JPH018903Y2 - - Google Patents
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- JPH018903Y2 JPH018903Y2 JP1983173848U JP17384883U JPH018903Y2 JP H018903 Y2 JPH018903 Y2 JP H018903Y2 JP 1983173848 U JP1983173848 U JP 1983173848U JP 17384883 U JP17384883 U JP 17384883U JP H018903 Y2 JPH018903 Y2 JP H018903Y2
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- Japan
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- decorative
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- decorative frame
- frame
- lever
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は本体の前面を化粧板により開閉する様
にした換気扇に関する。
にした換気扇に関する。
従来より換気扇においては、室壁に組込まれる
本体にヒンジ等を介して化粧板を開閉可能に設け
て、換気運転の停止時(不使用時)には該化粧板
により前面を覆つて外観の向上を図つたものが供
されている。
本体にヒンジ等を介して化粧板を開閉可能に設け
て、換気運転の停止時(不使用時)には該化粧板
により前面を覆つて外観の向上を図つたものが供
されている。
しかしながら上記従来のものでは、化粧板が本
体の外枠にヒンジ等により連結されているため、
化粧板の取外しが困難で、該化粧板の掃除を行な
う場合には、化粧板を本体に取付けたままでそれ
を行なわざるを得ないのが実情であり、特に本体
が室壁の高い所に位置する場合等では多大な労苦
を強いられる問題があつた。
体の外枠にヒンジ等により連結されているため、
化粧板の取外しが困難で、該化粧板の掃除を行な
う場合には、化粧板を本体に取付けたままでそれ
を行なわざるを得ないのが実情であり、特に本体
が室壁の高い所に位置する場合等では多大な労苦
を強いられる問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、化粧板の掃除を容易ならしめ得
る換気扇を提供するにある。
り、その目的は、化粧板の掃除を容易ならしめ得
る換気扇を提供するにある。
本考案は、化粧板を本体の前面に弾性係合によ
つて着脱可能に装着された化粧枠に開閉回動可能
に取付け、この化粧板を本体側に設けた操作機構
によつて操作されるレバーにより開閉動作させる
構成とし、以て着脱の容易な化粧枠を取外すこと
で化粧板を本体から簡単に取外し得てその掃除を
容易化すると共に、前記化粧枠に、前記本体側の
制止部に前方への動き止めをなすように引掛けら
れる第1の係止部材及び本体の上面部に上方への
動き止めをなすように本体内側から当接する第2
の係止部材を設けることにより、特に化粧板の開
放時、化粧枠に斜め上前方に突き上げるような力
が作用しても、本体に対する化粧枠の係合が外れ
て化粧枠が脱落してしまうことを防止できるよう
にしたものである。
つて着脱可能に装着された化粧枠に開閉回動可能
に取付け、この化粧板を本体側に設けた操作機構
によつて操作されるレバーにより開閉動作させる
構成とし、以て着脱の容易な化粧枠を取外すこと
で化粧板を本体から簡単に取外し得てその掃除を
容易化すると共に、前記化粧枠に、前記本体側の
制止部に前方への動き止めをなすように引掛けら
れる第1の係止部材及び本体の上面部に上方への
動き止めをなすように本体内側から当接する第2
の係止部材を設けることにより、特に化粧板の開
放時、化粧枠に斜め上前方に突き上げるような力
が作用しても、本体に対する化粧枠の係合が外れ
て化粧枠が脱落してしまうことを防止できるよう
にしたものである。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。まず第1図及び第2図において、1は室
壁に組込まれた本体、2はその金属板製の外枠
で、この外枠2前面の四辺から延出されたフラン
ジ2aの先端部には外方に凸となるように曲成さ
れた突条2bを有する係合部2cが前向きに折曲
形成されている。そして、四個のフランジ2aの
うち上及び左のフランジには両者に跨るようにし
