JPS5985837A - 耐垂下性にすぐれた熱交換器フイン材 - Google Patents
耐垂下性にすぐれた熱交換器フイン材Info
- Publication number
- JPS5985837A JPS5985837A JP19550882A JP19550882A JPS5985837A JP S5985837 A JPS5985837 A JP S5985837A JP 19550882 A JP19550882 A JP 19550882A JP 19550882 A JP19550882 A JP 19550882A JP S5985837 A JPS5985837 A JP S5985837A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- superior
- brazing
- fin material
- sag resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばフィン材と管材とをろう付けするこ
とによシ熱交換器を製造するに際して、フィン材として
使用した場合に、ろう付は加熱に対してすぐれた耐垂下
性を示すと共に、ろう付は性にもすぐれ九M合金に関す
るものである。
とによシ熱交換器を製造するに際して、フィン材として
使用した場合に、ろう付は加熱に対してすぐれた耐垂下
性を示すと共に、ろう付は性にもすぐれ九M合金に関す
るものである。
従来、一般に、例えば自動車のラジェータや空調機器な
どにはM合金製熱交換器が使用されている。このM合金
製熱交換器は、通常、All Mn系合金の薄板、あ
るいはAe−Mn系合金の芯材の両面にA4−Si系合
金のろう材をクラッドしたものからなるプレージングシ
ートで構成されたフィン材を、M−Mn系合金の芯材の
外面にAli! −S i系合金のろう材をクラッドし
たものからなるプレージングシ−ト、あるいはA++−
Mn系合金の薄板で構成された管材、または押出加工に
よシ成形されたM−Mn系合金の管材に、前記フィン材
および管材の少なくともいずれかにプレージングシート
を用いた組合せで、ろう付けすることによって製造され
ている。
どにはM合金製熱交換器が使用されている。このM合金
製熱交換器は、通常、All Mn系合金の薄板、あ
るいはAe−Mn系合金の芯材の両面にA4−Si系合
金のろう材をクラッドしたものからなるプレージングシ
ートで構成されたフィン材を、M−Mn系合金の芯材の
外面にAli! −S i系合金のろう材をクラッドし
たものからなるプレージングシ−ト、あるいはA++−
Mn系合金の薄板で構成された管材、または押出加工に
よシ成形されたM−Mn系合金の管材に、前記フィン材
および管材の少なくともいずれかにプレージングシート
を用いた組合せで、ろう付けすることによって製造され
ている。
しかしながら、このように製造されたM合金製熱交換器
においては、ろう付は時に、芯材あるいは薄板の粒界を
通ってろう材が内部に侵入するため高温強度が低下し、
この結果特にフィン材の場合には耐垂下性の劣化をきた
して変形するようになるため良好なろう付は性を確保す
ることができない々どの問題がしばしば発生するもので
あった。
においては、ろう付は時に、芯材あるいは薄板の粒界を
通ってろう材が内部に侵入するため高温強度が低下し、
この結果特にフィン材の場合には耐垂下性の劣化をきた
して変形するようになるため良好なろう付は性を確保す
ることができない々どの問題がしばしば発生するもので
あった。
そこで、本発明者等は、上述のよう々観点から、熱交換
器のフィン材として使用するのに適した材料を開発すべ
く研究を行なった結果、重量%で、Mn:1.O〜1.
5%、 Si : 0.3〜0.9%、 Zr : 0
.02〜0.2%を含有し、さらにNi:0.05〜0
.3%およびFe : 0.2〜0.7%のうちの1種
またけ2種と、Mg: 0.05〜0.5%およびOu
: 0.05〜0.5 %のうちの1種または2種とを
含有し、さらに必要に応じてOr:0.05〜0.3係
を含有し、残シがMと不可避不純物からなる組成を有す
るM合金は、素地中に各種の金属間化合物が微細均一に
分散析出した組織をもち、かつこの組織によって高い再
結晶温度をもつように々ることがら、これを熱交換器の
フィン材として用いた場合、その製造工程におけるろう
付は時に再結晶粒の粗大化がはかられるため、結晶粒界
からのろう材の侵入が著しく抑制されるようになり、こ
の結果前記組織によってもたらされるすぐれた高温強度
と相まって、すぐれた耐垂下性を示すようになり、良好
なろう付けを可能とするという知見を得るに至ったので
ある。
器のフィン材として使用するのに適した材料を開発すべ
く研究を行なった結果、重量%で、Mn:1.O〜1.
