JP4696968B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、壁部等に室外と連通するように設け、ルーバーパネルを作動させて新鮮な外気を室内に給気する換気装置に関する。
従来、この種の換気装置の一例として開閉板を前後に作動させる換気扇が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気扇について図9を参照にしながら説明する。
図に示すように、換気扇101は、排気用換気扇であって軸流ファン102と、軸流ファン102を駆動するモータ103と、通気開口104が設けられ、軸流ファン102を囲むように配置されたケーシング105と、取付面に対して垂直方向に進退し通気開口104を開閉する開閉板106と、開閉板106を進退させる開閉機構107とを設け構成する。
また、他の例としてパネルを動かして風路を形成する換気装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
以下、その換気装置について図10を参照しながら説明する。
図に示すように、内部にファンモータ108を有した本体109と、上下自在に摺動する作動子110と、作動子110を駆動する駆動手段111と、本体109に着脱自在に設けられるルーバー枠部112と、ルーバー枠部112に設けた通気口113を下方側を支点に開閉するパネル114を設けたルーバー115とを設け構成する。
特開2004−278848号公報([0014]図1、図3) 特開2004−144330号公報([0011]〜[0012]図1、図2)
このような従来の換気扇では、通気開口104を開閉する開閉板106は、取り付け面に対して垂直方向に進退して通気開口104を開閉する排気用の換気扇であって、ケーシング105に対し、開閉板106は、前後に平行移動するものであるのでケーシング105の下方前面に設けられる運転表示等の視認性が悪いという課題があり、運転時における表示の視認性を良くすることが要求されている。
また、反面、壁面高所に取り付け、斜め下方から見上げた場合にケーシング下方の稜線が見えるため、デザイン的にノイズが生じるという課題があり、意図的に見せるのでなければ、運転時にノイズの少ないデザイン性に優れた換気扇が求められている。
また、換気扇を排気で使用する場合は、室内空気を吸引する気流、換気扇を給気で使用する場合は、室外空気を室内に吹き出す気流により使用者がコールドドラフトを感じやすいという課題があり、コールドドラフトを低減させる換気扇が求められている。
また、パネル114は下方に支点を設け、パネル114の開放時には、室内の天井部側から室内空気を給気して排気するものであるので、室内の汚染空気により天井部が汚染されるという課題があり天井部を汚れないようにすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、運転表示の視認性を良くすることができ、あるいは、運転時にデザイン的にノイズを生じず、また、天井面の汚れを低減できるとともに、コールドドラフトを低減させる換気装置を提供することを目的としている。
本発明の換気装置は上記目的を達成するために、内部にファンモータを有し壁面に配設される本体枠と、この本体枠に着脱自在に設けられるルーバーベースと、このルーバーベースにリンクを介して連結されるルーバーパネルとを備え、前記ルーバーパネルを、前記リンクにより前方の上方側に移動しルーバーパネルとルーバーベースとの間に風路を形成する構成としたものであって、前記リンクを連結する連結棒に、連結棒側クリック部を設け、前記連結棒を作動させるレバーに、レバー側クリック部を設け、前記連結棒側クリック部のクリック動作の後に、前記レバー側クリック部が動作してロックする構成としたものである。
この手段により、運転時にルーバーベースに設けた運転状態を容易に視認できつつ、連結棒側の保持力が向上するとともに、レバー側の開度を安定させる換気装置が得られる。
また、他の手段は、上下のリンクを連結棒により連結させた構成としたものである。
この手段により、リンクを作動させる動作をスムーズにでき、また、ルーバーパネル開閉時のロックを確実にできる換気装置が得られる。
また、他の手段は、ルーバーパネルとルーバーベースにより形成される風路の幅を略均一に形成したものである。
この手段により、風速を均一にして、壁の汚れやコールドドラフトを低減できる換気装置が得られる。
