JP4103087B2 - 空気調和機およびこれに設置される左右風向板ベースの型構造 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機、およびこれに設置されるファンガードが取付けられる左右風向板ベースを成形するための左右風向板ベースの型構造に関する。
空気調和機において、吹出口にグリル状のファンガードを設置して送風ファンへの触手を防止する発明が多数開示されている。たとえば、
(あ)ガードワイヤを挿通した補助板を吹出口に設置し、該補助板に左右風向板を接合することで、作業性を向上する空気調和機がある(例えば、特許文献1参照)。
(い)羽を覆う保護ガードを備え、該保護ガードがフレームに取り付けられているときにのみ電気回路がオンとなる安全スイッチを有する換気扇がある(例えば、特許文献2参照)。
(う)取り外し可能な格子状開口部の近くに、人体の接近を検知する焦電型赤外線センサーを設置し、人体が接近したことを検知した検知信号に基づいて装置の運転を停止する制御ユニットを有する安全装置付き換気送風装置がある(例えば、特許文献3参照)。
(え)吹出口に配置される複数枚の左右風向板同士を互いに連結するグリル状のファンガードであって、該ファンガードの横桟体が変形吸収部を有する空気調和機がある(例えば、特許文献4参照)。
(お)ノズル上枠構成部材にファンガード取付用嵌合凹部が設けられ、これにファンガードの最上部の横桟が前記ファンガード取付用嵌合凹部に圧入嵌合され、ファンガードの最下部がユニットボックスの下側壁部分と当該下側壁部分に取り付けられる下側パネルとに挟まれて固定された空気調和機のファンガード取付構造がある(例えば、特許文献5参照)。
特開平8−285361号公報(3頁、図1) 特開平4−3839号公報(2頁、図1) 特開平5−79666号公報(2−4頁、図1) 特開平11−264572号公報(3頁、図1) 特開平10−132318号公報(3−5頁、図1)
しかしながら、前記(あ)は、ワイヤ製のファンガードが補助板に挿通され、補助板に左右風向板が設置され、補助板が本体に設置されるため、前記挿通作業、および風路の清掃時等における左右風向板およびファンガードの撤去作業が煩雑であるとともに、廃却時に金属であるワイヤと樹脂製の補助板とを分離することが困難になるという問題があった。
前記(い)は、保護ガード自体が安全スイッチを作動するものであるため、保護ガードを撤去した直後は換気扇がまだ回転している場合があるという問題があった。
前記(う)は、焦電型赤外線センサーが高価であって所定の大きさを具備するため、換気送風装置の価格が上昇し、風流れが乱されるおそれがあるという問題があった。
前記(え)は、ファンガードと左右風向板が一体的に形成されているため、一方のみの交換ができないという問題があった。
前記(お)は、ファンガードを確実且つ容易に取付けることができるという効果を奏するものの、吹出口の上側壁部分と下側壁部分とを跨ぐようにファンガードを設置するため、ファンガードをこれに対応した大きさにして、吹出口の下側壁部分と下側パネルと間にファンガードの最下部を挟み込むための隙間を設ける必要が生じていた。また、風路の清掃時等においてファンガードを撤去する際、送風ファンを確実に停止させたいという要請があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、簡素な構成であって、本体への取り付けおよび取り外しが容易且つ確実なファンガードの保持部材(以下、左右風向板ベースと称す)、該左右風向板ベースを有する空気調和機、および、該左右風向板ベースを成形するための左右風向板ベースの型構造を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機は、 吸込口、吹出口、および該吸込口と該吹出口とを連通する風路を有する本体と、
前記風路に設置された熱交換器および送風ファンと、前記送風ファンに臨ませて前記吹出口に配置された前記送風ファンへの触手防止のためのファンガードと、前記吹出口に配置された略水平方向に風向きを変更するための左右風向板と、前記吹出口の前記左右風向板の風下に配置された略垂直方向に風向きを変更するための上下風向板と、前記左右風向板が回動自在に嵌設され且つ前記ファンガードが着脱自在に取り付けられて、前記本体に設置される左右風向板ベースと、を有し、
