JP5107644B2 - 作業車輌 - Google Patents

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Description

本発明は、前後に揺動自在なクローラ走行装置を備えた作業車輌、例えばトラクタに関し、詳しくはクローラ走行装置の揺動を規制する揺動規制装置に関する。
従来、車軸に装着された駆動用スプロケット(駆動輪)と、前後アイドラホイールと、トラックフレーム(転輪支持板)に装着された転輪とに亘りクローラを巻装し、該トラックフレームを車軸に対して回動自在に設けたクローラ走行装置の揺動規制装置において、操舵装置のナックル部に取付けられたストッパと、上記トラックフレームに取付けられた規制部(制限装置)と、からなる揺動規制装置が案出されている(特許文献1参照)。
上記揺動規制装置は、下方に延びた1つの突起部からなるストッパを操舵装置のナックル部にボルトによって固設し、トラックフレームに取付けられた上記規制部の突起の間に該ストッパを配置することによって構成され、該ストッパと規制部とが係合することによって、クローラ走行装置の揺動を規制している。
登録実用新案第3044376号公報
上記揺動規制装置は、操舵装置のナックル部に設けたストッパと、トラックフレームに設けた規制部とが係合することによって、クローラ走行装置の揺動を規制しているが、該ストッパ及び規制部を別体の専用部品としており、部品点数が多くなると共に、組立工程の増大を招いていた。
そこで本発明は、ストッパ及び規制部をクローラ走行装置の構成部品であるファイナルケース及び揺動体と一体に形成することによって、部品点数が少なく、かつ組立容易な揺動規制装置を備えたクローラ型の作業車輌を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、エンジンからの動力を左右の車軸(30,86,87)に分岐して動力伝達する差動装置(16,84)を内装するアクスルハウジング(19,82)と、
前記車軸(30,86,87)に装着されたスプロケット(12,72)と、その下方に設けたトラックフレーム(50,120)の前後端部に配設したアイドラホイール(13,14,73,74)とに亘りクローラ(11,71)を巻装してなるクローラ走行装置(10,70)と、を備えてなる作業車輌において、
前記アクスルハウジング(19,82)の両端に、前記車軸を内装するファイナルケース(60,140)を機体重量を支持するように連結し、該ファイナルケース(60,140)の外周部に、前記トラックフレーム(50,120)を支持する揺動体(40,100)を前後方向に揺動自在に嵌合し、
前記ファイナルケース(60,140)の機体外側面に一体に形成したストッパ(28b,80b)前記揺動体(40,100)の前記ファイナルケースとの対向側面に一体に形成した規制部(43b,111b)が当接することにより、前記トラックフレーム(50,120)の揺動範囲を規制してなる、
ことを特徴とする作業車輌にある。
請求項2に係る発明は、前記クローラ走行装置(10,70)が機体の前後に左右一対づつ配設され、
これらクローラ走行装置(10,70)に設けられた前記トラックフレーム(50,120)は、全て前記ファイナルケース(60,140)に一体に形成されたストッパ(28b,80b)及び前記揺動体(40,100)に一体に形成された規制部(43b,111b)により揺動範囲が規制されてなる、
請求項1記載の作業車輌にある。
請求項3に係る発明は、前記揺動体(40,100)は、前記ファイナルケース(60,140)の外周部に嵌合するホルダ(41,101)と、該ホルダ(41,101)と前記トラックフレーム(50,120)とを連結する連結フレーム(42,110)とからなり、該トラックフレーム(50,120)を、前記車軸(30,86,87)を中心として前後に揺動自在に支持していると共に、
該ホルダ(41,101)、該連結フレーム(42,110)及び該トラックフレーム(50,120)をそれぞれ別体として構成し、相互に連結した、
請求項1又は2記載の作業車輌にある。
請求項4に係る発明は、機体前部に配設した前部クローラ走行装置(10)の前記トラックフレーム(50)を操舵可能に構成し、
