JPH07324564A - 後付脱出面格子の取付施工方法および脱出面格子の施錠構造 - Google Patents

後付脱出面格子の取付施工方法および脱出面格子の施錠構造

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JPH07324564A
JPH07324564A JP14123194A JP14123194A JPH07324564A JP H07324564 A JPH07324564 A JP H07324564A JP 14123194 A JP14123194 A JP 14123194A JP 14123194 A JP14123194 A JP 14123194A JP H07324564 A JPH07324564 A JP H07324564A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】既設のサッシに対しても脱出面格子を後付けで
極めて容易に取り付けられる施工方法と、特殊道具を用
いても屋外から脱出面格子を開放可能に操作できず、簡
単な構成で脱出面格子本体を開放可能状態において通常
形態に復帰できない脱出面格子の施錠構造を提供する。 【構成】左右の縦枠体1,2の上下端部にL字形の取付
板6を固着する。横枠体3,4の左右の取付孔3c,3
dのうちの少なくとも一方を長孔状に形成する。両縦枠
体1,2と両横枠体3,4とを取付板を介して脱出面格
子枠11を組み立てる。長孔状の取付孔3dに挿入した
取付ねじ7を締め付けずに、一方の縦枠体1を横枠体
3,4に対し接離する方向に遊びが存在する仮止め状態
として、この脱出面格子枠11をサッシ12のサッシ羽
12aに嵌め込む。遊びを利用して縦枠体1をサッシ1
2に押し当てたのち、取付ねじ7を締め付ける。操作バ
ー13の操作部13aを少なくとも内方側を覆う保護カ
バー9を設ける。水平状態の操作部材8の回動を阻止す
る係止機構部20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建造物の窓部に既設
のサッシにおける最外側のサッシ羽を利用して後付けで
容易に取り付けることができる後付脱出面格子の取付施
工方法並びに通常時に防犯用として機能するとともに火
災時の非常時に室内から脱出面格子本体を開放して脱出
できる脱出面格子における施錠構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、家屋等の建造物の窓部の外側に
は、防犯或いは装飾を目的として脱出面格子が設けられ
ていることが多い。この脱出面格子は、外部から容易に
開放できないように窓部の外側に強固に固定する一方、
火災等の災害発生時に室内に取り残された者が窓部から
屋外に脱出して避難できるように、室内からのみ脱出面
格子本体を開放できることが要求される。このような脱
出面格子としては、既に本発明者が開示したものがある
(特願平5−59573号参照)。
【0003】この脱出面格子は、サッシの最外側にある
左右サッシ羽に、脱出面格子枠における縦枠体が嵌合さ
れ、この縦枠体の上下に脱出面格子本体が滑走可能な少
なくとも一列のレール部を有する横枠体がそれぞれ設け
られ、これら縦枠体と横枠体とが取付ねじで相互に固定
されて四方枠状の脱出面格子枠が構成されている。前記
サッシの枠体の近傍に壁幅方向に係止バーが設けられ、
前記縦枠体の内側部に前記係止バーを室内側に向けて移
動させる操作手段が設けられるとともに、前記サッシに
近接される前記縦枠体に、前記係止バーが操作手段によ
って室外側に向けて移動したときにその先端が挿入係止
され、且つ室内側に向けて移動したときに前記挿入係止
状態が解除されるバー挿入係止孔が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した脱出面格子
は、火災等の災害発生時に室内から脱出面格子を開放し
て屋外に脱出することができ、しかも通常時にはこの脱
出面格子を屋外からは取り外すことができないという優
れた発明であるが、以下に述べる課題が残存している。
【0005】すなわち、建造物の窓部に既設されている
サッシの最外側に主として網戸用として設けられている
サッシ羽を利用して脱出面格子を後付けで取り付ける場
合、左右の縦枠体を前記サッシ羽に嵌め込んで脱出面格
子枠の両サイドを設定し、次に、上部の横枠体を両縦枠
