JP2007161124A - クローラ式走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプロケットに剥落する泥土をスプロケットの裏面側よりもスプロケットの表面側により多く排土する。
【解決手段】クローラベルト15の突部23に係合するスプロケット12の係合溝50は、突部23を包囲して収容可能な収容空間Sを有し、該収容空間Sの奥方となる係合溝50の底部には、突部23の係合溝50への係合に伴って収容空間Sに入り込む泥土を該収容空間外方に排土する排土口52が形成されている。該排土口52には、スプロケット12の表面側に泥土を排土する外排土口52aと、スプロケット12の裏面側に泥土を排土する内排土口52bとに仕切るブリッジ42が設けられており、該外排土口52aの開口面積が内排土口52bの開口面積よりも大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、セミクローラ型のトラクタ等、作業機の走行装置として使用されるクローラ式走行装置に関するものである。
従来、4輪駆動トラクタの後輪に代えてクローラ式走行装置を左右独立して取り付けた半履帯トラクタが知られている。
該クローラ式走行装置は、駆動機構に接続されて回転駆動されるスプロケットと、該スプロケットの下方に配置されたトラックフレームと、該トラックフレームの前後に設けられた一対のアイドラと、トラックフレーム下方にて該一対アイドラ間に設けられた複数の転輪と、これらスプロケット、一対のアイドラ及び複数の転輪に亘って巻き掛けられた無端のクローラベルトとを備えている。
この種のクローラ式走行装置は、クローラベルトの内周側に周方向に間隔をおいて設けた突部にスプロケットの噛合部材を噛み合わせて該スプロケットを回転駆動することにより、クローラベルトが周方向に回走することとなる。
また、スプロケットの各噛合部材間には、前記突部を包囲して収容可能な収容空間を有する係合溝が凹設されている。そして、各突部は、係合溝に収容された状態で前記噛合部材に噛合する(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2003−276658号公報 特開平10−129544号公報
しかしながら、上記クローラ走行装置においては、泥土を付着した突部がスプロケットの収容空間に収容されると、該泥土が収容空間内に剥落して堆積する虞があった。かかる問題を解決すべく、収容空間の奥方となる係合溝の底部に排土口を設けることが考えられる。しかし、この場合にも、該排土口から送り出された泥土が洗浄困難なスプロケット裏面側の駆動軸上等に堆積してしまう問題が続いて発生する。
そこで、本発明は、クローラベルトの回走によってスプロケットに剥落する泥土をスプロケットの裏面側よりもスプロケットの表面側により多く排土することができるクローラ走行装置を提供するようにしたものである。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、無端のクローラベルトの内周面に突設された突部をスプロケットの外周に凹設された係合溝に係合させ、該スプロケットを回転させてクローラベルトを周方向に回走させるクローラ式走行装置において、
各係合溝は、前記突部を収容可能な収容空間を有し、該収容空間の奥方となる係合溝の底部には、クローラベルトの回走に伴って収容空間に入り込む泥土を該収容空間の外方に排土する排土口が形成され、該排土口には、スプロケットの表面側に泥土を排土する外排土口と、スプロケットの裏面側に泥土を排土する内排土口とに仕切るブリッジが設けられており、該外排土口の開口面積は、内排土口の開口面積よりも大きいことを特徴とする。
これによれば、泥土を付着したクローラベルトの突部がスプロケットの係合溝に係合することにより前記収容空間に入り込む泥土は、排土口を通じてスプロケット外方に排土される。このとき、排土口の外排土口は内排土口よりも大きく形成されているので、前記泥土はスプロケット裏面側よりもスプロケット表面側に多く排土される。
