JPS5942576Y2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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Publication number
JPS5942576Y2
JPS5942576Y2 JP9587479U JP9587479U JPS5942576Y2 JP S5942576 Y2 JPS5942576 Y2 JP S5942576Y2 JP 9587479 U JP9587479 U JP 9587479U JP 9587479 U JP9587479 U JP 9587479U JP S5942576 Y2 JPS5942576 Y2 JP S5942576Y2
Authority
JP
Japan
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interlocking
shutter
ventilation fan
main shaft
locking
Prior art date
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Expired
Application number
JP9587479U
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English (en)
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JPS5614927U (ja
Inventor
謙一 尾関
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は使用者による運転停止操作後もひき続いて所定
時間運転を続行し得る換気扇に関する。
従来の例えば台所等に設けられる換気扇は、一般に操作
部材をオフ操作すると、これによりファン駆動用のモー
タが断電されて、直ちに運転を停止するように構成され
ている。
ところで、使用者は油煙等が目に見えなくなれば汚染空
気は完全に排出されたものと判断して換気扇の運転を停
止し勝ちであるが、この場合でも実際には相当量の汚染
空気が室内に残留しているものであって、その時点で換
気扇の運転を停止してし1えば汚染空気が未排出の11
室内に残るという不具合を生ずるものである。
そこで従来嶌り油煙等が見えなくなった時点で、運転停
止操作を行っても、ひき続いて所定時間運転が続行され
て汚染空気を完全に排出し得る換気扇の実用化が要望さ
れていた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は、運転停止操作を行ってもひき続き所定時間だけ
運転が続行されて、室内の汚染空気を完全に排出し得る
換気扇を提供するにある。
以下本考案の一実施例を第1図長上第3図を参照して説
明する。
1は換気扇本体2の外枠で、これは内部に取付枠3を介
してモータ4を固定している。
5は前記モータ4の回転軸4aに嵌着したファン、6は
このファン5を締付けるべく回転軸4aの先端に螺合し
たスピンナ、7は前記外枠1の室内側に取付けられベル
マウス7aを備えた化粧カバーである。
8は外枠1の室外側開口部即ち風吐出口9に上下三段に
設けられた三枚のシャッタで、これらはそれぞれ枢軸1
0を介して外枠1に回動可能に軸支されている。
11は連動部材た。る連動板で、これは略逆り字状をな
し、その上下方向に指向する縦辺部11aに前記シャッ
タ8の各基端部を軸12を介して夫々回動可能に連結し
ている。
これにより三枚のシャッタ8は連動板11の上下の往復
動変位に応じて夫々斉一に開閉動作し、連動板11が上
方への移動限界位置即ち閉連動位置(第1図実線参照)
にあるときには、シャッタ8は風吐出口9を閉鎖して釦
り、連動板11が下方に移動して、その移動限界位置即
ち開連動位置(第1図二点鎖線参照)に至ると、シャッ
タ8は上方に回動して風吐出口9を完全に開放するもの
である。
13は引張りスプリングで、これは連動板11の縦辺部
11aと外枠1の底辺部1aとの間に張設され、連動板
11を常に下方へ付勢することによりシャッタ8を開開
動方向へ付勢している。
14は外枠1の底面部1aに固定したスイッチで、これ
は連動板11が下方に移動して開連動位置に至ると作動
子14aがこの連動板11の縦辺部11a下端に押圧さ
れてオンしモータ4に通電するようになっている。
15は外枠1の底面部1aに固定したタイマ装置で、こ
れは図示はしないがぜん1いはね及び定速機構としてが
んぎ機構を備えた歯車列を内蔵して釦り、主軸16を正
方向に回動すると、前記ぜん捷いばねが巻締められて弾
発力を蓄勢し、そしてその蓄勢弾発力の放出により前記
主軸16ががんぎ機構の回転速度制御作用を受けてゆっ