5%、 Si : 0.3〜0.9%、 Zr : 0
.02〜0.2%を含有し、さらにNi:0.05〜0
.3%およびFe : 0.2〜0.7%のうちの1種
またけ2種と、Mg: 0.05〜0.5%およびOu
: 0.05〜0.5 %のうちの1種または2種とを
含有し、さらに必要に応じてOr:0.05〜0.3係
を含有し、残シがMと不可避不純物からなる組成を有す
るM合金は、素地中に各種の金属間化合物が微細均一に
分散析出した組織をもち、かつこの組織によって高い再
結晶温度をもつように々ることがら、これを熱交換器の
フィン材として用いた場合、その製造工程におけるろう
付は時に再結晶粒の粗大化がはかられるため、結晶粒界
からのろう材の侵入が著しく抑制されるようになり、こ
の結果前記組織によってもたらされるすぐれた高温強度
と相まって、すぐれた耐垂下性を示すようになり、良好
なろう付けを可能とするという知見を得るに至ったので
ある。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に成分組成を上記の通9に限定した理由を説明
する。
て、以下に成分組成を上記の通9に限定した理由を説明
する。
(a) Mn
Mn成分は、A−g、 Si、 Fe、およびN1など
と結合して、M −Mn −Si化合物や7J−Mn−
8i−Fe (N1)化合物などの金属間化合物を形成
し、この金属間化合物は素地中に微細均一に分散析出し
て、ろう付は加熱時の再結晶温度を上げ、もって再結晶
粒の粗大化を促進させる作用があるほか、高温強度を向
上させる作用があり、この結果フィン材としての耐垂下
性を向上せしめる作用をもつが、その含有量が1.0%
未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方1.5
チを越えて含有させてもより一層の向上効果は現われな
いことから、その含有量を1.0〜1.5チと定めた。
と結合して、M −Mn −Si化合物や7J−Mn−
8i−Fe (N1)化合物などの金属間化合物を形成
し、この金属間化合物は素地中に微細均一に分散析出し
て、ろう付は加熱時の再結晶温度を上げ、もって再結晶
粒の粗大化を促進させる作用があるほか、高温強度を向
上させる作用があり、この結果フィン材としての耐垂下
性を向上せしめる作用をもつが、その含有量が1.0%
未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方1.5
チを越えて含有させてもより一層の向上効果は現われな
いことから、その含有量を1.0〜1.5チと定めた。
(b) 5I
Si成分には、IU−Mn系化合物やAr −Zr系化
合物などの金属間化合物の分散析出を促進せしめる作用
があるが、その含有量が0.3%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方0.9チを越えて含有させる
と、フィン材として耐垂下性に劣化傾向が現われるよう
になることから、その含有量を0.3〜0.9係と定め
た。
合物などの金属間化合物の分散析出を促進せしめる作用
があるが、その含有量が0.3%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方0.9チを越えて含有させる
と、フィン材として耐垂下性に劣化傾向が現われるよう
になることから、その含有量を0.3〜0.9係と定め
た。
(c) Zr
Zr成分には、Mnと同様に素地中に微細均一に分散析
出するM−Zr化合物を形成して、再結晶温度を著しく
上昇させ、もってろう付は加熱時の再結5− 晶粒の粗大化をはかるとともに、前記M−Zr化合物に
よる高温強度の向上によって、フィン材としての耐垂下
性を著しく向上させる作用があるが、その含有量が0.
02%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方
0.2q6を越えて含有させてもよシ一層の向上効果は
現われず、むしろ溶解鋳造時に巨大晶を形成し易くなっ
て加工性が劣化するように々ることがら、その含有量を
0.02〜0.2チと定めた。
出するM−Zr化合物を形成して、再結晶温度を著しく
上昇させ、もってろう付は加熱時の再結5− 晶粒の粗大化をはかるとともに、前記M−Zr化合物に
よる高温強度の向上によって、フィン材としての耐垂下
性を著しく向上させる作用があるが、その含有量が0.
