JP4597147B2 - クローラ式走行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クローラ式走行装置に関するものである。
従来、クローラ式走行装置として、トラクタ等の走行車輌の車輪の替わりに取り付けられるセミクローラ形のクローラ式走行装置があり、このセミクローラ形のクローラ式走行装置として、走行車輌の車体側に固定されるフレーム支持体に揺動軸を介して左右方向の軸心回りに揺動自在に支持される揺動フレームを備え、この揺動フレームに前後のアイドラと該前後アイドラ間に配置された複数の転輪とを支持し、転輪の上方側に配置されていて車体側に左右方向の軸心回りに回転自在に支持される駆動輪を備え、この駆動輪を走行車輌の車軸によって回転駆動することにより、前記駆動輪,前後アイドラ及び転輪にわたって巻き掛けられたクローラベルトが循環回走されるように構成されているものがある(特許文献1参照)。
前記従来のクローラ式走行装置の揺動フレームは、前後のアイドラを支持すると共に転輪を支持するメインフレームと、このメインフレームの左右方向内端側から上方に延設され且つ板面が左右方向を向く支持プレートと、この支持プレートの上端側に固定され且つフレーム支持体に左右方向の軸心回りに回動自在に支持される揺動軸と、この揺動軸側からメインフレームに至るように配置されていて支持プレートの左右方向外面に溶接固定された前後一対の補強プレートとから主構成されている。
特開2004−148872号公報
前記従来のクローラ式走行装置にあっては、揺動フレームが、メインフレームの左右方向内端側から上方に延設され且つ板面が左右方向を向く支持プレートと、この支持プレート上端側に固定された揺動軸からメインフレームに至るように配置されていて支持プレートの左右方向外面に溶接固定された前後一対の補強プレートとを備えているので、支持プレート及び補強プレートによってメインフレーム上に載った土が逃げにくく(揺動フレームのメインフレーム上に土が溜まり易く)、メインフレーム上に溜まった土が走行車輌の移動中に道路上に落ち、その処理に苦労することや、洗車する際にメインフレーム上に溜まった土を落とすのに苦労するなどの問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、揺動フレームのメインフレーム上に土が溜まり難くしたクローラ式走行装置を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、走行車輌の車体側に固定されるフレーム支持体に揺動軸を介して左右方向の軸心回りに揺動自在に支持される揺動フレームを備え、この揺動フレームに前後のアイドラと該前後アイドラ間に配置された複数の転輪とを支持し、転輪の上方側に配置されていて車体側に左右方向の軸心回りに回転自在に支持される駆動輪を備え、この駆動輪を走行車輌の車軸によって回転駆動することにより、前記駆動輪,前後アイドラ及び転輪にわたって巻き掛けられたクローラベルトが循環回走されるように構成されたクローラ式走行装置であって、
前記揺動フレームは、前後のアイドラを支持する前後のアイドラ支持部を備え且つ転輪が取り付けられるメインフレームと、このメインフレームの上方側に配置された前記揺動軸と、この揺動軸と前アイドラ支持部とを連結する前連結部材と、揺動軸と後アイドラ支持部とを連結する後連結部材とを備えてなり、前後の連結部材とメインフレームとの間が左右方向に開口状とされていることを特徴とする。
また、揺動フレームは、前後の連結部材の揺動軸側とメインフレームの前後方向中間部とを連結する中間連結部材を備えていてもよい。
また、前後の連結部材がパイプ材によって構成され、前連結部材は揺動軸から前アイドラ支持部に向けて前下がり傾斜状とされ、後連結部材は揺動軸から後アイドラ支持部に向けて後下がり傾斜状とされているのがよい。
本発明によれば、揺動フレームを、前後のアイドラを支持する前後のアイドラ支持部が設けられ且つ転輪が取り付けられるメインフレームと、このメインフレームの上方側に配置された揺動軸と、この揺動軸と前アイドラ支持部とを連結する前連結部材と、揺動軸と後アイドラ支持部とを連結する後連結部材とを備えて構成して、前後の連結部材とメインフレームとの間を左右方向に開口状としたことにより、メインフレーム上に土が溜まり難くいという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2において、1は、左右一対の前後輪により走行可能とした4輪トラクタの後輪の替わりにセミクローラ形のクローラ式走行装置2を左右独立して取り付けた半履帯トラクタ1(走行車輌)である。