て制止部たる金属板製の制止板3が固定され、こ
の制止板3の上端部に上向きに突出する制止片3
aが折曲形成されている。斯る外枠2内には羽根
4及びモータ5から成る周知の送風機6が配設さ
れていると共に、該外枠2の後面部には例えば三
枚のシヤツタ7が開閉可能に配設されている。8
は中央部にベルマウス8aを有するプラスチツク
製の化粧枠であり、これの周壁の後端部内側には
多数の突起8bが突設されている。そして、この
化粧枠8は外枠2の突条2bへの突起8bの弾性
係合により外枠2前面に着脱可能に装着されてい
る。9は化粧枠8の前面内側の左側上部に固定さ
れた金属板製の基板で、これの側縁には化粧枠8
の前面から外方に突出する支持片10が折曲形成
され、また上端部には第1の係止部材たる係止片
11が化粧枠8の上面に沿うようにして後向きに
延出されていてこの係止片11の後端部に孔11
aが形成されている。12は化粧枠8の上面部に
係止片11の孔11aに対応して形成された通し
孔で、これは第3図に示すように後端開口縁が孔
11aのそれよりも後方に若干ずれるように形成
されている。そして、制止板3の制止片3aが係
止片11の孔11a及び通し孔12を貫通して上
方に突出、即ち係止片11の孔11aが制止片3
aに引掛けられており、この状態において孔11
aの後端が制止片3aに当接し、これにより化粧
枠8の前方への動きが制止された状態になされて
いる。13は化粧枠8の上部右側に前記支持片1
0に対応して取着された支持片である。14は化
粧枠8の前面内側の上部左寄り部位に固定された
第2の係止部材たる金属板製の係止アームで、こ
れは後向きに略水平に延びその先端部の半円状突
部14aが本体1の上面部即ち外枠2の上面部2
dに内側から当接しており、これによつて化粧枠
8の上方への動きが制止された状態になされてい
る。15はプラスチツク製の化粧板で、これは上
端部両側の支持部15aが化粧枠8の両支持片1
0及び13にクランク軸16を介して上下方向に
回動可能に取付けられている。17は前記基板9
の側縁部に折曲形成された枢支片18に軸19を
介して枢着したリンクである。20はレバーで、
これは化粧枠8の前面左側上部に形成されたスリ
ツト21から前方に突出する前端部をクランク軸
16のクランク部16aに枢着し、化粧枠8内に
存する中間部をリンク17に軸22により枢着し
ている。23は基板9に形成された掛片24とリ
ンク17の上端部との間に張設された引張ばねか
ら成るトグルばねで、中立位置を境にしてそれよ
りも左方に存する場合にはリンク17を矢印A方
向に回動付勢し右方に存する場合にはリンク17
を矢印Aとは反対方向に回動付勢するというトグ
ル作用をなす。このトグルばね23は、リンク1
7を矢印Aと反対方向に回動付勢するとき、リン
ク17に及ぼすモーメントが化粧板15の自重に
よる閉鎖方向のモーメントよりも若干小さくなる
ようなばね力に設定されている。尚、25はクラ
ンク軸16部分を覆うべく化粧板9に取付けられ
たカバーである。一方、26は前記制止板3の側
縁部に折曲形成された取付片27に軸28により
枢着した回動体で、これの一端部に接触子29が
突設されている。30は外枠2と回動体26の他
端部との間に張設した引張ばねで、回動体26を
常時矢印B方向に回動付勢している。そして、前
記回動体26の接触子29には斜め下方に延びる
前記レバー20の後端部が接離可能に当接してい
る。31は操作機構で、外枠2の前下部に取着さ
れたスイツチケース32内に作動杆33を上下動
可能に挿設し、この作動杆33の下端部に引き紐
34を取着すると共に、作動杆33の上端部と回
動体25の他端部との間に連杆35を架設して成
る。前記スイツチケース32内にはモータ5を通
断電するスイツチ及びロツク機構(いずれも図示
せず)が設けられており、作動杆33を引下げる
とスイツチがオン作動すると共にロツク機構が作
動して作動杆33を引下げ位置にロツクし、作動
杆33を再び引下げるとロツク機構のロツクが解
除されるようになつている。
明する。まず第1図及び第2図において、1は室
壁に組込まれた本体、2はその金属板製の外枠
で、この外枠2前面の四辺から延出されたフラン
ジ2aの先端部には外方に凸となるように曲成さ
れた突条2bを有する係合部2cが前向きに折曲
形成されている。そして、四個のフランジ2aの
うち上及び左のフランジには両者に跨るようにし
て制止部たる金属板製の制止板3が固定され、こ
の制止板3の上端部に上向きに突出する制止片3
aが折曲形成されている。斯る外枠2内には羽根
4及びモータ5から成る周知の送風機6が配設さ
