JPH039448Y2 - - Google Patents
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- JPH039448Y2 JPH039448Y2 JP1984104457U JP10445784U JPH039448Y2 JP H039448 Y2 JPH039448 Y2 JP H039448Y2 JP 1984104457 U JP1984104457 U JP 1984104457U JP 10445784 U JP10445784 U JP 10445784U JP H039448 Y2 JPH039448 Y2 JP H039448Y2
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- JP
- Japan
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- air
- air passage
- valve
- passage
- air chamber
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 5
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/56—Means for adjusting the length of, or for locking, the spring or damper, e.g. at the end of the stroke
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/02—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
- B60G17/04—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/06—Characteristics of dampers, e.g. mechanical dampers
- B60G17/08—Characteristics of fluid dampers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、空気ばねを備える車輛用サスペンシ
ヨンに関し、特に、ばね定数を可変とし得る空気
ばね式サスペンシヨンに関する。
ヨンに関し、特に、ばね定数を可変とし得る空気
ばね式サスペンシヨンに関する。
(従来の技術)
ばね定数を可変とし得る空気ばね式サスペンシ
ヨンでは、シリンダ、ピストンおよびピストンロ
ツドから成るシヨツクアブソーバに関連して設け
られた主空気室および補助空気室間の連通を制御
することにより、ばね定数を可変とすることがで
きる。
ヨンでは、シリンダ、ピストンおよびピストンロ
ツドから成るシヨツクアブソーバに関連して設け
られた主空気室および補助空気室間の連通を制御
することにより、ばね定数を可変とすることがで
きる。
両空気室の連通を制御するためのバルブ装置
は、一般に、ピストンロツドを車体に弾性支持す
るための弾性組立体に関連して設けられている。
すなわち、前記弾性組立体の内方には、ピストン
ロツドの端部の貫通を許しかつ弁体を収容する弁
収容体が配置され、該弁収容体は前記弾性組立体
の内筒に密着して固定されている。前記弁体に
は、主空気室に連通する連通路が設けられ、前記
弁収容体には、弁体の前記連通路に連通可能の複
数の大径連通成路および小径連通路が形成されて
いる。また、内筒、筒状弾性部材および外筒から
なる前記弾性組立体を経て補助空気室に連通する
空気通路が、弁収容体の大径連通路および小径連
通路に対応してそれぞれ設けられている。
は、一般に、ピストンロツドを車体に弾性支持す
るための弾性組立体に関連して設けられている。
すなわち、前記弾性組立体の内方には、ピストン
ロツドの端部の貫通を許しかつ弁体を収容する弁
収容体が配置され、該弁収容体は前記弾性組立体
の内筒に密着して固定されている。前記弁体に
は、主空気室に連通する連通路が設けられ、前記
弁収容体には、弁体の前記連通路に連通可能の複
数の大径連通成路および小径連通路が形成されて
いる。また、内筒、筒状弾性部材および外筒から
なる前記弾性組立体を経て補助空気室に連通する
空気通路が、弁収容体の大径連通路および小径連
通路に対応してそれぞれ設けられている。
前記空気ばね式サスペンシヨンによれば、前記
弁体を閉鎖位置へ操作することにより両空気室の
連通を断つことができ、これによりサスペンシヨ
ンのばね定数を大きくすることができる。また、
前記弁体の連通路を弁収容体の大径連通路に整合
する位置へ操作することにより、ばね定数を小さ
く設定することができる。さらに、前記弁体の連
通路を弁収容体の小径通路に整合する位置へ操作
することにより、ばね定数を中間の値に設定する
ことができる。
弁体を閉鎖位置へ操作することにより両空気室の
連通を断つことができ、これによりサスペンシヨ
ンのばね定数を大きくすることができる。また、
前記弁体の連通路を弁収容体の大径連通路に整合
する位置へ操作することにより、ばね定数を小さ
く設定することができる。さらに、前記弁体の連
通路を弁収容体の小径通路に整合する位置へ操作
することにより、ばね定数を中間の値に設定する
ことができる。