トラクタ1の車体1Aは、エンジン3の後部にフライホイールハウジングを介して動力伝達ケース4を取り付けて主構成され、動力伝達ケース4は、例えばクラッチハウジングの後部にミッションケースを連結してなり、エンジン3からの動力をクローラ式走行装置2を駆動する車軸5(後車軸)に伝達する動力伝達機構を内蔵している。
前記後車軸5は車体1A後部の左右両側に設けられた左右各車軸ケース6(後車軸ケース)から左右方向外方に突出していると共に該後車軸ケース6に左右方向の軸心回りに回転自在に支持されており、左右各後車軸5の左右方向外端側には取付フランジ7が設けられている。
左右各クローラ式走行装置2は、図1〜図9に示すように、トラクタ1の車体1A側に固定されたフレーム支持体8と、このフレーム支持体8に左右方向の軸心回りに揺動自在に支持された揺動フレーム9と、この揺動フレーム9の前後に設けられた前後のアイドラ10,11と、揺動フレーム9の前後アイドラ10,11間に配置された複数(本実施の形態では3つ)の転輪12と、これら転輪12の上方側に配置されていて車体1A側に左右方向の軸心回りに回転自在に支持された駆動輪13(スプロケット)と、駆動輪13,前後アイドラ10,11及び転輪12にわたって巻き掛けられたクローラベルト14とを備えている。
駆動輪13は後車軸5の外端側の取付フランジ7にボルト固定されていて後車軸5と共に後車軸ケース6に左右方向の軸心回りに回転自在に支持されている。
この駆動輪13の外周側には係合歯15が周方向に所定間隔をおいて設けられ、一方、クローラベルト14には、前記係合歯15が挿入されて係合する係合孔16がベルト長手方向に所定間隔をおいて形成され、駆動輪13をトラクタ1の後車軸5によって回転駆動することによりクローラベルト14が循環回走されるように構成されている。
フレーム支持体8は、後車軸ケース6に設けられた取付部6aを挟むように配置された前後一対の取付板17と、この前後取付板17の左右両側に配置されていて前後取付板17の下端側から下方側に延出するように設けられた左右一対の支持板18と、この左右支持板18の上端側同志を連結する連結板19と、左右支持板18を貫通する筒体からなる軸受部材20とから主構成されている。
前後取付板17と左右支持板18と連結板19とは相互に溶接されており、軸受部材20は左右の支持板18に溶接されている。
また、前後各取付板17は該取付板17を貫通して後車軸ケース6のネジ孔に螺合されたボルトによって後車軸ケース6に取付固定され、左右支持板18は該左右支持板18を貫通して後車軸ケース6のネジ孔に螺合されたボルトによって後車軸ケース6に取付固定されている。
また、軸受部材20は左右方向の軸心を有し、該軸受部材20は、その軸心が後車軸5の軸心の下方側で且つ前後方向に関して後車軸5の軸心と同位置に位置するように設けられている。
また、左右方向外方側の支持板18は左右方向内方側の支持板18よりも前方側に延設された延設部21を有する。
また、左右のフレーム支持体8の外側の支持板18同志は、図9に示す連結体22によって連結されており、この連結体22は車体1Aの下面側にボルト固定された被取付板23を備えている。
揺動フレーム9は、前後のアイドラ10,11を支持する前後のアイドラ支持部24,25を備えたメインフレーム26と、このメインフレーム26の前後方向中途部上方に左右方向に配置された揺動軸27と、この揺動軸27と前アイドラ支持部24とを連結する前連結部材28と、揺動軸27と後アイドラ支持部25とを連結する後連結部材29と、前後の連結部材28,29の揺動軸27側とメインフレーム26の前後方向の中間部とを連結する中間連結部材30とから主構成されている。
前記構成の揺動フレーム9にあっては、前後の連結部材28,29とメインフレーム26との間(本実施の形態にあっては、前後の連結部材28,29とメインフレーム26と中間連結部材30とで囲まれる部分)が左右方向に開口状とされており、メインフレーム26上に土が溜まり難くい構造に形成されている。
前記メインフレーム26は、厚肉の帯板材で形成され且つ板厚方向が上下方向で帯長手方向が前後方向となるように配置された主板31を備え、この主板31の前部側に前アイドラ支持部24が設けられ、主板31の後部側に後アイドラ支持部25が設けられている。
