JPH08285000A - エアサスペンション装置 - Google Patents

エアサスペンション装置

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JPH08285000A
JPH08285000A JP7117790A JP11779095A JPH08285000A JP H08285000 A JPH08285000 A JP H08285000A JP 7117790 A JP7117790 A JP 7117790A JP 11779095 A JP11779095 A JP 11779095A JP H08285000 A JPH08285000 A JP H08285000A
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JP
Japan
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piston
chamber member
sub
cylinder
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP7117790A
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English (en)
Inventor
Shuichi Takema
修一 武馬
Katsuyuki Sano
克幸 佐野
Tetsuaki Kawada
哲明 河田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to EP96105735A priority patent/EP0738839B2/en
Publication of JPH08285000A publication Critical patent/JPH08285000A/ja
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/06Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid
    • F16F9/08Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using both gas and liquid where gas is in a chamber with a flexible wall
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60G15/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
    • B60G15/08Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having fluid spring
    • B60G15/12Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having fluid spring and fluid damper
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアスプリングの主要部をショックアブソー
バの下方部に設けることにより、従来に比して車体に対
する取付部の剛性を高くしてエアスプリングの振動が車
体へ伝達され難くすると共に、車室内空間を拡大する。 【構成】 ピストンロッド24にて車体32に連結さ
れ、シリンダ18にてサスペンション部材に連結され
る。エアスプリング10は上端にて車体及びピストンロ
ッドに連結されシリンダが軸線16に沿って内部へ進入
することを許す円筒状のサブチャンバ部材58と、サブ
チャンバ部材の下方部に固定されサブチャンバ部材より
大きい外径を有するメインチャンバ部材60と、シリン
ダに固定されたピストン部材66とを有し、メインチャ
ンバ部材とピストン部材との間にはダイヤフラム64が
渡設され、これらによりエアチャンバ72が郭定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌のサス
ペンションに係り、更に詳細にはエアサスペンション装
置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌のエアサスペンション装
置の一つとして、例えば特開平2−31907号公報に
記載されている如く、軸線に沿って相対変位可能に互い
に嵌合するシリンダ及びピストンを含むショックアブソ
ーバと、ショックアブソーバと同軸に設けられたエアス
プリングとを有し、エアスプリングは取付けマウントを
介して車体に連結されたチャンバ部材と、シリンダに固
定されたピストン部材と、チャンバ部材とピストン部材
との間に渡設されショックアブソーバ及びチャンバ部材
と共働してエアチャンバを郭定するダイヤフラムとを有
し、ショックアブソーバのピストンのロッド部は上端に
てラバー部材を介してチャンバ部材に連結された入力分
離型のエアサスペンション装置が従来より知られてい
る。
【0003】かかる入力分離型のエアサスペンション装
置によれば、エアスプリングからの振動入力は取付マウ
ントを介して車体に伝達されるが、ショックアブソーバ
からの振動入力はまずラバー部材を介してチャンバ部材
に伝達され、しかる後取付けマウントを介して車体へ伝
達されるので、ショックアブソーバから入力される高周
波小振幅の振動をラバー部材により減衰させることがで
き、従ってショックアブソーバのロッド部とチャンバ部
材とが直接連結される構造の場合に比して車輌の乗り心
地性を向上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
のエアサスペンション装置に於ては、所要のばね特性を
確保する必要からチャンバ部材の直径を比較的大きく設
定せざるを得ず、そのため取付マウントに対するチャン