(考案が解決しようとする問題点)
従来の前記した空気ばね式サスペンシヨンで
は、前記弁収容体に設けられる複数の連通路のそ
れぞれに対応して、前記弾性組立体に複数の空気
通路が形成されることから、この空気通路の形成
のために、前記筒状弾性部材にはその径方向へ伸
長する多数の貫通孔が形成される。この筒状弾性
部材には、車体と前記ピストンロツドとの間に作
用する種々の力が剪断力あるいは圧縮力として作
用するので、前記したような貫通孔の数は、前記
弾性部材および該弾性部材を含む前記弾性組立体
の耐久性の向上を図る上で、出来る限り少ない方
が望ましい。
は、前記弁収容体に設けられる複数の連通路のそ
れぞれに対応して、前記弾性組立体に複数の空気
通路が形成されることから、この空気通路の形成
のために、前記筒状弾性部材にはその径方向へ伸
長する多数の貫通孔が形成される。この筒状弾性
部材には、車体と前記ピストンロツドとの間に作
用する種々の力が剪断力あるいは圧縮力として作
用するので、前記したような貫通孔の数は、前記
弾性部材および該弾性部材を含む前記弾性組立体
の耐久性の向上を図る上で、出来る限り少ない方
が望ましい。
本考案の目的は、シヨツクアブソーバのピスト
ンロツドを車体に弾性支持しかつ主空気室および
補助空気室を連結するための空気通路が形成され
る弾性組立体の耐久性の向上を図ることにある。
ンロツドを車体に弾性支持しかつ主空気室および
補助空気室を連結するための空気通路が形成され
る弾性組立体の耐久性の向上を図ることにある。
(問題を解決するための手段)
本考案は、シリンダ、ピストンおよびピストン
ロツドからなるシヨツクアブソーバに関連して設
けられる主空気室および補助空気室間の連通を制
御することにより、ばね定数を可変とする空気ば
ね式サスペンシヨンであつて、前記主空気室およ
び前記補助空気室を画定するための車体に固定さ
れるハウジングと、前記2つの空気室の一方の壁
部を規定する、前記ハウジングに覆われる周壁部
材であつて内周面から外周面に貫通して設けら
れ、該空気室の開口する第1の空気通路を有する
周壁部材と、該周壁部材の内側に配置された筒状
弾性部材であつて内周面から外周面に貫通して設
けられ、前記第1の空気通路に連通する第2の空
気通路を有する筒状弾性部材と、該筒状弾性部材
の内側に配置されかつ前記ピストンロツドが結合
された、弁収容部を有する弁収容体であつて該弁
収容部から外周面に貫通して設けられた第3の空
気通路を有する弁収容体と、該弁収容体の前記弁
収容部に回転可能に配置された、前記主空気室お
よび前記補助空気室間の連通を制御する弁体であ
つて前記2つの空気室の他方に連通する第4の空
気通路と該第4の空気通路から外周面に貫通して
設けられ、前記第3の空気通路に連通可能な第5
の空気通路とを有する弁体とを含み、前記筒状弾
性部材と前記弁収容体との間に、前記第2の空気
通路および第3の空気通路にそれぞれ連通する環
状の第6の空気通路が設けられている。
ロツドからなるシヨツクアブソーバに関連して設
けられる主空気室および補助空気室間の連通を制
御することにより、ばね定数を可変とする空気ば
ね式サスペンシヨンであつて、前記主空気室およ
び前記補助空気室を画定するための車体に固定さ
れるハウジングと、前記2つの空気室の一方の壁
部を規定する、前記ハウジングに覆われる周壁部
材であつて内周面から外周面に貫通して設けら
れ、該空気室の開口する第1の空気通路を有する
周壁部材と、該周壁部材の内側に配置された筒状
弾性部材であつて内周面から外周面に貫通して設
けられ、前記第1の空気通路に連通する第2の空
気通路を有する筒状弾性部材と、該筒状弾性部材
の内側に配置されかつ前記ピストンロツドが結合
された、弁収容部を有する弁収容体であつて該弁
収容部から外周面に貫通して設けられた第3の空
気通路を有する弁収容体と、該弁収容体の前記弁
収容部に回転可能に配置された、前記主空気室お
よび前記補助空気室間の連通を制御する弁体であ
つて前記2つの空気室の他方に連通する第4の空
気通路と該第4の空気通路から外周面に貫通して
設けられ、前記第3の空気通路に連通可能な第5
の空気通路とを有する弁体とを含み、前記筒状弾
性部材と前記弁収容体との間に、前記第2の空気
通路および第3の空気通路にそれぞれ連通する環
状の第6の空気通路が設けられている。
(作用および効果)
本考案に係る空気ばね式サスペンシヨンでは、
前記筒状弾性部材と前記弁収容体との間に該弁収
容体を収り巻く環状の第6の空気通路が設けら
れ、この第6の空気通路を経て、筒状弾性部材の
第2の空気通路と弁収容体の第3の空気通路とを
連通させるので、弁収容体の第3の空気通路を複
数の連通路によつて構成した場合でも、筒状弾性
部材に、複数の連通路に対応する数の空気通路を
設ける必要がない。
前記筒状弾性部材と前記弁収容体との間に該弁収
容体を収り巻く環状の第6の空気通路が設けら
れ、この第6の空気通路を経て、筒状弾性部材の
第2の空気通路と弁収容体の第3の空気通路とを
連通させるので、弁収容体の第3の空気通路を複
数の連通路によつて構成した場合でも、筒状弾性
部材に、複数の連通路に対応する数の空気通路を
設ける必要がない。
従つて、前記筒状弾性部材に設けられる空気通
路の数を低減でき、これにより筒状弾性部材に設
けられる貫通孔の数を低減することができること
から、筒状弾性部材および該弾性部材を含む前記
弾性組立体の耐久性の向上を図ることができる。