また、他の手段は、ルーバーベースの空気流路の4周に設けられるベース側突起部と、このベース側突起部に嵌合するようにルーバーパネル側に設けられるパネル側突起部とを設けたものである。
この手段により、シャッター閉時に気密を確保することができる換気装置が得られる。
また、他の手段は、下方側に設けられる一対のリンク間に、下方側の風路を遮へいする遮へい板を設けたものである。
この手段により、コールドドラフトを少なくすることができる換気装置が得られる。
また、他の手段は、ルーバーパネルの動作方向と直交する方向に、リンクを作動させるレバーを設け動作させる構成としたものである。
この手段により、ルーバーパネルの開時の開度を安定にすることができ、また、ルーバーパネルの閉時の気密性を向上できる換気装置が得られる。
また、他の手段は、リンクの軸をルーバーベースの内側に設け、前記軸の摺動部をカバーで覆う構成としたものである。
この手段により、結露防止および埃の浸入を防ぐことができる換気装置が得られる。
本発明によれば、運転時にルーバーベースに設けた運転状態を容易に視認できつつ、連結棒側の保持力が向上するとともに、レバー側の開度を安定させるという効果のある換気装置を提供できる。
また、リンクを作動させる動作をスムーズにでき、また、ルーバーパネル開閉時のロックを確実にできるという効果のある換気装置を提供できる。
また、風速を均一にして壁の汚れや、コールドドラフトを低減できるという効果のある換気装置を提供できる。
また、気密を確保することができるという効果のある換気装置を提供できる。
また、コールドドラフトを低減することができるという効果のある換気装置を提供できる。
また、ルーバーパネルの開時の気密性を向上できるという効果のある換気装置を提供できる。
また、結露防止および埃の浸入を防ぐことのできるという効果のある換気装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の換気装置は、内部にファンモータを有し壁面に配設される本体枠と、この本体枠に着脱自在に設けられるルーバーベースと、このルーバーベースにリンクを介して連結されるルーバーパネルとを備え、前記ルーバーパネルを、前記リンクにより前方の上方側に移動しルーバーパネルとルーバーベースとの間に風路を形成する構成としたものであって、前記リンクを連結する連結棒に、連結棒側クリック部を設け、前記連結棒を作動させるレバーに、レバー側クリック部を設け、前記連結棒側クリック部のクリック動作の後に、前記レバー側クリック部が動作してロックする構成としたものであり、運転が停止されているときにはルーバーベースの前面と合致する位置に設けられていたルーバーパネルが運転時にはリンクの作用により、ルーバーベースの前方の上方側に移動し、ルーバーパネルの下端の位置は、ルーバーベースの下端部の位置より上方に位置し、ルーバーベースの前面下方に設けられていた運転時の表示部が露出することとなり、使用者は運転状況を容易に視認することができるとともに、表示部がない場合においても、ルーバーパネルが上方に位置していることを視認することによって、運転中であることが一見してわかり、運転の表示も兼ねることができつつ、連結棒は連結棒側クリック部により連結棒側の保持力が向上し、レバーはレバー側クリック部によりレバー側の保持力が向上し、レバーを作動して連結棒を上下させたときには、連結棒側クリック部が動作して連結棒が保持されるとともに、レバーはルーバーパネルが開放したときに、レバー側クリック部が作動して、レバーが保持され、ルーバーパネルを開放した状態で安定させることができるという作用を有する。
また、請求項記載の換気装置は、上下のリンクを連結棒により連結したものであり、上と下に設けたリンクを連結棒で連結し、連結棒を動かしてリンクを作動することにより、上と下のリンクを別々に作動する場合のように同時に作動させることが困難で動作がスムーズでなかったのが、上と下のリンクを連結棒で同時に作動することで動作がスムーズになるとともに、ルーバーパネルを閉鎖および開放したときにロックを確実にすることができるという作用を有する。
また、請求項記載の換気装置は、ルーバーパネルとルーバーベースにより形成される風路の幅を略均一に形成したものであり、ルーバーパネルとルーバーベース間の風路が一定となることによって、換気の風速が略均一となり、天井の汚れに関係する上方への空気流および近接壁面の汚れに関係する側方への空気流が一定となるので、空気流が不安定になった場合のように天井面に多く流れて天井を汚したり、近接壁面に多く流れて壁面を汚したり、下方に給気する空気流に関係するコールドドラフト現象についても安定した給気流の流れにより、天井の汚れ、近接壁面の汚れおよびコールドドラフトを低減することができるという作用を有する。