前記主板31は駆動輪13の下方に配置され、該主板31の下面側には、前端側,後端側及び前後方向中央側にそれぞれ転輪取付ブラケット32が取付固定され、各転輪取付ブラケット32に転輪12が左右軸回りに回転自在に取り付けられている。
また、主板31の下面にはクローラベルト14の外れを防止するクローラ外れ防止部材33が設けられている。
前アイドラ支持部24は、クローラベルト14にテンションを付与するテンション付与装置34と、前アイドラ10を支持する前支持ブラケット35とを有する。
テンション付与装置34は、主板31の前部上面側に固定された外筒体36と、この外筒体36の後端に固着され且つ主板31に立設された後壁37と、外筒体36に前側から出退自在に挿入された内筒体38と、この内筒体38の前端側に固着された前壁39と、後壁37に前後方向進退自在で且つ位置固定自在に取り付けられたバネ受け体40と、このバネ受け体40と前壁39との間に介装されたバネ41とを備えている。
前アイドラ10を支持する前支持ブラケット35はテンション付与装置34の前壁39の前面に設けられ、前アイドラ10は前支持ブラケット35の前面側にボルト固定された取付部材42に左右方向の軸心廻りに回動自在に取り付けられており、前記バネ41の付勢力によって前アイドラ10がクローラベルト14に押し付けられることでクローラベルト14にテンションが付与され、バネ受け体40を前後方向に進退させることにより、クローラベルト14の張力が調整可能とされている。
前記後壁37は主板31から左右方向内方側に延出されている。
後アイドラ支持部25は、主板31上に固着された下壁43aと該下壁43aの後端から上方に延出された縦壁43bとから側面視L字形に形成された取付プレート43と、この取付プレート43の縦壁43b後面に固着された後支持ブラケット44とを有し、後支持ブラケット44の後面側にボルト固定された取付部材45に後アイドラ11が左右軸回りに回転自在に取り付けられている。
取付プレート43は主板31から左右方向内方側に延出されている。
前後の連結部材28,29はパイプ材によって構成され、特に本実施の形態では角パイプによって構成されており、且つ駆動輪13の左右方向内方側に配置されている。
前連結部材28は、長手方向の一端側が揺動軸27の左右方向外端側に固着され、長手方向の他端側が前アイドラ支持部24の後壁37の前記延出部分に固着されており、揺動軸27から前アイドラ支持部24に向けて前下がり傾斜状とされている。
また、前連結部材28の下端側の外側方には、主板31,後壁37及び前連結部材28に溶接された補強部材46が設けられている。
後連結部材29は、長手方向の一端側が揺動軸27の左右方向外端側に固着され、長手方向の他端側が後アイドラ支持部25の取付プレート43の縦壁43bの前記延出部分に固着されており、揺動軸27から後アイドラ支持部25に向けて後下がり傾斜状とされている。
また、後連結部材29の下端側の左右両側には、取付プレート43及び後連結部材29に溶接された補強部材47が設けられている。
中間連結部材30は、上下方向の軸心を有する有底の四角筒状に形成され、上端側が前連結部材28の後端側下面及び後連結部材29の前端側下面に固着され、下端側が主板31の左右方向内側面に固着されている。
本実施の形態では、中間連結部材30は左右方向外方側の外側部材48と、左右方向内方側の内側部材49との二部材から形成されている。
外側部材48は、中間連結部材30の左右方向外側部を構成する外側壁30aと、この外側壁30aの前後両側から左右方向内方側に延出していて中間連結部材30の前後部を構成する前後壁30b,30cとから平面視コ字形に形成されており、この外側部材48の上端が前連結部材28の後端側下面及び後連結部材29の前端側下面に固着され、外側壁30aの下端側が主板31の左右方向内側面に固着されている。
内側部材49は、中間連結部材30の左右方向内側部を構成する内側壁30dと、この内側壁30dの下端から左右方向外方に延出していて中間連結部材30の底部を構成する底壁30eとからL字形に形成されている。
中間連結部材30の下部には、該中間連結部材30の外側面に固着された縦壁50aと、主板31の上面に固着された下壁50bとからL字形に形成された補強部材50が設けられている。
揺動軸27は、左右方向の軸心を有する筒体からなる軸本体51と、この軸本体51の左右方向外端側を塞ぐ外側閉塞板52と、軸本体51の左右方向内端側に挿入されて固着された内側閉塞部材53とを有する。
