0.16mm厚さの板材とした。
この板材を幅22關×長さ70mmの短柵状に切り、7
0間長さのうち30mmを固定して残り40mmを自由
にし空気炉中で600℃×3分およひ600’CXIO
分加熱後自由端の垂下量を測定した。
0間長さのうち30mmを固定して残り40mmを自由
にし空気炉中で600℃×3分およひ600’CXIO
分加熱後自由端の垂下量を測定した。
その結果を第2表に示す。
この発明の合金はすぐれた耐垂下性を示した。
前記第1表に示す組成の0.16mm厚板材をコルゲー
ト成形加工したフィン材と、A.A3003合金を心材
とじAA4043合金を皮材とするプレージングシ一ト
からつくられた管とを組合せて熱交換器モデルをつくり
、560°CX8hr予熱した後、610゜CX107
71271の加熱条件で空気炉中でフラツクスろう付け
接合したところ、発明合金をフィン材として用いたもの
ではフィン材とろう材(皮材)との接合部に充分なα相
(初晶Si) とSiとの共晶が存在する満足な継手
が得られたが、比較合金をフィン材として用いたもので
はフィン材とろう材(皮材)との接合部において前記共
晶がかなりの部分失なわれて空隙が形成し接合不良が生
じた。
ト成形加工したフィン材と、A.A3003合金を心材
とじAA4043合金を皮材とするプレージングシ一ト
からつくられた管とを組合せて熱交換器モデルをつくり
、560°CX8hr予熱した後、610゜CX107
71271の加熱条件で空気炉中でフラツクスろう付け
接合したところ、発明合金をフィン材として用いたもの
ではフィン材とろう材(皮材)との接合部に充分なα相
(初晶Si) とSiとの共晶が存在する満足な継手
が得られたが、比較合金をフィン材として用いたもので
はフィン材とろう材(皮材)との接合部において前記共
晶がかなりの部分失なわれて空隙が形成し接合不良が生
じた。
次に熱間モ延および冷間匡延によって1.2間厚さの板
材をつくり、JIS5号試験片に成形した後、空気炉中
で600℃Xlhr加熱した後の引張り性能を第3表に
示す。
材をつくり、JIS5号試験片に成形した後、空気炉中
で600℃Xlhr加熱した後の引張り性能を第3表に
示す。
この結果でも明らかなように、発明合金はすぐれた引張
り強度を有している。
り強度を有している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I Mgを0.3〜0.9%とSi を0.8%を越
え1.6%以内の範囲で含み、残部はAI と不純物と
からなるフィン用アルミニウム合金。 2Mg0.3〜O、9%、Mn 0. 4 〜1. 5
%とSiを0.8%を越え1.6%以内の範囲で含み、
残部はAIと不純物とからなるフィン用アルミニウム合
金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55047221A JPS5837376B2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 | フイン用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55047221A JPS5837376B2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 | フイン用アルミニウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56142846A JPS56142846A (en) | 1981-11-07 |
JPS5837376B2 true JPS5837376B2 (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=12769120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55047221A Expired JPS5837376B2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 | フイン用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837376B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2690055B2 (ja) * | 1988-07-06 | 1997-12-10 | 三菱アルミニウム株式会社 | Al熱交換器の管継手用高強度Al合金 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49127809A (ja) * | 1973-04-13 | 1974-12-06 | ||
JPS54121213A (en) * | 1978-03-15 | 1979-09-20 | Sumitomo Light Metal Ind | Aluminium alloy for core material of brazing sheet |
-
1980
- 1980-04-10 JP JP55047221A patent/JPS5837376B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49127809A (ja) * | 1973-04-13 | 1974-12-06 | ||
JPS54121213A (en) * | 1978-03-15 | 1979-09-20 | Sumitomo Light Metal Ind | Aluminium alloy for core material of brazing sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56142846A (en) | 1981-11-07 |
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