JPS5834926Y2 - 回り縁装置 - Google Patents

回り縁装置

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Publication number
JPS5834926Y2
JPS5834926Y2 JP315879U JP315879U JPS5834926Y2 JP S5834926 Y2 JPS5834926 Y2 JP S5834926Y2 JP 315879 U JP315879 U JP 315879U JP 315879 U JP315879 U JP 315879U JP S5834926 Y2 JPS5834926 Y2 JP S5834926Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
wall surface
elastic contact
horizontal
ceiling plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP315879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55103339U (ja
Inventor
輝男 松村
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP315879U priority Critical patent/JPS5834926Y2/ja
Publication of JPS55103339U publication Critical patent/JPS55103339U/ja
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Publication of JPS5834926Y2 publication Critical patent/JPS5834926Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回り線装置に関するものである。
従来の回り線装置にあっては第1図に示すように、壁面
1′に取着しである下地材15′に回り縁本体2′の水
平上片3′を釘着し、この回り縁本体2′の回り縁縫片
部16′より水平方向に水平下片4′を突設し、この水
平下片4′の先端を上方に屈曲して屈曲片部8′を形成
し、この屈曲片部8′上に天井板6′を載置するように
していた。
この場合結露水が回り縁A′内に浸入し、水平下片4′
上に溜り、天井板6′を腐食したり、また回り縁縫片部
16′の嵌合溝9′内に浸入して壁面1′側へ伝わって
行き、壁面1′をぬらしたりするという欠点があった。
また単に回り縁A′を壁面1′に取着した下地材15′
に釘着するだけであったので壁面1′が収縮すると壁面
1′と回り縁本体2′との間に間隙が生じ、外観や室内
の気密性を害するという欠点があった。
特に壁面1′がモルタルのようなものによる湿式方法に
よる場合は特に間隙が大となるという欠点があった。
本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
本考案の第1の目的とするところは、回り縁本体より突
出方向に向ってわずかに斜下方に傾斜する水平下片を突
設することにより、結露水が水平下片を伝って流出して
しまい、回り繰向に結露水が溜ることがない回り線装置
を提供するにあり、第2の目的とするところは水平下片
より壁面に向けて壁面に弾接する壁面弾接片を垂設する
ことにより、モルタルのような湿式方法の壁面であって
も常に壁面弾接片が壁面に密着し、壁面と回り縁との間
で間隙を生ずることがない回り線装置を提供するにあり
、第3の目的とするところは水平下片上に載置せる天井
板に弾接する天井板弾接片を水平上片より垂設すること
により、天井部分の気密性の向上をはかると共に天井板
の厚みのばらつきも吸収できる回り線装置を提供するに
ある。
以下本考案を図示実施例に従って詳述する。
水平上片3の壁側端部より下方に向けて下方開口の嵌合
溝9を有する嵌合部10を垂設し、さらに水平上片3の
下面より天井板弾接片7を垂設する。
この天井板弾接片7は壁面1側に向けて湾曲している。
嵌合溝9の内面には上向きののこ歯状突起11を多数突
設しである。
水平下片4の壁側端部より上方に係合突条12を突設し
てあり、係合突条12の外面には下向きでのこ歯状の係
止歯13を突設してあり、さらに係合突条12に平行に
防水板部14を立設してあり、さらに水平下片4の先端
を壁面1方向に下方に折り返して壁面弾接片5を形成し
である。
上記嵌合部10と係合突条12とで回り縁縫片部16が
構成され、この回り縁縫片部16、水平上片3および水
平下片4で回り縁本体2が構成される。
また水平下片4t’i1mQ縁縦片部16より水乎上片
3と略平行に突出され、その壁面1側とは反対の先端部
がわずか斜め下方に傾斜せしめである。
この壁面弾接片5は第3図に示すように水平下片4の壁
側端部より長さhだけ突出するように形成しである。
壁面1はモルタルのような湿式方法にて形成されたもの
で、木質の下地材15を固着しである。
しかしてこの下地材15の下面に水平上片3を封着し、
次いで嵌合溝9内に水平下片4の係合突条12を挿入し
、のこ歯状突起11に係止歯13を係合固定する。