前記ファンガードが、複数の横桟および複数の縦桟からなるグリル状であって、該縦桟がU字、L字若しくは直線に形成され、
前記左右風向板ベースが、上下方向に貫通している開口窓と、該開口窓の左右方向の一方の縁に接する所定範囲である上方保持爪と、前記開口部の下方に配置されたファンガード保持部材とを有し、
該ファンガード保持部材が下方保持爪と、該下方保持爪の側面に突出する前方保持爪および後方保持爪とを具備し、
前記上方保持爪の下面と前記下方保持爪の上端面とによって前記ファンガードの縦桟の横部分が保持され、前記前方保持爪の後面と後方保持爪の前面とによって前記ファンガードの縦桟の縦部分が保持されることを特徴とする。
また、本発明に係る左右風向板ベースの型構造は、上下方向に貫通している開口窓と、該開口窓の左右方向の一方の縁に接する所定範囲である上方保持爪と、前記開口部の下方に配置され、下方保持爪および該下方保持爪の側面に突出する前方保持爪並びに後方保持爪とを具備するファンガード保持部材とを具備する、断面略V字状の左右風向板ベースを成形するためのものであって、
少なくとも、前記左右風向板ベースの上面、前記開口窓、前記下方保持爪の上面、および前記前方保持爪の前面乃至上面を成形する上型と、
少なくとも、前記左右風向板ベースの下面、前記上方保持爪の下面、前記前方保持爪の下面、および前記後方保持爪の前面および下面を成形する下型と、
少なくとも前記左右風向板ベースの後面を成形する水平スライド型とを有することを特徴とする。
したがって、空気調和機が簡素な部材構成によって製造され、該部材が単純な型構造によって成形されるから、製造コストの低減化、保守・点検の容易確実化、部材交換の容易並びに分別廃棄の容易化が図られる。
以下、実施形態1として本発明の実施形態に係る空気調和機を、実施形態2として該空気調和機に設置される左右風向板ベースを、実施形態3として該左右風向板ベースを成形するため左右風向板ベースの型構造を説明する。なお、以下の各図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
[実施形態1]
(空気調和機)
図1、2および3は本発明の実施形態1に係る空気調和機を示す側面視の断面図、一部断面の斜視図、および一部の拡大断面図である。
図1において、空気調和機本体10(以下、本体と称す)には、下前面(図中左側)に開口した吸込口11と下面(図中下側)に開口した吹出口12とが形成され、吸込口11と吹出口12とを連通する空気通路13(以下、風路と称す)には、側面視で略C字状に熱交換器14が配置され、また、本体10の略中央に送風ファン15が設置されている。
そして、吹出口12において送風ファン15に近い位置(以下、吹出口12の風上と称す)に略水平方向に風向きを変更するための左右風向板20と、送風ファン15に臨ませて送風ファン15への触手防止のためのファンガード30とが設置されている。
また、吹出口12の口元に略垂直方向に風向きを変更するための上下風向板40が設置されている。
なお、左右風向板20は左右風向板ベース50に回動自在に嵌設され、また、ファンガード30も左右風向板ベース50に着脱自在に取り付られている(これについては、別途詳細に説明する)。そして、左右風向板ベース50は、吹出口12を形成する吹出ノズル本体60に固定されている。
(上下風向板)
図4は本発明の実施形態に係る空気調和機における上下風向板を説明する部分正面図であって、(a)は上下風向板の取り付け状態、(b)は上下風向板の取り外し状態である。図3において、上下風向板40の一方の端部近く(図中左)には上下風向板第1固定軸41が、略中央には上下風向板第2固定軸42が、それぞれ左右方向に移動自在に設置され、他方の端部近く(図中右)には上下風向板第3固定軸受け43が設置されている。
図4に(a)において、上下風向板第1固定軸41は左方向に移動して、吹出ノズル本体60の一方の側面60a(図中左)に設けられた上下風向板第1固定軸受け61に侵入している。このとき、上下風向板第1固定軸41の先端は、側面60aに設置されたリミットスイッチ70の検知レバー71に当接して、これを倒している(ONに同じ)。
また、上下風向板第2固定軸42は左方向に移動して、吹出ノズル本体60の左右方向の略中央で下方に延設された延長アーム部60bに設けられた上下風向板第2固定軸受け62に侵入している。
