JPS636352Y2 - - Google Patents

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JPS636352Y2
JPS636352Y2 JP12981281U JP12981281U JPS636352Y2 JP S636352 Y2 JPS636352 Y2 JP S636352Y2 JP 12981281 U JP12981281 U JP 12981281U JP 12981281 U JP12981281 U JP 12981281U JP S636352 Y2 JPS636352 Y2 JP S636352Y2
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JP
Japan
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wall
roof
cap
groove
kasagi
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Expired
Application number
JP12981281U
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JPS5835533U (ja
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Publication of JPS636352Y2 publication Critical patent/JPS636352Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁面に取付けられる笠木の固定装置に
関するものである。
壁面に取付けられる笠木としては、例えば第3
図に示す笠木20のように、屋上デツキ21の上
面に絶縁体層22を介して形成された防水シート
などの防水材による防水層23を壁面24に沿わ
せて立ち上げた構造において、防水層23の端部
から雨水が浸入するのを阻止するために設けるも
のがあり、この笠木20は壁面24の化粧をも兼
ねるものであつて、水返し材として機能するもの
である。
従来、笠木を壁面に取付けるには、第3図に示
したように笠木20を壁面内部に埋め込む構造と
するほか、壁面に予め取付けた支持材にスナツプ
イン方式で笠木自体を嵌着する手段があるが、前
者の埋め込みによる場合は一般に長尺の笠木20
の埋め込み作業がかなり困難であると共に、埋め
込み後には取外しが不可能であるという欠点を有
し、また後者のスナツプイン方式では笠木が嵌着
取付け部から大きく突出するものであるから、取
付け状態が不安定でぐらつき易く、又、長尺の笠
木の取外しを必要とするときにはその取外し作業
が極めて困難であり、場合によつては笠木を破損
してしまう不都合を有していた。又、ネジ止め方
式もあるが、ネジの取外し作業は手間がかかり、
作業効率がよくないうえ、笠木を直接壁面にネジ
止めするとネジ止め部分から雨水の浸入を招く欠
点があつた。
そこで、本考案は、笠木の取付け後にも必要に
応じて取外さなければならないことがあることを
考慮して、取付け後に笠木を破損させることなく
取外すことができるとともに、笠木を簡単且つ確
実に取付けることを目的として、その固定装置に
独自の創意工夫を凝らしたものである。
即ち、本考案は壁面に取付けられる支持材に、
屋根部と水切部から成る断面略「型笠木の屋根部
壁面側端部が嵌入する前面開口状凹溝を形成し、
当該凹溝に嵌入した笠木の屋根部壁面側端部を凹
溝の下方壁部に係止するとともに、屋根部下面に
垂設された脚部を、上記支持材に形成され且つ上
記凹溝の下方に位置する脚部受けに係止し、上記
凹溝の上方壁部と上記笠木の屋根部壁面側端部の
間隙に、固定部材を挿入嵌着して成ることを特徴
とする固定装置を提供するものである。
以下、図示した実施例に従つて説明すれば、壁
面4に取付けられる支持材Aは、壁面当接部1と
当該壁面当接部1の下端から屋外へ突出する突片
部2とから成る断面略L型を基本形状とするもの
であり、壁面当接部1の上端部には屋外側に突設
した上方壁部15と下方壁部10とによつて、前
面に開口する凹溝3が形成され、又、上記突片部
2の壁面4寄りに2本の突起5,6が併設され、
当該突起5,6の間に嵌合溝状の脚部受け7が形
成され、突片部2より下方の壁面4には防水層1
6が設けられる。
笠木Bは壁面から屋外に向つて伸びる屋根部8
の屋外端に水切部9を垂下させた断面略〓型を基
本形状とするものであり、屋根部8の壁面対向側
端部イの下面には、凹溝3の下方壁部10の前端
鉤部に係止する係止突片11が垂設されるととも
に、当該係止突片11の室外側寄りには前記支持
材突片部2の脚部受け7に嵌入係合する長寸の脚
部12が垂設され、又、壁面対向側端部イの上面
には固定部材Cを係止する突条13が立設されて
いる。
そして、上記凹溝3の開口部間口寸法は、笠木
Bの屋根部端部イを呑み込むだけの大きなものと
して形成されている。
固定部材Cは上記凹溝3内に嵌入された屋根部
壁面側端部イと、上方壁部15との間隙14を閉
塞する縦壁部と、この縦壁部から壁面に向つて突
出状の2本の脚片16,17から成るものであ
り、各脚片16,17は上方壁部15の前端膨出
部に、又、屋根部端部イの突条13に弾発係止で
きるように屈折部を有している。
笠木Bの取付けは屋根部壁面側端部イの係止突
片11を凹溝3の下方壁部10に係止するととも
に、長寸の脚部12の下端を脚部受け7に嵌入す
る。この時、屋根部壁面側端部イの上面突条13
と凹溝3の上方壁部15との間に間隙14が形成
されるが、この間隙14に固定部材Cを圧入嵌着
するのであり、固定部材Cの脚片16,17が突
条13と上方壁部15に弾発的に圧接することに
よつて、笠木Bは支持材Aに固定されるのであ
る。そして、固定後には固定部材Cの近辺での防
水に完全を期するためにコーキング材などでシー
ルすることも必要に応じて望ましい。
以上のように、笠木の固定はネジを用いること
なく固定部材によつて簡単確実に行なわれ、又、
笠木の取外しはその固定部材を取除くことにより
実に簡単に行なうことができるのである。
更に、笠木に設けられている脚部が、支持材の
下方に設けられた脚部受けに係止しているので、
笠木は支持材に対して2ケ所で係止していること
になり、極めて安定した取付け状態が得られ、強
固が吹いてもバタつくことのない効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案装置の一実施例を示
す要部断面図、第3図は従来の要部断面図であ
る。 符号、A……支持材、B……笠木、C……固定
部材、イ……屋根部壁面側端部、3……凹溝、4
……壁面、7……脚部受け、8……屋根部、9…
…水切部、10……下方壁部、12……脚部、1
4……間隙、15……上方壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に取付けられる支持材に、屋根部と水切部
    から成る断面略「型笠木の屋根部壁面側端部が嵌
    入する前面開口状凹溝を形成し、当該凹溝に嵌入
    した笠木の屋根部壁面側端部を凹溝の下方壁部に
    係止するとともに、屋根部下面に垂設された脚部
    を、上記支持材に形成され且つ上記凹溝の下方に
    位置する脚部受けに係止し、上記凹溝の上方壁部
    と上記笠木の屋根部壁面側端部の間隙に、固定部
    材を挿入嵌着して成ることを特徴とする笠木の固
    定装置。
JP12981281U 1981-09-01 1981-09-01 笠木の固定装置 Granted JPS5835533U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12981281U JPS5835533U (ja) 1981-09-01 1981-09-01 笠木の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12981281U JPS5835533U (ja) 1981-09-01 1981-09-01 笠木の固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5835533U JPS5835533U (ja) 1983-03-08
JPS636352Y2 true JPS636352Y2 (ja) 1988-02-23

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ID=29923474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12981281U Granted JPS5835533U (ja) 1981-09-01 1981-09-01 笠木の固定装置

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JP (1) JPS5835533U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124719U (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 三菱自動車工業株式会社 テ−ルゲ−トの水洩れ防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5835533U (ja) 1983-03-08

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