内側閉塞部材53には左右方向の軸心を有するネジ孔54が貫通形成されている。
この揺動軸27は、左右方向中途部から内端に至る部分がフレーム支持体8の軸受部材20に該軸受部材20の左右方向外端側から同心状に挿入されて該軸受部材20に左右方向の軸心回りに回動自在に支持されており、これによって揺動フレーム9がフレーム支持体8に揺動軸27回りに揺動自在に支持されている。
また、ボルト55を、軸受部材20の左右方向内端側に配置した抜止め板56を貫通させて前記内側閉塞部材53のネジ孔54に螺合させることにより、揺動軸27の軸受部材20からの抜止めが図られている。
前記構成の揺動フレーム9にあっては、角パイプからなる前後の連結部材28,29によって揺動軸27とメインフレーム26の前後アイドラ支持部24,25とをつないでトラス構造とすることにより、強度確保が図られている。
このクローラ式走行装置2は、揺動フレーム9の揺動軸27回りの所定範囲以上の揺動を規制する揺動規制手段を備えている。
この揺動規制手段は、揺動フレーム9に一体揺動自在な揺動プレート57と、この揺動プレート57に形成された揺動規制用開口58と、この揺動規制用開口58の縁部58a,58bに接当して揺動プレート57の所定範囲以上の揺動を規制する揺動規制体59と、この揺動規制体59に取り付けられた外側規制部材60とを備えてなる。
揺動プレート57は、フレーム支持体8の左右方向外方側の支持板18の外側方に板面が左右方向を向くように(左右方向で対面状に)配置されている。
この揺動プレート57の後部側には軸挿通孔61が形成され、この軸挿通孔61に揺動軸27がその左右方向内端側から挿通されていると共に揺動プレート57が前連結部材28及び後連結部材29の上部側(揺動軸27側)の左右方向内側面並びに中間連結部材30の内側部材49の上端に接当していて、該揺動プレート57が揺動軸27,前連結部材28,後連結部材29及び中間連結部材30の内側部材49に溶接固定されている。
また、揺動プレート57の前端側と前連結部材28の前下端側とはアングル材からなる補強部材62によって連結されている。
また、揺動プレート57は、フレーム支持体8の軸受部材20の左右方向外端側に接当している。
また、揺動プレート57の前部側は揺動軸27から前方に突出状とされており、この前部側が揺動軸27回りに上下に揺動するよう構成されており、揺動規制用開口58は揺動軸27の前方側で且つフレーム支持体8の左右方向外方側の支持板18の延設部21の側方に対応する位置に形成されている。
揺動規制体59は、フレーム支持体8の左右方向外方側の支持板18の延設部21の外側面で且つ揺動規制用開口58に左右方向で対応する位置に溶接固定されていると共に、該揺動規制体59には揺動規制用開口58内に挿入された係合部63が形成されている。
したがって、揺動フレーム9が揺動軸27回りに揺動すると、揺動プレート57の前部側が上下に一体揺動し、揺動規制用開口58の上下の縁部58a,58b(揺動方向の縁部)が係合部63に接当することにより揺動フレーム9の所定範囲以上の揺動の規制がなされる。
前記係合部63には、その左右方向外側から形成されたネジ孔64が前後一対形成されている。
また、揺動規制体59には、係合部63の前後両側に位置していて揺動プレート57の左右方向内側面に対向する内方規制部65が設けられていて、この内方規制部65が揺動プレート57に係合することで揺動フレーム9の左右方向内方側への動きが規制される。
外側規制部材60は、板材によって形成されて、揺動規制体59の係合部63の左右方向外側方で且つ揺動プレート57の左右方向外側方に板厚方向が左右方向に一致するように配置されていて、該外側規制部材60を貫通して係合部63のネジ孔64に螺合されるボルト66によって外側規制部材60が揺動規制体59に取付固定されている。
この外側規制部材60は、揺動規制用開口58よりも前後幅が長く形成されており、該外側規制部材60の前後両側が揺動プレート57に係合することで揺動フレーム9の左右方向外方側への動きが規制される。
前記構成の揺動規制手段にあっては、揺動フレーム9の所定範囲以上の揺動を規制する機能と、揺動フレーム9の左右方向内外の動きを規制する機能とを有する構造のものをシンプルに形成することができる。
また、揺動規制用開口58に土が溜まる惧れも少なく、揺動規制手段に溜まる土によって揺動フレーム9の揺動が阻害されるということも極めて少ない。