前記クローラ走行装置(10,70)の前記トラックフレーム(50,120)の下部に前記クローラ(11,71)の外れを防止するためのクローラガイド(56,135)を配設した、
請求項1乃至3記載の作業車輌にある。
請求項5に係る発明は、前記前部クローラ走行装置(10)の前記アイドラホイール(13,14)のうち、前記トラックフレーム(50)の後端部に取付けられた後部アイドラホイール(14)をクローラ張り調節可能に構成し、
機体後部に配設された後部クローラ走行装置(70)の前記アイドラホイール(73,74)のうち、前記トラックフレーム(120)の前端部に取付けられた前部アイドラホイール(73)をクローラ張り調節可能に構成した、
請求項4記載の作業車輌にある。
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明によると、揺動規制装置を構成するストッパ及び規制部をクローラ走行装置の構成部品であるファイナルケース及び揺動体と一体に形成することによって、部品点数を少なくし、組立性の向上を図ることができる。また、該ファイナルケースの外周部に、トラックフレームを支持する揺動体を嵌合することにより、車軸によって機体重量を支持せず、該車軸を中心としてクローラ走行装置を揺動支持することができる。
請求項2に係る発明によると、機体前後に左右一対づつクローラ走行装置を配設することにより、軟泥地等の不整地を安定して走行することができると共に、ファイナルケースに一体に形成したストッパ及びクローラ揺動装置に一体に形成した規制部によってクローラ走行装置の揺動範囲を規制することにより、クローラの揺動を適切な範囲で規制し、作業車輌の不整地における走破性を向上させることができる。
請求項3に係る発明によると、クローラ揺動装置はファイナルケースの外周部に嵌合するホルダと、ホルダとトラックフレームとを連結する連結フレームとから構成され、上記ホルダ、連結フレーム及びトラックフレームをそれぞれ別体に構成して相互に連結したことにより、部品重量が軽くなって組立が容易となった。また、組立の際に微調整が可能となり、組立精度が向上した。
請求項4に係る発明によると、機体前部に配設した前部クローラ走行装置のトラックフレームを操舵可能に構成することによって、作業車輌の旋回性能を向上することができる。また、トラックフレームの下部にクローラガイドを配設することによって、クローラの外れを防止することもできる。
請求項5に係る発明によると、前部クローラ走行装置は、後部アイドラホイールをクローラ張り調節可能に構成し、後部クローラ走行装置は、前部アイドラホイールをクローラ張り調節可能に構成したことにより、クローラ張り調節に伴い、クローラと作業車輌の前後に取付けられる作業機とが近接せず、作業機を容易に取付けることができる。
以下に図面に基づいて本発明に係る実施の形態について説明をする。図1乃至図3に示すように、本発明に係る作業車輌としてのトラクタ1は、機体フレーム3の前方にボンネット4に覆われたエンジンを有し、その後方にキャビン2が設けられていると共に、該キャビン2内にはステアリングハンドル6等からなる運転操作部5及び運転座席8が配設されている。
上記機体フレーム3は、前部クローラ走行装置10と、後部クローラ走行装置70とによって支持されており、該トラクタ1は、機体前後にそれぞれ左右一対づつ配設された三角型のクローラ走行装置10R,10L,70R,70Lによって駆動する4クローラ型のトラクタである。
図4に示すように、該後部クローラ走行装置70は、運転座席8の斜め下方に位置しており、後スプロケット72と、その下方に設けられたトラックフレーム120の前後端部に配設されたアイドラホイール73,74と、該アイドラホイール73,74の間にてトラックフレーム120に取付けられた転輪75とに亘ってクローラ71を巻装して構成され、後車軸86に装着された後スプロケット72が、エンジンからの動力によって回転することによって駆動する。
上記エンジンからの動力は、図5に示すように、ピニオンシャフト83から差動装置84に入力され、該差動装置84を介して左右のデフシャフト85に出力されると共に、ギヤ85a,87aの噛合によって内車軸87に動力伝達される。該内車軸87に入力されたエンジン動力は、遊星歯車からなる減速ギヤ機構91を介して後車軸86に伝達される。