また、請求項記載の換気装置は、ルーバーベースの空気流路の4周に設けられるベース側突起部と、このベース側突起部に嵌合するようにルーバーパネル側に設けられるパネル側突起部とを設けたものであり、ベース側突起部とパネル側突起部が嵌合することにより、空気流の漏れることがなくなり気密が確保できることで、換気装置の運転停止時に室外空気が浸入するのを防止でき、冬期などに低温の空気が室内に浸入して居住者に不快感を与えることが防止できるとう作用を有する。
また、請求項記載の換気装置は、下方側に設けられる一対のリンク間に、下方側の風路を遮へいする遮へい板を設けたものであり、下方側の風路を遮へい板で遮へいすることによって給気流が下方側に放散されるのが制限され外気温が低温時に給気流が下方側に流れることにより発生するコールドドラフト感を少なくすることができるという作用を有する。
また、請求項記載の換気装置は、ルーバーパネルの動作方向と直交する方向に、リンクを作動させるレバーを設け横動させる構成としたものであり、ルーバーパネルの開閉時の動作方向が上下方向となる垂直方向であるのに対しレバーを作動させる方向は、水平方向であるので、ルーバーパネルの開放時にルーバーパネルの重量によりリンクや連結棒に加重が加わっても、レバーは左右方向に摺動するものであるので、ルーバーパネルは開放した位置で確実に保持され安定するとともに、ルーバーパネルの閉時においては、ルーバーパネルはルーバーベース側に密着した状態で保持され気密性が保たれるという作用を有する。
また、請求項記載の換気装置は、リンクの軸をルーバーベースの内側に設け、前記軸の摺動部をカバーで覆う構成としたものであり、軸の摺動部がカバーで覆われることにより、給気する外気が低温であっても軸の摺動部が結露し、作動性が悪くなるのを防止できるとともに、埃の浸入も防止され、リンクをスムーズに作動させることが維持できることとなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図6に示すように、壁部1に埋設した室内と室外を連通するパイプ2に装着される形状の筒状部3と、この筒状部3の室内側を外方に近設し、筒状部3内部にはファンモータ4を有し、壁面5に配設される本体枠6と、この本体枠6に着脱自在に設けられる形状で中央に略方形の空気流路7を形成したルーバーベース8と、ルーバーベース8にリンク9を介して連結されるルーバーパネル10とを備え、ルーバーパネル10をリンク9により前方の上方側に移動し、ルーバーパネル10とルーバーベース8との間に略均一に形成される風路11を形成するように設ける。また、ルーバーベース8の下方側正面に表示部23を設ける。
また、リンク9は略くの字状で、リンク9を可動自在に支持するようにルーバーベース8の左右の上下位置に軸12により支持し、リンク9の一端は上下のリンク9を連結する連結棒13に係合し、他端はルーバーパネル10に係合し、リンク9を可動自在に支持する軸12の摺動部14をカバー15で覆い、下方側に設けられるリンク9間には、下方側の風路11を遮へいする遮へい板16を設け、ルーバーパネル10の上下の動作方向と直交する方向に、リンク9を連結棒13を介して作動させるレバー17を横動自在に設ける。
また、ルーバーベース8に設けられた空気流路7の4周には、ルーバーパネル10側に向かい突出するベース側突起部18と、ベース側突起部18の外方側に嵌合するようにルーバーパネル10側にパネル側突起部19を設け、連結棒13には連結棒側クリック部20を設け、レバー17にはレバー側クリック部21を設け、レバー17が横動することにより連結棒13を下降させる作動部22を設け、連結棒側クリック部20のクリック動作後にレバー側クリック21が動作してロックするように構成する。
上記構成において、換気装置を運転するときには、レバー17を横動させることにより、作動部22が作動して連結棒13が下方に移動すると、ルーバーベース8に軸12を介して可動自在に設けられたリンク9が作動し、リンク9の先端側が上方に移動することにより、連結されているルーバーパネル10が前方側の上方に移動し、ファンモータ4により室外空気が空気流路7を通りルーバーベース8とルーバーパネル10間に形成される風路11を通って室内に給気されることとなる。