くり逆方向に回動するように構成している。
17はタイマ装置15の主軸16に嵌着したプーリで、
これには操作部材としての引き紐18を巻回してこの引
き紐18の一端を引張り操作することによりプーリ17
ひいては主軸16を正回動させ得るようにしている。
19は前記グー IJ 17に突設した係止部材たる係
止ピンで、これは常には前記連動板11の横辺部11b
の先端部に下方から当接して該連動板11を前記引張り
スプリング13のばね力に抗して閉連動位置に係止して
おり、これによりシャッタ8は常には閉鎖状態に維持さ
れている。
20は引き紐18の垂れ下り部分の途中部位に設けた玉
状掛合部、21は前記引き紐18を挿通させるべく外枠
1の底面部1aに穿設した透孔で、との透孔21は前記
玉状掛合部20を挿通させ得る口径の径大部21aとこ
れに連続して形成され玉状掛合部20と掛合する掛止溝
21bとから成る。
上記玉状掛合部20と掛止溝21bとはロック装置22
を構成するもので、透孔21を挿通する引き紐18を所
定長さ引き降し玉状掛合部20を掛止溝21bに掛合さ
せると、引き紐18の戻りが阻示されることにより、ぜ
ん1いばねによる主軸16の逆回動を阻示して係止ピン
19をロックするものである。
次に上記構成の作用を説明する。
第1図及び第2図は運転停止状態を示している。
即ちシャッタ8は引張りスプリング13により常に開開
動方向に付勢されてはいるが、連動板11の横辺部11
bの先端部がプーリ17の係止ピン19により係止され
て下方への移動が阻示されているため連動板11は閉連
動位置にあり、従ってシャッタ8は閉鎖状態にあると共
にスイッチ14はオフ状態にあってモータ4を断電して
いる。
さて、換気運転すべく引き紐18を引き下げると、第3
図に示す如く、主軸16はタイマ装置15のぜん捷いば
ねを巻締めつつプーリ17と一体に矢印A方向に正回動
し、これにより係止ピン19もプーリ17と一体に下方
に回動し始めるようになるから、連動板11は引張りス
プリング13のばね力により係止ピン19との当接を維
持しつつ該係止ピン19に追従して下方に移動し始め(
第3図C参照)、プーリ17が略600正回動されたと
ころで連動板11は開連動位置に至る(第3図す参照)
斯る連動板11の下方への移動に伴いシャッタ8は斉一
に開放すると共に、スイッチ14がオン作動してモータ
4ひいてはファン5が回転し始める。
一方、主軸16従ってプーリ17は引き紐18の引き操
作により更に正回動するため、前記開連動位置で停止す
る連動板11から係止ピン19が離れるようになる。
そして、プーリ17が所定量正回動したところで、(第
3図C参照)引き紐18の玉状掛合部20が透孔21の
径大部21aを挿通して下方に引き出された状態になる
ため、ここで引き紐18を透孔21の径大部21aから
掛止溝21bに移動させれば、玉状掛合部20は掛止溝
21bに掛合して引き紐18の戻りを阻示し、これによ
りぜん1いばねの蓄勢弾発力によるプーリ17の逆回動
が阻示されて、係止ピン19がプーリ17の正回動に基
づく回動終了位置にロックされ、以上により通常の換気
運転が行われる。
この換気運転により例えば油煙等を含む台所内の汚染空
気が風吐出口9から次第に排出されると共にその排出量
と等しい室外の清浄な空気が自然吸入されて室内の換気
が行なわれる。
この後例えば油煙等が見えなくなったところで(この時
点でも実際は相当量の汚染空気が室内に残留しているも
のである。
)、換気運転を停止すべくロックされている引き紐18
を径大部21a側に移動して玉状掛合部20と掛合溝2
1bとの掛合を解除する。
するとタイマ装置15のぜん1いばねの蓄勢弾発力によ
りその主軸16ひいてはプーリ17は一定の低速度で引
き紐18を巻き上げつつ逆回動し始め、その逆回動によ
り係止ピン19が所定時間後に連動板11の横辺部11
bに当接して該連動板11を開連動位置に向けて押し上
げるようになる。
そして、連動板11が開連動位置から若干押し上げられ
ると、スイッチ14は作動子14aの押圧を解かれてオ
フ作動しモータ4への通電を断つと共に、シャッタ8は
連動板11の開連動位置から開連動位置1での移動に連
動して閉動作し、外枠1のシャッタ8を閉鎖する。
このように本実施例によれば、使用者の換気運転停止操
作即ち引き紐18の掛合解除操作後、係止ピン19が連
動板11に当接して若干押上げる1での所定時間ひき続
いて運転されるから、引き紐18のオフ操作時に目に見
えなくとも実際には残留していた汚染空気を完全に排出
することができる。
しかもこの間の運転においても、シャッタ8は完全に開
放して釦り、シャッタ8はモータ4の断電後に閉鎖する
から、排気能力が低下することはない。
またこのように所定時間遅延して停止する構成であって
も、操作部材としては引き紐18一本のみで、操作は極