02%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方
0.2q6を越えて含有させてもよシ一層の向上効果は
現われず、むしろ溶解鋳造時に巨大晶を形成し易くなっ
て加工性が劣化するように々ることがら、その含有量を
0.02〜0.2チと定めた。
(d) FeおよびN1
これらの成分は、MnおよびZr成分々どと同様に、素
地中に微細均一に分散析出する高温でも安定な/u−F
e(Ni)化合物やM −Mn−Fe (Ni )化合
物を形′成して、フィン材としての耐垂下性向上に寄与
する作用をもつが、その含有量が、それぞれFe:0.
2%未満およびNi:0.05%未満では所望の耐垂下
性を確保することができず、一方F61:0.7%およ
びNi : 0.3%をそれぞれ越えて含有させると、
A、6−Fe(Ni)系の粗大晶出物が形成されやすく
なシ、この粗大晶出物の形成によって再結晶温度の6− 低下が著しくカシ、この結果ろう付は加熱に再結晶粒が
微細にカリ、結晶粒界からのろう材の侵入が促進されて
フィン材としての耐垂下性が劣化するようになることか
ら、その含有量を、それぞれFe:0.2〜0.7%、
Ni: 0.05〜O83%と定めた。
地中に微細均一に分散析出する高温でも安定な/u−F
e(Ni)化合物やM −Mn−Fe (Ni )化合
物を形′成して、フィン材としての耐垂下性向上に寄与
する作用をもつが、その含有量が、それぞれFe:0.
2%未満およびNi:0.05%未満では所望の耐垂下
性を確保することができず、一方F61:0.7%およ
びNi : 0.3%をそれぞれ越えて含有させると、
A、6−Fe(Ni)系の粗大晶出物が形成されやすく
なシ、この粗大晶出物の形成によって再結晶温度の6− 低下が著しくカシ、この結果ろう付は加熱に再結晶粒が
微細にカリ、結晶粒界からのろう材の侵入が促進されて
フィン材としての耐垂下性が劣化するようになることか
ら、その含有量を、それぞれFe:0.2〜0.7%、
Ni: 0.05〜O83%と定めた。
(e)MgおよびOu
これらの成分には強度を向上させる作用があるが、その
含有量が、それぞれMg:0.05%未満およびOu:
0.05%未満では所望の高強度を確保することができ
ず、一方Mg:0.5%およびOu : 0.5係をそ
れぞれ越えて含有させると、フィン材としての耐垂下性
に劣化傾向が現われるようになることから、その含有量
を、それぞれMg:o、o5〜0.5 %、、 (1!
u: 0.05〜0.5%と定めた。
含有量が、それぞれMg:0.05%未満およびOu:
0.05%未満では所望の高強度を確保することができ
ず、一方Mg:0.5%およびOu : 0.5係をそ
れぞれ越えて含有させると、フィン材としての耐垂下性
に劣化傾向が現われるようになることから、その含有量
を、それぞれMg:o、o5〜0.5 %、、 (1!