れていると共に、該外枠2の後面部には例えば三
枚のシヤツタ7が開閉可能に配設されている。8
は中央部にベルマウス8aを有するプラスチツク
製の化粧枠であり、これの周壁の後端部内側には
多数の突起8bが突設されている。そして、この
化粧枠8は外枠2の突条2bへの突起8bの弾性
係合により外枠2前面に着脱可能に装着されてい
る。9は化粧枠8の前面内側の左側上部に固定さ
れた金属板製の基板で、これの側縁には化粧枠8
の前面から外方に突出する支持片10が折曲形成
され、また上端部には第1の係止部材たる係止片
11が化粧枠8の上面に沿うようにして後向きに
延出されていてこの係止片11の後端部に孔11
aが形成されている。12は化粧枠8の上面部に
係止片11の孔11aに対応して形成された通し
孔で、これは第3図に示すように後端開口縁が孔
11aのそれよりも後方に若干ずれるように形成
されている。そして、制止板3の制止片3aが係
止片11の孔11a及び通し孔12を貫通して上
方に突出、即ち係止片11の孔11aが制止片3
aに引掛けられており、この状態において孔11
aの後端が制止片3aに当接し、これにより化粧
枠8の前方への動きが制止された状態になされて
いる。13は化粧枠8の上部右側に前記支持片1
0に対応して取着された支持片である。14は化
粧枠8の前面内側の上部左寄り部位に固定された
第2の係止部材たる金属板製の係止アームで、こ
れは後向きに略水平に延びその先端部の半円状突
部14aが本体1の上面部即ち外枠2の上面部2
dに内側から当接しており、これによつて化粧枠
8の上方への動きが制止された状態になされてい
る。15はプラスチツク製の化粧板で、これは上
端部両側の支持部15aが化粧枠8の両支持片1
0及び13にクランク軸16を介して上下方向に
回動可能に取付けられている。17は前記基板9
の側縁部に折曲形成された枢支片18に軸19を
介して枢着したリンクである。20はレバーで、
これは化粧枠8の前面左側上部に形成されたスリ
ツト21から前方に突出する前端部をクランク軸
16のクランク部16aに枢着し、化粧枠8内に
存する中間部をリンク17に軸22により枢着し
ている。23は基板9に形成された掛片24とリ
ンク17の上端部との間に張設された引張ばねか
ら成るトグルばねで、中立位置を境にしてそれよ
りも左方に存する場合にはリンク17を矢印A方
向に回動付勢し右方に存する場合にはリンク17
を矢印Aとは反対方向に回動付勢するというトグ
ル作用をなす。このトグルばね23は、リンク1
7を矢印Aと反対方向に回動付勢するとき、リン
ク17に及ぼすモーメントが化粧板15の自重に
よる閉鎖方向のモーメントよりも若干小さくなる
ようなばね力に設定されている。尚、25はクラ
ンク軸16部分を覆うべく化粧板9に取付けられ
たカバーである。一方、26は前記制止板3の側
縁部に折曲形成された取付片27に軸28により
枢着した回動体で、これの一端部に接触子29が
突設されている。30は外枠2と回動体26の他
端部との間に張設した引張ばねで、回動体26を
常時矢印B方向に回動付勢している。そして、前
記回動体26の接触子29には斜め下方に延びる
前記レバー20の後端部が接離可能に当接してい
る。31は操作機構で、外枠2の前下部に取着さ
れたスイツチケース32内に作動杆33を上下動
可能に挿設し、この作動杆33の下端部に引き紐
34を取着すると共に、作動杆33の上端部と回
動体25の他端部との間に連杆35を架設して成
る。前記スイツチケース32内にはモータ5を通
断電するスイツチ及びロツク機構(いずれも図示
せず)が設けられており、作動杆33を引下げる
とスイツチがオン作動すると共にロツク機構が作
動して作動杆33を引下げ位置にロツクし、作動
杆33を再び引下げるとロツク機構のロツクが解
除されるようになつている。
次に上記構成の作用を説明する。まず第1図及
び第2図に示すように換気扇が運転停止状態にあ
つて化粧板15が前面を覆つているとする。この
状態から引き紐34を引下げると、作動杆33及
び連杆35が引下げられ、これにて回動体26が
引張ばね30のばね力に抗して矢印Bとは反対方
向に回動する。この回動体26の回動により、レ
バー20が接触子29に押されるようにして化粧
枠8から前方側へ進出するように斜め上向きに略
直接的に移動し、この移動に伴うクランク軸16
の矢印C方向への回動によつて化粧板15が開放
方向に回動する。そして、化粧板15が或る角度
開放されたところ換言すればリンク17が矢印A
とは反対方向にある角度回動したところでトグル
ばね23が中立位置を通過してリンク17ひいて
はレバー20を進出方向に付勢するようになるた