路の数を低減でき、これにより筒状弾性部材に設
けられる貫通孔の数を低減することができること
から、筒状弾性部材および該弾性部材を含む前記
弾性組立体の耐久性の向上を図ることができる。
また、主空気室および補助空気室を画定するた
めのハウジングが車体に固定されていることか
ら、前記主空気室または補助空気室から加わる上
下力の大半が直接車体に伝えられることとなり、
前記筒状弾性部材に加わる上下力が少なくなる。
これにより、筒状弾性部材の剛性を小さくするこ
とが可能となり、乗心地を向上できる。
めのハウジングが車体に固定されていることか
ら、前記主空気室または補助空気室から加わる上
下力の大半が直接車体に伝えられることとなり、
前記筒状弾性部材に加わる上下力が少なくなる。
これにより、筒状弾性部材の剛性を小さくするこ
とが可能となり、乗心地を向上できる。
筒状弾性部材の剛性を小さくした状態で、筒状
弾性部材の内周面から外周面に貫通して設けられ
る空気通路の数を増やすと、筒状弾性部材の有効
支持面積が少なくなつて空気通路がつぶされるお
それがあるが、本考案によれば、空気通路の数を
低減できることから、空気通路がつぶされるよう
な事態の発生を抑えることができる。
弾性部材の内周面から外周面に貫通して設けられ
る空気通路の数を増やすと、筒状弾性部材の有効
支持面積が少なくなつて空気通路がつぶされるお
それがあるが、本考案によれば、空気通路の数を
低減できることから、空気通路がつぶされるよう
な事態の発生を抑えることができる。
(実施例)
空気ばね式サスペンシヨン10は、第1図に示
されているように、従来よく知られたシリンダ、
ピストン及びピストンロツドから成るシヨツクア
ブソーバ12と、該シヨツクアブソーバに関通し
て設けられた空気ばね14とを含む。
されているように、従来よく知られたシリンダ、
ピストン及びピストンロツドから成るシヨツクア
ブソーバ12と、該シヨツクアブソーバに関通し
て設けられた空気ばね14とを含む。
シヨツクアブソーバ12のシリンダ12aの下
端には、車軸(図示せず)が支承されており、シ
リンダ12a内に滑動可能に配置されたピストン
(図示せず)から伸長するピストンロツド12b
の上端部には、該ピストンロツドを車体16に弾
性支持するための弾性組立体18が設けられてい
る。図示の実施例では、シヨツクアブソーバ12
は、前記ピストンに設けられた弁機構を操作する
ことによつて減衰力の調整が可能な従来よく知ら
れた減衰力可変シヨツクアブソーバであり、減衰
力を調整するためのコントロールロツド20がシ
ール部材22を介して液密的にかつ回転可能にピ
ストンロツド12b内に配置されている。
端には、車軸(図示せず)が支承されており、シ
リンダ12a内に滑動可能に配置されたピストン
(図示せず)から伸長するピストンロツド12b
の上端部には、該ピストンロツドを車体16に弾
性支持するための弾性組立体18が設けられてい
る。図示の実施例では、シヨツクアブソーバ12
は、前記ピストンに設けられた弁機構を操作する
ことによつて減衰力の調整が可能な従来よく知ら
れた減衰力可変シヨツクアブソーバであり、減衰
力を調整するためのコントロールロツド20がシ
ール部材22を介して液密的にかつ回転可能にピ
ストンロツド12b内に配置されている。
空気ばね14は、主空気室および補助空気室を
画定するためのハウジングと、ピストンロツド1
2bの貫通を許す貫通穴24が設けられた低部2
6aおよび該低部の縁部分から立ち上がる周壁部
26bを有する周壁部材26とを備える。図示の
実施例では、前記ハウジングは、周壁部材26を
覆つて配置されかつ車体に固定される上方ハウジ
ング部材28aと、該ハウジング部材の下端部に
結合された下端開放の下方ハウジング部材28b
とからなる。ダイヤフラム30が下方ハウジング
部材28bの下端を閉鎖するように取り付けら
れ、チヤンバ32が規定されている。
画定するためのハウジングと、ピストンロツド1
2bの貫通を許す貫通穴24が設けられた低部2
6aおよび該低部の縁部分から立ち上がる周壁部
26bを有する周壁部材26とを備える。図示の
実施例では、前記ハウジングは、周壁部材26を
覆つて配置されかつ車体に固定される上方ハウジ
ング部材28aと、該ハウジング部材の下端部に
結合された下端開放の下方ハウジング部材28b
とからなる。ダイヤフラム30が下方ハウジング
部材28bの下端を閉鎖するように取り付けら
れ、チヤンバ32が規定されている。
チヤンバ32は、前記周壁部材の低部26aに
設けられた前記貫通孔24に対応する貫通孔34
を有しかつ前記低部26aに固定された隔壁部材
36により、下方の主空気室32aおよび上方の
補助空気室32bに区画されており、主空気室3
2aおよび補助空気室32bには圧縮空気が充填
される。シリンダ12aにエアピストン38が溶
接され、ダイアフラム30はエアピストン38に
接している。隔壁部材36には、シリンダ12a
の上端に当接可能の従来よく知られた緩衝ゴム4
0が設けられており、該緩衝ゴムには、前記両貫
通孔24,34を主空気室32aに連通するため
の通路42が形成されている。
設けられた前記貫通孔24に対応する貫通孔34
を有しかつ前記低部26aに固定された隔壁部材
36により、下方の主空気室32aおよび上方の
補助空気室32bに区画されており、主空気室3
2aおよび補助空気室32bには圧縮空気が充填
