JPH1081269A - クローラ式走行装置 - Google Patents

クローラ式走行装置

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JPH1081269A
JPH1081269A JP24022496A JP24022496A JPH1081269A JP H1081269 A JPH1081269 A JP H1081269A JP 24022496 A JP24022496 A JP 24022496A JP 24022496 A JP24022496 A JP 24022496A JP H1081269 A JPH1081269 A JP H1081269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クローラ式走行装置を高速で駆動すると、駆
動スプロケットに付着した土等によりクローラベルトが
浮き上がり空転や脱輪の可能性があった。 【解決手段】 クローラベルト2に芯金を設けずに、内
周面中央に一定間隔をおいて突起部を2a形成し、該突
起部に係合する駆動スプロケットKで回動駆動するクロ
ーラ式走行装置Cであって、前記スプロケットの外周形
状は内支持筒3aと外支持筒3bにより略円筒状とし、
この外周部の支持部は断面視略「Y」字状に形成し、前
記内支持筒と外支持筒の間の溝部8にクローラベルトの
突起部の間隔に合わせてピン4・4・・・を横架し、該
ピンを着脱可能に構成し、前記支持部において、外側側
面より溝部に抜き孔を開口し、また、前記溝部における
ピン上に断面視角形状のカラーを外嵌し、また、前記ス
プロケットの外周において、少なくとも溝部の外周にお
けるピン上に弾性体のリング38を外嵌した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラ式走行装
置のクローラベルトを駆動する駆動スプロケットの構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンバインやトラクタや建設
機械等の走行装置としてクローラ式走行装置が利用され
ており、特にゴムクローラ式の走行装置は駆動スプロケ
ットと従動スプロケットの間クローラベルトを巻回し
て、複数の転輪でガイドし、前記従動スプロケットによ
ってクローラベルトのテンションを調整し、クローラベ
ルト中央部に円周方向に一定間隔をあけて開口した駆動
孔に駆動スプロケットを嵌合し、該駆動スプロケットを
回動させることでクローラベルトを回転させて走行させ
るように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の駆動スプロケッ
トが嵌入するクローラベルトの駆動孔の両側には芯金が
設けられており、芯金は、駆動力をクローラベルト全体
に伝達する働きと巾方向の曲げ剛性向上の働きがある。
しかし、芯金のあるところと無いところでは、バネ定数
(荷重)が異なるため、走行時の振動の原因となってい
る。または、スプロケットとの噛合いの音も大きい。こ
の芯金はクローラベルトと一体的に構成されているの
で、芯金だけを交換することはできず、全てを一度に交
換する必要があった。また、芯金があるためにクローラ
ベルトの重力が重くなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
に、クローラベルトに芯金を設けずに、内周面中央に一
定間隔をおいて突起部を形成し、該突起部に係合する駆
動スプロケットで回動駆動するクローラ式走行装置であ
って、前記スプロケットの外周形状は内支持筒と外支持
筒により略円筒状とし、この外周部の支持部は断面視略
「Y」字状に形成し、前記内支持筒と外支持筒の間の溝
部にクローラベルトの突起部の間隔に合わせてピンを横
架し、該ピンを着脱可能に構成したものである。また、
前記支持部において、外側側面より溝部に抜き孔を開口
し、また、前記溝部におけるピン上に断面視角形状のカ
ラーを外嵌し、また、前記スプロケットの外周におい
て、少なくとも溝部の外周におけるピン上に弾性体のリ
ングを外嵌したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1はクローラ式走行装置を有するクローラトラク
