JPH0447534Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0447534Y2
JPH0447534Y2 JP17453986U JP17453986U JPH0447534Y2 JP H0447534 Y2 JPH0447534 Y2 JP H0447534Y2 JP 17453986 U JP17453986 U JP 17453986U JP 17453986 U JP17453986 U JP 17453986U JP H0447534 Y2 JPH0447534 Y2 JP H0447534Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
shutter
engaging member
engagement
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17453986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6382136U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17453986U priority Critical patent/JPH0447534Y2/ja
Publication of JPS6382136U publication Critical patent/JPS6382136U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0447534Y2 publication Critical patent/JPH0447534Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はシヤツタを閉鎖位置にロツクする機構
を備えた換気扇等のシヤツタ装置に関する。
(従来の技術) 換気扇に用いられているこの種のシヤツタ装置
の従来構成を第5図に示す。この第5図におい
て、1は換気扇の外枠であり、この外枠1の室外
側開口部2にはこれを開閉する複数枚のシヤツタ
3(1枚のみ図示)が回動可能に枢支されてい
る。4は複数枚のシヤツタ3に連結したレバー
で、これはシヤツタ3の開閉に連動して上下方向
に往復移動する。5は外枠1に回動可能に枢支さ
れた係合部材で、これはシヤツタ3が閉鎖位置に
あるとき、実線で示すようにレバー4に係合し
て、該レバー4が下方に移動しないように拘束す
ることにより、シヤツタ3が開放方向に回動しな
いようにし、以てシヤツタ3が外風等の影響でば
たつかないようにするものである。斯かる係合部
材5とレバー4とは引張コイルばね6により連結
されていると共に、引き紐7によつて操作される
引き板8がリング9を介して係合部材5に連結さ
れている。この構成において、引き紐7を引下げ
ると、まず係合部材5が引張コイルばね6の付勢
力に抗して下方に回動し、二点鎖線で示すように
レバー4との係合を解除する。そして、その後の
係合部材5の下方への回動によりレバー4が引張
コイルばね6を介して引下げられ、これにてシヤ
ツタ3が開放方向たる上方に回動する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の従来構成では、係合部材
5の下方への回動によつてレバー4を引下げるに
は、引張コイルばね6の弾発力を相当強く設定し
ておかなければならない。なんとなれば、引張コ
イルばね6の弾発力が弱いと、係合部材5が下方
に回動しても、該引張コイルばね6が伸長してし
まうだけで係合部材5の回動変位を有効にレバー
4に伝達することができなくなるからである。こ
のため、係合部材5をレバー4との係合から解除
する場合、係合部材5をその強い引張コイルばね
6の弾発力に抗して下方に回動させねばならず、
従つて引き紐7の操作開始当初、これを相当大き
な力で引下げねばならず、操作し難いという問題
があつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、係合部材をレバーとの係合から解除
する際の操作力が小さくて済み、操作性に優れた
換気扇等のシヤツタ装置を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の換気扇等のシヤツタ装置は、通風枠に
その開口部を開閉するように回動可能に枢支され
たシヤツタと、このシヤツタに連結され該シヤツ
タの開閉に連動して往復動するレバーと、前記通
風枠に回動可能に枢支され前記シヤツタが閉鎖位
置にあるとき前記レバーに係合してシヤツタの開
放方向の回動を阻止する係合部材と、この係合部
材を前記レバーに係合する方向に回動付勢するば
ね部材と、前記係合部材を前記ばね部材の付勢力
に抗して前記レバーとの係合を解除する方向に回
動させる操作部材とを含んで構成される。
そして、前記レバーに、シヤツタが閉鎖位置に
あるときレバーと係合状態にある前記係合部材か
ら離間して位置する受け部を突設し、前記操作部
材の操作時に、係合部材がその回動によりレバー
との係合を解除すると共に、受け部に当接してレ
バーわシヤツタが開放する方向に移動させるよう
に構成されている。
(作用) 係合部材は、その回動によりレバーの受け部に
当接して、直接該レバーを移動させるので、係合
部材を付勢するばね部材としては、該係合部材を
レバーに係合する位置に戻し得る程度の比較的小
さな弾発力のもので済む。
従つて、係合部材をレバーとの係合から解除さ
せるための操作力は小さくて済む。
(実施例) 以下本考案を換気扇のシヤツタ装置に適用した
一実施例につき第1図乃至第4図を参照して説明
する。
先ず第4図において、11は図示しない室の壁
に設けた孔内に配設固定した換気扇の外枠であ
り、この外枠11内にはモータ12を取付け、こ
のモータ12にフアン13を直結している。ま
た、この外枠11の室内側の開口部には化粧枠1