される。シリンダ12aにエアピストン38が溶
接され、ダイアフラム30はエアピストン38に
接している。隔壁部材36には、シリンダ12a
の上端に当接可能の従来よく知られた緩衝ゴム4
0が設けられており、該緩衝ゴムには、前記両貫
通孔24,34を主空気室32aに連通するため
の通路42が形成されている。
周壁部26bで補助空気室32bの内周壁部を
規定する周壁部材26の内方には、弾性組立体1
8がピストンロツド12bを取り巻いて配置され
ており、この弾性組立体18に両空気室32a,
32bの連通を制御するバルブ装置44が設けら
れている。
規定する周壁部材26の内方には、弾性組立体1
8がピストンロツド12bを取り巻いて配置され
ており、この弾性組立体18に両空気室32a,
32bの連通を制御するバルブ装置44が設けら
れている。
弾性組立体18は、互いに同心的に配置された
外筒18a、ゴムからなる筒状弾性部材18bお
よび内筒18cと備え、筒状弾性部材18bは両
筒18a,18bに接着されている。弾性組立体
18の外筒18aは、上方ハウジング部材28a
を介して車体に固定された周壁部材26の周壁部
26bに圧入されている。また、前記内筒18c
内にピストンロツド12bの貫通を許す前記バル
ブ装置44の弁収容体44aが固定されており、
ピストンロツド12bは弁収容体44aaに固定
されていることから、ピストンロツド12bは弾
性組立体18を介して車体に弾性支持される。外
筒18aおよび周壁部26b間はOリング46によ
つて密閉されており、ピストンロツド12bと弁
収容体44aとの間はOリング48によつて密閉
されている。また、内筒18cと弁収容体44a
との間はOリング50によつて密閉されている。
外筒18a、ゴムからなる筒状弾性部材18bお
よび内筒18cと備え、筒状弾性部材18bは両
筒18a,18bに接着されている。弾性組立体
18の外筒18aは、上方ハウジング部材28a
を介して車体に固定された周壁部材26の周壁部
26bに圧入されている。また、前記内筒18c
内にピストンロツド12bの貫通を許す前記バル
ブ装置44の弁収容体44aが固定されており、
ピストンロツド12bは弁収容体44aaに固定
されていることから、ピストンロツド12bは弾
性組立体18を介して車体に弾性支持される。外
筒18aおよび周壁部26b間はOリング46によ
つて密閉されており、ピストンロツド12bと弁
収容体44aとの間はOリング48によつて密閉
されている。また、内筒18cと弁収容体44a
との間はOリング50によつて密閉されている。
弁収容体44aに、ピストンロツド12bと平
行に伸長する貫通孔52が形成されており、該穴
内には弁体44bが回転可能に収容されている。
弁体44bは、貫通穴52の下端部に配置された
下方位置決めリング54aに当接される本体部分
56aと、該本体部分から前記弾性組立体18の
上方へ突出する小径の操作部56bとを備える。
前記穴52の上端部には、下方位置決めリング5
4aと協働して前記弁体44bの穴52からの脱
落を防止する上方位置決めリング54bが配置さ
れている。上方位置決めリング54bと本体部分
56aとの間に、穴52を密閉するための内方エ
アーシール部材58aおよび外方エアーシール部
材58bを有する環状のシールベース60が配置
されている。また、シールベース60と弁体44
bの本体部分56aとの間に、空気圧によつて前
記弁体の本体部分56aがシールベース60に押
圧されたとき、前記弁体44bの回転運動を円滑
にするための摩擦低減部材62が配置されてい
る。
行に伸長する貫通孔52が形成されており、該穴
内には弁体44bが回転可能に収容されている。
弁体44bは、貫通穴52の下端部に配置された
下方位置決めリング54aに当接される本体部分
56aと、該本体部分から前記弾性組立体18の
上方へ突出する小径の操作部56bとを備える。
前記穴52の上端部には、下方位置決めリング5
4aと協働して前記弁体44bの穴52からの脱
落を防止する上方位置決めリング54bが配置さ
れている。上方位置決めリング54bと本体部分
56aとの間に、穴52を密閉するための内方エ
アーシール部材58aおよび外方エアーシール部
材58bを有する環状のシールベース60が配置
されている。また、シールベース60と弁体44
bの本体部分56aとの間に、空気圧によつて前
記弁体の本体部分56aがシールベース60に押
圧されたとき、前記弁体44bの回転運動を円滑
にするための摩擦低減部材62が配置されてい
る。
弾性組立体18の下方には貫通孔24,34お
よび緩衝ゴム40の通路42を経て主空気室32
aに連通するチヤンバ64が形成されており、弁
体の本体部分56aに、チヤンバ64に開口する
凹所66が形成されている。また、前記本体部分
56aに、該本体部分を直径方向へ貫通して前記
凹所66を横切る連通路68が形成されており、
凹所66により第4の空気通路が、また連通路6
8により第5の空気通路が形成される。
よび緩衝ゴム40の通路42を経て主空気室32
aに連通するチヤンバ64が形成されており、弁
体の本体部分56aに、チヤンバ64に開口する
凹所66が形成されている。また、前記本体部分
56aに、該本体部分を直径方向へ貫通して前記
凹所66を横切る連通路68が形成されており、
凹所66により第4の空気通路が、また連通路6
8により第5の空気通路が形成される。