該内車軸87は、内車軸ケース81に軸受90を介して回転自在に内装され、該内車軸ケース81は、上記差動装置84を内装するトランスミッションケース82に固設されている。また、後車軸86は軸受88及びオイルシール89を介して支持ケース80に回転自在に内装されており、該支持ケース80は、ボルト80aによって内車軸ケース81と一体に連結している。
このように後車軸伝動系では、リヤアクスルハウジングとしてのトランスミッションケース82の両端部に、ファイナルケース140としての内車軸ケース81及び支持ケース80が連結され、その内部にて動力伝達が行われている。
また、後車軸86の外端にはスプライン部86aが設けられており、該スプライン部86aには後車軸86とは別体に設けられた後車軸ボス92がスプライン係合してワッシャ93及びボルト94によって回転不能かつ抜け止めして取付けられている。該後車軸ボス92のフランジ部92aには、図6に示すように、後スプロケット72が3分割してボルト72dによって固設されており、1片のスプロケット72a,72b,72cが6本のボルト72dによって留められている。
一方、上記後車軸86の外端に装着された後スプロケット72の機体内側では、連結フレーム110を介してトラックフレーム120と連結(を支持)するホルダ101が、支持ケース80の外周部に嵌合しており、該ホルダ101と連結フレーム110によって後部クローラ装置70の揺動体100を構成している。該ホルダ101は支持ケース80にボルト108で取付けられたプレート106によって抜止めされていると共に、支持ケース80との間にはスラストライナ104及びブッシュ102が介在し、後車軸86を中心に支持ケース80に対して前後に揺動可能に設けられている。
また、支持ケース80には、上記ブッシュ102と支持ケース80との間に潤滑用のグリスを供給するグリスニップル103が設けられていると共に、後車軸ボス92のフランジ部92aには、該グリスニップル103にグリスを注入するグリスガンを挿入するグリス供給孔92bが設けられている。なお、該ブッシュ102の両端はダストシール105によって密閉されており、グリスの流出及び塵の流入を防いでいる。
更に、上述の後スプロケット72は、ホルダ101の幅Q内にその中心Rが位置するように偏心しており、後スプロケット72からの荷重が偏荷重となって、後車軸ボス92に作用しないように構成されている。
上記ホルダ101の底面には、複数のプレートからなり、該ホルダ101とトラックフレーム120とを連結する連結フレーム110が取付けられている。該連結フレーム110は、ホルダ101の底面と連結ボルト111aによって固設される上部プレート111と、該連結フレーム110の底面を構成する下部プレート113と、該上部プレート111及び該下部プレート113を上下に連結する縦プレート112とを備え、上述の下部プレート113とボルト114aによって連結する中間プレート114の下面から、トラックフレーム120を構成する上部角パイプ121と連結する結合プレート115及び該上部角パイプ121と下部角パイプ122とに亘って連結する前部プレート116が延設されて、構成されている。
また、上述したホルダ101及び連結フレーム110からなる揺動体100は、図9に示す揺動規制装置118によって、揺動範囲を一定に規制されている。該揺動規制装置118は、連結フレーム110の上部プレート111の支持ケース80との対向側面に一体に形成された突起部からなる規制部111bと、該規制部111bと対向した支持ケース80の機体外側面に一体に形成された一対の突起部からなるストッパ80b,80bと、によって構成され、該ストッパ80b,80b間に規制部111bが位置すると共に、規制部111bが該ストッパ80b,80bと当接することによって、揺動体100及びトラックフレーム120の前後への揺動範囲を規制する。
上記連結フレーム110を介してホルダ101と結合しているトラックフレーム120は、上部角パイプ121、下部角パイプ122及び後部アイドラ取付けプレート123が溶接されてなり、前後アイドラホイール73,74及びその間に配設された転輪75が取付けられている。