バ部材の取付部及び取付マウントに対する車体の取付部
の面積が大きくなり、その結果これらの取付部の剛性が
低下することに起因してこれらの取付部自体が比較的容
易に振動し、ロードノイズ等を惹起こすエアスプリング
の振動が車体へ伝達され易いという問題がある。
【0005】またチャンバ部材はラバー部材を介してシ
ョックアブソーバのロッド部に連結されるので、エアス
プリングはショックアブソーバの上方部に設けられ、そ
のためエアスプリングが車体と干渉することを防止する
必要から、エアスプリング近傍の車体部材をインボード
側に設定せざるを得ず、そのため車室内空間が狭くなる
という問題がある。
【0006】本発明は、上述の従来のエアサスペンショ
ン装置に於ける叔上の如き問題に鑑みなされたもので、
本発明の主要な課題は、エアスプリングの主要部をショ
ックアブソーバの下方部に設けることにより、従来に比
して車体に対する取付部の剛性を高くしてエアスプリン
グの振動が車体へ伝達され難くすると共に、車室内空間
を拡大することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題は、本発明に
よれば、軸線に沿って相対変位可能に互いに嵌合するシ
リンダ及びピストンを含むショックアブソーバと、前記
ショックアブソーバと同軸に設けられたエアスプリング
とを有するエアサスペンション装置に於て、前記ショッ
クアブソーバは前記ピストンのロッド部にて車体に連結
され且つ前記シリンダにてサスペンション部材に連結さ
れ、前記エアスプリングは上端にて前記車体及び前記ロ
ッド部に連結され前記シリンダが前記軸線に沿って内部
へ進入することを許す実質的に筒状のサブチャンバ部材
と、前記サブチャンバ部材の下方部に固定され前記サブ
チャンバ部材より大きい外径を有するメインチャンバ部
材と、前記シリンダに固定されたピストン部材と、前記
メインチャンバ部材と前記ピストン部材との間に渡設さ
れ前記ショックアブソーバ、前記サブチャンバ部材、前
記メインチャンバ部材及び前記ピストン部材と共働して
エアチャンバを郭定するダイヤフラムとを有しているこ
とを特徴とするエアサスペンション装置(請求項1の構
成)、又は軸線に沿って相対変位可能に互いに嵌合する
シリンダ及びピストンを含むショックアブソーバと、前
記ショックアブソーバと同軸に設けられたエアスプリン
グとを有するエアサスペンション装置に於て、前記ショ
ックアブソーバは前記シリンダにて車体に連結され且つ
前記ピストンのロッド部にてサスペンション部材に連結
され、前記エアスプリングは前記シリンダに固定された
チャンバ部材と、前記ロッド部に固定されたピストン部
材と、前記チャンバ部材と前記ピストン部材との間に渡
設され前記ショックアブソーバ、前記チャンバ部材及び
前記ピストン部材と共働してエアチャンバを郭定するダ
イヤフラムとを有していることを特徴とするエアサスペ
ンション装置(請求項5の構成)によって達成される。
【0008】また本発明によれば、上述の課題を効果的
に達成すべく、請求項1の構成に於て、前記ピストン部
材は上端に開口部を有する実質的に筒状をなし、前記軸
線の周りの互いに対応する周方向位置について見て前記
ピストン部材の前記開口部の内径は前記サブチャンバ部
材の下端の内径よりも大きく、車輪の中立位置について
見て前記サブチャンバ部材は前記シリンダの上端よりも
下方まで延在している(請求項2の構成)。
【0009】また本発明によれば、上述の課題を効果的
に達成すべく、請求項1又は2の構成に於て、前記サブ
チャンバ部材内に配置され且つ前記サブチャンバ部材の
上端に固定されたバウンドストッパを有し、前記シリン
ダの上端による前記バウンドストッパの弾性変形時の拡
径が前記サブチャンバ部材の内周面により規制されるよ
う構成される(請求項3の構成)。
【0010】また本発明によれば、上述の課題を効果的
に達成すべく、請求項3の構成に於て、前記ピストンの
前記ロッド部は第一の弾性連結手段を介して前記車体に
連結されており、前記サブチャンバ部材の上端は前記軸
線の周りに延在する環状の弾性部材を含む第二の弾性連
結手段を介して前記車体に連結されており、前記弾性部
材は前記軸線の周りの所定の位置に前記軸線を横切る方
向に延在するスリットを有し、前記スリットの前記軸線
に沿う方向の幅は前記軸線より離れるにつれて漸次大き
くなるよう設定されており、これにより前記車体と前記
サブチャンバ部材との間に作用する軸力の伝達中心が前
記軸力の変化に応じて前記軸線を横切る方向に変位する
よう構成される(請求項4の構成)。
【0011】更に本発明によれば、上述の課題を効果的
に達成すべく、請求項5の構成に於て、前記ピストン部
材は上端に開口部を有する実質的に筒状をなし、前記軸
線の周りの互いに対応する周方向位置について見て前記
ピストン部材の前記開口部の内径は前記シリンダの下端
の外径よりも大きく、バウンドストッパが前記ピストン
部材内に配置され且つこれに固定される(請求項6の構
成)。
【0012】
【作用】上述の請求項1の構成によれば、ピストンのロ
ッド部にて車体に連結され、シリンダにてサスペンショ
ン部材に連結され、エアスプリングは上端にてロッド部
に連結されたサブチャンバ部材の上端にて車体に連結さ
れ、サブチャンバ部材の外径はメインチャンバ部材の外
径よりも小さいので、従来に比して車体に対するエアス
プリングの連結部の面積を小さくしその剛性を高くする
ことが可能であり、これによりエアチャンバ内の圧力変
動に起因する連結部の振動が低減され、エアスプリング
より車体への振動伝達が低減される。
【0013】またエアチャンバの軸線周りの外周は上方
部分に於てはサブチャンバ部材により郭定され、下方部
分に於てはメインチャンバ部材により郭定され、サブチ
ャンバ部材の外径はメインチャンバ部材の外径よりも小
さいので、従来に比してショックアブソーバのロッド部
近傍に於けるエアスプリングの外径を低減し、これによ
りエアチャンバの上方部分近傍の車体部材を従来よりも
アウトボード側に設定することが可能になる。
【0014】特に請求項2の構成によれば、ピストン部