弁体44bを受け入れる弁収容体44aに、第
2図に明確に示されているように、一端が連通路
68にそれぞれ連通可能の一対の連通路70が設
けられている。該一対の連通路70は、弁収容体
44aの外周面へ向けてほぼ同一の水平面上を穴
52の直径方向外方へ伸長し、各連通路70の他
端は拡径された孔72を経て、弁収容体44aの
外周面に開口する。また、穴52の周方向におけ
る一対の連通路70間には、一端が弁体の連通路
68に連通可能の連通路74が前記連通路70と
ほぼ同一の平面上を空気44aの前記外周面へ向
けて伸長している。連通路74の直経は連通路7
0のそれに比較して小径であり、連通路74の他
端は拡径された孔を経て弁収容体44aの外周面
に開口する。弁収容体44aの外周面を覆う内筒
18cの内周面には、前記一対の連通路70,7
4の各孔72を連通すべく弁収容体44aの前記
外周面を取り巻く環状の溝76が形成され、この
溝76は内筒18cに覆われて第6の空気通路を
構成する。図示の実施例では、連通路70、孔7
2、連通路74および該連通路74に連なる拡径
された孔によつて第3の空気通路が構成されてい
る。
2図に明確に示されているように、一端が連通路
68にそれぞれ連通可能の一対の連通路70が設
けられている。該一対の連通路70は、弁収容体
44aの外周面へ向けてほぼ同一の水平面上を穴
52の直径方向外方へ伸長し、各連通路70の他
端は拡径された孔72を経て、弁収容体44aの
外周面に開口する。また、穴52の周方向におけ
る一対の連通路70間には、一端が弁体の連通路
68に連通可能の連通路74が前記連通路70と
ほぼ同一の平面上を空気44aの前記外周面へ向
けて伸長している。連通路74の直経は連通路7
0のそれに比較して小径であり、連通路74の他
端は拡径された孔を経て弁収容体44aの外周面
に開口する。弁収容体44aの外周面を覆う内筒
18cの内周面には、前記一対の連通路70,7
4の各孔72を連通すべく弁収容体44aの前記
外周面を取り巻く環状の溝76が形成され、この
溝76は内筒18cに覆われて第6の空気通路を
構成する。図示の実施例では、連通路70、孔7
2、連通路74および該連通路74に連なる拡径
された孔によつて第3の空気通路が構成されてい
る。
前記内筒18cには、前記溝76によつて規定
された環状の空気通路に開口する2つの貫通孔7
8が形成されており、前記筒状弾性部材18bに
は前記貫通孔78に対応して該弾性部材の径方向
外方へ伸長する貫通孔80が形成されている。ま
た、各貫通孔80は外筒18aに設けられた貫通
孔82を経て外筒18aの外周面に開口する。従
つて、前記貫通孔78,80および82は、前記
連通路70に対応して設けられかつ前記弾性組立
体18を貫通する第2の空気通路を形成する。
された環状の空気通路に開口する2つの貫通孔7
8が形成されており、前記筒状弾性部材18bに
は前記貫通孔78に対応して該弾性部材の径方向
外方へ伸長する貫通孔80が形成されている。ま
た、各貫通孔80は外筒18aに設けられた貫通
孔82を経て外筒18aの外周面に開口する。従
つて、前記貫通孔78,80および82は、前記
連通路70に対応して設けられかつ前記弾性組立
体18を貫通する第2の空気通路を形成する。
前記貫通孔78,80および82によつて形成
される空気通路を前記補助空気室32bに連通す
べく、周壁部材26の周壁部26bに、前記補助
空気室32bに開口する複数の貫通孔84が周方
向へ等間隔をおいて設けられている。全ての貫通
孔84と前記貫通孔78,80および82とを連
通すべく、前記外筒18aの外周面には、貫通孔
82が開口する部分で前記外筒を取り巻く環状の
溝86が形成されており、該溝86を周壁部材2
6で覆つて環状の空気通路が形成され、ここに前
記貫通孔84が開口する。従つて、図示の実施例
では、溝86と孔84とによつて第1の空気通路
が構成されている。
される空気通路を前記補助空気室32bに連通す
べく、周壁部材26の周壁部26bに、前記補助
空気室32bに開口する複数の貫通孔84が周方
向へ等間隔をおいて設けられている。全ての貫通
孔84と前記貫通孔78,80および82とを連
通すべく、前記外筒18aの外周面には、貫通孔
82が開口する部分で前記外筒を取り巻く環状の
溝86が形成されており、該溝86を周壁部材2
6で覆つて環状の空気通路が形成され、ここに前
記貫通孔84が開口する。従つて、図示の実施例
では、溝86と孔84とによつて第1の空気通路
が構成されている。
第2図に示す例でば、前記弾性組立体の空気通
路を構成する貫通孔78,80および82は、弁
収容体44aの2つの連通路70に対応して設け
られている。内筒18cと弁収容体44aとの間
には、溝76を内筒18cで覆つてなる環状の前
記空気通路が形成され、連通路70,74と、弾
性組立体18の貫通孔78,80,82とは、前
記環状の空気通路を経て連通されることから、一
対の連通路70および連通路74毎に、該連通路
に対応した、貫通孔78,80,82で構成され
る空気通路を弾性組立体18に設ける必要はな
く、例えば、図示のように、連通路74に対応す
る空気通路を不要とすることができる。換言すれ
ば、弾性組立体18に設けられる空気通路は少な
くとも1つあればよい。かくて、筒状弾性部材1
8bに設けられる貫通孔80の数を少なくするこ
とができることから、筒状弾性部材18bおよび