図10に示すように、該前部アイドラホイール73は、ブラケット126,126間にフロントアイドラシャフト73aを嵌挿した両持支持構造によって取付けられ、ベアリング73b及びオイルシール73cによって回転自在に構成されており、該ブラケット126,126は、上記前部プレート116及び結合プレート115に取付けられた支持パイプ124,124に嵌挿された一対の押棒125,125の前端から延設されている。
また、押棒125,125の後端には、サポート130が取付けられており、該サポート130を調節ネジ131及びナット132によって前後に移動させることによって、該押棒125,125及びそれに付随する前部アイドラホイール73を前後に移動可能にし、調節ネジ131の前端に前部プレート116を挟んで設けられた止め具133と相俟って、クローラ71の張り調整を可能にしている。
一方、後部アイドラホイール74は、後部アイドラ取付けフレーム123にベアリング74b及びオイルシール74cを介して、回動自在かつ前後移動不可能に取付けられている。該後部アイドラホイール74も前部アイドラホイール73と同様に、U字に形成された後部アイドラ取付けフレーム123間にリヤアイドラシャフト74aを嵌挿して後部アイドラホイール74を装着する、両持支持構造となっている。
上記前部アイドラホイール73と、後部アイドラホイール74との間には、3組の転輪75が配設されており、ベアリング75e及びオイルシール75fを介して回動自在に構成されている。これらの転輪75は転輪軸75aの両端に一対を一組として装着され、該転輪軸75aが内装された軸ケース75bから延びたブラケット75cがボルト75dによって下部角パイプ122に連結されて取付けられている。
なお、上記3組の転輪75は下部角パイプ122に、それぞれの転輪75間の間隔H,Iが同一になるように装着されており(H=I)、該転輪75にかかる重量配分を略々同じになるように構成している。
また、トラックフレーム120の下方には、下部角パイプ122の底面から延びたブラケット134にクローラガイド135が取付けられており、クローラ71の外れを防止している。更に該クローラガイド135は、その両端を前後アイドラホイール73,74の軸芯に向かわせる(S,T)と共に、両者の間隔を極力狭く構成して、スクレーパとしてアイドラホイール73,74への泥土の付着も防止している。
次に前部クローラ走行装置10について説明する。図11に示すように、前部クローラ走行装置10も後部クローラ走行装置70と同様に、前スプロケット12と、その下方に設けられたトラックフレーム50の前後端部に配設されたアイドラホイール13,14と、該アイドラホイール13,14の間にてトラックフレーム50に装着される転輪15とに亘ってクローラ11を巻装して構成され、前車軸30に装着された前スプロケット12がエンジンからの動力によって回転することによって駆動する。
図12に示すように、エンジンからの動力は、センターケース19に内装された差動装置16を介して左右のデフシャフト18に出力され、ギヤ18a,21aの噛合によってキングピン21に伝達される。該キングピン21に出力されたエンジン動力は、ギヤ21b,30dの噛合によって上記前車軸30に動力伝達される。
上記キングピン21が内装されるキングピンケース20は、センターケース19に固設されると共に、該キングピンケース20には、キングピン21を中心として前車軸30を軸支している中間ケース26が左右回動自在に連結している。また、該前車軸30を軸受30b,30cを介して回転自在に内装する支持ケース28は、中間ケース26にボルト28aによって一体に連結されている。
このように前車軸伝動系では、フロントアクスルハウジングとしてのセンターケース19の両端にキングピンケース20を介して、ファイナルケース60としての中間ケース26及び支持ケース28がキングピン21を中心として左右回動自在に連結されている。