材は上端に開口部を有する実質的に筒状をなし、軸線の
周りの互いに対応する周方向位置について見てピストン
部材の開口部の内径はサブチャンバ部材の下端の内径よ
りも大きく、車輪の中立位置について見てサブチャンバ
部材はシリンダの上端よりも下方まで延在しているの
で、ショックアブソーバの内部よりシリンダの上端とピ
ストンのロッド部との間を経てオイルが漏洩し、車輌の
旋回時の遠心力等によりオイルが飛散されても、飛散し
たオイルはサブチャンバ部材によって捕捉され、サブチ
ャンバ部材の内面を伝って下方へ移動し、サブチャンバ
部材の下端よりピストン部材内へ落下し、従って漏洩し
たオイルはダイヤフラムに接触することなくピストン部
材内に回収される。
【0015】また請求項3の構成によれば、バウンドス
トッパはサブチャンバ部材内に配置され且つサブチャン
バ部材の上端に固定され、シリンダの上端によるバウン
ドストッパの弾性変形時の拡径がサブチャンバ部材の内
周面により規制されるよう構成されているので、フルバ
ウンド近傍の領域に於ては車輪のバウンド量の増大につ
れてサブチャンバ部材によるバウンドストッパの拡径に
対する拘束度合が増大し、バウンドストッパのばね特性
が非線形特性になり或いは非線形特性が強調される。
【0016】また請求項4の構成によれば、ピストンの
ロッド部は第一の弾性連結手段を介して車体に連結され
ており、サブチャンバ部材の上端は軸線の周りに延在す
る環状の弾性部材を含む第二の弾性連結手段を介して車
体に連結されており、弾性部材は軸線の周りの所定の位
置に軸線を横切る方向に延在するスリットを有し、スリ
ットの軸線に沿う方向の幅は軸線より離れるにつれて漸
次大きくなるよう設定されており、これにより車体とサ
ブチャンバ部材との間に作用する軸力の伝達中心が軸力
の変化に応じて軸線を横切る方向に変位するよう構成さ
れているので、車体に対するサブチャンバ部材の実質的
に上下方向の相対変位により軸力が変化すると、車体に
対するサブチャンバ部材の揺動中心が軸線を横切る方向
に変化する。
【0017】従って車輪のバウンド、リバウンドに伴い
サスペンションのジオメトリーに応じてショックアブソ
ーバの下端が車輌横方向若しくは前後方向に変位し、こ
れによりショックアブソーバの軸線が枢動する場合に
も、ショックアブソーバの軸線の枢動方向及び量に応じ
て弾性部材のスリットの位置や幅を適宜に設定すること
により、ショックアブソーバの軸線の枢動に対応してサ
ブチャンバ部材及びメインチャンバ部材を車体に対し相
対的に傾動させることが可能であり、これによりメイン
チャンバ部材及びピストン部材が軸線を横切る方向に相
対変位することに起因してダイヤフラムに与えられるこ
じり作用が低減される。
【0018】また請求項5の構成によれば、シリンダに
て車体に連結され、ピストンのロッド部にてサスペンシ
ョン部材に連結され、エアスプリングはシリンダに固定
されたチャンバ部材と、ロッド部に固定されたピストン
部材と、チャンバ部材とピストン部材との間に渡設され
たダイヤフラムとを有し、ショックアブソーバ、チャン
バ部材、ピストン部材及びダイヤフラムによりエアチャ
ンバが郭定されているので、車体及びエアサスペンショ
ン装置の互いに他に対する連結部の剛性を高くすること
が可能であり、これによりエアチャンバ内の圧力変動に
起因する連結部の振動が低減され、エアスプリングより
車体への振動伝達が低減され、またエアチャンバはエア
サスペンション装置の下方部に位置し、これにより従来
に比してエアサスペンショ装置の上方部近傍の車体部材
をアウトボード側に設定することが可能になる。
【0019】特に請求項6の構成によれば、ピストン部
材は上端に開口部を有する実質的に筒状をなし、軸線の
周りの互いに対応する周方向位置について見てピストン
部材の開口部の内径はシリンダの下端の外径よりも大き
く、バウンドストッパがピストン部材内に配置され且つ
これに固定されているので、ショックアブソーバの内部
よりシリンダの下端とピストンのロッド部との間を経て
オイルが漏洩しても、漏洩したオイルはピストンのロッ
ド部を伝って下方へ移動し、ダイヤフラムに触れること
なくピストン部材内に回収され、また車輪のフルバウン
ド時にもピストン部材がシリンダに干渉せず、バウンド
ストッパによりフルバウンド時の衝撃が確実に緩衝され
る。
【0020】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0021】図1は入力分離型に構成された本発明によ
るエアサスペンション装置の第一の実施例を示す縦断面
図、図2は第一の実施例の要部を拡大して示す拡大部分
縦断面図である。
【0022】これらの図に於て、10は減衰力可変式の
ショックアブソーバ12と一体的に構成されたエアスプ
リングを示している。ショックアブソーバ12は軸線1
6に沿って相対変位可能に互いに嵌合するシリンダ18
及びピストン20を含んでいる。ピストン20はピスト
ン本体22と、これと一体的に軸線16に沿って延在す
るピストンロッド24とよりなっている。ピストン本体
22及びピストンロッド24の内部にはそれぞれ減衰力
制御弁(図示せず)及びコントロールロッド24Aが配
置されており、ピストンロッド24の上端に固定された
アクチュエータ26によってコントロールロッドを介し
て減衰力制御弁が制御されることにより減衰力が増減制
御されるようになっている。
【0023】ピストンロッド24の上端は第一の弾性連
結手段としてのゴムブッシュ装置28及び第二の弾性連
結手段としてのアッパマウント装置30を介して車体3
2に連結され、シリンダ18の下端はそれに一体的に固
定されたブラケット34及びゴムブッシュ装置36を介
して図には示されていないサスペンション部材に連結さ
れている。ゴムブッシュ装置28はナット38によりピ
ストンロッドの上端に固定された内筒40と、該内筒に
対し同軸に配置されスペーサ42と共にアッパマウント
装置30の内筒44の円筒部に圧入された外筒46と、
内筒40と外筒46との間に介装されたゴムブッシュ4
8とよりなっている。一方アッパマウント装置30は内