タの全体側面図、図2は本発明の駆動スプロケットの部
分側面図、図3は同じく本発明の駆動スプロケットの部
分後面断面図、図4は同じく本発明の駆動スプロケット
の部分平面部一部断面図、図5は駆動スプロケットの別
実施例を示す部分側面図一部断面図、図6は駆動スプロ
ケットの別実施例を示す部分後面断面図、図7は駆動ス
プロケットのピンの抜け止め構成を示す部分後面断面
図、図8は駆動スプロケットのピンの抜け止め構成を示
す部分後面断面図、図9は各ピンにリング体を巻回する
駆動スプロケットの側面図一部断面図、図10は同じく
リング体を巻回する駆動スプロケットの部分後面断面
図、図11は保護膜を巻回する駆動スプロケットの部分
後面断面図、図12は補強プレートを埋設したクローラ
ベルトの突起部を示す部分斜視図、図13は同じく突起
部を示す部分斜視図、図14は駆動スプロケットのピン
にカラーを嵌合した部分側面図一部断面図、図15はピ
ンの軸径を細くした駆動スプロケットの別実施例を示す
部分側面図である。
【0006】図1において、本発明のクローラ式走行装
置を適用したクローラトラクタについて説明する。先
ず、クローラトラクタの全体構成について説明する。ク
ローラ式走行装置C上に機体フレーム15を固定して、
該機体フレーム15前方にはエンジンEを収納したボン
ネット24を設け、その後部には運転部16を設け、運
転部16はキャビン21内に操向ハンドル20や運転席
22等を配置し、該運転部16の後部に作業機装着装置
Aを介してロータリ耕耘装置Bを装着している。
【0007】また、前記クローラ式走行装置Cは左右一
対のクローラを支持するトラックフレーム12と、上部
転輪13と複数個の転輪11・11・・・、従動スプロ
ケット14、クローラを駆動する駆動スプロケットKに
より構成されている。前記転輪11・11・・・はイコ
ライザを構成して回転自在に軸支され、トラックフレー
ム12の後端部に従動スプロケット14を回転自在に枢
支している。また、前記トラックフレーム12の前部に
図3に示すようにホイルモータ23を固設し、該ホイル
モータ23の外周に駆動スプロケットKを軸支してい
る。これらの駆動スプロケットK及び上部転輪13、転
輪11・11・・・、従動スプロケット14にクローラ
ベルト15を巻回してクローラ式走行装置Cを構成して
いる。
【0008】次に、前記クローラベルト2について説明
する。該クローラベルト2は芯金を無くして軽量化とコ
ストダウンを図っており、左右方向中央位置において一
定間隔置きにゴム製の突起部2a・2a・・・を内側に
向かって突出している。該突起部2aと突起部2aの間
に駆動スプロケットKの外周に設けた後述するカラー3
5を嵌合することによって、駆動スプロケットKの駆動
をクローラベルト2に伝達するように構成している。そ
して、本実施例において前記突起部2aの剛性を高める
為に突起部2aに樹脂製の補強プレート40を複数埋設
している。つまり、図12に示す様に、本実施例では2
枚の補強プレート40・40を突起部2aの左右途中部
において、クローラベルト2の回転方向と平行に接地面
に対して垂直方向に埋設して、突起部2aを嵌合する駆
動スプロケットKによる曲げモーメントに対して強くし
ている。また、図13に示す様に、前記補強プレート4
0・40に加えて、突起部2aの回転方向中途部に補強
プレート40と直角方向に補強プレート41を配置し、
補強プレート40・40・41を突起部2a内で平面視
で格子状に埋設することもできる。このようにして、突
起部2aの剛性を高めて、突起部2aが損壊してクロー
ラベルト2が外れることを防いでいる。補強プレート4
0は、駆動スプロケットKのピン4と噛合うことによ
り、土や藁を切断する構成としている。
【0009】次に、前記駆動スプロケットKについて説
明する。スプロケットKは外周を略円筒状に構成し、そ
の外周面にクローラベルト2を巻回するものとなってお
り、図2〜図4に示す様に、クローラベルト2の機体に
対して内側を巻回する内支持筒3aと、機体に対して外
側を巻回する外支持筒3bが左右方向に並べて設けら
れ、該内支持筒3aと外支持筒3bの間に一定間隔の隙