該弾性部材を含む弾性組立体18の耐久性を向上
できる。
路を構成する貫通孔78,80および82は、弁
収容体44aの2つの連通路70に対応して設け
られている。内筒18cと弁収容体44aとの間
には、溝76を内筒18cで覆つてなる環状の前
記空気通路が形成され、連通路70,74と、弾
性組立体18の貫通孔78,80,82とは、前
記環状の空気通路を経て連通されることから、一
対の連通路70および連通路74毎に、該連通路
に対応した、貫通孔78,80,82で構成され
る空気通路を弾性組立体18に設ける必要はな
く、例えば、図示のように、連通路74に対応す
る空気通路を不要とすることができる。換言すれ
ば、弾性組立体18に設けられる空気通路は少な
くとも1つあればよい。かくて、筒状弾性部材1
8bに設けられる貫通孔80の数を少なくするこ
とができることから、筒状弾性部材18bおよび
該弾性部材を含む弾性組立体18の耐久性を向上
できる。
前記周壁部材26の周壁部26bに設けられる
貫通孔84を、弾性組立体18の前記空気通路に
対応して配置することにより、外筒18aと周壁
部材26との間の環状の空気通路を構成する溝8
6を不要とすることができる。しかしながら、溝
86を設けることにより、弾性組立体の空気通路
の数よりも多い数の貫通孔84を周壁部材26に
設け、該貫通孔の全てを弾性組立体の空気通路に
連通させることができる。これにより、空気流の
分散によつて通気音の低減ご図ることができるの
で、騒音対策の上では、図示の実施例が好まし
い。
貫通孔84を、弾性組立体18の前記空気通路に
対応して配置することにより、外筒18aと周壁
部材26との間の環状の空気通路を構成する溝8
6を不要とすることができる。しかしながら、溝
86を設けることにより、弾性組立体の空気通路
の数よりも多い数の貫通孔84を周壁部材26に
設け、該貫通孔の全てを弾性組立体の空気通路に
連通させることができる。これにより、空気流の
分散によつて通気音の低減ご図ることができるの
で、騒音対策の上では、図示の実施例が好まし
い。
環状の空気通路を規定するために、内筒18c
に溝76を設けることに代えて同様な溝を弁収容
体44aの外周面に設けることができ、あるいは
両者に溝を設け、この両溝の共働によつて前記し
たと同様な環状の空気通路を構成することができ
る。
に溝76を設けることに代えて同様な溝を弁収容
体44aの外周面に設けることができ、あるいは
両者に溝を設け、この両溝の共働によつて前記し
たと同様な環状の空気通路を構成することができ
る。
また、前記弁収容体44aに小径の連通路74
を設けることに代えて、第3図に示されているよ
うに、弁前44bの連通路68に該連通路よりも
小径の分岐路74′を設けることができる。分岐
路74′を備えるバルブ装置44では、弾性組立
体18の貫通孔78,80,82は、弁収容体4
4aの連通路70の孔72から外れた位置に設け
られているが、前記したと同様な環状の溝76か
らなる空気通路を介して、前記連通路70に連通
されている。
を設けることに代えて、第3図に示されているよ
うに、弁前44bの連通路68に該連通路よりも
小径の分岐路74′を設けることができる。分岐
路74′を備えるバルブ装置44では、弾性組立
体18の貫通孔78,80,82は、弁収容体4
4aの連通路70の孔72から外れた位置に設け
られているが、前記したと同様な環状の溝76か
らなる空気通路を介して、前記連通路70に連通
されている。
再び第3図を参照し、ピストンロツド12bの
上端部には、シヨツクアブソーバ12の減衰力を
調整するためのコントロールロツド20およびバ
ルブ装置44の弁体44bを回転操作するための
従来よく知られた、電動機と減速機とからなる作
動装置88が設けられている。作動装置88の2
つの軸に弁体44bの操作部56bとコントロー
ルロツド20の端部とが挿入され、前記弁体44
bとコントロールロツド20とが回転操作され
る。
上端部には、シヨツクアブソーバ12の減衰力を
調整するためのコントロールロツド20およびバ
ルブ装置44の弁体44bを回転操作するための
従来よく知られた、電動機と減速機とからなる作
動装置88が設けられている。作動装置88の2
つの軸に弁体44bの操作部56bとコントロー
ルロツド20の端部とが挿入され、前記弁体44
bとコントロールロツド20とが回転操作され
る。
前記弁体44bが第2図に示されているような
閉鎖位置、すなわち前記弁体の連通路68が前記
弁収容体のいずれの連通路70および連通路74
にも連通しない位置に保持されると、主空気室3
2aと補助空気室32bとの連通が断たれ、主空
気室32aのみがばね作用に供されることから、
前記サスペンシヨン10のばね定数は大きな値と
なる。
閉鎖位置、すなわち前記弁体の連通路68が前記
弁収容体のいずれの連通路70および連通路74
にも連通しない位置に保持されると、主空気室3
2aと補助空気室32bとの連通が断たれ、主空
気室32aのみがばね作用に供されることから、
前記サスペンシヨン10のばね定数は大きな値と
なる。
前記弁体44bの連通路68が前記弁収容体の
大径の連通路70に連通する位置に導かれると、
主空気室32aは、該空気室に連通する前記連通
路68、大径の連通路70、溝76からなる空気
通路、前記弾性組立体18の貫通孔78,80お
よび82からなる空気通路ならびに貫通孔84を