筒44と、該内筒に対し同軸に配置されフランジ部にて
ボルト50及びナット52により車体32に固定された
外筒54と、内筒44と外筒54との間に介装されたゴ
ムブッシュ56とよりなっている。
【0024】エアスプリング10は軸線16に沿って延
在し実質的に円筒形をなすサブチャンバ部材58を含
み、サブチャンバ部材の上端部はスペーサ42と一体に
形成されると共に溶接によりアッパマウント装置30の
内筒44の下端に溶接により固定されている。サブチャ
ンバ部材58はシリンダ18が軸線16に沿って内部へ
進入することを許すようシリンダ18の外径よりも大き
い内径を有し、図には示されていない車輪が中立位置に
ある場合に於けるシリンダ18の上端よりも下方まで、
好ましく車輪がフルリバウンド位置にある場合に於ける
シリンダ18の上端よりも下方まで延在している。
【0025】サブチャンバ部材58の下端部の外周面に
はサブチャンバ部材より大きい外径を有するメインチャ
ンバ部材60の上端が溶接により固定されている。メイ
ンチャンバ部材60は実質的に軸線16に沿って延在す
る大径の円筒部60A及びこれに一体的に固定された小
径の円筒部60Bとを有し、円筒部60Bの内面には円
筒体62によりローリングダイヤフラム64の外縁部が
固定されている。尚図示の実施例に於ては、メインチャ
ンバ部材60の上端はサブチャンバ部材58の下端より
僅かに上方にてこれに固定されているが、例えば図3
(C)に示されている如くメインチャンバ部材の上端の
内縁がサブチャンバ部材の下端の内面より径方向内方に
位置しなければ、メインチャンバ部材の上端は図3
(A)及び(B)に示されている如くサブチャンバ部材
の下端に固定されてもよい。
【0026】シリンダ18の下端部には二重円筒形をな
すピストン部材66が固定されている。ピストン部材6
6は軸線16に沿って延在する内筒部66Aと、これと
同軸をなす外筒部66Bと、これらの下端を一体に接続
する端壁部66Cとよりなり、外筒部66Bの上端はピ
ストン部材の開口部を郭定している。外筒部66Bの内
径はサブチャンバ部材58の下端の内径よりも大きく設
定されている。特に図示の実施例に於ては、外筒部66
Bの内径とサブチャンバ部材58の下端の内径との差
は、ショックアブソーバが鉛直方向に対し傾斜して車輌
に組込まれる場合にも、サブチャンバ部材58の下端の
内面の最も低い点を通る鉛直線が外筒部66Bの開口部
の内面よりも軸線16の側を通過するよう設定されてい
る。
【0027】また内筒部66Aと外筒部66Bとの間に
はゴムの如き弾性材よりなり実質的に切頭円錐形をなす
オイルカバー68が配置されており、オイルカバーの内
周部はリング70によりシリンダ18に固定され、外周
部は開口端よりも下方に於て外筒部66Bの内面に軽く
当接している。外筒部66Bの上端の外面にはローリン
グダイヤフラム64の内縁部が固定されている。ダイヤ
フラム64はショックアブソーバ12、サブチャンバ部
材58、メインチャンバ部材60、及びピストン部材6
6と共働してエアスプリング10のエアチャンバ72を
郭定している。メインチャンバ部材60の小径の円筒部
60Bの外面には、ダイヤフラム64を覆う実質的に円
筒形のダストカバー74の上端が固定されている。
【0028】更にサブチャンバ部材58内にはピストン
ロッド24に嵌合し且つこれに沿って延在する筒状のバ
ウンドストッパ76が配置されており、上端にてサブチ
ャンバ部材の端壁の内面に固定されている。バウンドス
トッパの径方向の厚さ及び外径は下端へ向かうにつれて
漸次小さくなるよう設定されており、これによりバウン
ドストッパの外周面とサブチャンバ部材の内面との間の
距離は下端へ向かうにつれて漸次大きくなるよう設定さ
れている。バウンドストッパの内面及び外面には複数の
環状のリセス76Aが設けられており、外面の一つのリ
セスに対応する位置には金属リング78が固定されてい
る。
【0029】この実施例に於て、図には示されていない
車輪がバウンド、リバウンドすることによりシリンダ1
8及びピストン20が軸線16に沿って相対変位する
と、減衰力制御弁の開弁量に応じてピストン本体に設け
られた減衰力発生弁により減衰力が発生される。またピ
ストン部材66がサブチャンバ部材58及びメインチャ
ンバ部材60に対し相対的に実質的に軸線16に沿って
変位することにより、エアチャンバ72の容積が増減
し、これによりエアスプリング10は所要のばね力を発
生する。
【0030】この場合、ばね力はサブチャンバ部材58
よりアッパマウント装置30を介して車体へ伝達される
のに対し、減衰力はピストンロッド24よりゴムブッシ
ュ装置28を介してサブチャンバ部材58へ伝達され、
更にアッパマウント装置30を介して車体へ伝達され
る。従って従来の入力分離型のエアサスペンション装置
の場合と同様、エアスプリング10の振動はアッパマウ
ント装置30を介して車体に伝達されるが、ショックア
ブソーバ12のピストンロッド24の振動はまずゴムブ
ッシュ装置28を介してサブチャンバ部材58に伝達さ
れ、しかる後アッパマウント装置30を介して車体へ伝
達されるので、ショックアブソーバより車体へ入力され
る高周波小振幅の振動をゴムブッシュ装置により減衰さ
せることができ、これによりピストンロッドとチャンバ
部材とが直接連結される構造の場合に比して車輌の乗り
心地性を向上させることができる。
【0031】またピストン部材66の外筒部66Bの内
径はサブチャンバ部材58の下端の内径よりも大きく設
定されており、サブチャンバ部材58は車輪がフルリバ
ウンド位置にある場合に於けるシリンダ18の上端より
も下方まで延在しているので、ショックアブソーバ12
の内部よりシリンダ18の上端とピストンロッド24と
の間を経てオイルが漏洩し、そのオイルが車輌旋回時の
遠心力等に起因して飛散されたり、車輪のバウンド時に
バウンドストッパ76の下端がシリンダの上端に衝当す
ることにより飛散されたりしても、飛散したオイルはサ
ブチャンバ部材により捕捉され、サブチャンバ部材の内