間を構成して溝部8とし、この溝部8に前記突起部2a
が嵌入するようにしている。該内支持筒3aは内傾斜壁
6の外周側端に、外支持筒3bは外傾斜壁7の外周側端
にそれぞれ一体的に設けられ、該内傾斜壁6と外傾斜壁
7は図3に示すように、固定部5より外周側に屈曲して
断面視略「Y」字状に延設してフランジ部を形成してい
る。該固定部5はボルト等を用いて前記ホイルモーター
23の外周に設けた駆動ホイル26に固設されている。
【0010】また、前記外支持筒3bを支持している外
傾斜壁7と外傾斜壁7の間には、抜き孔7aが開口さ
れ、該抜き孔7aは、図3に示す様に、内支持筒3aの
下面から内傾斜壁6の下部までを開口しており、突起部
2aに付着した土等が溝部8内から内傾斜壁6に沿って
落下して抜き孔7aより機体外側へ排出するようにして
いる。該抜き孔7aの開口はできるだけ広くして排出し
易くして、溝部8内部に土等が堆積しないようにしてい
る。また、抜き孔7aの形状の別実施例として、図5、
図6に示す様に、高さを低くして抜き孔7a’を外傾斜
壁7の内周側に複数開口し、外傾斜壁7の外周側に円形
の抜き孔7cを開口し、外支持筒3bに抜き孔3bを開
口して、クローラベルト2や突起部2aに付着した土等
が堆積しないようにすることもでる。
【0011】また、前記内支持筒3aと外支持筒3bの
外周部分にそれぞれ円周方向で一定間隔毎にボス部9・
9が形成されており、該左右のボス部9・9の間にピン
4が横架されている。該ピン4上の溝部8位置にブッシ
ュ36を介してカラー35が外嵌され、該カラー35が
前記クローラベルト2の突起部2aに当接するようにし
ている。前記ピン4の一端にはピン頭部4aが形成さ
れ、該ピン頭部4aの両側面にはすり割りが形成されて
楕円状とし、回り止めとしている。該ピン4の他側にネ
ジ溝を形設し、ナット27を螺合して固定できるように
している。そして、前記ボス部9の外側の支持筒3a・
3bの外周部分には幅の広い凹部3cと幅の狭い凹部3
dが形設され、該凹部3cの長さxは前記ナット27を
締め付けるに十分な長さとし、前記凹部3dの長さyは
前記細長形状に形設したピン頭部4aを嵌合し、ピン4
が回わらない長さとしている。
【0012】従って、前記ピン4を挿入してピン頭部4
aを凹部3dに嵌合してピンの回り止めとすれば、ピン
4の他方をナット27で締め付けるだけでよく、ピン4
の着脱が容易にできるのである。また、前記ピン頭部4
aとナットは各支持筒3a・3bの左右幅内に収納でき
るので、藁等の引っ掛かりを防止し、石等の異物に当接
してピン4が損傷したり磨耗したりすることを防止して
いる。そして、この長さの異なる凹部3c・3dを支持
筒3a・3bの円周方向に交互に配置し、剛性の低下を
防いでいる。
【0013】また、前記ピン4はボルト・ナット状に形
設してピン4を着脱するようにしているが、止め輪30
を用いてピン4’を着脱可能にすることもできる。即
ち、図7に示す様に、ピン4’の左右両端の外周面上に
溝4’aを形成し、該ピン4’をボス部9・9に挿入し
てから溝4’aに止め輪30を嵌合することで、ピン4
を固定することができ、該止め輪30を外すことでピン
4を取り外すことができるようにしている。また、図8
に示す様に、軸径の細いロールピン33を用いてピン
4”を着脱可能にすることもできる。この場合には、ボ
ス部9’・9’でピン4”の両端部を支持し、前記ボス
部9’とピン4”にそれぞれ位置を合わせて両者を貫通
するピン孔9’a・4”aを開口して、ボス部9’にピ
ン4”を挿入してから、前記ピン孔4”a・9’aを一
致させてロールピン33を挿入することで、ピン4”の
抜け止めを行うと同時に、ピン4”が回転することを防
止している。そして、前記ピン4”の固定によって左右
の支持筒3a・3bが強固に連結固定され、駆動スプロ
ケットKの剛性を高めている。尚、ボス部9に開口する
ピン孔9’aを駆動スプロケットKの半径方向より接線
方向側に向きをずらして開口することで、駆動スプロケ
ットKとクローラベルト2との間に土等の異物を噛み込
んだ場合にロールピン33の抜け落ちることを防止する
こともできる。また、ピン4をボス部9・9間に圧入し
て横架して固定する構成とすることもできる。
