JPS5834367Y2 - 換気扇等の防火シャッタ - Google Patents

換気扇等の防火シャッタ

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JPS5834367Y2
JPS5834367Y2 JP13019979U JP13019979U JPS5834367Y2 JP S5834367 Y2 JPS5834367 Y2 JP S5834367Y2 JP 13019979 U JP13019979 U JP 13019979U JP 13019979 U JP13019979 U JP 13019979U JP S5834367 Y2 JPS5834367 Y2 JP S5834367Y2
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JP
Japan
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shutter
temperature fuse
piece
interlocking plate
locking piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP13019979U
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English (en)
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JPS5647428U (ja
Inventor
嘉治 三田
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、異常高温になった時に温度ヒユーズが溶断して
シャッタが閉じるようにした防火シャッタの改良構成に
関する。
第1図は防火シャッタを備えた従来の換気扇を示すもの
で、枠体1の室外側開口部に3枚のシャッタ2,2.2
を備え、各シャッタを1枚の連動板3によって連結して
いる。
4はプルスイッチで、その下端には引紐5を接続すると
共に、上端は緩衝スプリング6と温度ヒユーズ7を介し
て引張りワイヤ8により前記連動板3に接続している。
このような構成に於て引紐5を引くと、プルスイッチ4
が接点を閉じて図示しないファンモータが回転すると同
時に連動板3が引下げられてシャッタ2,2.2が開放
する。
而して換気扇の運転中に火災等が発生して温度ヒユーズ
7が溶断すると前記連動板3を引下げている力がなくな
るので、閉鎖用スプリング9の力によって連動板3が引
上げられ、シャッタ2,2.2が閉鎖して火災を遮断す
るのである。
しかしながらこのような構造であると、引紐5を引張る
毎に温度ヒユーズ7に大きな張力がかかり、長期間使用
しているとこの温度ヒユーズが弱くなって、通常温度で
も切れてシャッタ2,2.2が閉じてしまうことがある
このような欠点を防止するために第2図に示すような構
造も考えられている。
即ち、連動板3の張出部10にピン11によってL型の
回動板12を枢支し、その遊端側をスプリング13で吊
ると同時に、下側を温度ヒユーズ7で測定している。
しかもこのL型をした回動板12の角部には水平方向の
切欠14を設け、該切欠に引張りワイヤー8を係止して
いる。
また前記連動板の張出部には縦方向の切欠15を設け、
前記引張りワイヤー8を係止し易いようにしている。
このような構成のものでは、引張りワイヤー8の力が直
接温度ヒユーズ7に加わらないが、引張りワイヤ8の上
端の係止位置が多少ずれたり、ピン11の取付位置が設
計位置から多少ずれたりするとやはり温度ヒユーズに力
が加わり、長期間使用しているとこの温度ヒユーズ7が
切れてしまうことがあった。
本案は通常の使用時には引張りワイヤの力が温度ヒユー
ズに全く加わらないようにして耐久性を増大したもので
、以下本案を第3図乃至第6図に基づいて説明する。
21は板金製の換気扇枠体で、該枠体21の室外側開口
部22には3枚の金属製シャッタ23.23.23を枢
支せし7めている。
該シャッタ23,23.23は1枚の金属製連動板24
にて連結している。
前記枠体21内には図示しないがファンモータを取付杆
を介して固定している。
前記枠体21の室内側開口部25には図示しないが前記
ファンモータのファン部を包囲する風洞を形設した金属
製の前面グリルを着脱自在に装着している。
前記ファンモータは前記枠体21の室内側開口部25周
側壁に螺子26゜26にて固定されたプルスイッチ27
にて制御される。
該プルスイッチ27は該スイッチのケース28に挿通す
る操作杆29を有しており、該操作杆29の下端には引
き紐30を結びつけていると共に、上端には前記連動板
24の操作体31を接続している。
該操作体31はコイル状弾性体32を形設した引張りワ
イヤ33と、該ワイヤの先端に装着される頭大部34を
形設した係止片35とよりなる。
前記連動板24には前記係止片35を保持せしめる長孔
36を形設しており、該長孔36は前記頭大部34が十
分に挿通できる長さに形設されている。
前記長孔36への係止片35の保持は、前記頭大部34
を前記長孔36の下端縁に引っ掛けた後、前記連動板2
4に当接移動する離脱防止片37の下端を前記頭大部3
4の基端に当接せしめて行なっている。
前記離脱防止片37の両側には前記連動板24の両側縁
に当接する折曲片38を形設している。
よって前記防止片37は前記連動板24を抱くように装
着され、縦方向の移動しか行なわない。
前記防止片37は、一端を前記連動板24に形設した切
起し片39に係止せしめ他端を前記防止片37の上半部
に形設した切起し片40に係止せしめたコイル状弾性体
41にて、前記係止片35への当接を解く方向に付勢さ
れている。
さらに前記防止片37は、一端を前記連動板24に形設
した切起し片42に係止せしめ、他端を前記防止片37
の下半部に形設した切起し片43に係止せしめた温度ヒ
ユーズ44により、前記弾性体41に抗して常時前記係
止片35に前記防止片37を当接せしめた状態に保持せ
しめている。
前記連動板24は一端を前記本体21に係止せしめた弾
性体45によりシャッタ開放方向に付勢している。
該弾性体45の付勢力はシャッタ23.23 。23が
自重により閉塞するに十分な閉塞力を有する重さに軽減
する程度のもので、弾性体45の付勢力によりシャッタ