u: 0.05〜0.5%と定めた。
(f) Cr
Cr成分には、Mnと同様に素地中にMl−Or系化合
物を分散析出させ、ろう付は加熱時に再結晶粒を粗大化
して、フィン材としての耐垂下性を向上させる作用があ
るので、特にすぐれた耐垂下性が要求される場合に必要
に応じて含有されるが、その含有量が0.05%未満で
は前記作用に所望の向上効果が得られず、一方0.3%
を越えて含有させてもより一層の向上効果は現われず、
むしろ溶解鋳造時に巨大晶を形成しやすく々って加工性
が損なわれるようになることから、その含有量を0.0
5〜0.5チと定めた。
物を分散析出させ、ろう付は加熱時に再結晶粒を粗大化
して、フィン材としての耐垂下性を向上させる作用があ
るので、特にすぐれた耐垂下性が要求される場合に必要
に応じて含有されるが、その含有量が0.05%未満で
は前記作用に所望の向上効果が得られず、一方0.3%
を越えて含有させてもより一層の向上効果は現われず、
むしろ溶解鋳造時に巨大晶を形成しやすく々って加工性
が損なわれるようになることから、その含有量を0.0
5〜0.5チと定めた。
つぎに、この発明のM合金を実施例によシ具体的に説明
する。
する。
実施例
通常の溶解法により、それぞれ第1表に示される最終成
分組成をもった本発明M合金1〜16および構成成分の
うちのいずれかの成分含有量(第1表に※印を付したも
の)がこの発明の範囲から外れた組成を有する比較M合
金1〜7をそれぞれ溶製し、さらに同じく第1表に示さ
れる成分組成をもったM合金ろう材も溶製し、ついでこ
れら溶湯を鋳造して鋳塊とした後、通常の条件で均質化
処理を行なった。なお、第1表には表示を省略したが、
これらのM合金は、いずれも不可避不純物として、Mn
: 0.01 %以下、Mg:0.01%以下。
分組成をもった本発明M合金1〜16および構成成分の
うちのいずれかの成分含有量(第1表に※印を付したも
の)がこの発明の範囲から外れた組成を有する比較M合
金1〜7をそれぞれ溶製し、さらに同じく第1表に示さ
れる成分組成をもったM合金ろう材も溶製し、ついでこ
れら溶湯を鋳造して鋳塊とした後、通常の条件で均質化
処理を行なった。なお、第1表には表示を省略したが、
これらのM合金は、いずれも不可避不純物として、Mn
: 0.01 %以下、Mg:0.01%以下。
Ou:0.02%以下、Zn:0.02%以下、Fe:
0.17係以下、sl;0.1−1以下、C!r:0.
01%以下、およびZr:0.01%以下を含有するも
のであった。
0.17係以下、sl;0.1−1以下、C!r:0.
01%以下、およびZr:0.01%以下を含有するも
のであった。
つぎに、上記本発明M合金1〜16および比較M合金1
〜7に、通常の条件で熱間圧延を施すことにより板厚:
8爛の熱延板とし、一方上記ろう材は同様に熱間圧延に
て板厚:5瓢の熱延板に成形し、さらに前記ろう材熱延
板には冷間圧延を施して板厚:1wnの冷延板としだ。
〜7に、通常の条件で熱間圧延を施すことにより板厚:
8爛の熱延板とし、一方上記ろう材は同様に熱間圧延に
て板厚:5瓢の熱延板に成形し、さらに前記ろう材熱延
板には冷間圧延を施して板厚:1wnの冷延板としだ。
ついで、前記本発明M合金1〜16および比較M合金1
〜7の熱延板の両面を前記ろう材熱延板でサンドイッチ
した状態で重ね合わせ、これに熱間圧延を施してクラッ
ドすると共に、その板厚を1.6 trrmとし、引続
いて、昇温速度:2℃/ m 、保持温度=370°C
1保持時間:2時間の条件での中間焼鈍をはさみなから
冷間圧延を繰シ返し行ない、35%の最終冷間加工率で
冷間圧延を終了することによって、本発明M合金フィン
材1〜16および比較M合金フィン材1〜7をそれぞれ
製造した。
〜7の熱延板の両面を前記ろう材熱延板でサンドイッチ
した状態で重ね合わせ、これに熱間圧延を施してクラッ
ドすると共に、その板厚を1.6 trrmとし、引続
いて、昇温速度:2℃/ m 、保持温度=370°C
1保持時間:2時間の条件での中間焼鈍をはさみなから
冷間圧延を繰シ返し行ない、35%の最終冷間加工率で
冷間圧延を終了することによって、本発明M合金フィン
材1〜16および比較M合金フィン材1〜7をそれぞれ
製造した。
この結果得られた各種のフィン材について、最9−