め、それ以降化粧板15にその開放を助成する方
向の回動モーメントが付与されるようになる。従
つて、その後は引き紐34を軽く引張るだけで化
粧板15が第4図に示す完全開放位置まで回動
し、この時点でスイツチケース32内のロツク機
構が作動杆33を引下げ位置にロツクして回動体
26ひいては化粧板15をその完全開放位置に保
持し且つスイツチがオン作動してモータ5に通電
する。これにて羽根4が回転駆動されると共にそ
の風圧を受けてシヤツタ7が開放し、換気運転が
行われる。またこの運転状態において、引き紐3
4を若干引下げると、作動杆33のロツクが解除
され、回動体26が引張ばね30のばね力により
連杆35及び作動杆33を引上げつつ矢印B方向
に回動する。すると、化粧板15がその自重によ
りレバー20をトグルばね23のばね力に抗して
元の位置に後退させるように押し戻しながら閉鎖
方向に回動する。そして、化粧板15が或る角度
閉鎖方向に回動したところ換言すればリンク17
が矢印A方向に或る角度回動したところでトグル
ばね23が中立位置を通過してリンク17ひいて
はレバー20を後退方向に付勢するようになるた
め、それ以後化粧板15は後退するレバー20に
追従する如く元の閉鎖位置に戻り本体1の前面を
覆う。一方、作動杆33の上方への移動によりス
イツチケース32内のスイツチがオフ作動してモ
ータ5を断電し、以上にて換気運転が停止され
る。
び第2図に示すように換気扇が運転停止状態にあ
つて化粧板15が前面を覆つているとする。この
状態から引き紐34を引下げると、作動杆33及
び連杆35が引下げられ、これにて回動体26が
引張ばね30のばね力に抗して矢印Bとは反対方
向に回動する。この回動体26の回動により、レ
バー20が接触子29に押されるようにして化粧
枠8から前方側へ進出するように斜め上向きに略
直接的に移動し、この移動に伴うクランク軸16
の矢印C方向への回動によつて化粧板15が開放
方向に回動する。そして、化粧板15が或る角度
開放されたところ換言すればリンク17が矢印A
とは反対方向にある角度回動したところでトグル
ばね23が中立位置を通過してリンク17ひいて
はレバー20を進出方向に付勢するようになるた
め、それ以降化粧板15にその開放を助成する方
向の回動モーメントが付与されるようになる。従
つて、その後は引き紐34を軽く引張るだけで化
粧板15が第4図に示す完全開放位置まで回動
し、この時点でスイツチケース32内のロツク機
構が作動杆33を引下げ位置にロツクして回動体
26ひいては化粧板15をその完全開放位置に保
持し且つスイツチがオン作動してモータ5に通電
する。これにて羽根4が回転駆動されると共にそ
の風圧を受けてシヤツタ7が開放し、換気運転が
行われる。またこの運転状態において、引き紐3
4を若干引下げると、作動杆33のロツクが解除
され、回動体26が引張ばね30のばね力により
連杆35及び作動杆33を引上げつつ矢印B方向
に回動する。すると、化粧板15がその自重によ
りレバー20をトグルばね23のばね力に抗して
元の位置に後退させるように押し戻しながら閉鎖
方向に回動する。そして、化粧板15が或る角度
閉鎖方向に回動したところ換言すればリンク17
が矢印A方向に或る角度回動したところでトグル
ばね23が中立位置を通過してリンク17ひいて
はレバー20を後退方向に付勢するようになるた
め、それ以後化粧板15は後退するレバー20に
追従する如く元の閉鎖位置に戻り本体1の前面を
覆う。一方、作動杆33の上方への移動によりス
イツチケース32内のスイツチがオフ作動してモ
ータ5を断電し、以上にて換気運転が停止され
る。
ところで、化粧板15の開放は本体1の外枠2
に設けた操作機構31によつて斜め上前方に向け
て移動されるレバー20により行われるため、レ
バー20から化粧板15に加えられる開放力は最
終的には化粧枠8に作用する。このため、仮に係
止片11及び係止アーム14が設けられていない
とすると、化粧枠8は斜め上前方に向つて作用す
る開放力により特にその周壁部が変形し外枠2の
突条2bに対する突起8aの係合が外れ、化粧枠
8が脱落する危険性がある。しかしながら、本実
施例によれば、制止片3aへの係止片11の引掛
かりにより化粧枠8が前方へ動くことのないよう
に制止されていると共に、外枠2の上面部2dへ
の係止アーム14の当接により化粧枠8が上方へ
動くことのないように制止されているため、化粧
枠8に作用する斜め上前方に向く力は制止片3a
及び外枠2の上面部2dにて受けられるようにな
り、化粧枠8の周壁が変形する虞れはない。従つ
て、外枠2の突条2bに対する突起8bの係合が