【0014】また、図3、図4に示す様に、前記溝部8
を横断するピン4に円筒状のカラー35を嵌合し、該カ
ラー35の最外径を駆動スプロケットKの外周面と一致
するようにして、図14に示すように、クローラベルト
2の突起部2aの根元近傍位置にカラー35を当接し、
該カラー35が突起部2aに当接する面積を増加するよ
うにして、突起部2aに生じる曲げモーメントを減らす
ように構成している。更に、前記ピン4の外周面にブッ
シュ36を介してカラー35を枢支する構成とすること
もできる。該ブッシュ36を用いることで、突起部2a
に当接するカラー35との間に摩擦をなくすことがで
き、カラー35の磨耗を減少させている。更に、前記ピ
ン4の外周面に嵌合するカラー35を、図5に示す用に
断面視四角形状の角型に形設することもできる。このと
き該カラー35’は、外傾斜壁7の外周側において内側
に折り曲げた当接部7bに係合し、前記内傾斜壁6にも
同様に形成した段部6aに角型カラー35’が係合する
ように構成して、カラー35’の回り止めを行ってお
り、カラー35’の角部を絶えず突起部2aの根元と当
接させて、突起部2aに生じる曲げモーメントを減らし
ている。
【0015】また、前記カラー35を嵌合するピン4の
軸径を図15に示すように細くすることによって、駆動
スプロケットKの外周面よりも中心側に離れて配置する
ことができて、このピン4’は内支持筒3aと外支持筒
3bよりも中心側に位置するようになって、前記内支持
筒3aと外支持筒3bに構成した凹部3c・3dを形設
することなく、ピン4’を固定できるようになり、内支
持筒3aと外支持筒3bの剛性を高めることができる。
【0016】更に、前記駆動スプロケットKの溝部8内
に藁屑や土等が巻き込まない構成とすることもできる。
即ち、図9、図10に示すように、駆動スプロケットK
の外周に支持したピン4・4・・・の回りに複数本のリ
ング体38・38・・・を巻回している。該リング体3
8は、バネ定数の低い(伸縮性の高い)弾性体、また
は、樹脂製のリング、またはゴム製のリングで構成さ
れ、その断面形状は円形であっても角形であっても構わ
ない。このリング体38・38・・・を溝部8の外周側
で隙間なく平行に配置することによって、駆動スプロケ
ットKを回動した場合、突起部2aによってリング体3
8・38・・・はピン4とピン4の間の溝部8内に押し
込まれて回動されるが、突起部2aが抜ける(非作用
側)と同時にリング体38はそれ自身が有する弾性によ
って元の状態に戻り、突起部2aに付着した土や藁等が
溝部8側に付着しても元に戻るときに弾き出されて外部
に排出されるのである。また、前記リング体38の変わ
りに、前記同様に弾性体でできた環状に形成した薄膜を
保護膜39として、図11に示す様に、駆動スプロケッ
トKの左右幅全体にわたり被装するように構成すること
もできる。この場合も同様に土や藁等を外部に排出して
内部への浸入を防止している。尚、前記保護膜39は、
駆動スプロケットKの左右幅全体を被装する必要はなく
溝部8のみを被装する形状にすることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、クロー
ラベルトに芯金を設けずに、内周面中央に一定間隔をお
いて突起部を形成し、該突起部に係合する駆動スプロケ
ットで回動駆動するクローラ式走行装置としたので、ク
ローラの軽量化が図れて、走行時の騒音や振動を低下し
て高速化が図れる。そして、スプロケットの外周形状は
内支持筒と外支持筒により略円筒状とし、この外周部の
支持部は断面視略「Y」字状に形成し、前記内支持筒と
外支持筒の間の溝部にクローラベルトの突起部の間隔に
合わせてピンを横架したので、突起部とピンが係合し
て、クローラベルトが左右にズレることなく確実に駆動
することができ、傾斜面においてもクローラベルトが外
れることなく安定して走行することができる。そして、
前記ピンは着脱可能に構成したので、摩耗の激しいピン
は容易に交換できるようになり、メンテナンス性を向上
することができたのである。
【0018】また、請求項2の如く、外側側面より溝部
に抜き孔を開口したので、突起部に付着した藁や土等が
駆動スプロケットの溝部内に巻き込まれても、内傾斜面