面を伝って下方へ移動し、サブチャンバ部材の下端より
ピストン部材66内へ落下し、これによりオイルがダイ
ヤフラム64に付着してこれを劣化させることを防止す
ることができる。
【0032】特に図示の実施例によれば、ピストン部材
66内にはオイルカバー68が設けられているので、ピ
ストン部材内に落下したオイルは自らの重量によってオ
イルカバーの外周部を弾性変形させ、オイルカバーより
も下方へ移動し、オイルカバーよりも下方にてピストン
部材内に貯溜される。従ってピストン部材内に貯溜され
たオイルが車輌の走行に起因して上方への力を受けて
も、オイルがピストン部材外へ出ることがオイルカバー
によって阻止され、このことによってもオイルがダイヤ
フラムに付着してこれを劣化させることを防止すること
ができる。
【0033】またバウンドストッパ76の径方向の厚さ
及び外径は下端へ向かうにつれて漸次小さくなるよう設
定されており、これによりバウンドストッパの外周面と
サブチャンバ部材58の内面との間の距離は下端へ向か
うにつれて漸次大きくなるよう設定されているので、車
輪が所定量以上バウンドすると、バウンド量の増大につ
れてバウンドストッパの圧縮変形量が漸次増大し、圧縮
変形量が所定量以上の範囲に於てはバウンドストッパの
拡径がサブチャンバ部材58の内周面により規制され
る。従ってバウンドストッパの拡径がサブチャンバ部材
の内周面により規制されない場合には、バウンドストッ
パのばね特性は図4に於て破線にて示されている如き穏
やかな非線形特性であるのに対し、図示の実施例によれ
ばバウンドストッパのばね特性の非線形性を強くし、こ
れによりバウンドストッパの下端がシリンダの上端に衝
当する際の衝撃を低減して車輌の乗り心地性を向上させ
つつ、車輪の過大なバウンドを効果的に抑制して車輌の
操縦安定性を向上させることができる。
【0034】尚この実施例に於ては、サブチャンバ部材
58はアッパマウント装置30を介して車体32に連結
されているので、車輪のバウンド、リバウンドによりシ
ョックアブソーバ12の下端が上下方向に加えて車輌横
方向若しくは前後方向に変位することにより、ピストン
ロッド24がゴムブッシュ装置28の中心O1 の周りに
枢動しても、ゴムブッシュ装置を介してサブチャンバ部
材58にアッパマウント装置30の中心O2 の周りにピ
ストンロッドの枢動方向と同一方向の回転モーメントが
与えられ、ショックアブソーバ12の軸線16とサブチ
ャンバ部材及びメインチャンバ部材の軸線との間に大き
い交差角が生じることはなく、従ってメインチャンバ部
材とピストン部材66との間に軸線を横切る方向の過大
な相対変位は発生せず、これによりダイヤフラム64が
過大なこじり作用を受けることはない。
【0035】図5は入力分離型に構成された本発明によ
るエアサスペンション装置の第二の実施例を示す縦断面
図、図6は第二の実施例の要部を拡大して示す拡大部分
縦断面図である。尚これらの図に於て、図1及び図2に
示された部分に対応する部分には図1及び図2に於て付
された符号と同一の符号が付されている。
【0036】この実施例に於ては、第一の弾性連結手段
としてのゴムブッシュ装置28の内筒40はストッパプ
レート80及びリテーナカラー82を介してナット38
によりピストンロッド24の上端近傍に固定されてお
り、ストッパプレート80と一体に形成されたブラケッ
ト80Aにはアクチュエータ26を保持する支持部材8
4が固定されている。またゴムブッシュ装置28の外筒
46はスペーサ42の内側に圧入されており、スペーサ
42は上端の外周部にてサブチャンバ部材58の上端の
内周部に溶接により固定されている。サブチャンバ部材
58の上端にはフランジ部58Aが一体に設けられてい
る。
【0037】一方第二の弾性連結手段としてのアッパマ
ウント装置30は実質的に軸線16に垂直に延在する下
側のリテーナプレート44及び上側のリテーナプレート
54と、これらのリテーナプレートの間に介装されたゴ
ムブッシュ56とよりなっている。下側のリテーナプレ
ート44はフランジ部44Aにてボルト86及びナット
88によりサブチャンバ部材58のフランジ部58Aに
締結固定され、上側のリテーナプレート54はフランジ
部54Aにてボルト90及びナット92により車体32
に締結固定されている。上側のリテーナプレート54の
上面の内縁部にはストッパプレート80と共働するクッ
ションゴム93が固定されている。
【0038】ゴムブッシュ56の外周面にはその厚さ方
向中央部にて軸線16に垂直に環状に延在するスリット
94が設けられている。アッパマウント装置30の自由
状態に於ける平断面及び縦断面を示す図7(A)及び
(B)に誇張して示されている如く、スリットの内縁の
中心Os は軸線16に対しアウトボード方向にオフセッ
トされており、これによりスリットの深さは軸線16に
対しインボード側に於て最も大きくアウトボード側に於
て最も小さい。またスリット94の幅は内縁より外縁へ
向かうにつれて漸次大きくなるよう設定されており、ま
た図8(A)及び(B)に示されている如く、車輪が中
立位置にあるときにはスリットの上壁94A及び下壁9
4Bの互いに当接する領域の外縁94Cは実質的に軸線
16上に中心Oc を有する円を描くようになっている。
尚当接領域の外縁94Cの中心はアッパマウント装置3
0の軸力の伝達中心と実質的に同一の位置に位置する。
【0039】かくしてこの第二の実施例によれば、上述
の第一の実施例の場合と同様の作用効果が得られること
に加えて、車輪のバウンド、リバウンドに応じてアッパ
マウント装置30の軸力の伝達中心を横方向に変位さ
せ、これにより車輪のバウンド、リバウンドに伴う中心
1 の周りの軸線16の枢動に合わせてサブチャンバ部
材58及びメインチャンバ部材60の軸線96を実質的
に中心O1 の周りに傾動させることができるので、メイ
ンチャンバ部材及びピストン部材66はショックアブソ
ーバ12の枢動に拘らず実質的に軸線16に沿ってのみ
相対変位し、これによりダイヤフラム64にこじりが作
用することを確実に防止することができる。
【0040】例えば図には示されていないがショックア