一方、前車軸30の外端部には、スプライン部30aが設けられており、前車軸30とは別体に構成された前車軸ボス31が、スプライン係合すると共にプレート39及びボルト37によって回転不能かつ抜け止めされて取付けられている。また、図13に示すように、該前車軸ボス31のフランジ部31aには、前スプロケット12が2分割してボルト12cによって装着されており、該前スプロケット12a,12bは、一片が5つのボルト12cによって留められている。
また、前車軸30の外端に配設された前スプロケット12の機体内側では、後部クローラ走行装置70と同様に、連結フレーム42を介してトラックフレーム50と連結するホルダ41が、支持ケース28の外周部に嵌合しており、該ホルダ41と連結フレーム42によって前部クローラ走行装置10の揺動体40が構成されている。
該ホルダ41は、プレート36が支持ケース28にボルト38で取付けられることによって抜止めされていると共に、支持ケース28との間にはスラストライナ35及びブッシュ33を介在させ、前車軸30を中心に支持ケース28に対して前後に揺動可能に設けられている。
なお、支持ケース28を油蜜状に保っているオイルシール29は、上記ホルダ41の抜け止めプレート41、前車軸30と共にラビリンス形状を構成しており、その耐久性の向上を図っている。
また、支持ケース28には、上記ブッシュ33と支持ケース28との間に潤滑用グリスを供給するグリスニップル32が設けられていると共に、前車軸ボス31のフランジ部31aには、該グリスニップル32にグリスを注入するグリスガンを挿入するグリス供給孔31bが設けられている。該ブッシュ33の両端はダストシール34によって密閉されており、グリスの流出及び塵の流入を防いでいる。
図14に示すように、上記ホルダ41の底面には、複数のプレートからなり、上記ホルダ41とトラックフレーム50を連結する連結フレーム42が取付けられており、該連結フレーム42は、ホルダ41の底面と連結ボルト43aによって固設される上部プレート43と、該連結フレーム42の底面を構成する下部プレート45と、該上部プレート43と下部プレート45とを連結する縦プレート44とを備え、該下部プレート45とボルト45aによって連結する中間プレート46が、トラックフレーム50の上部角パイプ51,58とに溶接して取付けられることによって構成されている。
上述したホルダ41及び連結フレーム42からなる揺動体40は、図16に示す揺動規制装置48によって、一定の揺動範囲内に規制されて前後に揺動している。該揺動規制装置48は、連結フレーム42の上部プレート43の支持ケース28との対向側面に一体に形成された突起部からなる規制部43bと、該規制部43bと対向した支持ケース28の機体外側面に一体に形成された一対の突起部からなるストッパ28b,28bと、によって構成され、該ストッパ28b,28b間に規制部43bが位置すると共に、規制部43bが該ストッパ28b,28bと当接することによって、揺動体40及びトラックフレーム50の前後への揺動範囲を規制する。
上記トラックフレーム50は、上部角パイプ51,58及び下部角パイプ52がプレート47,49と共に溶接されて一体に構成されており、前部アイドラホイール13,後部アイドラホイール14及び該アイドラホール13,14間に配設された転輪15が取付けられている。
図17に示すように、前部アイドラホイール13は、上部角パイプ51から延びた前部アイドラホイールシャフト13aの端部にベアリング13b及びオイルシール13cを介して回転自在に取付けられており、該前部アイドラホイールシャフト13aが一端にて軸支された片持ち支持構造となっている。
また、下部角パイプ52に嵌挿された押棒61からは後部アイドラシャフト14aが延び、該後部アイドラシャフト14aにベアリング14b及びオイルシール14cを介して後部アイドラホイール14が回転自在に取付けられている。該後部アイドラシャフト14aも前部アイドラホイール13と同様に、一端にてのみ軸支された片持ち支持構造となっている。
更に、上記押棒61は、調節プレート62を介して、プレート49及び上部角パイプ58に固設された支持パイプ53に嵌挿された調節ロッド54と連結しており、該調整ロッド54は、調節ネジ57によって前後に移動可能に構成されている。これにより押棒61に取付けられた後部アイドラホイール14は、調節ロッド54によって位置調節可能となり、前部クローラ走行装置10は、該後部アイドラホイール14によってクローラの張り調節が可能に構成されている。
