JPS5836621Y2 - クロ−ラ走行装置の外れ防止部材構造 - Google Patents

クロ−ラ走行装置の外れ防止部材構造

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JPS5836621Y2
JPS5836621Y2 JP16464877U JP16464877U JPS5836621Y2 JP S5836621 Y2 JPS5836621 Y2 JP S5836621Y2 JP 16464877 U JP16464877 U JP 16464877U JP 16464877 U JP16464877 U JP 16464877U JP S5836621 Y2 JPS5836621 Y2 JP S5836621Y2
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JP
Japan
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crawler
prevention member
detachment prevention
main body
traveling device
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Expired
Application number
JP16464877U
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JPS5489745U (ja
Inventor
喜一 上田
忠夫 足立
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、クローラ走行装置の外れ防止部材構造に関し
、詳しくは、駆動輪と緊張用輪体とにわたって巻回され
たクローラの下側部分の案内輪体からの外れを防止する
部材の構造に関する。
クローラの下側部分の案内輪体からの外れを防止するに
、案内輪体を軸支したトラックフレームの下面を、クロ
ーラ内周面に近接させて、前記トラックフレームの側壁
を利用してクローラの外れを防止することが一般に行な
われているが、斯かる場合には、トラックフレーム下面
とクローラ内周面との間の隙間からトラックフレーム内
に入り込んだ小石は外部に出ることができず、騒音を発
したり、スプロケットに噛み込まれたりする欠点がある
そこで、上述の欠点を防止する為に、トラックフレーム
の下面を、クローラ内周面よりも適当間隔上方に位置さ
せて、該トラックフレームに下方に向って突出するクロ
ーラ外れ防止部材を付設して、クローラの外れ止めを行
なっているのであるが、従来、トラックフレーム1に設
けた外れ防止部材6′の形状は、第4図に示すように山
型であったから、その偏平な底辺6a′とシュープレー
ト7との間に狭1れた小石等により、その個所が変形さ
れやすく、そこで第5図に示すように外れ防止部材σl
の形状を逆三角形状にすることにより強度を高めること
も考えられるが、この外れ防止部材σlとシュープレー
トとの間に入り込んだ小石等がクローラ5の回動に伴な
うクサビ効果により強力に喰い込むこととなって、クロ
ーラ5の回動抵抗が増大し、その回動が阻止されて、走
行が停止されてし1うこともあった。
本考案は、かかる実情に鑑みて、外れ防止部材の変形を
抑制しようとするとともに、小石等が入り込むことを阻
止し、もって長期にわたってクローラ走行装置を円滑に
作動させようとすることを目的とする。
以下本考案の実施例を例示図に基いて詳述する。
トラックフレーム1の一端に駆動輪2を設けるとともに
他端に緊張用輪体3を前記フレーム1の長さ方向に相対
位置変更可能に構成し、複数個の案内輪体4・・・をト
ラックフレーム1の下側部分に遊転自在に設けて、以上
の転輪2,3.4・・・にクローラ5を巻回してクロー
ラ走行装置を構成しである。
前記トラックフレーム1の駆動輪2近く箇所に、棒材か
らなる外れ防止部材主体6,6を設けて、これら外れ防
止部材主体6,6を第3図に示すように、左右のシュー
リンクγa、7aの外側に近接させて、駆動輪2がクロ
ーラ5から不測に外れないように構成しである。
そして、前記外れ防止部材主体6を側面視逆三角形に形
成して、この外れ防止部材主体6に対して入シ込んだ石
等による下方からの犬なる突き上げ作用力が及ばないよ
うに、しかも三角形(トラス)構成により丈夫に構成し
て、その変形を抑制すべく構威しである。
更に、外れ防止部材主体6の前後辺6a、6aに夫々突
起6b、6bを設けて、これら端面とシュープレドア7
とで形成される奥狭1り空間A〜]\石がかみ込むのを
阻止すべく構成して、クローラ5を抵抗少なく駆動する
ことができるように構成しである。
前記突起6bをその遊端を屈曲させて、その切断端面6
C’l所においてもクサビ作用によりこの突起6bが下
方から強力に突き上げられることを抑制すべく構成しで
ある。
尚、前記突起6bを線材に代えて第6図イに示すように