このように実施の形態1の発明では、内部にファンモータ4を有し壁面5に配設される本体枠6と、本体枠6に着脱自在に設けられるルーバーベース8とルーバーベース8にリンク9を介して連結されるルーバーパネル10とを備え、ルーバーパネル10を、リンク9により前方の上方側に移動し、ルーバーパネル10とルーバーベース8との間に風路11を形成する構成としたので、運転が停止されているときには、ルーバーベース8の前面と合致する位置に設けられていたルーバーパネル10が運転時にはリンク9の作用によりルーバーベース8の前方の上方側に移動し、ルーバーパネル10の下端の位置は、ルーバーベース8の下端部の位置より上方に位置し、ルーバーベース8の前面下方に設けられた運転時の表示部23が露出することとなり、使用者は運転状況を容易に視認することができるとともに、表示部23がない場合においてもルーバーパネル10が上方に位置していることを視認することによって運転中であることが一見してわかり、運転の表示も兼ねることができることとなる。
また、上下のリンク9を連結棒13により連結したので、上と下に設けたリンク9を連結棒13で連結し連結棒13を動かしてリンク9を作動することにより、上と下のリンク9を別々に作動する場合のように同時に作動させることが困難で動作がスムーズでなかったのが、上と下のリンク9を連結棒13で同時に作動することで動作がスムーズになるとともに、ルーバーパネル10を閉鎖および開放したときにロックを確実にすることができることとなる。
また、ルーバーパネル10とルーバーベース8により形成される風路11の幅を略均一に形成したので、ルーバーパネル10とルーバーベース8間の風路11が一定になることによって換気の風速が略均一となり、天井の汚れに関係する上方への空気流および近接壁面の汚れに関係する側方への空気流が一定となるので、空気流が不安定になった場合のように天井面に多く流れて天井を汚したり、近接壁面に多く流れて壁面を汚したり、また、下方に給気する空気流に関係するコールドドラフト現象についても安定した給気流の流れにより、天井の汚れ、近接壁面の汚れおよびコールドドラフトを低減することができることとなる。
また、ルーバーベース8の空気流路の4周に設けられるベース側突起部18と、ベース側突起部18に嵌合するようにルーバーパネル10側に設けられるパネル側突起部19とを設けたものであり、ベース側突起部18とパネル側突起部19が嵌合することにより、空気流の漏れることがなくなり気密が確保できることで、換気装置の運転停止時に室外空気が浸入するのが防止でき、冬期などに低温の空気が室内に浸入して居住者に不快を与えることが防止できることとなる。
また、下方側に設けられる一対のリンク間に下方側の風路11を遮へいする遮へい板16を設けたので下方側の風路11を遮へい板16で遮へいすることによって給気流が下方側に放散されるのが制限され、外気温が低温時に給気流が下方側に流れることにより発生するコールドドラフト感を少なくすることができることとなる。
また、ルーバーパネル10の動作方向(A)と直交する方向にリンク9を作動させるレバー17を設け横動させるレバー17の動作方向(B)としたものであり、ルーバーパネル10の開閉時の動作方向が上下方向となる垂直方向であるのに対し、レバー17を作動させる方向は、水平方向であるので、ルーバーパネル10の開放時に、ルーバーパネル10の重量によりリンク9や連結棒13に加重が加わっても、ルーバーパネル10は開放した位置で確実に保持され安定するとともに、ルーバーパネル10の閉時においては、ルーバーパネル10は、ルーバーベース8側に密着した状態で保持され気密性が保たれることとなる。
また、リンク9の軸12をルーバーベース8の内側に設け、軸12の摺動部14をカバー15で覆う構成としたので、軸12の摺動部14がカバー15で覆われることにより、給気する外気が低温であっても、軸12の摺動部14が結露し作動性が悪くなるのを防止できるとともに、埃の浸入を防止され、リンク9をスムーズに作動させることが維持できることとなる。
また、リンク9を連結する連結棒13に、連結棒側クリック部20を設け、連結棒13を作動させるレバー17に、レバー側クリック部21を設け、連結棒側クリック部20のクリックの動作の後に、レバー側クリック部21が動作してロックする構成としたので、連結棒13は連結棒側クリック部20により連結棒13側の保持力が向上し、レバー17はレバー側クリック部21によりレバー17側の保持力が向上し、レバー17を作動して連結棒13を上下させたときには、連結棒側クリック部20が動作して連結棒13が保持されるとともに、レバー17はルーバーパネル10が開放したときに、レバー側クリック部21が作動してレバー17が保持され、ルーバーパネル10を開放した状態で安定させることができることとなる。