また、該前部アイドラホイール13と後部アイドラホイール14との間には2つの転輪15が配設されており、下部角パイプ52の底面に取付けられた転輪シャフト15aの端部にベアリング15b及びオイルシール15cを介して回転自在に装着されている。
上記2つの転輪15は、これら2つの転輪15間からなる前部クローラ走行装置10の接地長Eが、前後アイドラホイール13,14間(G+E+F)の3分の1以下の長さになり、かつ前スプロケット12の中心を境に左右間隔がそれぞれ同一になる(J=K)ように配設されており、接地長Eの長さは前後アイドラホイール13,14と、2つの転輪15との間隔G,Fよりも短くなる(E<G,E<F)。
更に、上記転輪15が装着された下部角パイプ52の下方には、該下部角パイプ52の底面から延びたブラケット55にクローラガイド56が取付けられており、クローラ11の外れを防止している。該クローラガイド56も上述の後部クローラ走行装置70と同様に、その両端を前後アイドラホイール13,14の軸芯に向かわせると共に、両者の間隔を極力狭く構成して、スクレーパとしてアイドラホイール13,14への泥土の付着も防止している。
次に、前部クローラ走行装置10の操舵に関して説明をする。
図18に示すように、前部クローラ走行装置10は、ステアリングハンドル6の操作と連動する該操舵シリンダ25が、ロッドエンド23を介してナックルアーム22と連結している。
該ナックルアーム22は、上述した後車軸86を軸支、内装した中間ケース26及びキングピンケース20の上部にボルトによって固設されており、これらの中間ケース26及びキングピンケース20を、ステアリングハンドル6の操作と連動させてキングピン21を中心として左右に連動させることによって、前部クローラ走行装置10は、操舵可能に構成されている。
また、前部クローラ走行装置10は、キングピン中心線の接地点と、クローラの接地中心との距離でありキングピンオフセット量Uを小さくして、操舵トルクを低減するため、キングピン21を所定のキングピン角度を有して設けていると共に、走行牽引力の増大のため、キャンバ角をゼロにして接地面積が増えるように取付けられている。
なお、センターケース19を、スイング支点17を中心として機体左右方向にスイング可能に構成しているため、キングピン21が所定のキングピン角度を有した状態で左右に操舵されて旋回しても、前部クローラ走行装置10は常に接地しているように構成されている。
上述したように前部クローラ走行装置10は、後部クローラ走行装置70とは違い、左右に操舵されるため、そのクローラ幅Lを後部クローラ走行装置70のクローラ幅Mよりも狭く形成している(L<M)と共に、その前後長Nも後部クローラ走行装置70の前後長Pよりも短く形成して(N<P)、旋回抵抗の低減を図っている。
なお、上記クローラ幅L,M及びクローラの前後長N,Pの値は、前後のクローラの接地圧が略々同じになるように設定し、特に前部クローラ走行装置10のクローラ長Nと後部クローラ走行装置70の前後長Pの比率は、トラクタ1の前後の機体重量比と略々同じにすることが望ましい。
また、上述の前部クローラ走行装置10及び後部クローラ走行装置70には、それぞれ前後にクローラ仰角が形成されており、前部クローラ走行装置10は、前側の仰角θを後側の仰角γの略4倍に設定し、後部クローラ走行装置70は、前側の仰角αを後側の仰角βの略2倍に設定している。クローラ走行装置10,70の後側の仰角γ,βは、略々同角度としているため、前部クローラ走行装置10の前側の仰角θが最大となり、後部クローラ走行装置70の前側の仰角αは中となる。
次に、本発明に係る4クローラ型のトラクタの作用について説明する。
作業者は、4クローラ型のトラクタ1のエンジンを掛けると、耕耘等の作業を開始する。該トラクタ1は、機体の前後にそれぞれ配設された左右一対の前部クローラ走行装置10及び後部クローラ走行装置70によって駆動し、クローラ走行装置10,70は、接地圧の低いため、湿田等の軟泥地においても円滑に走行する。