三角板材6b′にて構成するもよく、更には、これを大
形にして前記外れ防止部材主体6を逆三角形にする場合
のシュープレドアとの空間A内に土砂等が入り込むのを
阻止すべく構成するもよい。
以上要するに、本考案は、冒頭に記したクローラ走行装
置の外れ防止部材構造に釦いて、案内輪体を軸支するト
ラックフレームの下面を、クローラ内周面より適当間隔
上方に位置させて配設し、このトラックフレームに、下
方に向って突出する側面視で逆三角形状のクローラ外れ
防止部材主体を付設すると共に、前記クローラ外れ防止
部材主体に、前記クローラ外れ防止部材主体とクローラ
内周面とで形成される奥挟まり空間への小石かみ込みを
阻止する突起を連設しである事を特徴とする。
つ−1、外れ防止部材主体の形状を逆三角形にしである
から、下方からの突き上げ作用力を受けるのを回避でき
ることと、その三角形状膜の丈夫さにより全体としての
変形を極力抑制し得るものでありながら、シューとこの
外れ防止部材とで構成される奥狭1り空間への小石等の
入り込みを阻止することができて、クローラを抵抗少な
く長期にわたって円滑に回動させ得るに至った。
【図面の簡単な説明】
・図面は本考案に係るクローラ走行装置の外れ防止部材
構造の実施例を示し、第1図はクローラ走行装置の側面
図、第2図は要部拡大側面図、第3図は要部縦断面図、
第4図及び第5図は夫々従来例を示す要部側面図、第6
図イ2口は夫々性の実施の態様を示す要部側面図である
。 1・・・トラックフレーム、2・・・駆動軸、3・・・
緊張用輪体、4・・・案内輪体、5・・・クローラ、6
・・・外れ防止部材主体、6b・・・突起、A・・・空
間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 駆動輪2と緊張用輪体3とにわたって巻回されたク
    ローラ5の下側部分の案内輪体4・・・からの外れを防
    止する部材の構造であって、前記案内輪体4・・・を軸
    支するトラックフレーム1の下面を、クローラ5内局面
    より適当間隔上方に位置させて配設し、このトラックフ
    レーム1に、下方に向って突出する側面視で逆三角形状
    のクローラ外れ防止部材主体6を付設すると共に、前記
    クローラ外れ防止部材主体6に、前記クローラ外れ防止
    部材主体6とクローラ5内周面とで形成される奥狭壕り
    空間Aへの小石かみ込みを阻止する突起6b 、6bを
    連設しである事を特徴とするクローラ走行装置の外れ防
    止部材構造。 ■ 前記外れ防止部材主体6が、屈曲された杆体から成
    る事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第0項に記載
    の構造。 ■ 前記突起6bが、屈曲された杆体から成る事を特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第0項又は第0項に記載
    の構造。
JP16464877U 1977-12-07 1977-12-07 クロ−ラ走行装置の外れ防止部材構造 Expired JPS5836621Y2 (ja)

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JP16464877U JPS5836621Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 クロ−ラ走行装置の外れ防止部材構造

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Publication Number Publication Date
JPS5489745U JPS5489745U (ja) 1979-06-25
JPS5836621Y2 true JPS5836621Y2 (ja) 1983-08-17

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ID=29162383

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JP16464877U Expired JPS5836621Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 クロ−ラ走行装置の外れ防止部材構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812071U (ja) * 1981-07-15 1983-01-26 セイレイ工業株式会社 動力作業機の履帯ガ−ド構造

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JPS5489745U (ja) 1979-06-25

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