また、前記ブリッジは、スプロケット径方向に伸びて排土口の中心を通過する中心線よりもスプロケット裏面側に偏った位置に架け渡されていることが好ましい。
これによれば、前記排土口をスプロケット表面側に拡大形成することなく外排土口を内排土口よりも大きく形成することができる。
また、前記ブリッジは、スプロケットの径外側から径内側に向かうにつれて外排土口に向けて張り出す外傾斜面と、スプロケットの径外側から径内側に向かうにつれて内排土口に向けて張り出す内傾斜面とを有しており、外傾斜面は、スプロケット径方向に伸びる直線に対する傾斜角度が内傾斜面よりも大きいことが好ましい。
これによれば、ブリッジは、内外排土口と対向する位置にそれぞれの開口面積の大きさに応じた傾斜面を備えることとなる。これにより、ブリッジに向けて落下する泥土は、ブリッジ上に留まることなく外傾斜面及び内傾斜面に案内されて外排土口及び内排土口からスプロケット外方に排土される。
また、内傾斜面の張出しは外傾斜面の張出しよりも小さなものとなるため、内排土口の開口面積は所定の大きさが確保されることとなる。これにより、前記泥土に含まれる砂利や小石等の内排土口への引掛りが抑制される。
また、前記係合溝は、スプロケットの外周に開設されて前記突部を収容空間に導く係合口と、該係合口の開口縁部と前記排土口の開口縁部とを連接する壁部とを備え、該壁部には、前記泥土を収容空間の外方に排土する排土窓が開設されており、該排土窓及び排土口の開口面積の合計は、前記係合口の開口面積よりも大きいことが好ましい。
これによれば、係合溝の収容空間に入り込んだ泥土は排土口のみならず排土窓からも排土される。また、収容空間への泥土侵入側の開口よりも排土側の開口の方が大きいものとなるため、収容空間の容量を超える程の泥土が収容空間内に侵入する場合にも、該泥土は収容空間に堆積することなく早期に該収容空間から排土されることとなる。
本発明によれば、クローラベルトによってスプロケットに剥落する泥土をスプロケットの裏面側よりもスプロケットの表面側により多く排土することができる。
以下、本発明を半履帯トラクタに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明していく。
図4に示す如く、本発明に係るクローラ式走行装置2を備えた半履帯トラクタ1は、該クローラ式走行装置2を4輪駆動の左右一対の後輪に代えて左右独立して配備している。また、左右一対の前輪7は操向輪とされている。
該半履帯トラクタ1は、車体3の後部にキャビン4を備えている。また、キャビン4の内部には運転席5が設けられ、該運転席5の前方にはハンドル6が設けられている。
車体3は、エンジン8の後部にフライホイールハウジングを介して動力伝達ケース(ミッションケース)9を取り付けて構成されている。該動力伝達ケース9は、クラッチハウジングやミッションケース等から構成されている。
図5に示す如く、動力伝達ケース9の後端部には後車軸ケース(車軸ケース)19が車体3の左右方向に突出状に配備され、該後車軸ケース19の端部にクローラ式走行装置2がそれぞれ取り付けられている。
なお、クローラ式走行装置2は、ユニットとして一体的に後車軸ケース19から着脱自在可能に構成されている。
クローラ式走行装置2は、図4及び図6に示す如く、スプロケット12と、該スプロケット12の下方に配置されたトラックフレーム16と、該トラックフレーム16の前後に設けられた一対のアイドラ13と、トラックフレーム16の下方にて該一対アイドラ13間に設けられた複数個(本実施の形態においては4個)の転輪14と、スプロケット12とトラックフレーム16の間に配備された伝動ケース17と、スプロケット12、一対のアイドラ13及び転輪14に亘って巻き掛けられた無端のクローラベルト15とを備えている。スプロケット12を回転駆動させることによってクローラベルト15が周方向に循環回走され、これにより半履帯トラクタ1は走行する。
図5に示す如く、伝動ケース17は、後車軸ケース19の端部に連結されている。
