JPS6212184Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6212184Y2
JPS6212184Y2 JP187281U JP187281U JPS6212184Y2 JP S6212184 Y2 JPS6212184 Y2 JP S6212184Y2 JP 187281 U JP187281 U JP 187281U JP 187281 U JP187281 U JP 187281U JP S6212184 Y2 JPS6212184 Y2 JP S6212184Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
shutter
stopper
sliding surface
surface portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP187281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57116045U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP187281U priority Critical patent/JPS6212184Y2/ja
Publication of JPS57116045U publication Critical patent/JPS57116045U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6212184Y2 publication Critical patent/JPS6212184Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自然通風口用として単独に或は換気扇
等に付設して用いられるシヤツタ装置に関するも
ので、閉鎖したシヤツタを外風等によつてばたつ
かせぬよう堅固な閉鎖状態に保持し得るシヤツタ
装置を提供しようとするものである。
以下本考案を換気扇に適用した一実施例につき
第1図乃至第4図を参照して説明する。まず第1
図において、1は図示しない室の壁に設けた孔に
挿着して室の内外を連通するように設けた通風枠
たる換気扇の本体枠であり、その前面は室内A側
に向け、後面は室外B側に向けて夫々開口してい
る。2は本体枠1内に設けたモータ取付枠で、こ
れにモータ3を取付け、該モータ3には羽根4を
スピンナナツト5により取付けている。6はベル
マウス6aを有する化粧枠で、本体枠1の室内A
側の開口部に装着されている。7は例えば一枚の
シヤツタで、これは本体枠1の室外B側の開口部
に配置され、上端部寄りの部位を支持部材として
の軸8により上下方向に回動可能に枢支してい
る。9は一端側をシヤツタ7のうち閉鎖時に軸8
よりも上方となる部位,本実施例では上端部に連
結部材としての軸10により回動可能に連結した
レバーで、その中央部位には略「く」の字状の長
孔11が形成されている。長孔11は屈曲部分か
ら斜め上方に延びるガイド孔12と前記軸10を
曲率中心とする円弧状をなすように斜め下方に延
びる逃げ孔13とを連続形成して成る。14は本
体枠1の内側部に突設した支承部材たる支軸で、
これはレバー9の長孔11に挿通され、その挿通
端には抜止用の径大部14aを形成している。
尚、ガイド孔12の上端部は径大な円形孔15に
連なつており、該円形孔15は支軸14を長孔1
1に挿通させる際にその径大部14aを通すため
のものである。さて、前記ガイド孔12のうち上
側の内面は後述するようにシヤツタ7の開放操作
時に支軸14に摺接して移動する摺動面部12a
として構成されている。この摺動面部12aは、
シヤツタ7が第2図に実線で示す閉鎖位置から二
点鎖線で示す開放位置まで回動することに伴う軸
10の回動の始点(第2図に実線で示す)と終点
(同図に二点鎖線で示す)とを結ぶ線Lと略平行
となるように形成されている。16はレバー9の
うち室内A側に位置された他端側に形成した引掛
部で、これには操作部材たる引き板17がばね鋼
線製のフツク18を介して連結されている。19
は前記本体枠1の室内A側の開口部下辺に設置し
たスイツチボツクスで、これには前記引き板17
を上下動可能に挿設しており、また内部には図示
はしないが引き板17の上下動に応じて前記モー
タ3を通断電するスイツチ及び引き板17を下降
位置に保持するロツク装置等を設けている。20
は引き紐で、引き板17の下端部に連結されて本
体枠1から垂下されている。21は付勢手段に相
当する引張ばねで、これは本体枠1とレバー9と
の間に張架されて、レバー9を上方に回動付勢し
ている。そしてレバー9は引張ばね21による上
方への回動をフツク18を介して連結された引き
板17により制止されて、シヤツタ7の閉鎖状態
のもとでは第1図及び第4図に示す位置(復帰位
置)にある。一方、22は本体枠1の内側部に突
設したストツパで、そのストツパ作用をなす面2
2aは室外B側に向つて下降傾斜している。23
はレバー9に折曲形成した略L字の突片状をなす
掛合部で、この掛合部23はレバー9が前記復帰
位置にあるときには、第1図に実線で示すように
ストツパ22に略当接した状態にある。
次に上記構成の作用を説明する。換気扇が第1
図に示す運転停止状態にあるとして、この状態か
ら引き紐20を引き下げ操作すると、これに応じ
て引き板17が引き下げられてフツク18を介し