4を着脱可能に装着している。15は外枠11の
室外側の開口部16を開閉する複数枚のシヤツタ
で、これは外枠11に軸17を介して枢支され、
上下方向に回動するようになつている。18は各
シヤツタ15にピン19を介して連結されたレバ
ーで、これはシヤツタ15の開放及び閉鎖に連動
して下方及び上方に移動する。
第1図及び第3図において、20は係合部材
で、これはレバー18の下端近くに配置されてい
て、室外側の後端部下方を外枠11の内側面に軸
21を介して上下方向に回動し得るように枢支せ
しめている。この係合部材20の上縁部には当接
片20aを外枠11の内側に向けて折曲形成する
と共に、後端側上部には傾斜状の係合片20bを
同じく内側に向けて折曲形成している。
一方、前記レバー18の下端近傍には係合部材
20の係合片20bに対応する突片18aを外枠
11の内側に向けて折曲形成していると共に、下
端には長い突片状の受け部18bを係合部材20
の当接片20bの下方に位置するようにして前方
に向けて突設している。22はレバー18と係合
部材20との間に掛け渡したばね部材としての引
張コイルばねで、これは係合部材20わ第1図に
矢印23で示す上方に回動付勢している。そし
て、前記シヤツタ15が第1図に示す閉鎖位置に
あるとき、係合部材20は引張コイルばね22の
回動付勢力により、係合片20bがレバー18の
突片18aに当接した係合状態に保持されてい
る。また、このように係合片20bが突片18a
に係合した状態にあるとき、レバー18の受け部
18bは係合部材20の当接片20aから下方に
所定距離だけ離れた位置にある。斯かる受け部1
8bには、後述するように係合部材20の反矢印
23方向の回動時に、当接片20aが当接する
が、該受け部18bが当接片20aから外れない
ようにするために、当接片20aの先端部にはス
トツパとしての垂下片20cを折曲形成してい
る。24は前記モータ12を通断電するスイツチ
で、これは外枠11の室内側に取付けられてお
り、このスイツチ24には引き板25が挿設され
ていて、この引き板25の上端部はリング26を
介して係合部材20の前端部に連結され、また引
き板25の下端部には操作部材としての引き紐2
7が連結されている。尚、スイツチ24内には図
示はしないが、引き板25を引下げた位置にロツ
クするロツク機構が設けられている。
次に上記構成の作用を説明する。まず、第1図
に示すシヤツタ15の閉鎖状態では、係合部材2
0の係合片20bがレバー18の突片18aに係
合している。この閉鎖状態で、シヤツタ15が外
風等の影響を受けて開放方向たる上方に回動しよ
うとすることがある。この場合、レバー18が下
方に移動しようとするが、係合片20bが突片1
8aに係合していることにより、レバー18の下
方への移動は係合部材20により阻止され、実際
にレバーが下方に移動することはない。従つて、
シヤツタ15も実際に上方に回動するようなこと
はなく、シヤツタ15がばたつきを生じることを
未然に防止することができる。
さて、この第1図の状態において、引き紐27
を引下げると、引き板25が引下げられてリング
26を介して係合部材20が下方に引張られる。
すると、この係合部材20が引張コイルばね22
の付勢力に抗して反矢印23方向に回動し、第2
図に実線で示すように係合片20bが突片18a
から外れてこれとの係合を解除すると共に、当接
片20aが受け部18bの先端部に当接してこれ
を下方に押圧するようになる。そして、その後の
引き紐27の引き操作に伴う係合部材20の反矢
印23方向の回動により、第2図に二点鎖線で示
すように受け部20bが押下げられるため、レバ
ー18が下方に移動する。このレバー18の下方
への移動に連動してシヤツタ15が上方に回動
し、第2図に二点鎖線で示すように外枠11の室
外側の開口部16を開放する。この場合、レバー
18はシヤツタ15にピン19によつて止められ
ているだけであるから、がたつくことがあるが、
当接片20aの先端部には垂下片20cが形成さ
れているから、レバー18ががたついても受け部
18bが当接片20aから外れることはなく、係
合部材20によりレバー18を確実に押し下げる
ことができる。
以上のようにしてシヤツタ15が開放される
と、これと期を同じくしてスイツチ24がオンし
てモータ12に通電すると共に、引き板25が図
示しないロツク機構により引下げ位置にロツクさ
れ、以てフアン13が回転して室内の空気を外枠
11内を通じて室外に排出するという換気運転が
行われる。
この運転状態において、引き紐27を若干引下
げると、引き板25のロツクが解除されるため、
シヤツタ15が自重により閉鎖方向たる下方に回
動する。すると、レバー18がこのシヤツタ15
の下方への回動に連動して上方に移動すると共
に、係合部材20が引張コイルばね22の付勢力
により引き板25を引上げつつ矢印23方向に回
動し、この引き板25の上方への移動によりスイ
ツチ24がオフしてモータ12を断電する。そし
てシヤツタ15が閉鎖位置に復帰した状態では、
第1図に示すように係合部材120が引張りコイ
ルばね22の付勢力により元位置に復帰し、その
係合片20bをレバー18の突片18aに係合さ
せた状態となる。
このように本実施例によれば、引き紐27の操
作により係合部材20が反矢印23方向に回動し
て、その当接片20aがレバー18の受け部18
bに当接した後においては、該係合部材20が直
接レバー18を押下げるようになるので、引張コ
イルばね22としては係合部材20をその係合片
20bが突片18aに係合する元位置に復帰させ
得る程度の比較的弱い弾発力のもので済む。この
ため、係合片20bを突片18aとの係合から解
除するために、係合部材20を引張コイルばね2
2の付勢力に抗して反矢印23方向に回動させる
際の引き紐27の操作力が比較的小さくて済み、
操作性が向上する。
尚、本考案は換気扇のシヤツタ装置に限られる
ものではなく、例えば室内の空気を自然に入替え
るための自然換気口を開閉するシヤツタ装置に適