ブソーバ12のシリンダ18の下端と連結されたサスペ
ンションアームがその内端より外端の方向に見て下方へ
傾斜して横方向に延在しているものとすると、シリンダ
の下端は車輪のバウンド時には車輪が中立位置にある場
合の位置に対しアウトボード方向へ変位し、車輪のリバ
ウンド時にはインボード方向へ変位する。
【0041】車輪のリバウンド時にはアッパマウント装
置30の圧縮荷重が減少するので、スリット94の当接
領域は車輪が中立位置にあるとき(図8参照)よりも小
さくなり、その外縁94Cの中心Oc はスリットの中心
Os の側へ変位し、アッパマウント装置30の軸力の伝
達中心も中心Os の側へ変位し、これにより図5に示さ
れている如くサブチャンバ部材58及びメインチャンバ
部材60の軸線96はショックアブソーバの軸線16と
実質的に整合した状態にてこれと共に中心O1の周りに
枢動する。
【0042】逆に車輪のバウンド時にはアッパマウント
装置30の圧縮荷重が増大するので、図9に示されてい
る如くスリット94の当接領域は車輪が中立位置にある
ときよりも大きくなり、その外縁94Cの中心Oc は軸
線16に対しスリットの中心Os とは反対の側へ変位
し、アッパマウント装置30の軸力の伝達中心も中心O
s とは反対の側へ変位し、これにより図5に示されてい
る如くサブチャンバ部材58及びメインチャンバ部材6
0の軸線96はショックアブソーバの軸線16と実質的
に整合した状態にてこれと共に中心O1 の周りに枢動す
る。
【0043】尚図示の如くアッパマウント装置30の中
心O2 がゴムブッシュ装置28の中心O1 よりも上方に
あるときには、スリット94の中心Os のオフセット方
向は車輪のバウンド、リバウンドに伴うショックアブソ
ーバ12の下端の移動方向とは逆方向に設定されるが、
中心O2 が中心O1 よりも下方にあるときには、中心O
s のオフセット方向はショックアブソーバの下端の移動
方向と同一の方向に設定される。また中心Os のオフセ
ット量はショックアブソーバの下端の移動量及び中心O
1 と中心O2 との間の距離に応じて設定される。更に車
輪のバウンド、リバウンドに伴いショックアブソーバの
下端が車輌前後方向にも変位する場合には、中心Os は
中心O1 対しそれぞれ前後方向にもオフセットされる。
【0044】また図示の実施例に於てはスリット94は
ゴムブッシュ56の厚さ方向中央部に設けられている
が、スリットはゴムブッシュの上面と上側のリテーナプ
レート54の下面との間若しくはゴムブッシュの下面と
下側のリテーナプレート44の上面との間に形成されて
もよい。
【0045】図10は本発明によるエアサスペンション
装置の第三の実施例を幾分か簡略化して示す縦断面図で
ある。尚図10に於ても、図1及び図2又は図5及び図
6に示された部分に対応する部分にはこれらの図に於て
付された符号と同一の符号が付されている。
【0046】この第三の実施例に於ては、ショックアブ
ソーバ12はシリンダ18がピストンロッド24よりも
上方に位置するよう配設されている。シリンダ18の上
端はアッパマウント装置30により車体32に連結され
ている。アッパマウント装置30はナット38によりシ
リンダの上端に固定された内筒44と、ボルト50及び
ナット52により車体に固定された外筒54と、内筒と
外筒との間に介装されたゴムブッシュ56とよりなって
いる。
【0047】またエアスプリング10は上端にてシリン
ダ18に固定され実質的に下方へ向けて開いた円筒状を
なすチャンバ部材98と、ピストンロッド24の下端に
ねじ込みにより固定された連結部材100により下端に
てピストンロッドの下端に固定されたピストン部材66
と、チャンバ部材98とピストン部材66との間に渡設
されたローリングダイヤフラム64とを有し、これらは
ショックアブソーバと共働してエアチャンバ72を郭定
している。
【0048】ピストン部材66は実質的に上方へ向けて
開いた円筒状をなし、チャンバ部材98の円筒部の内径
よりも小さい外径を有し且つシリンダ18の外径よりも
大きい内径を有している。ピストン部材の端壁の内面に
はピストンロッド24に嵌合する筒状のバウンドストッ
パ76の下端が固定されている。バウンドストッパの軸
線方向長さはピストン部材の円筒部の長さよりも短く設
定されている。またバウンドストッパの下端部の外径は
ピストン部材の円筒部の内径よりも僅かに小さくバウン
ドストッパの径方向の厚さ及び外径は上端へ向かうにつ
れて漸次小さくなるよう設定されている。
【0049】かくしてこの第三の実施例によれば、ショ
ックアブソーバ12の内部よりシリンダ18の下端とピ
ストンロッド24との間を経てオイルが漏洩しても、そ
のオイルはピストンロッドを伝って下方へ移動し、ピス
トン部材66により回収されるので、漏洩したオイルが
ダイヤフラム64に付着してこれを劣化させることを防
止することができる。また車輪が所定量以上バウンドす
ると、バウンド量の増大につれてバウンドストッパ76
の圧縮変形量が漸次増大し、圧縮変形量が所定量以上の
範囲に於てはバウンドストッパの拡径がピストン部材6
6の内周面により規制されるので、第一及び第二の実施
例の場合と同様バウンドストッパのばね特性の非線形性
を強くし、これによりバウンドストッパの上端がシリン
ダの下端に衝当する際の衝撃を低減して車輌の乗心地性
を向上させつつ、車輪の過大なバウンドを効果的に抑制
して車輌の操縦安定性を向上させることができる。
【0050】尚バウンドストッパはシリンダの下端に固
定されてもよいが、その場合にはシリンダより漏洩しピ
ストン部材内に貯留されたオイルが車輪のフルバウンド
時にバウンドストッパによって飛散され易く、またバウ
ンドストッパの拡径を抑制するためにはバウンドストッ
パを包囲する筒状の部材をシリンダの下端に固定しなけ
ればならないので、バウンドストッパは図示の第三の実
施例の如くピストン部材に固定されることが好ましい。
【0051】またこの実施例に於ても、チャンバ部材9
8の上端はゴムブッシュ装置の如き弾性連結手段を介し
てショックアブソーバ12のシリンダ18に固定されて