てレバー9の他端部を斜め下方に引張る。このた
め、レバー9は引張ばね21のばね力に抗して掛
合部23がストツパ22の面22aを滑降するよ
うに軸10を中心にして矢印C方向に回動する。
このレバー9の回動に伴つて、支軸14が逃げ孔
13からガイド孔12側に向つて相対的に移動
し、そしてレバー9の掛合部23がストツパ22
の面22aから外れて完全に離脱したところで
(第1図二点鎖線参照)、ガイド孔12の摺動面部
12aが支軸14に摺接する(第2図参照)。す
るとそれ以後の引き紐20の引き下げに基づく引
き板17の下降変位に伴つて、レバー9は支軸1
4上を矢印D方向に摺動し、このレバー9の摺動
変位によりシヤツタ7は軸8を中心に上方に回動
して本体枠1の室外B側の開口部を開放する(第
3図参照)。シヤツタ7が全開すると、これと期
を同じくしてスイツチがオンしてモータ3に通電
し、該モータ3により羽根4が回転駆動されて室
内Aの空気を本体枠1を通して室外Bに排出す
る。尚、この運転状態は引き板17がロツク装置
により下降位置に保持されることによつて維持さ
れる。
さて、この後引き紐20を再び引き下げ操作す
ると、これに応じて引き板17が若干引き下げら
れることにより、スイツチがオフしてモータ3を
断電し、羽根4を停止させる。これと同時にロツ
ク装置による引き板17の保持が解除されるた
め、この後引き紐20から手を離せば、レバー9
は引張ばね21のばね力とシヤツタ7の自重によ
りシヤツタ7を下方に回動させながら支軸14に
案内されて反矢印D方向にスライドし、支軸14
が逃げ孔13に遭遇したところで、シヤツタ7は
本体枠1の室外B側の開口部を完全に閉鎖した状
態になる。そして、支軸14が逃げ孔13に遭遇
すると、レバー9は引張ばね21のばね力により
軸10を中心に反矢印C方向に回動して元の復帰
位置に戻り(第4図参照)、その戻りの回動変位
により掛合部23をストツパ22の面22a上に
位置させる。
さて運転停止状態にあつては、上記の説明から
明らかなようにレバー9の掛合部23はストツパ
22に略当接状態にある。この状態で引き紐20
の引き下げ操作を除く他の何らかの外的要因例え
ば外風等でシヤツタ7にこれを開放させようとす
る力が作用したとすると、レバー9は軸10に押
されて斜め前下方に動こうとするが、掛合部23
がストツパ22に略当接していることにより、結
局、レバー9はストツパ22に阻止されて上記の
ようには動かず、このためシヤツタ7も上方には
回動し得ずして閉鎖状態に保持されるものであ
る。従つて、シヤツタ7が一旦開放して直ちに閉
じるというような所謂ばたつきの問題を効果的に
解消し得るものである。
またレバー9に線Lと略平行の摺動面部12a
を形成すると共に、通風枠1に摺動面部12aが
摺接する支軸14を設けたので、引き板17の操
作時にレバー9が線Lと略平行に移動するように
なり、このためレバー9の変位量とシヤツタ7を
開放させるに必要な軸10の回動量とが略等しく
なる。従つて、レバー9の変位を無駄なくシヤツ
タ7の回動変位に変換することができるので、引
き板17ひいては引き紐20の引き下げストロー
クが小さくて済むようになる。しかも引張ばね2
1によりシヤツタ7を閉鎖状態に保持する構成で
はなく、従つてそのばね力はレバー9を引き上げ
る程度の比較的小さなものでよいから、引き紐2
0の引き下げ力も小さくて済み、総じて操作が非
常にし易くなる。
尚、レバー9の逃げ孔13の幅を支軸14の径
と略同寸法にすれば、逃げ孔13を掛合部とし
て、支軸14をストツパとして作用させることが
でき、第1図に示す如き掛合部23及びストツパ
22は不要となる。
また摺動面部及び支承部材としては上記実施例
のものに限らず、例えば第5図に示すように、レ
バー9の下面の一部を第2図に示す線Lと略平行
となるように形成してこれを摺動面部9aとなす
と共に、本体枠1の内側面にL形突片24を突設
してこれを支承部材となし、掛合部23がストツ
パ22から離脱したとき、摺動面部9aが突片2
4に摺接するように構成してもよい。
本考案は以上の説明から明らかなように、シヤ
ツタに連結部材を介して連結されたレバーを所定
方向に付勢してシヤツタの閉鎖状態のもとで該レ
バーを復帰位置に保持する付勢手段を設け、この
レバーに該レバーが復帰位置にあるとき閉鎖状態
にあるシヤツタの開放方向への回動を通風枠のス
トツパに当接することにより阻止する掛合部を設
けたので、シヤツタを外風等によつてばたつかな
いようにすることができると共に、レバーに摺動
面部を形成すると共に、通風枠に前記掛合部がス
トツパから外れた後にその摺動面部が摺接する支
承部材を設け、そして上記摺動面部をシヤツタが
閉鎖位置から開放位置に回動することに伴う前記
連結部材の回動の始点及び終点間を結ぶ線と略平
行となるように形成したので、操作部材の操作時
のレバーの変位を効率良くシヤツタの回動に変換
することができて小さな操作変位でシヤツタを開
放でき、操作性に優れるという実用的効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は全体の縦断側面図、第2図乃至第4図は
作用説明用の要部の拡大縦断面図であり、第5図
は他の実施例を示す縦断面図である。 図中、1は本体枠(通風枠)、7はシヤツタ、
8は軸(支持部材)、9はレバー、9aは摺動面
部、10は軸(連結部材)、12はガイド孔、1
2aは摺動面部、14は支軸(支承部材)、17