伝動ケース17の下部は支持部21に連結されている。該支持部21には、揺動軸22が左右方向の軸心廻りに回動自在に支持されている。また、図6及び図8に示す如く、該揺動軸22にトラックフレーム16の中途部が連結されている。これによってトラックフレーム16は、一対のアイドラ13及び複数の転輪14と共に揺動軸22の軸心回りに揺動する。
図4及び図5に示す如く、クローラベルト15は、本体部分が高耐久性のゴム素材によって無端帯状に形成されている。また、該クローラベルト15の内周面には、周方向の等間隔をおいて複数の突部23が突設している。
該突部23は、スプロケット12に係合して該スプロケット12から駆動力を受け取る機能と、転輪14、スプロケット12及びアイドラ13に係合して脱輪を防止する(クローラベルト15の外れを防止する)機能とを有する。
次に、クローラユニット2の構成を詳述する。
図7に示す如く、伝動ケース17には、車体3に向けて伸びる後車軸25が配備されている。また、該後車軸25の上部には、後車軸25と平行に駆動軸26が配備されている。また、後車軸25と駆動軸26との間には、これら2つの軸と平行に中間軸27が配備されている。
後車軸25及び中間軸27は、伝動ケース17の外側壁17aと、後車軸ケース19の外端部に位置する壁部19aとの間でベアリングを介して回動自在に支持されている。
駆動軸26は、伝動ケース17の外側壁17aと、内側壁17bとの間でベアリングを介して回動自在に支持されている。また、駆動軸26の一方の端部は車体3の外方に向けて伝動ケース17の外側壁17aから突出している。また、該駆動軸26の端部には、駆動軸26の回転軸心Xに対し径方向に拡幅されたフランジ部28が設けられている。図1及び図3に示す如く、該フランジ部28にスプロケット12が取付固定されている。
また、図7に示す如く、伝動ケース17の内部においては、後車軸25に第1ギア29が外嵌し、駆動軸26に第2ギア30が外嵌し、中間軸27にこれら第1ギア29及び第2ギア30に噛合するアイドラギア31が外嵌しており、これら第1ギア29、第2ギア30、アイドラギア31からなるギア伝動機構(動力伝動機構)が形成されている。
また、図5及び図7に示す如く、車体3に向けて突出する後車軸25の一方の端部は、後車軸ケース19内の伝動軸32とカップリング33を介して連動連結されている。これにより、エンジン8から後車軸ケース19の伝動軸32に伝達される回転駆動力は、後車軸25及びギヤ伝動機構を介して駆動軸26に伝達される。これにより、スプロケット12が駆動軸26の軸心回りに回転駆動する。
スプロケット12は、図1及び図3に示す如く、駆動軸26のフランジ部28の径外側に配備されて該フランジ部28に取付固定されるリング状の取付ホイール38と、該取付ホイール38の径外側に配備されて該取付ホイール38に取付固定される径外ホイール39と、クローラベルト15の突部23に噛み合う噛合部材40とを備えている。
以下、スプロケットにおいて、側面視にて車体3の外側方に表れる側をスプロケット表面側とし、車体3と対向することとなる側をスプロケット裏面側とする。また、スプロケットの半径方向をスプロケット径方向とする。
取付ホイール38は、駆動軸26の回転軸心Xを中心とする円周上に互いに等間隔を空けて配備された複数のボス部41と、互いに隣り合うボス部41間に架け渡されたブリッジ42と、該ボス部41及びブリッジ42から前記回転軸心Xの径方向(スプロケット径方向)に伸びる取付ディスク43とを有する。
図1に示す如く、ボス部41は、前記回転軸心Xと平行な軸心を有する円柱状に形成されている。また、該ボス部41は、スプロケット表面側及びスプロケット裏面側となる端面にボルト孔41aが開設されている。
取付ディスク43には、前記回転軸心Xを中心とする円周上に互いに等間隔を空けて複数のボルト孔43aが開設されている。該取付ディスク43の内周縁部は、駆動軸26のフランジ部28の外周縁部に凹設された取付座28aに嵌合している。また、スタッドボルト44が取付ディスク43のボルト孔43a及びフランジ部28の取付座28aに形成されたボルト孔28bに螺合しており、これによって取付ホイール38が駆動軸26に取付固定される。