もよく、第一及び第二の実施例に於けるダストカバー7
4と同様のダストカバーが設けられてもよい。
【0052】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施
例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0053】例えば上述の各実施例に於ては、チャンバ
部材58、60、98及びピストン部材66は円筒状を
なしているが、ショックアブソーバを囲繞し且つこれに
沿って延在する限り、例えば断面多角形の筒状をなして
いてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、上述
の請求項1の構成によれば、上端にて車体に連結された
サブチャンバ部材の外径はメインチャンバ部材の外径よ
りも小さいので、従来に比して車体に対するエアスプリ
ングの連結部の面積を小さくしてその剛性を高くするこ
とができるので、エアチャンバ内の圧力変動に起因する
連結部の振動を低減し、これによりエアスプリングより
車体への振動の伝達を低減してロードノイズ等を低減す
ることができる。
【0055】またエアチャンバの軸線周りの外周は上方
部分に於てはサブチャンバ部材により郭定され、下方部
分に於てはメインチャンバ部材により郭定され、サブチ
ャンバ部材の外径はメインチャンバ部材の外径よりも小
さいので、従来に比してショックアブソーバのロッド部
近傍に於けるエアスプリングの外径を低減し、これによ
りエアチャンバの上方部分近傍の車体部材を従来よりも
アウトボード側に設定し、ショックアブソーバの上方部
分に対応する領域の車室内空間を増大することができ
る。
【0056】また上述の請求項2の構成によれば、ショ
ックアブソーバの内部よりシリンダの上端とピストンの
ロッド部との間を経てオイルが漏洩し、車輌の旋回時の
遠心力等によりオイルが飛散されても、飛散したオイル
はサブチャンバ部材によって捕捉され、サブチャンバ部
材の内面を伝って下方へ移動し、サブチャンバ部材の下
端よりピストン部材内へ落下し、従って漏洩したオイル
はダイヤフラムに接触することなくピストン部材内に回
収されるので、ダイヤフラムがオイルによって劣化され
る虞れを低減し、これによりエアサスペンション装置の
耐久性を向上させることができる。
【0057】また上述の請求項3の構成によれば、フル
バウンド近傍の領域に於ては車輪のバウンド量の増大に
つれてサブチャンバ部材によるバウンドストッパの拡径
に対する拘束度合が増大するので、バウンドストッパの
ばね特性を非線形特性にし或いは非線形特性を強調する
ことができ、これにより車輪のバウンド時にバウンドス
トッパの下端がシリンダの上端に衝当する際の衝撃を低
減して車輌の良好な乗り心地性を確保しつつ、車輪の過
大なバウンドを効果的に抑制して車輌の操縦安定性を向
上させることができる。
【0058】また上述の請求項4の構成によれば、車体
とサブチャンバ部材との間に作用する軸力の伝達中心が
軸力の変化に応じて軸線を横切る方向に変位するよう構
成されているので、車体に対するサブチャンバ部材の実
質的に上下方向の相対変位により軸力が変化すると、車
体に対するサブチャンバ部材の揺動中心が軸線を横切る
方向に変化する。従って車輪のバウンド、リバウンドに
伴いサスペンションのジオメトリーに応じてショックア
ブソーバの下端が車輌横方向若しくは前後方向に変位
し、これによりショックアブソーバの軸線が枢動する場
合にも、ショックアブソーバの軸線の枢動方向及び量に
応じて弾性部材のスリットの位置や幅を適宜に設定する
ことにより、ショックアブソーバの軸線の枢動に対応し
てサブチャンバ部材及びメインチャンバ部材を車体に対
し相対的に傾動させることができ、これによりメインチ
ャンバ部材及びピストン部材が軸線を横切る方向に相対
変位することに起因してダイヤフラムに与えられるこじ
り作用を低減することができ、このことによってもエア
サスペンション装置の耐久性を向上させることができ
る。
【0059】また上述の請求項5の構成によれば、請求
項1の構成の場合と同様、車体及びエアサスペンション
装置の互いに他に対する連結部の剛性を高くすることが
でき、これによりエアチャンバ内の圧力変動に起因する
連結部の振動を低減し、エアスプリングより車体への振
動の伝達を低減してロードノイズ等を低減することがで
き、またエアチャンバはエアサスペンション装置の下方
部に位置するので、従来に比してエアサスペンショ装置
の上方部近傍の車体部材をアウトボード側に設定するこ
とができ、これによりショックアブソーバの上方部分に
対応する領域の車室内空間を増大することができる。
【0060】また上述の請求項6の構成によれば、ショ
ックアブソーバの内部よりシリンダの下端とピストンの
ロッド部との間を経てオイルが漏洩しても、漏洩したオ
イルはピストンのロッド部を伝って下方へ移動し、ダイ
ヤフラムに触れることなくピストン部材内に回収される
ので、ダイヤフラムがオイルによって劣化される虞れを
低減し、エアサスペンション装置の耐久性を向上させる
ことができ、また車輪のフルバウンド時にもピストン部
材がシリンダに干渉することなくバウンドストッパによ
りフルバウンド時の衝撃を確実に緩衝させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力分離型に構成された本発明によるエアサス
ペンション装置の第一の実施例を示す縦断面図である。
【図2】第一の実施例の要部を拡大して示す拡大部分縦
断面図である。
【図3】サブチャンバ部材とメインサブチャンバ部材と
の連結部の他の例を示す拡大部分縦断面図である。
【図4】第一の実施例のバウンドストッパのばね特性を
示すグラフである。
【図5】入力分離型に構成された本発明によるエアサス
ペンション装置の第二の実施例を示す縦断面図である。
【図6】第二の実施例の要部を拡大して示す拡大部分縦
断面図である。
【図7】第二の実施例のアッパマウント装置を自由状態
について示す平断面(A)及び縦断面(B)である。