一方、吹出ノズル本体60の他方の側面60c(図中右)には、吹出口12側(図中左方向)に突出する上下風向板第3固定軸63が設置され、これが上下風向板第3固定軸受け43に侵入している。なお、吹出ノズル本体60側に固定軸受けを配置して、吹出口12側に突出する固定軸を設置してもよい。
したがって、上下風向板40は吹出ノズル本体60(本体10に同じ)に確実に設置され、リミットスイッチ70が該設置状態を検知している。
図4に(b)において、上下風向板第1固定軸41は右方向に移動して上下風向板第1固定軸受け61から抜け出し、上下風向板第1固定軸41の先端はリミットスイッチ70の検知レバー71から離れている(OFFに同じ)。また、上下風向板第2固定軸42も右方向に移動して上下風向板第2固定軸受け62から抜け出している。
したがって、上下風向板40は吹出ノズル本体60(本体10に同じ)から容易に取り外すことができることになる。そして、リミットスイッチ70が該取り外し状態を検知している。
よって、リミットスイッチ70が前記取り外し状態を検知(OFFに同じ)したとき送風ファン15を停止するように図示しない制御手段によって制御すれば、風路13の清掃時等には送風ファン15が確実に停止していることになる。
図5は、図4に示す上下風向板の取り外し工程および取り付け工程を説明する模式図ある。
図5において取り外し工程は、まず、上下風向板第1固定軸41を右方向に移動して、上下風向板第1固定軸受け61から抜き出す(図5の(S1))。このとき、リミットスイッチ70はOFFになるから、送風ファン15は回転不能になる。次に、上下風向板第2固定軸42を右方向に移動して、上下風向板第2固定軸受け62から抜き出す(図5の(S2))。最後に、上下風向板第3固定軸63を支点にして、上下風向板40を斜めにして本体10から取り外す(図5の(S3))。
一方、取り付け工程は、まず、上下風向板第3固定軸63を上下風向板40の上下風向板第3固定軸受け43に係合させて、これを支点にして上下風向板40を吹き出しノズル60内に収容する(図5の(S4))。
次に、上下風向板第2固定軸42を左方向に移動して、上下風向板第2固定軸受け62に挿入する(図5の(S5))。最後に、上下風向板第1固定軸41を左方向に移動して、上下風向板第1固定軸受け61に挿入する(図5の(S6))。このとき、リミットスイッチ70はONになるから、送風ファン15は回転可能になる。
なお、以上は、上に配置された上下風向板について取り外し工程を、また、下に配置された上下風向板について取り付け工程を説明しているが、いずれの上下風向板において、取り外し工程および取り付け工程は同一である。
(ファンガード)
図6は本発明の実施形態に係る空気調和機におけるファンガードを説明するものであって、(a)は正面図、(b)は側面図である。図6において、ファンガード30は、縦桟31、32、33、および横桟34、35によって形成されたグリル状である。
縦桟31はU字状に形成され、横部分31aと縦部分31bとを有し、縦桟32はL字状に形成され、横部分32aと縦部分32bとを有している。そして、横部分31aと横部分32aとが横桟34からグリルの外側(本体10に設置された際に略上方)に突出している。
また、横桟34、35の一方側の端(図中左)は一方に(本体10に設置された際に本体10の奥側、すなわち、風上に向かって)曲げられ、曲折部分34c、35cが形成されている。
(左右風向板ベース)
図7は本発明の実施形態に係る空気調和機における左右風向板ベースを説明するものであって、(a)は正面図、(b)は側面図である。図7において、左右風向板ベース50には、6枚の左右風向板20が回動自在に嵌設され、ファンガード30(図示しない)を保持するためのファンガード保持部材80が設けられている(これについては別途詳細に説明する)。
また、左右風向板ベース50の一方の端部(図中右端部)近くに、左右風向板ベース50を吹出口12(本体10に同じ)に回動自在に設置するための開閉軸受け59が設置されている。
したがって、吹出口12に設置された開閉軸(図示しない)に開閉軸受け59を係止すれば、これを支点にして左右風向板ベース50を容易に開閉することができる。
また、ファンガード保持部材80は吹出口12に設置された状態(閉じた状態に同じ)で風の流れ方向に流線形であるため、吹き出される風への抵抗が最少となり、風流れの乱れ発生が最少に抑えられることにより、ファンガード等への結露が抑えられるという効果を奏する。なお、左右風向板ベース50側に開閉軸を配置して、吹出口12側に開閉軸受けを設置してもよい。