体の上端部間に取り付けたのち、下部の横枠体をサッシ
の下部に設置して、この両縦枠体と両横枠体とを取付ね
じで相互に固定することにより、四方枠状の脱出面格子
枠をサッシに強固に固定し、この脱出面格子枠に脱出面
格子本体を嵌め込む手順で行われる。このように、各部
材を一つずつ取り付けていくので、特にマンション等の
高所の窓部に取り付ける場合には、取付作業性が極めて
悪い問題がある。
【0006】一方、通常時に脱出面格子本体を外部から
開放不可能状態に固定するとともに災害発生時に室内か
らの操作により脱出面格子本体を開放する施錠機構は、
以下のような構成になっている。すなわち、操作手段の
操作枠がほぼ垂直向きの状態で脱出面格子枠内に収納さ
れている時には、係止バーの先端部が脱出面格子本体の
バー挿入係止部に挿入係止して、脱出面格子本体が開放
不可能状態となっている。前記操作枠を90度倒すと、
操作バーが操作枠内を摺動可能な状態となり、この操作
バーを室内側に向けて引くと、係止バーの先端部がバー
挿入係止部から離脱して、脱出面格子本体が開放可能状
態となる。
【0007】ところで、前記操作枠内に摺動自在に挿入
されている操作バーの長さは、成人の一般的な手の長さ
よりも長く形成され、屋外から腕を延ばして操作バーの
先端部を引く、または押す或いは回転させるといった操
作をできないようになっている。しかし、棒状体の先端
部に例えばチャック機構を取り付けたような特殊な道具
を使用すると、外部から操作バーを操作して脱出面格子
本体が開放されてしまう危険性がある。
【0008】一方、子供等が操作枠を90度回動させた
のちに操作バーを操作して脱出面格子本体を開放可能状
態とする悪戯をすることが考えられる。ここで、施錠機
構が、操作バーの先端部をバー挿入係止部に挿入して脱
出面格子本体を開放不可能状態としない限り操作枠を垂
直向きに起立させることができない構成になっている場
合には、脱出面格子本体が開放可能状態のまま操作枠が
起立されてしまうことがないので、特に問題がない。し
かし、このような機能を備えるようにすると、構成が複
雑化し、それに伴って脱出面格子を開放する時の確実な
動作の信頼性が低下する。そのため、近年の脱出面格子
の施錠機構は、脱出面格子本体に対する施錠の状態に拘
わらず操作バーを回動できる簡素化された構成になって
いる。したがって、子供等が脱出面格子本体の開放が可
能な状態で操作枠を起立させて脱出面格子枠内に収納し
ておくと、脱出面格子本体が開放可能状態であることを
視認することができず、防犯機能を失ったままとなる。
【0009】そこで、この発明は、例えば高所における
窓部に既設のサッシに対しても脱出面格子の後付けで極
めて容易に取り付けられる施工方法と、特殊な道具を用
いても屋外からは脱出面格子本体を開放することができ
ず、しかも簡単な構成としながらも脱出面格子本体の開
放可能状態において通常形態に復帰させることのできな
い脱出面格子の施錠構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に係る後付脱出面格子の取付施工方法は、
建造物の窓部に既設のサッシにおける最外側のサッシ羽
に嵌合される左右の縦枠体の各々の上下端部に、L字形
の取付板の一片を固着し、この両縦枠体の上,下端部間
にそれぞれ架け渡される上部および下部の一対の横枠体
における左右の取付孔のうちの少なくとも一方を、長孔
状に形成し、両横枠体の左右両側の取付孔を対向する前
記取付板の各々の他片の取付孔に合致させるとともに、
この合致させた両取付孔に取付ねじを挿入し、長孔状の
前記取付孔に挿入した取付ねじを締め付けずに、少なく
とも一方の前記縦枠体を前記両横枠体に対し左右方向に
移動可能状態として、左右の前記縦枠体と上下の前記横
枠体とからなる矩形状の脱出面格子枠を予め組み立てた
のち、この脱出面格子枠を前記サッシの最外側のサッシ
羽に嵌め込み、他方の縦枠体を対向するサッシ羽に嵌め
込んだのちに、一方の縦枠体を移動させて対向するサッ
シ羽に嵌め込み、長孔状の取付孔に挿入している取付ね
じを締め付けて前記両縦枠体および前記両横枠体を相互
に固定する手順を経ることを特徴とする。
【0011】また、請求項2に係る脱出面格子の施錠構
造は、建造物の最外側に取り付けられた脱出面格子本体
を、閉じた状態にロックできるとともに室内からロック
解除できる脱出面格子の施錠構造において、成人の手よ
りも長い長さを有し、脱出面格子枠の少なくとも一方の