側部ホイール39は、図1に示す如く、表裏一対のリム構成体45を備え、一方のリム構成体45が取付ホイール38のボス部41のスプロケット表面側の端面に取付支持され、他方のリム構成体45が取付ホイール38のボス部41のスプロケット裏面側の端面に取付支持されている。該表裏一対のリム構成体45は同一形状に形成され、前記ボス部41の端面と重なり合う円筒状の突合せ部46と、該突合せ部46よりも前記回転軸心Xの径方向外方に張り出してクローラベルト15の内周面に接当するリム部47と、該リム部47の内側(スプロケット中央側)の端部と突合せ部46とを連接する壁部48とを備えている。
突合せ部46には、ボス部41のボルト孔41aと対向する位置に該ボルト孔41aと略同径の貫通孔46aが設けられている。該貫通孔46aを貫通してボス部41のボルト孔41aに取付ボルトを螺合することにより、リム構成体45は取付ホイール38に取付固定される。
壁部48は、図1及び図3に示す如く、互いに隣接する突合せ部46の間から前記リム部47の内側の端部まで延設されている。また、壁部48とリム部47の間には、突合せ部46よりもスプロケット径外側となる位置に、スプロケット12の軸方向外方に向けて膨出する膨出部48aを有している。また、リム部47の外側(スプロケット外側)の端部、膨出部48a及び突合せ部46の間にはスプロケット12の径方向に伸びるフランジ部48bが設けられている。
また、図1に示す如く、一対のリム構成体45を取付ホイール38にそれぞれ取付固定することにより、各リム構成体45の膨出部48aは互いに対向し、これら互いに対向する膨出部48a間に噛合部材40が配備される。
噛合部材40はピンによって構成され、軸方向中央部に位置する円柱状の係合部49aと、該係合部49aの軸方向両端部に設けられた一対の径小軸部49bとから構成されている。また、各径小軸部49bは、リム構成体45の壁部48の膨出部48aに穿設された軸支孔48cに挿脱自在に挿入されている。これにより、いずれか一方のリム構成体45を取付ホイール38から取り外すことによって、噛合部材40を取り外すことができ、噛合部材40の交換が可能とされている。
また、図2及び図3に示す如く、各噛合部材40は径外ホイール39の外周に互いの間隔を等間隔として配備されており、各噛合部材40の間には、噛合部材40に噛合するクローラベルト15の突部23を収容する係合溝50が設けられている。
図1及び図2に示す如く、係合溝50は、互いに隣り合う噛合部材40の間から表裏一対のリム構成体45の突合せ部46の間となる位置に設けられて前記突部23を収容する収容空間Sと、該噛合部材40の間に設けられて該収容空間Sに前記突部23を導く係合口51とを有している。
また、該収容空間Sよりも奥方となる係合溝50の底部には、排土口52が形成されている。
該排土口52は、泥土を付着したクローラベルト15の突部23の係合溝50への係合に伴って係合溝50の内部に剥落(落下、飛散)して入り込む泥土を収容空間Sの外方に排土するためのものである。該排土口52は、図2に示す如く、取付ホイール38に径外ホイール39を構成する表裏一対のリム構成体45を取り付けることにより、取付ホイール38のボス部41、表裏一対のリム構成体45の突合せ部46及び壁部48の突合せ部側の端部からなる枠体Fによって構成されている。該枠体Fは、係合口51と対向する位置に設けられており、スプロケット12の径方向に伸びて該スプロケット12を表面側と裏面側に分ける中心線Yは枠体Fの中心を通過する
また、図1及び図2に示す如く、枠体Fによって形成される排土口52は、取付ホイール38のブリッジ42によってスプロケット表面側の外排土口52aとスプロケット裏面側の内排土口52bとに仕切られる。
ブリッジ42は、前記中心線Yよりもスプロケット裏面側に偏った位置にて隣り合うボス部41を互いに連結している。