も苛酷と考えられる条件で耐垂下性試験を行なった。す
なわち、耐垂下性試験は、幅=301+lI+1×長さ
:140mmの寸法をもった試験片を用い、第1図に正
面図で示されるように、この試験片1の一方端部を、横
F型試験片保持治具2の外側フランジ部2aの上端部に
嵌挿し、一方その中間部を内で突出した状態で水平保持
し、この状態で、ろう付は加熱条件に相当する1気圧の
窒素ガス雰囲気中、温度:625℃に10分間保持し、
保持後の前記試験片1における先端の垂下量dを測定す
ることにより行なった。この測定結果を第1表に示しだ
。
なわち、耐垂下性試験は、幅=301+lI+1×長さ
:140mmの寸法をもった試験片を用い、第1図に正
面図で示されるように、この試験片1の一方端部を、横
F型試験片保持治具2の外側フランジ部2aの上端部に
嵌挿し、一方その中間部を内で突出した状態で水平保持
し、この状態で、ろう付は加熱条件に相当する1気圧の
窒素ガス雰囲気中、温度:625℃に10分間保持し、
保持後の前記試験片1における先端の垂下量dを測定す
ることにより行なった。この測定結果を第1表に示しだ
。
第1表に示される結果から、本発明M合金フィン材1〜
16は、いずれもすぐれた耐垂下性を示し、ろう付は時
に″へたす″や変形の発生がほとんどなく、良好なろう
付けが可能であるのに対して、比較M合金フィン材1〜
7に見られるように、構成成分のうちのいずれかの成分
含有量がこの発10− 明の範囲から外れると、耐垂下性が劣ったものになるこ
とが明らかである。
16は、いずれもすぐれた耐垂下性を示し、ろう付は時
に″へたす″や変形の発生がほとんどなく、良好なろう
付けが可能であるのに対して、比較M合金フィン材1〜
7に見られるように、構成成分のうちのいずれかの成分
含有量がこの発10− 明の範囲から外れると、耐垂下性が劣ったものになるこ
とが明らかである。
なお、上記実施例では、この発明のM合金をフィン材用
プレージングシートの芯材として使用した場合について
述べたが、この発明のM合金をろう材とのクラツド材と
せず、フィン材用薄板(この場合、当然相手材である管
材がプレージングシートで構成されることに彦る)とし
て用いても同様な効果がもたらされることは勿論である
。
プレージングシートの芯材として使用した場合について
述べたが、この発明のM合金をろう材とのクラツド材と
せず、フィン材用薄板(この場合、当然相手材である管
材がプレージングシートで構成されることに彦る)とし
て用いても同様な効果がもたらされることは勿論である
。
上述のように、この発明のM合金は、これを熱換器のフ
ィン材として用いた場合、ろう付は加熱時にすぐれた耐
垂下性を示すので、パへた9″″や変形の発生がほとん
ど皆無となり、良好な状態で、歩留り良くろう付けを打
力うことができるのである。
ィン材として用いた場合、ろう付は加熱時にすぐれた耐
垂下性を示すので、パへた9″″や変形の発生がほとん
ど皆無となり、良好な状態で、歩留り良くろう付けを打
力うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は耐垂下性試験に用いた試験片保持治具を示す正
面図である。図面において、 1・・・試験片、2・・・試験片保持治具% 2a、2
b12− 11− ・・・7ランク部。 出願人 三菱アルミニウム株式会社 代理人 富 1)和 夫 外1名 13−
面図である。図面において、 1・・・試験片、2・・・試験片保持治具% 2a、2
b12− 11− ・・・7ランク部。 出願人 三菱アルミニウム株式会社 代理人 富 1)和 夫 外1名 13−
Claims (2)
- (1) Mn: 1.0〜1.5%、 Si:0.3
〜0.9%、 Zr:0.02〜0.2%を含゛有し、
さらにNi:0.05〜0.3%およびwe : 0.
2〜0.7チのうちの1種または2種と、Mg: 0.
05〜0.5%およびC!u:0.05〜0.5q6の
うちの1種または2種とを含有し、残シがMと不可避不
純物からなる組成(以上重量%)を有することを特徴と
する耐垂下性にすぐれた熱交換器フィン材用M合金。 - (2) Mn : 1.0〜1.5%、 Si: 0
.3〜0.9 %、 Zr:0.02〜0.2%を含有
し、さらにNi:0.05〜0.3%およびFθ:0.