縦枠体に下端部を支点に回動自在に取り付けられた操作
部材と、この操作部材内に摺動自在に挿入されるととも
に一端部に形成された操作部が前記操作部材から突出さ
れた操作バーと、この操作バーの他端部に設けられ、前
記縦枠体内に収納状態の前記操作部材が回動により取り
出されてほぼ水平状態とされたときに前記操作部による
前記操作バーの前記操作部材に沿った移動または回動の
操作により前記脱出面格子本体の最外側の枠桟の係合部
に係脱する係止部材と、前記操作部における少なくとも
内方側を覆うように前記操作枠体に固着された保護カバ
ーとを備えたことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項3に係る脱出面格子の施錠
構造は、請求項2の構成に加えて、前記縦枠体内に収納
状態の前記操作部材が回動により取り出されてほぼ水平
状態とされたときに前記操作部材の前記縦枠体方向への
回動を阻止する係止機構部と、この係止機構部によるロ
ックを解除するロック解除機構部とを設けたことを特徴
とする。
【0013】さらにまた、請求項4に係る脱出面格子の
施錠構造は、請求項2または請求3における操作部を、
長さ方向に向かって湾曲状の曲線形状としたことを特徴
とする。
【0014】また、請求項5に係る脱出面格子の施錠構
造は、請求項2乃至請求項4における保護カバーを、前
記操作部の両側または全体を覆う形状としたことを特徴
とする。
【0015】
【作用】請求項1の後付脱出面格子の取付施工方法によ
れば、左右の縦枠体と上下の横枠体とを、その一部を仮
止め状態として予め四方枠状の脱出面格子枠に組み立
て、この脱出面格子枠をサッシの最外側のサッシ羽に嵌
め込んだのちに、まず、一方側の縦枠体を対向するサッ
シ羽に嵌め込んで押し当て、続いて、他方側の仮止め状
態の縦枠体を移動させて対向するサッシ羽に嵌め込んで
押し当て、この状態で長孔状の取付孔に挿入している取
付ねじを締め付けると、両縦枠体および両横枠体が相互
に固定されて脱出面格子枠のサッシへの取り付けが完了
する。このように、予め仮止め状態に組み立てた脱出面
格子枠をサッシに嵌め込んでから位置調整して固定する
ので、例えば、高所の窓部に既設のサッシに対しても、
後付けで容易に且つ迅速に取り付けることができる。
尚、脱出面格子本体は、組み立てた脱出面格子枠に予め
嵌め込んでおいてもよい。
【0016】また、請求項2の脱出面格子の施錠構造に
よれば、操作部材内に摺動自在に挿入された操作バーに
おける操作部材から突出した先端の操作部は、その少な
くとも内方側が操作部材に固着の保護カバーにより覆わ
れているため、例えば棒状体の先端にチャック機構等を
取り付けた特殊な道具を用いて屋外から操作しようとし
ても、保護カバーにより操作部に対する所定の操作を確
実に防止できる。したがって、極めて高い防犯機能を備
えたものとなる。
【0017】さらに、請求3の脱出面格子の施錠構造に
よれば、縦枠体内に収納状態の操作部材を回動させてほ
ぼ水平状態としたときに、係止機構部が作動して操作部
材の縦枠体方向への回動つまり起立を阻止する。そのた
め、子供等が悪戯して操作部材を水平に倒したのちに操
作部を操作して脱出面格子本体を開放可能状態とした場
合、操作部材は、起立させることができないことから水
平状態に保持され、脱出面格子本体が開放可能状態にな
っているか否かを一目瞭然に確認できる。もし、脱出面
格子本体が開放可能状態になっていれば、操作部を操作
して係止部材を脱出面格子本体の最外側の枠桟の係合部
に係合させて脱出面格子本体を開放不可能状態に復帰さ
せ、そののちに、ロック解除機構部を操作して係止機構
部のロックを解除し、操作部材を起立させて縦枠体内に
収納する。したがって、脱出面格子本体が開放可能状態
のまま放置する不都合の発生を確実に防止できる。
【0018】さらにまた、請求項4の脱出面格子の施錠
構造によれば、操作部を、長さ方向に向かって湾曲状の
曲線形状に形成しているので、棒状体の先端部が保護カ
バーを乗り越えて内側の操作部に達する特殊な形状とな
った道具を用いたとしても、この道具の先端部は、湾曲
状の曲線形状となった操作部の何れの箇所にも滑って引
っ掛かったり把持したりすることがない。したがって、
さらに防犯性の高いものとなる。
【0019】また、請求項5の脱出面格子の施錠構造に
よれば、操作部はその両側または全体を保護カバーで覆