【図8】第二の実施例のアッパマウント装置を車輪が中
立位置にある場合について示す平断面(A)及び縦断面
(B)である。
【図9】第二の実施例のアッパマウント装置を車輪のバ
ウンド時について示す平断面(A)及び縦断面(B)で
ある。
【図10】本発明によるエアサスペンション装置の第三
の実施例を幾分か簡略化して示す縦断面図である。
【符号の説明】
10…エアスプリング装置 12…ショックアブソーバ 18…シリンダ 24…ピストンロッド 28…ゴムブッシュ装置 30…アッパマウント装置 58…サブチャンバ部材 60…メインチャンバ部材 64…ローリングダイヤフラム 66…ピストン部材 72…エアチャンバ 76…バウンドストッパ 94…スリット 98…チャンバ部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線に沿って相対変位可能に互いに嵌合す
    るシリンダ及びピストンを含むショックアブソーバと、
    前記ショックアブソーバと同軸に設けられたエアスプリ
    ングとを有するエアサスペンション装置に於て、前記シ
    ョックアブソーバは前記ピストンのロッド部にて車体に
    連結され且つ前記シリンダにてサスペンション部材に連
    結され、前記エアスプリングは上端にて前記車体及び前
    記ロッド部に連結され前記シリンダが前記軸線に沿って
    内部へ進入することを許す実質的に筒状のサブチャンバ
    部材と、前記サブチャンバ部材の下方部に固定され前記
    サブチャンバ部材より大きい外径を有するメインチャン
    バ部材と、前記シリンダに固定されたピストン部材と、
    前記メインチャンバ部材と前記ピストン部材との間に渡
    設され前記ショックアブソーバ、前記サブチャンバ部
    材、前記メインチャンバ部材及び前記ピストン部材と共
    働してエアチャンバを郭定するダイヤフラムとを有して
    いることを特徴とするエアサスペンション装置。
  2. 【請求項2】請求項1のエアサスペンション装置に於
    て、前記ピストン部材は上端に開口部を有する実質的に
    筒状をなし、前記軸線の周りの互いに対応する周方向位
    置について見て前記ピストン部材の前記開口部の内径は
    前記サブチャンバ部材の下端の内径よりも大きく、車輪
    の中立位置について見て前記サブチャンバ部材は前記シ
    リンダの上端よりも下方まで延在していることを特徴と
    するエアサスペンション装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のエアサスペンション装置
    に於て、前記サブチャンバ部材内に配置され且つ前記サ
    ブチャンバ部材の上端に固定されたバウンドストッパを
    有し、前記シリンダの上端による前記バウンドストッパ
    の弾性変形時の拡径が前記サブチャンバ部材の内周面に
    より規制されるよう構成されていることを特徴とするエ
    アサスペンション装置。
  4. 【請求項4】請求項3のエアサスペンション装置に於
    て、前記ピストンの前記ロッド部は第一の弾性連結手段
    を介して前記車体に連結されており、前記サブチャンバ
    部材の上端は前記軸線の周りに延在する環状の弾性部材
    を含む第二の弾性連結手段を介して前記車体に連結され
    ており、前記弾性部材は前記軸線の周りの所定の位置に
    前記軸線を横切る方向に延在するスリットを有し、前記
    スリットの前記軸線に沿う方向の幅は前記軸線より離れ
    るにつれて漸次大きくなるよう設定されており、これに
    より前記車体と前記サブチャンバ部材との間に作用する
    軸力の伝達中心が前記軸力の変化に応じて前記軸線を横
    切る方向に変位するよう構成されていることを特徴とす
    るエアサスペンション装置。
  5. 【請求項5】軸線に沿って相対変位可能に互いに嵌合す
    るシリンダ及びピストンを含むショックアブソーバと、
    前記ショックアブソーバと同軸に設けられたエアスプリ
    ングとを有するエアサスペンション装置に於て、前記シ
    ョックアブソーバは前記シリンダにて車体に連結され且
    つ前記ピストンのロッド部にてサスペンション部材に連
    結され、前記エアスプリングは前記シリンダに固定され
    たチャンバ部材と、前記ロッド部に固定されたピストン
    部材と、前記チャンバ部材と前記ピストン部材との間に
    渡設され前記ショックアブソーバ、前記チャンバ部材及
    び前記ピストン部材と共働してエアチャンバを郭定する
    ダイヤフラムとを有していることを特徴とするエアサス
    ペンション装置。
  6. 【請求項6】請求項5のエアサスペンション装置に於
    て、前記ピストン部材は上端に開口部を有する実質的に
    筒状をなし、前記軸線の周りの互いに対応する周方向位
    置について見て前記ピストン部材の前記開口部の内径は
    前記シリンダの下端の外径よりも大きく、バウンドスト
    ッパが前記ピストン部材内に配置され且つこれに固定さ
    れていることを特徴とするエアサスペンション装置。
JP7117790A 1995-04-19 1995-04-19 エアサスペンション装置 Pending JPH08285000A (ja)

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DE69606903T DE69606903T3 (de) 1995-04-19 1996-04-11 Luftgefederte Fahrzeugaufhängungsvorrichtung, vom Eingangskrafttrennungstyp, miteiner Luftkammer in der Nähe des unteren Dämpferendes
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