(ファンガードと左右風向板との組立部材)
図8は本発明の実施形態に係る空気調和機におけるファンガードと左右風向板との組立部材を説明する正面図である。図8において、ファンガード保持部材80および上方保持爪90によってファンガード30の縦桟31が保持されている(これについては別途詳細に説明する)。すなわち、左右風向板20とファンガード30と左右風向板ベース50とが一体的に組み立てられている(以下、該組み立てられたものを組立部材200と称す)。
したがって、ファンガード30が金属によって形成され、左右風向板ベース50と左右風向板20とが樹脂によって形成されている場合であっても、これらが接着剤等で接着されていないから、組み立てのみならず、分解・分別も容易である。すなわち、組立部材200は一部交換後または廃棄後において、環境に友好的である。
(組立部材の開閉状態)
図9は、図8に示す組立部材の開閉状態を説明する模式図であって、(a)は一方の組立部材のみが開いた状態、(b)は両方の組立部材が開いた状態である。
図9の(a)において、あらかじめ、上下風向板40(図示しない)が吹出口12から撤去されているから、該撤去信号に基づいて送風ファン15(図示しない)は回転を停止している。そこで、吹出口12に設置された一対の組立部材200a、200bの内、右側の組立部材200bの正面左側に開閉摘み58b設置されているから、開閉摘み58bを手前に引っ張れば、組立部材200bは開閉軸59b(図示しない)を支点にして回動する。
同様に、左側の組立部材200aの開閉摘み58aを手前に引っ張れば、組立部材200aは回動するから、一対の組立部材200a、200bは観音開き状に開いて吹出口12は開放されることになる(図9の(b)参照)。したがって、左右風向板20を本体10から取り外すことなく、該開放状態において風路13や左右風向板20の清掃、あるいは送風ファン15の点検等をすることができるから、該清掃あるいは点検等の作業が容易且つ迅速になる。
そして、前記清掃あるいは点検等が終了した後は、組立部材200a、200bを閉じて吹出口12を送風自在にカバーし、次に、上下風向板40を吹出ノズル本体60(本体10に同じ)に設置する。そうすると、前記のように、リミットスイッチ70が該設置状態を検知するから、該設置検知信号に基づいて送風ファン15は回転可能の状態になる。このとき、組立部材200a、200bは容易に閉じ、また、上下風向板40も容易に設置できるから、該清掃あるいは点検等の作業後の復元が迅速になる。
なお、上下風向板40を吹出ノズル本体60(本体10に同じ)に設置したまま、組立部材200a、200bを開いた場合、組立部材200a、200bの開閉摘み58側が上下風向板40に当接する半開き状態になる。このとき、吹出口12の中央部に隙間ができることになるが、ファンガード30の横桟34、35の一方の端部が風上に向かって折り曲げられているため、該隙間は折り曲げられている曲折部分34c、35cによって送風自在にカバーされることになる。
また、本発明は一対の組立部材が配置されたものに限定するものではなく、1枚でも3枚以上であっもよい。
[実施形態2]
(左右風向板ベース)
図10、11および12は本発明の実施形態2に係る空気調和機に用いる左右風向板ベースを示す一部を断面した部分斜視図、下面図、および側面視の断面図である。なお、図12の(a)、(b)、(c)および(d)は、それぞれ図11に示す位置A、B、CおよびDを通る側面視の断面である。
図10、11および12において、左右風向板ベース50は後方に向かって開口するV字状溝52を有する断面V字状体であって、前方に向かって楔状に形成された下面53および上面54とを有している。そして、上面54が吹出ノズル本体60に当接して固定され、下面53が吹出口12の一部を形成する。
左右風向板ベース50には、所定の間隔をあけて上下方向に貫通する開口窓51a、51bと、下方に突出するファンガード保持部材80a、80bが略対称に設けられている。なお、開口窓51a、51bに挟まれた範囲を上方保持爪90と定義する。
(上方保持爪)
図13は、図10、11および12に示す上方保持爪の部分を拡大して示す側面図である。図13において、上方保持爪90の下面に掘り上げ部91が形成されている。掘り上げ部91は後方に向かって深くなるテーパ面92と、テーパ面92に連続する略平坦面93と、略平坦面93に連続する陥没面94と、陥没面93に連続する略垂直面95を有している。