われているため、如何なる道具を用いたとしても、操作
部に対し所定の操作を行うことができない。一方、保護
カバーは、スプリングなどの周知の機構を用いて極めて
容易で開閉自在に構成できる。そのため、室内からの操
作部の操作は容易に行えるようにできる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の好ましい実施例を図面にし
たがって説明する。図1はこの発明に係る脱出面格子の
分解斜視図を示す。この脱出面格子は、左右一対の縦枠
体1,2と、上下一対の横枠体3,4と、外格子5aと
内格子5bとからなる脱出面格子本体5とを備えてい
る。脱出面格子本体5の外格子5aと内格子5bは二本
のレール(後述)上を移動してもよく、一本のレール上
を外格子5aと内格子5bのいずれか一方のみが移動し
て、いずれか一方が固定(嵌め殺し)状でもよい。ま
た、脱出面格子本体5は、引き違い戸状ではなく、縦格
子が蛇腹状に右又は左方向に引き寄せられて開閉可能な
一体面格子でもよい。
【0021】両縦枠体1,2には、後述のサッシの最外
側のサッシ羽に嵌合する断面こ字状の嵌合部1a,2a
が長手方向に形成されてきる。この両縦枠体1,2の上
下端部にはそれぞれ、L字形の取付板6の一片がねじ
(図示せず)により固定されており、この取付板6の内
方に突出された他片には、ねじ孔からなる取付孔6aが
形成されている。右側の縦枠体2には、後述の施錠機構
が取り付けられており、その施錠機構の操作部材8およ
びこの操作部材8の先端部に固着された保護カバー9が
下端部を支点に回動自在に設けられている。施錠機構は
図示する実施例では右側の縦枠体2に設けられている
が、左側の縦枠体2に設けてもよく、或いは両方であっ
てもよい。
【0022】両横枠体3,4は、内面側に外格子5aお
よび内格子5bをそれぞれ移動自在にガイドするための
外レール部3a,4aおよび内レール部3b,4bが平
行に形成されている。この外レール部3a、4a及び内
レール部3b,4bは、この実施例では上下にそれぞれ
二本ずつレールが設けられているが、上のレール3a,
3bのみ、あるいは上のレール3a,3bのいずれかの
み、さらには3a,4a又は3b,4b等の上下一本づ
つでもよい。上のレールのみの場合は面格子の外、内格
子を吊り下げる。また、両横枠体3,4における基面の
右端部には、円孔からなる一対の3c(下部横枠体4側
は図示せず)が穿設されているとともに、基面における
左端部には、長孔からなる一対の取付孔3d(下部横枠
体4側は図示せず)が穿設されている。また、外,内格
子5a,5bにおける各縦枠体1,2に対する当接面に
は、頭部付きの係合軸10が植設されており、両縦枠体
1,2に、係合軸10が挿抜する挿通孔2b(左側の縦
枠体1側は図示せず)が穿孔されている。
【0023】次に、上述の脱出面格子を既設のサッシに
後付けで取り付ける施工方法について説明する。先ず、
図2に示すような脱出面格子枠11を予め組み立てる。
すなわち、図1に2点鎖線矢印で示すように、上下の横
枠体3,4における左右両側の取付孔3c,3dを対向
する取付板6の取付孔6aに合致させて、両横枠体3,
4を取付板6に接合させて左右の横枠体1,2の上下部
間に架け渡す。この状態を保持しながら取付ねじ7を図
1に2点鎖線矢印で示すように横枠体3,4の取付孔3
c,3dを挿通して取付板6の取付孔6aに螺合する
と、図2に示す脱出面格子枠11が組み立てられる。こ
の時、右側の各取付ねじ7は締め付けて両横枠体3,4
と右側の縦枠体2とを相互に固定するが、左側の取付ね
じ7は締め付けないで仮止めしておく。したがって、左
側の縦枠体1は、図2に示すように、取付ねじ7が長孔
状の取付孔3d内を移動できる範囲dで両横枠体3,4
に対し接離する方向に移動できる。
【0024】上述のように組み立てた脱出面格子枠11
を、概略平面図を示す図3のように、サッシ12の最外
側のサッシ羽12に嵌め込むとともに、右側の縦枠体2
の嵌合部2aをサッシ羽12aに嵌め込む込んでサッシ
12に押し付ける。次に、左側の横枠体1を図3に矢印
で示すように移動させてその嵌合部1aをサッシ羽12
aに嵌め込んでサッシ羽12に押し付け、この状態を保
持しながら右側の各取付ねじ7を締め付けると、両体枠
体1,2および両横枠体3,4が相互に固定されてサッ
シ12に固着される。したがって、脱出面格子枠11
を、例えばマンションなどの高所の窓部に既設されてい