23,23.23が開放することはなく、前記操作体3
1によるシャッタの開放操作力が小さくなり操作し易い
ものである。
また本実施例においては前記ファンモータとスイッチ2
7と電気回路中に直列に前記温度ヒユーズ44より低い
温度で溶断する温度ヒユーズを接続しており、該ヒユー
ズが溶断することで前記ファンモータはスイッチ27に
関係なく停止する。
次に作用を説明する。
前記引き紐30を引き下げると、前記操作杆29が引き
下げられて前記スイッチのケース28内に収納した接点
を閉さ゛して前記ファンモータを運転せしめると共に、
前記操作杆29は引き下げられた状態に保持される。
該操作杆29の引き下げにより前記連動板24は前記操
作体31により引き下げられるので、前記シャッタ23
゜23.23は開放されてその状態に保持される。
この時前記操作体31の係止片35は前記離脱防止片3
7により前記長孔36に保持されているので、引き下げ
操作により前記連動板24より操作体31は外れること
がない。
また前記操作体31の引張力は前記連動板24に直接伝
わり前記離脱防止片37を前記係止片35に当接保持す
る温度ヒユーズ44に伝わることがないので、温度ヒユ
ーズ44を劣化させるようなことはない。
さらに前記操作体31に弾性体32を介在せしめている
ので、前記スイッチ27に強い力が加わらない。
次に前記引き紐30を再び引き下げると前記操作杆29
の保持が解かれる。
よって該操作杆29は前記弾性体32の弾性力および゛
シャッタ23,23.23の自重により引き上げ゛られ
て、前記接点を開いて前記ファンモータを停止せしめる
と共に、シャッタ23,23.23は閉じる。
前記シャッタ23.23.23の開放時火災発生により
室外が異常に高温となると、まず最初に電気回路中に接
続した温度ヒユーズが溶断してファンモータが停止する
その後前記離脱防止片37を保持せしめる温度ヒユーズ
44が溶断する。
該温度ヒユーズ44の溶断により前記離脱防止片37は
弾性体41の付勢力によって引き上げられ、前記係止片
35への当接を解かれると同時に前記長孔36を完全に
開く。
よって前記係止片35は前記連動板24の長孔36より
容易に外れる状態となるので、前記シャッタ23,23
.23の自重によって前記連動板24が引き上げられて
いることにより前記係止片35は長孔36より外れ前記
シャッタ23.23.23は閉じる。
また前記係止片35は前記操作体31に介在せしめた弾
性体32によっても引張られているので、前記長孔36
より容易に外れるものである。
また連動板24の幅内に前記離脱防止片37および温度
ヒユーズ44を装着し、前記離脱防止片37の移動も連
動板24の幅内でのみ行なわれるので、全体をコンパク
トにまとめることができる。
本実施例において前記連動板24を弾性体45にて開放
方向に付勢したものであるが、閉塞方向に付勢しておけ
ばシャッタ開放操作には大きな力を必要とするものであ
るが、ファンモータの回転を停止させずとも前記シャッ
タ23,23.23は確実に閉ざされると共に、前記長
孔36からの係止片35の外れも敏速に行なわれる。
以上の如く本案は、シャッタに連結すると共に一部に係
合部を形設した連動板と、前記係合部に離脱可能に保持
される係止片を形設したシャッタを開閉する操作体と、
前記係止片を係合部に保持せしめる離脱防止片と、前記
係止片の保持を解く方向に前記離脱防止片を付勢する弾
性体と、該弾性体に抗して前記係止片を保持する位置に
前記離脱防止片を保持せしめる温度ヒユーズとよりなる
もので、シャッタの開閉時には前記操作体の力が温度ヒ
ユーズに全くかからず、その耐久性を増大できると共に
、各部品成型時に多少の誤差があっても確実に動作する
ものである等、実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は互いに異った従来例、第3図乃至第
6図は本案の一実施例を示すもので、第3図は要部正面
図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図は温度ヒユ
ーズの溶断時の第4図と同様の断面図、第6図は分解斜
視図である。 23・・・・・・シャッタ、24・・・・・・連動板、
36・・・・・・長孔(保合部)、31・・・・・・操
作体、35・・・・・・係止片、32・・・・・・弾性
体、37・・・・・・離脱防止片、41・・・・・・弾
性体、44・・・・・・温度ヒユーズ、45・・・・・
・弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シャッタに連結すると共に一部に係合部を形設した運動
    板と、前記係合部に離脱可能に保持される係止片を形設
    したシャッタ開閉用の操作体と、前記係止片を係合部に
    保持せしめる離脱防止片と、前記係止片の保持を解く方
    向に前記離脱防止片を付勢する弾性体と、該弾性体に坑
    して前記係止片を保持する位置に前記離脱防止片を保持
    せしめる温度ヒユーズとよりなる換気扇等の防火シャッ
    タ。
JP13019979U 1979-09-19 1979-09-19 換気扇等の防火シャッタ Expired JPS5834367Y2 (ja)

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JP13019979U JPS5834367Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 換気扇等の防火シャッタ

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Publication Number Publication Date
JPS5647428U JPS5647428U (ja) 1981-04-27
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JPS59131681U (ja) * 1983-02-22 1984-09-04 株式会社ネオフレツクス 棒状部材固定用サドル

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JPS5647428U (ja) 1981-04-27

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