上記クローラ走行装置10,70は、車軸30,86の外端に装着されたスプロケット12,72がエンジンからの動力によって回転することによって駆動し、トラクタ1が圃場面の凹凸に差し掛かると、スプロケット12,72の機体内側において、機体の一部である支持ケース28,80に対して、トラックフレーム50,120と連結したホルダ41,101が前後に揺動し、クローラ走行装置10,70を圃場面の凹凸に倣って前後に揺動させて乗り越える。
クローラ走行装置10,70の揺動は、連結フレーム42,110の上部プレート43,111に一体に形成される突起からなる規制部43b,111bが、支持ケース28,80に一体に形成される一対の突起部からなるストッパ28b,80bと当接することによって、その揺動範囲が規制される。
また、トラクタ1は、4クローラ型のトラクタでありながら、前部クローラ走行装置10を操舵可能にしているため、作業者は、スムーズなステアリング操作で効率よく耕耘等の作業を進めて行く。
上記のようにトラクタ1を構成したため、トラクタ1は、前部クローラ走行装置10、後部クローラ走行装置70によって駆動し、軟泥地等の不整地面も安定して走行できる。特に圃場面からの反力の関係上、機体が沈みこむ後進時でも、トラクタ1は4クローラ型のトラクタであるため、接地圧が低く、走行不能に陥ることなく走行できる。
また、前部クローラ走行装置10及び後部クローラ走行装置70は、車軸30,86の外端にスプロケット12,72を装着し、その機体内側において支持ケース28,80の外周部にホルダ41,101を、前後揺動可能に嵌合したことによって、非常にコンパクトかつシンプルな構成で、前部クローラ走行装置10及び後部クローラ走行装置70を前後揺動可能にし、圃場面に凹凸があっても容易に乗り越えることができる。更に、機体の清掃性も向上した。
上記前部クローラ走行装置10及び後部クローラ走行装置70は、支持ケース28,80に一体に形成されたストッパ28b,80bと、連結フレーム42,110の上部プレート43,111とが当接して揺動範囲が規制されることによって、専用部品を用いず構成部品の形状を一部変更して揺動規制装置48,118を形成したため、部品点数を削減し、コストダウンを図ることができる。
また、揺動体40,100を、鋳物によって構成されたホルダ41,101と、上記ホルダ41,101及びトラックフレーム50,120を連結する連結フレーム42,110とから構成し、それぞれ別体として構成されたホルダ41,101、連結フレーム42,110及びトラックフレーム50,120を相互に連結することによって、部品重量を軽減して組立効率を向上させると共に、組立の際に調整が可能なため、組立精度も向上する。
更に、トラクタ1は、ホルダ41,101を連結フレーム42,110を介してトラックフレーム50,120に連結しているため、車軸30,86に機体重量を作用させずに、機体の一部を構成する支持ケース28,80によって機体重量を支持することができる。これにより、車輌の軽量化及びコストダウンを図ることができる。
また、前部クローラ走行装置10は、前後アイドラホイール13,14及び転輪15を片持ち支持構造としたので、前車軸30の地上高を低く抑えることができると共に、該前部クローラ走行装置10及び後部クローラ走行装置70は、車軸30,86を中心として揺動する軸径が同一となるように形成されていることによって、オイルシール34,105等を共通化することができる。
更に、転輪15,75が装着されたトラックフレーム50,120の下方にクローラ11,71の外れを防止するクローラガイド56,135を配設する共に、クローラガイド56,135の両端を前後アイドラホイール73,74の軸芯に向かわせる(S,T)ことによって、スクレーパとしてアイドラホイール73,74への泥土の付着を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るトラクタの側面図。 本発明の実施の形態に係るトラクタの正面図。 本発明の実施の形態に係るトラクタの平面図。 本発明に係る後部クローラ走行装置の側面図。 本発明に係る後車軸伝動系を示す要部断面図。 本発明に係る後スプロケットの側面図。 本発明に係る後部クローラ走行装置の要部側面図。 図7の正面図。 