(実施の形態2)
図7および図8に示すように、内部にファンモータ4Aを有し壁面5Aに配置される本体枠6Aと、本体枠6Aに着脱自在に設けられるルーバーベース8Aと、ルーバーベース8Aにリンク9Aを介して連結されるルーバーパネル10Aとを備え、ルーバーパネル10Aをリンク9Aにより前方の下方側に移動し、ルーバーパネル10Aとの間に風路11Aを形成する構成とする。
上記構成においては、運転が停止されているときには、ルーバーベース8Aの前面と合致する位置に設けられていたルーバーパネル10Aが、運転時にはリンク9Aの作用によりルーバーベース8Aの前方の下方側に移動し、ルーバーパネル10Aの下端の位置は、ルーバーベース8Aの下端部の位置より下方に位置することにより、外気温度が低温のときに給気される空気温度が低温であっても給気流は壁面5A側に流れることにより、居住者にコールドドラフト感を与えることが避けられるとともに、上流側においてはルーバーパネル10Aの上端部はルーバーベース8Aの上端部より下方に位置することにより、上部側の給気流は、上部側より、前方側に向かう給気流が多くなり天井面に給気流が接触する度合が少なくなり天井面を汚染することが緩和されることとなる。
なお、実施の形態は給気形換気装置として説明したが、排気形換気装置においても同様の効果を有する。
空気調和機から送られる空気流が温風のときには、下方側に多く吹き出し、空気流が冷風のときには上方側に多く吹き出すことのできる空気調和機の吹出口の用途にも適用できる。また、ファンモータを有しない自然給気口にも適用できる。
本発明の実施の形態1の換気装置の作動時の状態を示す側面図 同換気装置の作動時の状態を示す斜視図 同換気装置の設置状態を示す断面図 同換気装置のルーバーベースの背面図 同換気装置のルーバーベースとルーバーパネルの関係を示す断面図 同換気装置のルーバーパネルとレバーの動行の関係を示す斜視図 本発明の実施の形態2の換気装置の設置状態を示す断面図 同換気装置の作動時の状態を示す側面図 従来の換気装置の設置状態を示す断面図 同換気装置の別形態での設置状態を示す断面図
符号の説明
4 ファンモータ
4A ファンモータ
5 壁面
5A 壁面
6 本体枠
6A 本体枠
8 ルーバーベース
8A ルーバーベース
9 リンク
9A リンク
10 ルーバーパネル
10A ルーバーパネル
11 風路
11A 風路
12 軸
13 連結棒
14 摺動部
15 カバー
16 遮へい板
17 レバー
18 ベース側突起部
19 パネル側突起部
20 連結棒側クリック部
21 レバー側クリック部

Claims (7)

  1. 内部にファンモータを有し壁面に配設される本体枠と、この本体枠に着脱自在に設けられるルーバーベースと、このルーバーベースにリンクを介して連結されるルーバーパネルとを備え、前記ルーバーパネルを、前記リンクにより前方の上方側に移動しルーバーパネルとルーバーベースとの間に風路を形成する構成としたものであって、前記リンクを連結する連結棒に、連結棒側クリック部を設け、前記連結棒を作動させるレバーに、レバー側クリック部を設け、前記連結棒側クリック部のクリック動作の後に、前記レバー側クリック部が動作してロックする構成とした換気装置。
  2. 上下のリンクを連結棒により連結させた請求項1記載の換気装置。
  3. ルーバーパネルとルーバーベースにより形成される風路の幅を略均一に形成した請求項1記載の換気装置。
  4. ルーバーベースの空気流路の4周に設けられるベース側突起部と、このベース側突起部に嵌合するようにルーバーパネル側に設けられるパネル側突起部とを設けた請求項1記載の換気装置。
  5. 下方側に設けられる一対のリンク間に、下方側の風路を遮へいする遮へい板を設けた請求項1記載の換気装置。
  6. ルーバーパネルの動作方向と直交する方向に、リンクを作動させるレバーを設け動作させる構成とした請求項1記載の換気装置。
  7. リンクの軸をルーバーベースの内側に設け、前記軸の摺動部をカバーで覆う構成とした請求項1記載の換気装置。
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