このため、ブリッジ42の断面の中心から表面側のリム構成体45の壁部48までの距離L1は、ブリッジ42の断面の中心から裏面側のリム構成体45の壁部48までの距離L2よりも大きい。これにより、外排土口52aの開口面積の方が内排土口52bの開口面積よりも大きなものとなる。これによって、排土口52から排土される泥土は内排土口52bから排土される割合よりもよりも外排土口52aから排土される割合の方が大きなものとなり、スプロケット裏面側には僅かな泥土が排土されるのみとなる。
したがって、駆動軸26の上部等に前記泥土が過大に堆積することはなく、スプロケット裏面側に泥土が過大に堆積することによる不具合等の発生が抑制されると共に、スプロケット裏面側の清掃も簡単に済ませることができる。
また、ブリッジ42においては、前記回転軸心Xを含む断面の形状が取付ホイール38の径外側に向けて1の頂部を有する三角形状に形成されている。また、該ブリッジ42には、スプロケット径外側からスプロケット径内側に向けて外排土口52aに向けて張り出す外傾斜面42aと、スプロケット径外側からスプロケット径内側に向けて内排土口52bに向けて張り出す内傾斜面42bとが形成されている。また、外傾斜面42aは、前記回転軸心Xとは垂直となる方向に伸びる直線に対する傾斜角度が内傾斜面42bよりも大きい。また、この様に内外の傾斜面42a、42bが形成されることにより、ブリッジ42の前記1の頂部の位置はスプロケット裏面側の端面に偏っている。
前記泥土はブリッジ42のこれら内外の傾斜面42a、42b上を滑って排土される。このため、前記泥土が過度にブリッジ42に付着して排土口52や収容空間Sに堆積することはない。また、各傾斜面42a、42bはそれぞれ対向する排土口52a、52bの大きさに応じた傾斜角度を有して形成されている。これにより、内排土口52bの開口面積は所定の大きさが確保され、前記泥土に含まれる砂利や小石等の内排土口52bへの引掛りが抑制される。また、外傾斜面42aが内傾斜面42bよりも大きく張り出すことにより、外排土口52aから排土された泥土の取付ディスク表面への付着が抑制されることとなる。
図1に示す如く、前記壁部48には、収容空間Sと対向することとなる位置に、前記泥土を収容空間Sの外方に排土するための排土窓53が開設されている。また、排土口52と排土窓53の開口面積の合計は、係合口51の開口面積よりも大きい。
このため、係合口51を通じて収容空間Sに供給される泥土よりも多くの泥土が排土口52及び排土窓53を通じて収容空間Sから排土される。これにより、収容空間Sの容量を超える泥土が収容空間Sに供給される場合にも、該泥土は排土口52及び排土窓53を通じて排土され、該泥土が収容空間S内に堆積する虞はない。
また、図2に示す如く、スプロケット12の周方向に隣り合う収納空間Sの間は通り抜け自在とされている。このため、一の収容空間Sに入り込んだ泥土はスプロケット12の回転とともに該収容空間Sに隣り合う収納空間Sにも移動を促され、これによっても一の収容空間Sに泥土が留まって堆積することを防止している。
図4、図7及び図8に示すように、揺動軸22を支持する支持部21は、左右方向の軸心を有する筒部54と、該筒部54を伝動ケース17に一体的に連結する連結リブ55とを備えている。前記筒部54に揺動軸22が回転自在に挿通している。
図8に示す如く、筒部54の車体側の開口縁部は、カバー板57によって閉塞されている。また、揺動軸22に形成したネジ孔にボルト58がカバー板57を貫通して螺合している。これにより、揺動軸22にカバー板57が固定されると共に、揺動軸22が抜け止めされる。
揺動軸22は、筒部54の車体外方側の開口縁部から突出した状態で該筒部54に挿通している。該揺動軸22の突出側端部は、トラックフレーム16の上方側で且つスプロケット12の下方側に位置している。
該揺動軸22の突出側端部は、内外一対のフランジ59、60に挿通している。内側のフランジ59は、カラーを介して筒部54の車体外方側の開口縁部に接当していると共に、トラックフレーム16の上面に固設された固定プレート61に連結されている。外側のフランジ60は、連結部材62を介して揺動軸22に連結されている。