は引き板(操作部材)、20は引き紐、21は引
張ばね(付勢手段)、22はストツパ、23は掛
合部、24はL形突片(支承部材)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストツパを有する通風枠と、この通風枠にその
    室外側の開口部を開閉するように支持部材を介し
    て回動可能に枢支したシヤツタと、一端側を前記
    シヤツタのうち閉鎖時に前記支持部材よりも上方
    となる部位に連結部材を介して回動可能に連結し
    たレバーと、このレバーを所定方向に付勢して前
    記シヤツタの閉鎖状態のもとで該レバーを復帰位
    置に保持する付勢手段と、前記レバーに形成され
    該レバーが前記復帰位置にあるとき前記閉鎖状態
    にあるシヤツタの開放方向への回動を前記ストツ
    パに当接することによつて阻止する掛合部と、前
    記レバーのうち室内側に位置された他端側に連結
    され操作変位の初期にレバーをシヤツタに対し回
    動せしめて前記掛合部を前記ストツパから離脱さ
    せる操作部材と、前記通風枠に突設した支承部材
    と、前記レバーに形成され前記掛合部が前記スト
    ツパから離脱した後に前記支承部材に摺接する摺
    動面部とを具備し、前記摺動面部を前記シヤツタ
    が閉鎖位置から開放位置に回動することに伴う前
    記連結部材の回動の始点及び終点間を結ぶ線と略
    平行となるように形成し、前記操作部材の操作時
    に前記摺動面部が支承部材に摺接することによ
    り、前記レバーが連結部材の前記回動の始点及び
    終点間を結ぶ線と略平行に移動して前記シヤツタ
    を開放回動させるようにして成るシヤツタ装置。
JP187281U 1981-01-09 1981-01-09 Expired JPS6212184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP187281U JPS6212184Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP187281U JPS6212184Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57116045U JPS57116045U (ja) 1982-07-19
JPS6212184Y2 true JPS6212184Y2 (ja) 1987-03-27

Family

ID=29800310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP187281U Expired JPS6212184Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6212184Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108980111A (zh) * 2018-06-17 2018-12-11 区智茵 一种风压式换气扇

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4588272B2 (ja) * 2001-09-21 2010-11-24 三菱電機株式会社 給気ダンパー装置
JP5059917B2 (ja) * 2010-08-02 2012-10-31 三菱電機株式会社 給気ダンパー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108980111A (zh) * 2018-06-17 2018-12-11 区智茵 一种风压式换气扇

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57116045U (ja) 1982-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6212184Y2 (ja)
US2633071A (en) Lock for ventilator dampers
JP3338419B2 (ja) 開口部の蓋用アームストッパー装置
JPH0245440Y2 (ja)
JPS6212188Y2 (ja)
US4182079A (en) Closure operator
JPS6217546A (ja) 換気扇
JP3103248B2 (ja) シャッタ開閉装置
JPH0447534Y2 (ja)
JP2502655B2 (ja) 換気扇のシャッタ開閉装置
JPH018903Y2 (ja)
JPS5835960Y2 (ja) 換気扇等のシャッタ−錠止装置
JPS6324923Y2 (ja)
JPS6333076Y2 (ja)
JPH087009Y2 (ja) すべり出し窓の開き防止装置
JPH01230945A (ja) 換気扇のシャッタ開閉装置
JPH0321818B2 (ja)
JPS6032819Y2 (ja) シヤツタ装置
JPS6016207Y2 (ja) 障子の外れ止め機構
JPS6335306Y2 (ja)
JPH10185234A (ja) 空調システムの天井開口部の開閉装置及び空調 システム
JPS6034995Y2 (ja) 換気扇
JPH0322545B2 (ja)
JPS592269Y2 (ja) 非常時用ロツク装置
JPS5942576Y2 (ja) 換気扇