めて簡単である。
甘たシャッタ8の閉鎖時において、連動板11は係止ピ
ン19により開方向への移動は確実に阻示されているか
ら、シャッタ8が風に煽られてばたつくことはない。
尚上記実施例では玉状掛合部20は引き紐18に一個の
み設けたが、第4図に示すように、複数個を所定間隔を
もって設けてふ゛き、これを前記透孔21の掛止溝21
bに選択的に掛合させるようにすれば、引き紐18の掛
合解除操作後の運転時間を多段に調節することができる
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定さ
れるものではなく、例えばタイマ装置としてはぜん1い
式のものばかりでなくモータ駆動式のものでもよい等、
要旨を逸脱しない範囲で積種変形して実施することがで
きる。
本考案は以上述べたように、換気運転を停止すべく操作
部材を操作してもひき続き所定時間だけ運転された後に
停止して、換気運転停止操作時において汚染空気が残留
していてもこれを完全に排出することができ、しかも換
気運転停止操作後の運転でも排気能力が低下せず、且つ
操作が簡単であると共に閉鎖時に耘けるシャッタのばた
つきがない等の優れた効果を奏する換気扇を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
全体の縦断面図、第2図は要部の斜視図、第3図は係止
ピン及び連動板の動作関係を示す作用説明用の側面図、
第4図は本考案の異なる実施例を示すロック装置の斜視
図である。 図中、2は換気扇本体、4はモータ、5はファン、8は
シャッタ、9は風吐出口、11は連動板(連動部材)、
14はスイッチ、15はタイマ装置、16は主軸、18
は引き紐(操作部材)、19は係止ピン(係止部材)、
20は玉状掛合部、21bは掛止溝、22はロック装置
である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)換気扇本体に設けられ常時開方向に付勢されたシ
    ャッタと、このシャッタの開閉動作に連動して開連動位
    置と閉連動位置との間で往復動変位するように設けられ
    た連動部材と、操作部材の操作によって正回動しその操
    作を解放することにより元位置方向に逆回動する主軸を
    備えたタイマ装置と、このタイマ装置の前記主軸に連結
    され常時は前記連動部材を閉連動位置に係止して前記シ
    ャッタを閉鎖状態に保持シ前記主SO正回動を許容し前
    記連動部材の開運動位置方向への移動を許容しながら所
    定方向の可動して開連動位置で停止する前記連動部材か
    ら離反する係止部材と、この係止部材を前記主軸の正回
    動に基づく回動の終了位置にロックするロック装置と、
    前記係止部材が前記主軸の逆回動により前記連動部材に
    遭遇する1での間前記換気扇本体のファン駆動用のモー
    タを通電状態に維持するスイッチとを具備し、送風運転
    を停止させるべく前記ロック装置のロックを解除するこ
    とによって、係止部材が前記主軸の逆回動により元位置
    方向に回動し、その回動途中で前記連動部材に遭偶して
    これを前記閉連動位置に復帰させるようにして成る換気
    扇。
  2. (2)ロック装置が、タイマ装置を操作する引き紐と、
    これに所定間隔をもって設けられた玉状掛合部と、換気
    扇本体側に形成され前記玉状掛合部を選択的に掛合させ
    て引き紐の戻りを阻止する掛止溝とから構成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の換気扇。
JP9587479U 1979-07-12 1979-07-12 換気扇 Expired JPS5942576Y2 (ja)

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JP9587479U JPS5942576Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 換気扇

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JP9587479U JPS5942576Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 換気扇

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JPS5614927U JPS5614927U (ja) 1981-02-09
JPS5942576Y2 true JPS5942576Y2 (ja) 1984-12-13

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