また、内外フランジ59、60は、ボルト63によって各上端部が相互に接合されている。これにより、トラックフレーム16は、揺動軸22を介して支持部21に左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持される。
また、図6に示す如く、筒部54には、車体3の前後方向に突出する一対の接当部54aが設けられている。該一対の接当部54aが内側のフランジ59に設けられた一対のストッパ59aのいずれか一方に接当することにより、トラックフレーム16の揺動規制がなされている。
図8に示す如く、トラックフレーム16の下面側には、転輪14を取り付けるための複数個(本実施の形態においては4個)の取付プレート66が固設されている。該取付プレート66にはネジ孔67が形成されている。
転輪14は、円筒状に形成された筒部70と、該筒部70にベアリングを介して回転自在に内嵌する支軸71と、筒部70の両端に配置されてと共に支軸71に嵌合する一対の輪体72とを備えている。
該輪体72は、クローラベルト15の内周面に当接するリム部74と、筒部70に外嵌されるハブ部75と、該ハブ部75とリム部74とを連結するディスク部76とを有している。
ハブ部75は、リム部47の内端よりも転輪14の軸方向外方に突出して設けられている。このため、リム部47の内端とハブ部75の径外縁部とを連結するディスク部76は、該内端から径外縁部に向かうにつれて転輪14の軸方向外方に斜行する傾斜状に形成されている。これにより、ディスク部76の裏面側には、回転軸心に向かうにつれてディスク部76表面側に膨出する窪み部77が形成される。
また、筒部70には、前記取付プレート66の下面に接当する取付ブラケット73が一体的に延出されて設けられている。また、該取付ブラケット73の座面が取付プレート66に締結具を介して固設されている。また、筒部70には、取付ブラケット73を介して互いに対向する一対のスクレーパ78が突設している。
該一対のスクレーパ78は、筒部70の両端に配備された輪体72から取付ブラケット73に向かうにつれて筒部70の軸心から離間する傾斜状に形成されている先端部を有している。また、各スクレーパ78の輪体72側の端部は窪み部77に入り込んでいる。これにより、該窪み部77に泥土等が入り込む場合にも、該泥土等は輪体72の回転に伴ってスクレーパ78によって掻き出されることとなる。特に窪み部77に粘土質の泥土が付着すると、該泥土が小石や枝等からなる異物の窪み部77への付着を誘発し、該異物によって輪体72が回転抵抗を受けてしまう虞があるが、該泥土及び異物が一対のスクレーパ78によって掻き出されることにより、窪み部77に輪体72の回転を妨げる程の異物が堆積することはない。
図6に示す如く、前側のアイドラ13は、クローラベルト15の張りを調整する張力調整装置80に設けられたブラケット81に左右方向の軸心廻りに回転自在に支持され、張力調整装置80はトラックフレーム16の前部に固定されている。
また、後側のアイドラ13は、トラックフレーム16の後端側に固定されたブラケット82に左右方向の軸心廻りに回転自在に支持されている。
各アイドラ13は、突部23を挟むように位置してクローラベルト15の内周面を転動する左右一対の転動輪79を備えており、これによってクローラベルト15の外れが防止される。
張力調整装置80は、図9に示す如く、トラックフレーム16に溶接等によって固定された四角筒状の外筒84と、該外筒84に前側から出退自在に挿入された四角筒状の内筒85と、これら外筒84及び内筒85に収納された緊張機構86とを備えている。
外筒84は、車体3の前後方向に軸心を有し、前側となる前端部が開口状であると共に、後端部の開口は後壁84aによって閉塞されている。内筒85は、後端部が開口状であると共に、前端部の開口が前壁85aで閉塞されている。