用しても良い等、要旨を逸脱しない範囲で種々変
更して実施することができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の換気扇等のシヤツ
タ装置によれば、シヤツタの開閉に連動して往復
移動するレバーに、シヤツタが閉鎖位置にあると
きレバーと係合状態にある係合部材から離間して
位置する受け部を突設し、操作部材の操作時に、
係合部材がその回動により、レバーとの係合を解
除すると共に、受け部に当接してレバーをシヤツ
タが開放する方向に移動させるように構成したの
で、係合部材をレバーと係合する方向に付勢する
ばね部材としては、比較的弱い弾発力のもので済
み、従つて係合部材をレバーとの係合から解除す
る際の操作力が小さくて済み、操作性が向上する
という実用上優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はシヤツタの閉鎖状態で示す要部の
拡大側面図、第2図はシヤツタの開放過程を説明
するための要部の拡大側面図、第3図は要部の拡
大斜視図、第4図は換気扇全体の構成を示す縦断
側面図であり、第5図は従来のシヤツタ装置を示
す第1図相当図である。 図中、11は外枠(通風枠)、12はモータ、
13はフアン、15はシヤツタ、16は開口部、
18はレバー、18bは受け部、20は係合部
材、20cは垂下片(ストツパ)、22は引張コ
イルばね(ばね部材)、24はスイツチ、25は
引き板、27は引き紐(操作部材)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 通風枠にその開口部を開閉するように回動可
    能に枢支されたシヤツタと、このシヤツタに連
    結され、該シヤツタの開閉に連動して往復動す
    るレバーと、前記通風枠に回動可能に枢支され
    前記シヤツタが閉鎖位置にあるとき前記レバー
    に係合してシヤツタの開放方向の回動を阻止す
    る係合部材と、この係合部材を前記レバーに係
    合する方向に回動付勢するばね部材と、前記係
    合部材を前記ばね部材の付勢力に抗して前記レ
    バーとの係合を解除する方向に回動させる操作
    部材と、前記レバーに突設され前記シヤツタが
    閉鎖位置にあるとき該レバーと係合状態にある
    前記係合部材から離間して位置する受け部とを
    具備し、前記操作部材の操作時に、前記係合部
    材がその回動により前記レバーとの係合を解除
    すると共に、前記受け部に当接してレバーを前
    記シヤツタが開放する方向に移動させるように
    したことを特徴とする換気扇等のシヤツタ装
    置。 2 係合部材には、受け部が該係合部材との当接
    から外れないようにするストツパが突設されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の換気扇等のシヤツタ装置。
JP17453986U 1986-11-13 1986-11-13 Expired JPH0447534Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17453986U JPH0447534Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17453986U JPH0447534Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6382136U JPS6382136U (ja) 1988-05-30
JPH0447534Y2 true JPH0447534Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=31113017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17453986U Expired JPH0447534Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0447534Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6382136U (ja) 1988-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1105961A (en) Tailgate lock and control assembly
US5048877A (en) Pop-up hood latch
US5000493A (en) Self-presenting secondary hood latch handle
JPH0893298A (ja) 家具等における扉のラッチ装置
GB2156422A (en) Door latch device
JPH0447534Y2 (ja)
JPS6212184Y2 (ja)
US4182079A (en) Closure operator
JPH018903Y2 (ja)
JPH01210738A (ja) 換気扇のシャッタ開閉装置
JPH024356Y2 (ja)
JPS5835960Y2 (ja) 換気扇等のシャッタ−錠止装置
JPH068228Y2 (ja) ウインドウ開閉装置
JPS585002Y2 (ja) 物品保管庫等における扉の施錠装置
JP4050932B2 (ja) 車両用ドアクロージャ装置
JPS6032819Y2 (ja) シヤツタ装置
JP3126750B2 (ja) ドアハンドル装置
JPS6240038Y2 (ja)
JPH044144Y2 (ja)
JPS6034995Y2 (ja) 換気扇
JPS5931635B2 (ja) 電磁石を用いた解錠装置
JPS5942576Y2 (ja) 換気扇
JPH033892Y2 (ja)
JPH0633893B2 (ja) シヤツタ装置
JPS6139234Y2 (ja)