2〜0.7%のうちの1種または2種と、Mg: o、
o 5〜0.5%およびC!u:0.05〜0.5q6
のうちの1種まだは2種と、Cr:0.05〜0.3%
とを含有し、残りがMと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする耐垂下性にすぐれ
た熱交換器フィン材用M合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19550882A JPS5985837A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 耐垂下性にすぐれた熱交換器フイン材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19550882A JPS5985837A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 耐垂下性にすぐれた熱交換器フイン材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5985837A true JPS5985837A (ja) | 1984-05-17 |
JPH027382B2 JPH027382B2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=16342243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19550882A Granted JPS5985837A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 耐垂下性にすぐれた熱交換器フイン材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5985837A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60248859A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-09 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 超高圧用プレ−トフイン型熱交換器のフイン材 |
JPS6120410U (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-06 | トヨタ自動車株式会社 | 空気ばね式サスペンシヨン |
JPS63293137A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-11-30 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器部材用アルミニウム合金およびアルミニウム合金合わせ材 |
JPS648239A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Furukawa Aluminium | Aluminum alloy and aluminum alloy clad material for heat exchanger member |
US4828936A (en) * | 1987-06-09 | 1989-05-09 | Mitsubishi Aluminum Kabushiki Kaisha | Aluminum alloy sheet excellent in high-temperature sagging resistance and sacrificial anode property and having high room-temperature strength |
JPH01195263A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器用Al合金フィン材の製造法 |
JPH0250935A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器部材用アルミニウム製ブレージングシート |
US5080728A (en) * | 1989-04-28 | 1992-01-14 | Vereinigte Aluminium-Werke Aktiengellschaft | Rolled aluminum product and method for its production |
JP2002256403A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 熱交換器のフィン材の製造方法 |
US6610247B2 (en) | 1999-11-17 | 2003-08-26 | Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh | Aluminum brazing alloy |
US6800244B2 (en) | 1999-11-17 | 2004-10-05 | Corus L.P. | Aluminum brazing alloy |
EP2770071B1 (de) | 2013-02-21 | 2017-02-01 | Hydro Aluminium Rolled Products GmbH | Aluminiumlegierung zur Herstellung von Halbzeugen oder Bauteilen für Kraftfahrzeuge, Verfahren zur Herstellung eines Aluminiumlegierungsbands aus dieser Aluminiumlegierung sowie Aluminiumlegierungsband und Verwendungen dafür |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176112A (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-01 | Furukawa Aluminium | Taisuikaseiaruminiumugokin |
JPS5595094A (en) * | 1979-01-16 | 1980-07-18 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Core of heat-exchanger made of aluminum alloy |
JPS55107748A (en) * | 1979-02-12 | 1980-08-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Core material of al brazing sheet and manufacture of brazing sheet |
JPS5741344A (en) * | 1980-08-27 | 1982-03-08 | Sukai Alum Kk | Aluminum alloy for core material of vacuum brazing sheet |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP19550882A patent/JPS5985837A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176112A (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-01 | Furukawa Aluminium | Taisuikaseiaruminiumugokin |
JPS5595094A (en) * | 1979-01-16 | 1980-07-18 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Core of heat-exchanger made of aluminum alloy |
JPS55107748A (en) * | 1979-02-12 | 1980-08-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Core material of al brazing sheet and manufacture of brazing sheet |