内筒85の前壁85aには取付板87が固定され、該取付板87に前側のアイドラ13を支持するブラケット81が取付固定されている。
緊張機構86は、グリスシリンダ88と、コイルバネ89と、該グリスシリンダ88とコイルバネ89との間に介在された中間具83とを備えている。
グリスシリンダ88は、内筒85の中心側で且つ該内筒85の軸心方向に沿って配置されている。該グリスシリンダ88のシリンダ本体88aは、内筒85の前壁85a後面に固設されている。また、グリスシリンダ88のピストンロッド88bは、シリンダ本体88a後端開口から挿入されている。
シリンダ本体88aの前上部にはグリスニップル88cが設けられている。また、内筒85の上壁85bの前部には、グリスニップル88cからシリンダ本体88a内にグリスを注入するグリスガン(図示省略)を挿入するための挿入孔91が形成されている。該挿入孔91は蓋板92によって閉塞されている。
コイルバネ89は、一端側(後端側)が外筒84の後壁84aに接当しており、他端側(前端側)が中間具83の接当部材93に接当している。
中間具83は、コイルバネ89に挿入される(コイルバネ89が套嵌される)筒体等からなるロッド体94と、該ロッド体94の前端側に固定されていてグリスシリンダ88のピストンロッド76Bに接当する板材等からなる接当部材93とを備えている。
また、外筒84の後壁84aには、中間具83のロッド体94の後端部と対向する位置に貫通孔46aが形成されている。また、該貫通孔46aには、外筒84の外方となる位置からボルト97が挿通している。該ボルト97は、後壁84aの外面側から貫通孔46aの開口部を覆う第1ナット98と、該第1ナット98と同軸状に配備された第2ナット99とに螺合することにより、貫通孔46aに挿通している状態で外筒84の後壁84aに配備される。
また、該ボルト97の先端部は中間具83のロッド体94の後端部と間隔pを設けて対向しており、貫通孔46aへのねじ込み深さを調整することにより、該間隔pの大きさは適宜変更可能である。
該張力調整装置80は、緊張機構86のコイルバネ89の付勢力により、中間具83、グリスシリンダ88、アイドラ13を介してクローラベルト15に張りを与えている。また、該張力調整装置80は、シリンダ本体88a内にグリスを注入等することにより、クローラベルト15の張りを調整できる。
ところで、トラクタ1を後進させる場合、スプロケット12を逆回転させることによりクローラベルト15が前進時とは反対向きに駆動する。このとき、前側のアイドラ13は該クローラベルト15から押圧力を受けることとなり、該押圧力によって張力調整装置80の内筒85はコイルバネ89の張力に抗して外筒84の奥方に向けて入り込み、これによって張力調整装置80が収縮する。このとき、張力調整装置80の収縮量が過大なものとなるとクローラベルト15のスプロケット近傍でのたわみが大きなものとなる。そして、該たわみによってクローラベルト15の突部23がスプロケット12の噛合部材40に噛み合うことなく通過する(ジャンピングという)こととなり、これによってクローラベルト15にスプロケット12からのトルクが伝達されない虞がある。
前記張力調整装置80においては、内筒85がアイドラ13からの押圧力によって外筒84に入り込む場合にも、内筒85が間隔pだけ外筒84に入り込むと、ロッド体94の後端部がボルト97の先端部に当接することとなる。これにより、内筒85の外筒84への入り込みが規制され、該内筒85が間隔p以上に外筒84に入り込んで張力調整装置80が過大に収縮することはない。
したがって、本実施の形態の張力調整装置80は、ボルト97のねじ込み量を調整する容易な操作で間隔pを適正な間隔とすることによって過度の収縮が規制される。これによって、トラクタ1の後進時においてもクローラベルト15が過度にたわむことはなく、ジャンピングが確実に防止されることとなる。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、ブリッジ42が菱形状や台形状等の断面形状を有する場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏する。また、排土窓53をスプロケット表面側に位置するリム構成体45の壁部48にのみ形成する構成とすることも可能である。