るサッシ12に取り付ける場合においても、極めて容易
に且つ迅速に取り付けることができる。両格子5a,5
bは、上述のようにしてサッシ12に取り付けが完了し
た脱出面格子枠11における外レール部3a,4aおよ
び内レール部3b,4bに対しその上方側に挿入したの
ちに下方側に落とし込んで取り付ける。尚、両格子5
a,5bを組み立て完了した脱出面格子枠11に予め取
り付けておき、この状態でサッシ12に取り付けるよう
にしてもよい。脱出面格子の格子5a,5bの下部には
移動を容易にするため、戸車(図示せず)を必要数取り
付ければよい。
【0025】このようにして取り付けた脱出面格子は、
施錠機構により脱出面格子本体5の両格子5a,5bが
両側の縦枠体1,2に固定されることにより、防犯機能
を有するようになる。脱出面格子の施錠機構の機能につ
いて、図4および図5を参照しながら説明する。各図に
は引き違い式の脱出面格子を図示してある。尚、勿論こ
の発明に係る面格子の施錠構造は引き違い式面格子には
限定されず、一枚式で左右上下へ一枚ごと引き出す形式
の脱出面格子、一枚式で縦格子が蛇腹式に一方に引き寄
せられて脱出空間をつくられる蛇腹式脱出面格子でもよ
い。図4に示すように引き違い式の場合は、外格子5a
および内格子5bをそれぞれ左右の縦枠体1,2に当接
させて、外格子5aは固定ねじ(図示せず)により左側
の縦枠体1に固定される。一方、内格子5bは、施錠機
構における前記操作部材8がこれに摺動自在に挿入され
ている操作バー(図示せず)を操作部材8内に押し込ん
だ状態で脱出面格子枠11内に収納された時に、挿通孔
2bに挿入されている係合軸10が施錠機構に係止され
て固定されている。災害発生時においては、操作部材8
を図4に2点鎖線で示すようにほぼ90度回転させて水
平状態としたのちに、図5に示すように、操作バー13
をその先端の操作部13aを握って手前側つまり室内側
に引き出すことにより、係合軸10に対する係止が解除
される。したがって、内格子5bを図5に示すように左
方に開き、それにより生じた開口から外部に脱出でき
る。
【0026】次に、施錠機構について図6乃至図8を参
照しながら詳述する。角筒状の操作部材8の下端部には
円筒状の操作ケース14が一体に固着されており、この
操作ケース14が支軸(図示せず)を介して縦枠体2に
回転自在に支持されている。したがって、操作部材8は
下端部の支軸を支点に回転自在になっている。操作部材
8内には、上端部に摘み状の操作部13aを備えた操作
バー13が摺動自在に挿入されており、この操作バー1
3の下端部には、下方の係合軸10に係合する二股形状
となった係止部材15が一体に設けられている。
【0027】また、上方の係合軸10に係合する係止切
欠き16aを有する作動板16がスプリング17により
上下動自在に吊り下げされているとともに、作動板16
の下部には、ガイド(図示せず)により上下動自在に保
持された作動杆18が吊り下げ状態に固着されており、
この作動杆18の下端部に、軸状の受け部材19が突設
されている。
【0028】操作バー13の操作部13aは操作部材の
上端開口部から突出されており、この操作部13aは、
操作部材8に固着されたチリ取り状の保護カバー9によ
り内方側(脱出面格子本体5側)の部分を覆われてい
る。また、操作部材8の下端部分には、水平方向に倒置
された操作部材8の起立を阻止する係止機構部20と、
この係止機構部20によるロックを解除するロック解除
機構21とが設けられている。係止機構部20は、操作
ケース14の外面に固着された係合突起22と、スプリ
ング25により操作ケース14の外面に押し付けられた
係止片23とにより構成されている。ロック解除機構部
21は、係止片23から突出された操作ピン24とによ
り構成されている。これらの作用については後述する。
【0029】図6に示すように、操作バー8が下方に押
し下げられた状態で操作部材8がほぼ垂直に起立されて
いる場合には、スプリング17の付勢力により作動板1
6が上動して係止切欠き16aが上方の係合軸10に係
合している。一方、操作バー13の下端部の係止部材1
5が下方の係合軸10に係合している。したがって、内
格子5bは手前側つまり開放方向への移動を阻止されて
いる。
【0030】次に、操作部材8を図7に示すように室内
側に90度回転させて水平状態に位置させると、この回
動時に操作部材8が受け部材19に当接したのちに作動