経て、補助空気室32bに連通し、主空気室32
aと補助空気室32bとがばね作用に供されるこ
とから、前記サスペンシヨン10のばね定数は小
さな値となる。
大径の連通路70に連通する位置に導かれると、
主空気室32aは、該空気室に連通する前記連通
路68、大径の連通路70、溝76からなる空気
通路、前記弾性組立体18の貫通孔78,80お
よび82からなる空気通路ならびに貫通孔84を
経て、補助空気室32bに連通し、主空気室32
aと補助空気室32bとがばね作用に供されるこ
とから、前記サスペンシヨン10のばね定数は小
さな値となる。
前記弁体44bの連通路68が前記弁収容体の
小径の連通路74に連通する位置に導かれると、
主空気室32aは、該空気室に連通する前記連通
路68、小径の連通路74、溝76からなる空気
通路、前記弾性組立体18の貫通孔78,80お
よび82からなる空気通路ならびに貫通孔84を
経て、補助空気室32bに連通する。前記小径の
連通路74は大径の連通路70に比較して大きな
空気抵抗を与えることから、前記サスペンシヨン
10のばね定数は中間の値となる。
小径の連通路74に連通する位置に導かれると、
主空気室32aは、該空気室に連通する前記連通
路68、小径の連通路74、溝76からなる空気
通路、前記弾性組立体18の貫通孔78,80お
よび82からなる空気通路ならびに貫通孔84を
経て、補助空気室32bに連通する。前記小径の
連通路74は大径の連通路70に比較して大きな
空気抵抗を与えることから、前記サスペンシヨン
10のばね定数は中間の値となる。
弁体44bは、コントロールロツド20を回転
することによるシヨツクアブソーバ12の減衰力
の増減に応じて、空気ばね14のばね定数の増減
が生じるように、作動させることが好ましい。
することによるシヨツクアブソーバ12の減衰力
の増減に応じて、空気ばね14のばね定数の増減
が生じるように、作動させることが好ましい。
第3図に示す例では、弁体44bの前記連通路
68および分岐路74′の両者が、弁収容体44
aの連通路70の連通しない第3図に示す閉鎖位
置において前記サスペンシヨン10のばね定数は
大きな値となり、前記連通路68が連通路70に
連通する位置においてばね定数は小さな値とな
り、前記分岐路74′が連通路70に連通する位
置においてばね定数は中間の値となる。
68および分岐路74′の両者が、弁収容体44
aの連通路70の連通しない第3図に示す閉鎖位
置において前記サスペンシヨン10のばね定数は
大きな値となり、前記連通路68が連通路70に
連通する位置においてばね定数は小さな値とな
り、前記分岐路74′が連通路70に連通する位
置においてばね定数は中間の値となる。
第1図は本考案に係る空気ばね式サスペンシヨ
ンを部分的に示す縦断面図、第2図は第1図に示
された線−に沿つて得られた断面図、第3図
は本考案の他の実施例を示す第2図と同様な断面
図である。 10:サスペンシヨン、12:シヨツクアブソ
ーバ、12a:シリンダ、12b:ピストンロツ
ド、14:空気ばね、16:車体、18:弾性組
立体、18a:外筒、18b:筒状弾性部材、1
8c:内筒、26:周壁部材、32a,32b:
空気室、44a:弁収容体、44b:弁体、6
8:連通路、76:溝、78,80,82:貫通
孔。
ンを部分的に示す縦断面図、第2図は第1図に示
された線−に沿つて得られた断面図、第3図
は本考案の他の実施例を示す第2図と同様な断面
図である。 10:サスペンシヨン、12:シヨツクアブソ
ーバ、12a:シリンダ、12b:ピストンロツ
ド、14:空気ばね、16:車体、18:弾性組
立体、18a:外筒、18b:筒状弾性部材、1
8c:内筒、26:周壁部材、32a,32b:
空気室、44a:弁収容体、44b:弁体、6
8:連通路、76:溝、78,80,82:貫通
孔。
Claims (1)
- シリンダ、ピストンおよびピストンロツドから
なるシヨツクアブソーバに関連して設けられる主
空気室および補助空気室間の連通を制御すことに
より、ばね定数を可変とする空気ばね式サスペン
シヨンであつて、前記主空気室および前記補助空
気室を画定するための車体に固定されるハウジン
グと、前記2つの空気室の一方の壁部を規定す
る、前記ハウジングに覆われる周壁部材であつて
内周面から外周面に貫通して設けられ、該空気室
に開口する第1の空気通路を有する周壁部材と、
該周壁部材の内側に配置された筒状弾性部材であ
つて内周面から外周面に貫通して設けられ、前記
第1の空気通路に連通する第2の空気通路を有す
る筒状弾性部材と、該筒状弾性部材の内側に配置
されかつ前記ピストンロツドが結合された、弁収
容部を有する弁収容体であつて前記弁収容部から
外周面に貫通して設けられた第3の空気通路を有
する弁収容体と、該弁収容体の前記弁収容部に回
転可能に配置された、前記主空気室および前記補
助空気室間の連通を制御する弁体であつて前記2
つの空気室の他方に連通する第4の空気通路と該
第4の空気通路から外周面に貫通して設けられ、
前記第3の空気通路に連通可能な第5の空気通路
とを有する弁体とを含み、前記筒状弾性部材と前
記弁収容体との間に、前記第2の空気通路および
第3の空気通路にそれぞれ連通する環状の第6の
空気通路が設けられた、空気ばね式サスペンシヨ