JPS5741344A (en) * | 1980-08-27 | 1982-03-08 | Sukai Alum Kk | Aluminum alloy for core material of vacuum brazing sheet |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256941B2 (ja) * | 1984-05-25 | 1987-11-27 | Sumitomo Keikinzoku Kogyo Kk | |
JPS60248859A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-09 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 超高圧用プレ−トフイン型熱交換器のフイン材 |
JPH039448Y2 (ja) * | 1984-07-12 | 1991-03-08 | ||
JPS6120410U (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-06 | トヨタ自動車株式会社 | 空気ばね式サスペンシヨン |
JPS63293137A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-11-30 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器部材用アルミニウム合金およびアルミニウム合金合わせ材 |
US4828936A (en) * | 1987-06-09 | 1989-05-09 | Mitsubishi Aluminum Kabushiki Kaisha | Aluminum alloy sheet excellent in high-temperature sagging resistance and sacrificial anode property and having high room-temperature strength |
JPS648239A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Furukawa Aluminium | Aluminum alloy and aluminum alloy clad material for heat exchanger member |
JPH01195263A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器用Al合金フィン材の製造法 |
JPH0250935A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器部材用アルミニウム製ブレージングシート |
US5080728A (en) * | 1989-04-28 | 1992-01-14 | Vereinigte Aluminium-Werke Aktiengellschaft | Rolled aluminum product and method for its production |
US6610247B2 (en) | 1999-11-17 | 2003-08-26 | Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh | Aluminum brazing alloy |
US6800244B2 (en) | 1999-11-17 | 2004-10-05 | Corus L.P. | Aluminum brazing alloy |
JP2002256403A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 熱交換器のフィン材の製造方法 |
EP2770071B1 (de) | 2013-02-21 | 2017-02-01 | Hydro Aluminium Rolled Products GmbH | Aluminiumlegierung zur Herstellung von Halbzeugen oder Bauteilen für Kraftfahrzeuge, Verfahren zur Herstellung eines Aluminiumlegierungsbands aus dieser Aluminiumlegierung sowie Aluminiumlegierungsband und Verwendungen dafür |
US10501833B2 (en) | 2013-02-21 | 2019-12-10 | Hydro Aluminum Rolled Products Gmbh | Aluminum alloy for producing semi-finished products or components for motor vehicles, method for producing an aluminium alloy strip from said aluminium alloy, and aluminium alloy strip and uses therefore |
EP2770071B2 (de) † | 2013-02-21 | 2020-04-01 | Hydro Aluminium Rolled Products GmbH | Aluminiumlegierung zur Herstellung von Halbzeugen oder Bauteilen für Kraftfahrzeuge, Verfahren zur Herstellung eines Aluminiumlegierungsbands aus dieser Aluminiumlegierung sowie Aluminiumlegierungsband und Verwendungen dafür |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH027382B2 (ja) | 1990-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110719965B (zh) | 无助焊剂钎焊用铝钎焊板 | |
CN110691857B (zh) | 钎焊用铝合金及铝钎焊板 | |
JPS5985837A (ja) | 耐垂下性にすぐれた熱交換器フイン材 | |
JP2015505905A (ja) | アルミニウムフィン合金およびその製造方法 | |
JPH0332626B2 (ja) | ||
JP3333600B2 (ja) | 高強度Al合金フィン材およびその製造方法 | |
JP2002256402A (ja) | 熱交換器のフィン材の製造方法 | |
JPH01195263A (ja) | 熱交換器用Al合金フィン材の製造法 | |
JP2640816B2 (ja) | ろう付け性と耐食性にすぐれた熱交換器用Al合金複合フィン材 | |
JP2851043B2 (ja) | ブレージング用アルミニウム合金フィン材 | |
JPH058087A (ja) | 高強度アルミニウムブレージングシートの製造方法 | |
JPS6358217B2 (ja) | ||
JPH03134129A (ja) | ろう付用アルミニウム合金 | |
JPH06145862A (ja) | 高強度フィン材で構成されたAl合金製熱交換器 | |
JP2002256403A (ja) | 熱交換器のフィン材の製造方法 | |
JPS586956A (ja) | 熱伝導性および耐垂下性にすぐれた熱交換器フイン材用Al合金 | |
JPH01159343A (ja) | ろう付け性と耐食性にすぐれた熱交換器用Al合金複合フィン材 | |
JPS58171546A (ja) | 耐垂下性および犠牲陽極効果にすぐれた熱交換器フィン材 | |
JP2786640B2 (ja) | 耐垂下性に優れたろう付用アルミニウム合金薄板の製造方法 | |
JPS6323260B2 (ja) | ||
JP2021011632A (ja) | アルミニウム合金クラッド材 | |
JPS60138083A (ja) | 高温強度および犠牲陽極効果のすぐれた熱交換器用Al合金製複合フイン材 | |
JPH06108195A (ja) | 高温耐垂下性のすぐれたAl合金製熱交換器フイン材 | |
CN112171107A (zh) | 铝合金包覆材 | |
JPS63166950A (ja) | ろう付性に優れたAl合金ブレ−ジングシ−トフイン材の製造方法 |