杆18を下方に押し下げるので、作動板16も作動杆1
8と一体に下動して係止切欠き16aが上方の係合軸1
0から離脱する。しかし、下方の係合軸10には係止部
材15が係合しているため、この状態では内格子5bを
開くことができない。したがって、屋外から何らかの道
具を用いて操作部材8が水平に倒されたとしても、脱出
面格子本体5が開放可能状態とはならない。しかも、操
作バー13の操作部13aの内方側が保護カバー9で覆
われているため、棒状体の先端にチャック機構等を取り
付けた特殊な道具を用いたとしても、保護カバー9が邪
魔となって操作部13aを室内側に押圧移動させること
ができない。したがって、極めて高い防犯機能を有す
る。面格子本体5の縦格子の間隔は人の肩が入らない幅
とするのは勿論、腕も入りにくい幅とする。少なくとも
施錠機構を設けた側近傍の縦格子の所要数だけをこの間
隔とすればよい。
【0031】つぎに、図8に示すように、操作部13a
を握って操作バー13を室内側に引き出すと、操作バー
13の下端の係止部材15が下方の係合軸10から離脱
し、この時点ではじめて打ち格子5bの開放が可能とな
る。また、操作部材8を90度回動させる過程におい
て、操作部材8と一体に回転する操作ケース14の係合
突起22が係止片23をスプリング25の付勢力に抗し
て押し下げ、操作部材8が水平状態まで回動した時に、
係合突起22が係止片23を通過して、図7に示すよう
に、係合突起22と係止片23の各々の平面部が互いに
対面して、操作部材8の垂直方向への回動を阻止する。
そのため、例えば、子供の悪戯などによって図8に示す
ように脱出面格子本体5が開放可能状態に操作されたと
しても、この開放可能状態のまま操作部材8が起立され
ることがない。すなわち、脱出面格子本体5が開放可能
状態のまま操作部材8が縦枠体2内に収納されたまま放
置されるといった事態の発生を確実に防止できる。
【0032】図8に示す状態のまま放置されているのを
家人が発見したときに、操作部13aにより操作バー1
3を操作部材8内に押し込んで脱出面格子5の開放不可
能状態としたのちに、図8に示すように、操作ピン24
により係止片23を係合突起22に当たらない位置まで
押し下げ、この状態を保持して操作部材8を上方に回動
させて縦枠体2内に収納する。したがって、操作バー1
3を押し込んで脱出面格子5の開放不可能状態とした時
点ではじめて操作部材8の上方に向けての回動が可能に
なるといった複雑な構成を設けることなく、簡単な構成
の係止機構部20とロック解除機構21とを付加したの
みで、脱出面格子5が開放可能状態において操作部材8
を通常の状態に復帰するのを防止できる。尚、係止機構
部20とロック解除機構21とは、上記構成に限らず、
例えばラチェット機構を用いた構成とすることもでき
る。
【0033】図9は前記実施例とほぼ同様のチリ取り状
の保護カバー9を備えた施錠機構の一部を示している
が、同図に2点鎖線で示すように、操作部材8の外方側
に、保護カバー9を捩じりバネ付き蝶番26を介してさ
らにチリ取り状の保護カバー9Aを取り付けるととも
に、この保護カバー9Aは、捩じりバネ付き蝶番26に
より内方に付勢して操作部13aの外側面を確実に覆う
構成とすることもできる。このような構成とすれば、例
えば、保護カバー9を乗り越えて内方側の操作部13a
に至るような湾曲形状の部材を棒状体の先端に取り付け
た道具を作成し、この道具を用いて外部から操作すると
いった極めて可能性の低い事態にも対応できる。すなわ
ち、一方の手で保護カバー9Aを開いた状態に保持しな
がら、他方の手で操作部13aを引っ張り操作しなけれ
ばならないので、両方の手に必要な道具を用いて外部操
作しなければならず、そのような操作は到底不可能であ
る。また、火災発生時等においては、外方側の保護カバ
ー9Aを開くことができるので、操作部13aを支障な
く操作できる。
【0034】図10乃至図12はさらに他の変形例を示
す。図10は、チリ取り状の保護カバー9を操作部13
bの内方側のみに設けるとともに、操作バー13の操作
部13bを、長さ方向に向かって湾曲状の曲線形状に形
成している。したがって、前述のように棒状体の先端部
が保護カバーを乗り越えて内側の操作部13bに達する
特殊な形状となった道具を用いたとしても、この道具の
先端部は、湾曲状の曲線形状となった操作部13bの何
れの箇所に当てても滑ってしまい、操作部13bに引っ
掛かったり把持したりすることがないので、外部からの