外れ、化粧枠8が脱落するといつた虞れはない。
この場合、本実施例のように化粧枠8の通し孔1
2の後縁を係止片11の孔11aの後縁よりも後
方に位置させれば、化粧枠8の通し孔12部分に
大きな力が作用することはなくなり、破損の虞れ
がない。更に本実施例のように係止片11を化粧
板15及びリンク17が枢着される支持片10及
び枢支片18を備えた基板9に一体に形成すれ
ば、化粧板15の開放時に作用する前向きの力は
係止片11を含む基板9で受け化粧枠8に前向き
の力が加わらないようにできると共に、係止片1
1を別個に形成して基板9に固定する場合に比べ
て孔11aを制止片3aに対応した位置により正
確に定めることができる。
に設けた操作機構31によつて斜め上前方に向け
て移動されるレバー20により行われるため、レ
バー20から化粧板15に加えられる開放力は最
終的には化粧枠8に作用する。このため、仮に係
止片11及び係止アーム14が設けられていない
とすると、化粧枠8は斜め上前方に向つて作用す
る開放力により特にその周壁部が変形し外枠2の
突条2bに対する突起8aの係合が外れ、化粧枠
8が脱落する危険性がある。しかしながら、本実
施例によれば、制止片3aへの係止片11の引掛
かりにより化粧枠8が前方へ動くことのないよう
に制止されていると共に、外枠2の上面部2dへ
の係止アーム14の当接により化粧枠8が上方へ
動くことのないように制止されているため、化粧
枠8に作用する斜め上前方に向く力は制止片3a
及び外枠2の上面部2dにて受けられるようにな
り、化粧枠8の周壁が変形する虞れはない。従つ
て、外枠2の突条2bに対する突起8bの係合が
外れ、化粧枠8が脱落するといつた虞れはない。
この場合、本実施例のように化粧枠8の通し孔1
2の後縁を係止片11の孔11aの後縁よりも後
方に位置させれば、化粧枠8の通し孔12部分に
大きな力が作用することはなくなり、破損の虞れ
がない。更に本実施例のように係止片11を化粧
板15及びリンク17が枢着される支持片10及
び枢支片18を備えた基板9に一体に形成すれ
ば、化粧板15の開放時に作用する前向きの力は
係止片11を含む基板9で受け化粧枠8に前向き
の力が加わらないようにできると共に、係止片1
1を別個に形成して基板9に固定する場合に比べ
て孔11aを制止片3aに対応した位置により正
確に定めることができる。
一方、掃除のために化粧板15を取外すには、
第5図に示すように、まず化粧枠8の下側を手前
に引張つて下側の突起8bを突条2bから外すと
共に係止アーム14を外枠2内から抜出し、次い
で化粧枠8を押上げて係止片11を制止片3aか
ら外せばよく、これにて化粧枠8が化粧板15と
共に外枠2から取外されるから、化粧板15を所
望の場所で洗浄等により掃除でき、本体から化粧
板を取外すことが困難であつた従来のものに比べ
化粧板15の掃除を容易に行うことができる。ま
た、掃除後、化粧板15を外枠2に取付けるには
化粧枠8を前述したと逆の手順にて外枠2の前面
に係合により取付ければよい。
第5図に示すように、まず化粧枠8の下側を手前
に引張つて下側の突起8bを突条2bから外すと
共に係止アーム14を外枠2内から抜出し、次い
で化粧枠8を押上げて係止片11を制止片3aか
ら外せばよく、これにて化粧枠8が化粧板15と
共に外枠2から取外されるから、化粧板15を所
望の場所で洗浄等により掃除でき、本体から化粧
板を取外すことが困難であつた従来のものに比べ
化粧板15の掃除を容易に行うことができる。ま
た、掃除後、化粧板15を外枠2に取付けるには
化粧枠8を前述したと逆の手順にて外枠2の前面
に係合により取付ければよい。
本考案は以上の説明から明らかなように、化粧
板を本体に弾性係合により着脱可能に装着される
化粧枠に取付ける構成としたので、化粧板を本体
から容易に取外すことができてその掃除を充分に
行うことができ、また化粧枠に、本体側の制止部
に前方への動き止めをなすように引掛けられる第
1の係止部材及び本体の上面部に上方への動き止
めをなすように本体内側から当接する第2の係止
部材を設けたので、レバーによる化粧板の開放動
作時に化粧枠に斜め上前方に突き上げるような力
が作用しても本体に対する化粧枠の係合が外れて
化粧枠が脱落するという虞れはない等の優れた効
果を奏するものである。
板を本体に弾性係合により着脱可能に装着される
化粧枠に取付ける構成としたので、化粧板を本体
から容易に取外すことができてその掃除を充分に
行うことができ、また化粧枠に、本体側の制止部
に前方への動き止めをなすように引掛けられる第
1の係止部材及び本体の上面部に上方への動き止
めをなすように本体内側から当接する第2の係止