この場合防水板部14は嵌合部10の外側方に位置する
ことになる。
またこの時壁面弾接片5は壁面1に弾接する。
次に天井板6を水平下片4上に載置すると天井板6の上
面に天井板弾接片7が上方から弾接するようになる。
このような状態において天井板6や回り縁Aに結露した
としても水平下片4が突出方向に向ってわずかに斜下方
に傾斜するように形威しであるため、結露水は第2図の
ように流出してしまい、回り縁A内に溜ることがなく、
天井板6を腐食することがないものである。
また防水板部14が嵌合部10の外側方に立設しである
ため結露水が嵌合溝9内や壁面1側に浸入することもな
いのである。
また天井板6の取着において、第2図のように水平下片
4上に載置した天井板6の上面に天井板弾接片7が弾接
するのであるから、天井板6の上下両面において回り縁
Aとの間に間隙が生ずることがなく、室内の気密性を高
めることができると同時に天井板6の厚みにばらつきが
あってもそのばらつきを天井板弾接片7の撓みにて吸収
することができるものである。
即ち単に室内の気密性を高めるというだけでなく、天井
板6の厚みにばらつきがあったとしてもこのばらつきを
吸収して天井板6と回り縁Aとの間の間隙の発生を防止
し、室内の気密性を高めるというものである。
また水平下片4より突出した壁面弾接片5を壁面1に弾
接しであるので、壁面1がモルタルのような湿式方法に
よるもので、乾燥するに従って壁面1が収縮したとして
も壁面1の収縮量を吸収し、壁面1と回り縁Aとの間に
間隙の生ずるのを防止し、室内の気密性向上をはかると
共に外観の劣悪化を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の施工状態の縦断面図、第2図は本考案
の施工状態の一実施例の縦断面図、第3図は本考案の回
り縁の一実施例の縦断面図で、1は壁面、2は回り縁本
体、3は水平上片、4は水平下片、5は壁面弾接片、6
は天井板、7は天井弾接片、15は下地材、16は回り
緑綬片部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に取着される下地材の下面に取り付けられる水平上
    片と、この水平上片と略平行であって先端部がわずか斜
    め下方に傾斜する水平下片とを回り縁縫片部より突設し
    て回り縁本体を形成し、水平下片より壁面に向けて壁面
    に弾接する壁面弾接片を垂設すると共に、水平下片上に
    載置せる天井板に上方から弾接する天井板弾接片を水平
    上片より垂設して戒る回り線装置。
JP315879U 1979-01-13 1979-01-13 回り縁装置 Expired JPS5834926Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP315879U JPS5834926Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13 回り縁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP315879U JPS5834926Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13 回り縁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55103339U JPS55103339U (ja) 1980-07-18
JPS5834926Y2 true JPS5834926Y2 (ja) 1983-08-05

Family

ID=28806894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP315879U Expired JPS5834926Y2 (ja) 1979-01-13 1979-01-13 回り縁装置

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JP (1) JPS5834926Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268773A (ja) * 2004-02-17 2005-09-29 Showa Denko Kk 電解コンデンサ電極用アルミニウム材の製造方法、電解コンデンサ電極用アルミニウム材、アルミニウム電解コンデンサ用陽極材およびアルミニウム電解コンデンサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268773A (ja) * 2004-02-17 2005-09-29 Showa Denko Kk 電解コンデンサ電極用アルミニウム材の製造方法、電解コンデンサ電極用アルミニウム材、アルミニウム電解コンデンサ用陽極材およびアルミニウム電解コンデンサ

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Publication number Publication date
JPS55103339U (ja) 1980-07-18

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