不法な操作をさらに確実に防止できる。
【0035】図11は、操作バー13の操作部13cを
回転操作することにより脱出面格子本体5の例えば係止
孔に対しフック状の係止部材が係脱する構成となった施
錠機構を設けた場合の実施例を示す。操作部13cを回
転操作できる空間を存して操作部13cの全周囲を被覆
できる保護カバー9Bを設けるとともに、この保護カバ
ー9Bの開口部を、捩じりバネ付き蝶番26を介して設
けた補助カバー9Cにより閉塞したものである。
【0036】図12は、図11と同様に回転操作する操
作部13cを保護する場合の他の変形例を示す。操作部
13cの内方および外方にそれぞれチリ取り状保護カバ
ー9D,9Eを捩じりバネ付き蝶番26により内方に付
勢して設けている。したがって、上述と同様に、如何な
る道具を作成しても、外部から操作部13cを回転操作
することはできない。図9乃至図12に示した保護カバ
ーと、操作部は必ずしもそれぞれの実施例の組合せに限
定されず、任意の保護カバーと任意の操作部の組み合わ
せが自在に採用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、左右の縦枠体と上下の横枠体とを、その一部を仮止
め状態として予め四方枠状の脱出面格子枠に組み立て、
この脱出面格子枠をサッシの最外側のサッシ羽に嵌め込
んだのちに、まず、一方側の縦枠体を対向するサッシ羽
に嵌め込んで押し当て、続いて、他方側の仮止め状態の
縦枠体を移動させて対向するサッシ羽に嵌め込んで押し
当て、この状態で長孔状の取付孔に挿入している取付ね
じを締め付けて、両縦枠体および両横枠体を相互に固定
することにより、後付け脱出面格子の取り付けを行うよ
うにしたので、予め仮止め状態に組み立てた脱出面格子
枠をサッシに嵌め込んでから位置調整して固定できるた
め、例えば、高所の窓部に既設のサッシに対しても、後
付けで容易に且つ迅速に取り付けることができる。
【0026】また、請求項2によれば、操作部材内に摺
動自在に挿入された操作バーにおける操作部材から突出
した先端の操作部を、その少なくとも内方側が操作部材
に固着の保護カバーにより覆われている構成としたの
で、例えば棒状体の先端にチャック機構等を取り付けた
特殊な道具を用いて屋外から操作しようとしても、保護
カバーにより操作部に対する所定の操作を確実に防止で
き、極めて高い防犯機能を備えたものとなる。
【0027】さらに、請求3によれば、縦枠体内に収納
状態の操作部材を回動させてほぼ水平状態としたとき
に、係止機構部が作動して操作部材の縦枠体方向への回
動を阻止する構成としたので、子供等が悪戯して操作部
材を水平に倒したのちに操作部を操作して脱出面格子本
体を開放可能状態とした場合、操作部材を水平状態に保
持できるので、脱出面格子本体が開放可能状態になって
いるか否かを一目瞭然に確認できる。脱出面格子本体が
開放可能状態になっていれば、脱出面格子本体を開放不
可能状態に復帰させたのちに、ロック解除機構部を操作
して係止機構部のロックを解除し、操作部材を回動して
縦枠体内に収納できる。したがって、施錠機構を簡単な
構成としながらも脱出面格子本体が開放可能状態のまま
放置される不都合の発生を確実に防止できる。
【0028】さらにまた、請求項4によれば、操作部
を、長さ方向に向かって湾曲状の曲線形状に形成たの
で、棒状体の先端部が保護カバーを乗り越えて内側の操
作部に達する特殊な形状となった道具を用いたとして
も、この道具の先端部は、湾曲状の曲線形状となった操
作部の何れの箇所にも滑って引っ掛かったり把持したり
することがなく、さらに防犯性の高いものとなる。
【0029】また、請求項5によれば、操作部の両側ま
たは全体を保護カバーで覆う構成としたので、如何なる
道具を用いたとしても、操作部に対し所定の操作を行う
のを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る脱出面格子の分解斜
視図である。
【図2】同上の脱出面格子における脱出面格子枠を組み
立てた状態の斜視図である。
【図3】同上の脱出面格子枠をサッシに取り付ける状態
を示す概略平面図である。
【図4】同上実施例における取り付け状態の脱出面格子
の施錠機構におけるロックおよびロック解除の状態を示
す斜視図である。
【図5】同上実施例における脱出面格子を開放した状態
を示す斜視図である。
【図6】この発明に係る脱出面格子の施錠機構の脱出面