また、クローラ式走行装置2の形式としては、後車軸ケース19から突出する後車軸に直接スプロケットを取り付けると共に、後車軸ケースに取付固定された支持体にトラックフレームを揺動自在に支持した形式のクローラユニットを採用してもよい。
また、本発明を採用するトラクタ1としては、前輪7に代えてクローラ式走行装置2を取り付けたもの、前後4輪の車輪に代えて4つのクローラ式走行装置2をそれぞれ独立に取り付けたもの等であってもよい。
スプロケットの正面断面図である。 スプロケットの要部平断面図である。 スプロケットの側面図である。 トラクタの左側面図である。 トラクタ後部の背面断面図である。 クローラ式走行装置の側面図である。 クローラ式走行装置の上部の背面断面図である。 クローラ式走行装置の下部の背面断面図である。 張力調整装置の断面図である。
符号の説明
1 トラクタ
2 クローラ式走行装置
3 車体
12 スプロケット
13 アイドラ
14 転輪
15 クローラベルト
23 突部
38 取付ホイール
39 径外ホイール
40 噛合部材
41 ボス部
42 ブリッジ
42a 外傾斜面
42b 内傾斜面
45 リム構成体
48 壁部
50 係合溝
51 係合口
52 排土口
52a 外排土口
52b 内排土口
53 排土窓
S 収容空間
F 枠体

Claims (4)

  1. 無端のクローラベルト(15)の内周面に突設された突部(23)をスプロケット(12)の外周に凹設された係合溝(50)に係合させ、該スプロケット(12)を回転させてクローラベルト(15)を周方向に回走させるクローラ式走行装置において、
    各係合溝(50)は、前記突部(23)を収容可能な収容空間(S)を有し、該収容空間(S)の奥方となる係合溝(50)の底部には、クローラベルト(15)の回走に伴って収容空間(S)に入り込む泥土を該収容空間(S)の外方に排土する排土口(52)が形成され、該排土口(52)には、スプロケット(12)の表面側に泥土を排土する外排土口(52a)と、スプロケット(12)の裏面側に泥土を排土する内排土口(52b)とに仕切るブリッジ(42)が設けられており、該外排土口(52a)の開口面積は、内排土口(52b)の開口面積よりも大きいことを特徴とするクローラ式走行装置。
  2. 前記ブリッジ(42)は、スプロケット径方向に伸びて排土口(52)の中心を通過する中心線よりもスプロケット裏面側に偏った位置に架け渡されていることを特徴とする請求項1に記載のクローラ式走行装置。
  3. 前記ブリッジ(42)は、スプロケット(12)の径外側から径内側に向かうにつれて外排土口(52a)に向けて張り出す外傾斜面(42a)と、スプロケット(12)の径外側から径内側に向かうにつれて内排土口(52b)に向けて張り出す内傾斜面(42b)とを有しており、外傾斜面(42a)は、スプロケット径方向に伸びる直線に対する傾斜角度が内傾斜面(42b)よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクローラ式走行装置。
  4. 前記係合溝(50)は、スプロケット(12)の外周に開設されて前記突部(23)を収容空間(S)に導く係合口(51)と、該係合口(51)の開口縁部と前記排土口(52)の開口縁部とを連接する壁部(48)とを備え、該壁部(48)には、前記泥土を収容空間(S)の外方に排土する排土窓(53)が開設されており、該排土窓(53)及び排土口(52)の開口面積の合計は、前記係合口(51)の開口面積よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のクローラ式走行装置。
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