部材を設けたので、レバーによる化粧板の開放動
作時に化粧枠に斜め上前方に突き上げるような力
が作用しても本体に対する化粧枠の係合が外れて
化粧枠が脱落するという虞れはない等の優れた効
果を奏するものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は縦断側面図、第2図は分解斜視図、第3図は要
部の拡大縦断側面図、第4図は化粧板開放時の縦
断側面図、第5図は化粧枠取外し時の状態で示す
縦断側面図である。 図中、1は本体、2は外枠、2dは外枠の上面
部(本体の上面部)、3は制止板(第1の制止
部)、8は化粧枠、11は係止片(係止部材)、1
4は係止アーム(第2の係止部材)、15は化粧
板、17はリンク、20はレバー、26は回動
体、31は操作機構である。
は縦断側面図、第2図は分解斜視図、第3図は要
部の拡大縦断側面図、第4図は化粧板開放時の縦
断側面図、第5図は化粧枠取外し時の状態で示す
縦断側面図である。 図中、1は本体、2は外枠、2dは外枠の上面
部(本体の上面部)、3は制止板(第1の制止
部)、8は化粧枠、11は係止片(係止部材)、1
4は係止アーム(第2の係止部材)、15は化粧
板、17はリンク、20はレバー、26は回動
体、31は操作機構である。
Claims (1)
- 本体の前面に弾性係合によつて着脱可能に装着
された化粧枠に、化粧板の上端部を開閉回動可能
に取付け、この化粧板を本体側に設けた操作機構
によつて操作されるレバーにより開閉動作させる
ようにすると共に、前記化粧枠に、前記本体側の
制止部に前方への動き止めをなすように引掛けら
れる第1の係止部材及び本体の上面部に上方への
動き止めをなすように本体内側から当接する第2
の係止部材を設けたことを特徴とする換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17384883U JPS6082138U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17384883U JPS6082138U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082138U JPS6082138U (ja) | 1985-06-07 |
JPH018903Y2 true JPH018903Y2 (ja) | 1989-03-10 |
Family
ID=30378618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17384883U Granted JPS6082138U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082138U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0814394B2 (ja) * | 1991-08-23 | 1996-02-14 | 松下精工株式会社 | 換気扇 |
JP4696968B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2011-06-08 | パナソニック株式会社 | 換気装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4216800Y1 (ja) * | 1964-07-06 | 1967-09-27 | ||
JPS5886336A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-23 | Toshiba Corp | 換気扇 |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP17384883U patent/JPS6082138U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4216800Y1 (ja) * | 1964-07-06 | 1967-09-27 | ||
JPS5886336A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-23 | Toshiba Corp | 換気扇 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082138U (ja) | 1985-06-07 |
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