格子を開放不可能状態に設定した状態を示す切断左側面
図である。
【図7】同上施錠機構の操作部材を水平状態に回動させ
た状態の切断左側面図である。
【図8】同上施錠機構の脱出面格子を開放可能状態にら
設定した状態を示す切断左側面図である。
【図9】操作カバーの変形例を示す平面図である。
【図10】操作バーの操作部の変形例を示す平面図であ
る。
【図11】操作部および保護カバーの他の変形例を示す
平面図である。
【図12】保護カバーのさらに他の変形例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1,2 縦枠体 3,4 横枠体 3c 横枠体の取付孔 3d 横枠体の長孔状の取付孔 5 脱出面格子本体 6 取付板 6a 取付板の取付孔 7 取付ねじ 8 操作部材 9,9A〜9D 保護カバー 11 脱出面格子枠 12 サッシ 12a サッシ羽 13 操作バー 13a〜13c 操作部 15 係止部材 20 係止機構部 21 ロック解除機構部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物の窓部に既設のサッシにおける最
    外側のサッシ羽に後付けで脱出面格子を取り付ける施工
    方法であって、前記サッシ羽に嵌合される左右の縦枠体
    の各々の上下端部に、L字形の取付板の一片を固着し、
    この両縦枠体の上,下端部間にそれぞれ架け渡される上
    部および下部の一対の横枠体における左右の取付孔のう
    ちの少なくとも一方を、長孔状に形成し、両横枠体の左
    右両側の取付孔を対向する前記取付板の各々の他片の取
    付孔に合致させるとともに、この合致させた両取付孔に
    取付ねじを挿入し、長孔状の前記取付孔に挿入した取付
    ねじを締め付けずに、少なくとも一方の前記縦枠体を前
    記両横枠体に対し左右方向に移動可能状態として、左右
    の前記縦枠体と上下の前記横枠体とからなる矩形状の脱
    出面格子枠を予め組み立てたのち、この脱出面格子枠を
    前記サッシの最外側のサッシ羽に嵌め込み、他方の縦枠
    体を対向するサッシ羽に嵌め込んだのちに、一方の縦枠
    体を移動させて対向するサッシ羽に嵌め込み、長孔状の
    取付孔に挿入している取付ねじを締め付けて前記両縦枠
    体および前記両横枠体を相互に固定することを特徴とす
    る後付脱出面格子の取付施工方法。
  2. 【請求項2】 建造物の最外側に取り付けられた脱出面
    格子本体を、閉じた状態にロックできるとともに室内か
    らロック解除できる脱出面格子の施錠構造において、成
    人の手よりも長い長さを有し、脱出面格子枠の少なくと
    も一方の縦枠体に下端部を支点に回動自在に取り付けら
    れた操作部材と、この操作部材内に摺動自在に挿入され
    るとともに一端部に形成された操作部が前記操作部材か
    ら突出された操作バーと、この操作バーの他端部に設け
    られ、前記縦枠体内に収納状態の前記操作部材が回動に
    より取り出されてほぼ水平状態とされたときに前記操作
    部による前記操作バーの前記操作部材に沿った移動また
    は回動の操作により前記脱出面格子本体の最外側の枠桟
    の係合部に係脱する係止部材と、前記操作部における少
    なくとも内方側を覆うように前記操作部材に固着された
    保護カバーとを備えたことを特徴とする脱出面格子の施
    錠構造。
  3. 【請求項3】 前記縦枠体内に収納状態の前記操作部材
    が回動により取り出されてほぼ水平状態とされたときに
    前記操作部材の前記縦枠体方向への回動を阻止する係止
    機構部と、この係止機構部によるロックを解除するロッ
    ク解除機構部とを設けたことを特徴とする請求項2に記
    載の脱出面格子の施錠構造。
  4. 【請求項4】 前記操作部を、長さ方向に向かって湾曲
    状の曲線形状としたことを特徴とする請求項2または請
    求3に記載の脱出面格子の施錠構造。
  5. 【請求項5】 前記保護カバーを、前記操作部の両側ま
    たは全体を覆う形状としたことを特徴とする請求項2乃
    至請求項4のいずれかに記載の脱出面格子の施錠構造。
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