に沿って落下して外側に排出することができ、溝部内に
土等を堆積させることがなく、クローラベルトを浮き上
がらせることなく、空回りさせることなく駆動すること
ができる。
【0019】また、請求項3の如く、溝部におけるピン
上に断面視角形状のカラーを外嵌したので、突起部に生
じる曲げモーメントを減らせることができて、突起部を
変形させたり、損壊させることがなく、寿命を延ばし、
確実に動力を伝えることができる。また、カラーは熱処
理等が可能な単純構造とすることができ、磨耗に強くす
ることもでき、磨耗したした際には、交換してもコスト
を低く抑えることができる。
【0020】また、請求項4の如く、スプロケットの外
周において、少なくとも溝部の外周におけるピン上に弾
性体のリングを外嵌したので、クローラの突起部に付着
した藁や土等を弾性体が元の状態に復帰するときに外部
に放出するようになり、噛み込みが少なくなって動力を
確実に伝達でき、駆動スプロケットの内側を保護して耐
久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ式走行装置を有するクローラトラクタ
の全体側面図である。
【図2】本発明の駆動スプロケットの部分側面図であ
る。
【図3】同じく本発明の駆動スプロケットの部分後面断
面図である。
【図4】同じく本発明の駆動スプロケットの部分平面部
一部断面図である。
【図5】駆動スプロケットの別実施例を示す部分側面図
一部断面図である。
【図6】駆動スプロケットの別実施例を示す部分後面断
面図である。
【図7】駆動スプロケットのピンの抜け止め構成を示す
部分後面断面図である。
【図8】駆動スプロケットのピンの抜け止め構成を示す
部分後面断面図である。
【図9】各ピンにリング体を巻回する駆動スプロケット
の側面図一部断面図である。
【図10】同じくリング体を巻回する駆動スプロケット
の部分後面断面図である。
【図11】保護膜を巻回する駆動スプロケットの部分後
面断面図である。
【図12】補強プレートを埋設したクローラベルトの突
起部を示す部分斜視図である。
【図13】同じく突起部を示す部分斜視図である。
【図14】駆動スプロケットのピンにカラーを嵌合した
部分側面図一部断面図である。
【図15】ピンの軸径を細くした駆動スプロケットの別
実施例を示す部分側面図である。
【符号の説明】
C クローラ式走行装置 K 駆動スプロケット 3a 内支持筒 3b 外支持筒 3c 凹部 3d 凹部 4 ピン 4a ピン頭部 6 内傾斜壁 7 外傾斜壁 7a 抜き孔 35 カラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラベルトに芯金を設けずに、内周
    面中央に一定間隔をおいて突起部を形成し、該突起部に
    係合する駆動スプロケットで回動駆動するクローラ式走
    行装置であって、前記スプロケットの外周形状は内支持
    筒と外支持筒により略円筒状とし、この外周部の支持部
    は断面視略「Y」字状に形成し、前記内支持筒と外支持
    筒の間の溝部にクローラベルトの突起部の間隔に合わせ
    てピンを横架し、該ピンを着脱可能に構成したことを特
    徴とするクローラ式走行装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の支持部において、外側側
    面より溝部に抜き孔を開口したことを特徴とするクロー
    ラ式走行装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の溝部におけるピン上に断
    面視角形状のカラーを外嵌したことを特徴とするクロー
    ラ式走行装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスプロケットの外周にお
    いて、少なくとも溝部の外周におけるピン上に弾性体の
    リングを外嵌したことを特徴とするクローラ式走行装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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