ン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984104457U JPS6120410U (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 空気ばね式サスペンシヨン |
US06/709,661 US4616811A (en) | 1984-07-12 | 1985-03-08 | Air suspension |
DE19853509943 DE3509943A1 (de) | 1984-07-12 | 1985-03-19 | Luftfeder |
FR8507441A FR2567458B1 (fr) | 1984-07-12 | 1985-05-15 | Suspension pneumatique a constante de rappel modifiable, pour vehicules automobiles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984104457U JPS6120410U (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 空気ばね式サスペンシヨン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6120410U JPS6120410U (ja) | 1986-02-06 |
JPH039448Y2 true JPH039448Y2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=14381134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984104457U Granted JPS6120410U (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 空気ばね式サスペンシヨン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4616811A (ja) |
JP (1) | JPS6120410U (ja) |
DE (1) | DE3509943A1 (ja) |
FR (1) | FR2567458B1 (ja) |
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JPS61122015A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-10 | Toyota Motor Corp | 車両のサスペンシヨン |
DE3442622A1 (de) * | 1984-11-29 | 1986-05-22 | Toyota Jidosha K.K., Toyota, Aichi | Luftfedervorrichtung |
JPH0451057Y2 (ja) * | 1985-02-26 | 1992-12-02 | ||
JPH0444904Y2 (ja) * | 1985-02-26 | 1992-10-22 | ||
EP0205256B1 (en) * | 1985-05-10 | 1991-01-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Gas switching valve device for a gas suspension system |
JPH08285000A (ja) * | 1995-04-19 | 1996-11-01 | Toyota Motor Corp | エアサスペンション装置 |
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US10941828B2 (en) | 2002-06-25 | 2021-03-09 | Fox Factory, Inc. | Gas spring with travel control |
US20080296814A1 (en) | 2002-06-25 | 2008-12-04 | Joseph Franklin | Gas spring with travel control |
US8464850B2 (en) | 2006-11-16 | 2013-06-18 | Fox Factory, Inc. | Gas spring curve control in an adjustable-volume gas-pressurized device |
US7963509B2 (en) | 2007-01-31 | 2011-06-21 | Fox Factory, Inc. | Travel control for a gas spring and gas spring having very short travel modes |
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DE102015007743B4 (de) * | 2015-06-17 | 2018-02-15 | Anvis Deutschland Gmbh | Schublager und druckluftbeaufschlagter Stoßdämpfer |
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