図7の矢示A方向から見た揺動規制装置の平面図。 (a)後部クローラ走行装置の前部アイドラホイールの要部断面図、(b)後部クローラ走行装置の後部アイドラホイールの要部断面図、(c)後部クローラ走行装置の転輪の正面図、(d)後部クローラ走行装置の転輪の要部断面図。 本発明に係る前部クローラ走行装置の側面図。 本発明に係る前車軸伝動系を示す要部断面図。 本発明に係る前スプロケットの側面図。 本発明に係る前部クローラ走行装置の要部側面図。 図14の正面図。 図14の矢示F方向から見た揺動規制装置の平面図。 (a)前部クローラ走行装置の前部アイドラホイールの要部断面図、(b)前部クローラ走行装置の後部アイドラホイールの要部断面図、(c)前部クローラ走行装置の転輪の要部断面図。 (a)前部クローラ走行装置の操舵部の平面図、(b)左旋回時の前部クローラ走行装置の平面図、(c)右旋回時の前部クローラ走行装置の平面図。
符号の説明
1 トラクタ(作業車輌)
10 前部クローラ走行装置
11 クローラ
12 前スプロケット
13 前部アイドラホイール
16 差動装置
28b ストッパ
30 前車軸(車軸)
31b グリス供給孔
32 グリスニップル(ニップル)
40 揺動体
41 ホルダ
42 連結フレーム
43b 規制部
50 トラックフレーム
60 ファイナルケース
70 後部クローラ走行装置
71 クローラ
72 後スプロケット
73 前部アイドラホイール
74 後部アイドラホイール
80b ストッパ
82 トランスミッションケース(リヤアクスルハウジング)
84 差動装置
86 後車軸(車軸)
87 内車軸(車軸)
100 揺動体
101 ホルダ
110 連結フレーム
111b 規制部
120 トラックフレーム
140 ファイナルケース

Claims (5)

  1. エンジンからの動力を左右の車軸に分岐して動力伝達する差動装置を内装するアクスルハウジングと、
    前記車軸に装着されたスプロケットと、その下方に設けたトラックフレームの前後端部に配設したアイドラホイールとに亘りクローラを巻装してなるクローラ走行装置と、を備えてなる作業車輌において、
    前記アクスルハウジングの両端に、前記車軸を内装するファイナルケースを機体重量を支持するように連結し、該ファイナルケースの外周部に、前記トラックフレームを支持する揺動体を前後方向に揺動自在に嵌合し、
    前記ファイナルケースの機体外側面に一体に形成したストッパ、前記揺動体の前記ファイナルケースとの対向側面に一体に形成した規制部が当接することにより、前記トラックフレームの揺動範囲を規制してなる、
    ことを特徴とする作業車輌。
  2. 前記クローラ走行装置が機体の前後に左右一対づつ配設され、
    これらクローラ走行装置に設けられた前記トラックフレームは、全て前記ファイナルケースに一体に形成されたストッパ及び前記揺動体に一体に形成された規制部により揺動範囲が規制されてなる、
    請求項1記載の作業車輌。
  3. 前記揺動体は、前記ファイナルケースの外周部に嵌合するホルダと、該ホルダと前記トラックフレームとを連結する連結フレームとからなり、該トラックフレームを、前記車軸を中心として前後に揺動自在に支持していると共に、
    該ホルダ、該連結フレーム及び該トラックフレームをそれぞれ別体として構成し、相互に連結した、
    請求項1又は2記載の作業車輌。
  4. 機体前部に配設した前部クローラ走行装置の前記トラックフレームを操舵可能に構成し、
    前記クローラ走行装置の前記トラックフレームの下部に前記クローラの外れを防止するためのクローラガイドを配設した、
    請求項1乃至3記載の作業車輌。
  5. 前記前部クローラ走行装置の前記アイドラホイールのうち、前記トラックフレームの後端部に取付けられた後部アイドラホイールをクローラ張り調節可能に構成し、
    機体後部に配設された後部クローラ走行装置の前記アイドラホイールのうち、前記トラックフレームの前端部に取付けられた前部アイドラホイールをクローラ張り調節可能に構成した、
    請求項4記載の作業車輌。
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