また、前後の連結部材28,29が傾斜状とされており、この前後の連結部材28,29の内側面に揺動プレート57が固定されているので、揺動プレート57の外側面において前後の連結部材28,29上に土が溜まることも少ない。
また、揺動規制体59には、上下方向に貫通形成された貫通孔67が形成されていて揺動規制体59上に土が溜まりにくいように構成されている。
揺動規制手段及びその周辺に土が溜まりにくいので、洗車がし易いという効果も奏する。
なお、本発明にかかるクローラ式走行装置2が採用される走行車輌としてはトラクタ1以外の車輌であってもよく、また、クローラ式走行装置2は前輪の替わりに設けられてもよい。
クローラ式走行装置の側面図である。 クローラ式走行装置を装着したトラクタの側面図である。 フレーム支持体及び揺動フレームの側面図である。 クローラ式走行装置の背面図である。 揺動フレームの側面図である。 揺動フレームの一部破断平面図である。 (a)は揺動フレームの一部断面背面図、(b)は図5のA−A線矢示断面である。 (a)はフレーム支持体の側面図、(b)はフレーム支持体の一部断面背面図である。 (a)は図1のB矢示図、(b)は揺動規制手段の側面拡大図、(c)は揺動規制手段の平面断面図である。
符号の説明
1 トラクタ(走行車輌)
1A 車体
5 車軸(後車軸)
8 フレーム支持体
9 揺動フレーム
10 前アイドラ
11 後アイドラ
12 転輪
13 駆動輪
14 クローラベルト
24 前アイドラ支持部
25 後アイドラ支持部
26 メインフレーム
27 揺動軸
28 前連結部材
29 後連結部材
30 中間連結部材

Claims (3)

  1. 走行車輌(1)の車体(1A)側に固定されるフレーム支持体(8)に揺動軸(27)を介して左右方向の軸心回りに揺動自在に支持される揺動フレーム(9)を備え、この揺動フレーム(9)に前後のアイドラ(10,11)と該前後アイドラ(10,11)間に配置された複数の転輪(12)とを支持し、転輪(12)の上方側に配置されていて車体(1A)側に左右方向の軸心回りに回転自在に支持される駆動輪(13)を備え、この駆動輪(13)を走行車輌(1)の車軸(5)によって回転駆動することにより、前記駆動輪(13),前後アイドラ(10,11)及び転輪(12)にわたって巻き掛けられたクローラベルト(14)が循環回走されるように構成され、
    前記揺動フレーム(9)は、前後のアイドラ(10,11)を支持する前後のアイドラ支持部(24,25)を備え且つ転輪(12)が取り付けられるメインフレーム(26)と、このメインフレーム(26)の上方側で且つ車軸(5)の下方に配置された前記揺動軸(27)と、この揺動軸(27)と前後アイドラ支持部(24,25)とをそれぞれ連結するパイプ材製の前後連結部材(28,29)とを備えてなり、前後の連結部材(28,29)は駆動輪(13)の左右方向内方側に配置されていて、メインフレーム(26)との間が左右方向に開口状とされており、
    前記メインフレーム(26)は、駆動輪(13)の下方に配置された主板(31)の上面に、前アイドラ支持部(24)の後部の後壁(37)と後アイドラ支持部(25)の前部の取付プレート(43)とが固着されており、
    前記後壁(37)は主板(31)から左右方向内方側に延出された延出部分に前記前連結部材(28)が固着されており、前記取付プレート(43)は主板(31)から左右方向内方側に延出された延出部分に前記後連結部材(29)が固着されていることを特徴とするクローラ式走行装置。
  2. 記揺動フレーム(9)は、前後の連結部材(28,29)の揺動軸(27)側とメインフレーム(26)の前後方向中間部とを連結する四角筒状の中間連結部材(30)を備えており、
    前記中間連結部材(30)の下部の外側面は主板(31)に設けた補強部材(50)に固着されていることを特徴とする請求項1に記載のクローラ式走行装置。
  3. 連結部材(28)は揺動軸(27)から前アイドラ支持部(24)の後壁(37)に向けて前下がり傾斜状とされ、後連結部材(29)は揺動軸(27)から後アイドラ支持部(25)の取付プレート(43)に向けて後下がり傾斜状とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクローラ式走行装置。

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