したがって、ファンガード30の縦桟31の横部分31a(図中、破線にて示す)を、テーパ面92に当接して後方に向かって侵入させると、横部分31aは略平坦面93を乗り越えて陥没面94に到達することになる。このとき、横部分31aは、陥没面94と略垂直面95と後記下方保持爪100の上端面102とによって回転自在に拘束されるから、ファンガード30はこれを支点にして前方から後方に向けて(図において、反時計回りの方向に)回動することができる。
なお、略平坦面93の形状は限定するものではなく、前記ファンガード30の回動の際、陥没面94に侵入した横部分31aが容易に抜け出さないものであって、しかも必要に応じて横部分31aの抜け出しを可能にするものであればよい。また、テーパ面92を形成することなく陥没面94を形成してもよい。
(ファンガード保持部材)
ファンガード保持部材80a、80bは、上方保持爪90に対して対称に設けられ ているから、以下の説明において、添え字a、bを省略する。また、ファンガード保持部材80は、吹出口12(本体10に同じ)に設置された際、風の流れ方向に向けて流線型に形成されているものであるが、理解を容易にするため、図10においては平面によって形成されているように示している。
ファンガード保持部材80は、左右方向で扁平な下方保持爪100と、下方保持爪100の一方の側面に突出して形成された前方保持爪110および後方保持爪120とを有している。
(下方保持爪)
下方保持爪100は、前方の端面の上部に後方に向かって上昇する傾斜端面101と、傾斜端101に連続する上端面102と、上端面102に連続する円弧端面103と、円弧端面103に連続する略垂直端面104とを有している。
そして、上方保持爪90の陥没面94に到達したファンガード30の縦桟31の横部分31aは、陥没面94と一対の上端面102とによって保持される、たとえば、軽度の3点曲げの状態で保持されている。
なお、上方保持爪90の略垂直面95と下方保持爪100の略垂直端面104とは、何れが前方側に位置してもよい。
(前方保持爪)
前方保持爪110は、下方保持爪100の上方保持爪90から遠い側面(以下、外側面と称す)に設置され、外側面上の位置E、F、およびGを底面とし、外側面から所定の高さの位置Hを頂点とする略三角推状である。なお、面EFHは下方および後面になる程、外側面から遠ざかる斜面(以下、前方斜面111と称す)、面EGHは斜め前方に傾いた斜面(以下、前方保持面112と称す)である。
なお、前方斜面111は滑らかな曲面にて形成されているが、前面に相当する範囲乃至上面に相当する範囲をそれぞれ曲率を変えて形成してもよい。
(後方保持爪)
後方保持爪120は、下方保持爪100の外側面上に設置され、該側面上の位置I、L、KおよびLGを底面とし、外側面から所定の高さの位Mを頂点とする略四角推状である。なお、面MJKLは下方および後面になる程、外側面に近づく斜面(曲面にて形成されている、以下、後方斜面121と称す)、面IJMは斜め前方に傾いた斜面である(以下、後方保持面122と称と称す)。
また、前方保持面112と後方保持面122とは、その間にファンガード30の縦桟31の縦部分31bが侵入自在な隙間をあけて配置されている。なお、前方保持面112と後方保持面122とは平面に限定するものではなく、たとえば、断面円弧状にしておけば縦桟31の縦部分31bの広い範囲に当接し、これを前後方向で保持することができる。
(ファンガードの設置)
図14は、図10、11および12に示す左右風向板ベースにファンガードを設置する工程を説明する側面図および正面図である。
図14の(aの位相イ)および(b)において、ファンガード30の縦桟31の横部分31aが、上方保持爪90の陥没面94に侵入して、陥没面94と下方保持爪100の上端面102(図示しない)とによって回動自在に保持されている。
図14の(aの位相ロ)および(c)において、ファンガード30は、陥没面94に侵入している横部分31aを支点にして後方に向かって回動している。このとき、ファンガード30の縦桟31の縦部分31bは、前方保持爪110の前方斜面111に当接して、前方斜面111を登るため、略平行であった縦部分31bは略ハ字状に押し広げられている。
図14の(aの位相ハ)および(d)において、ファンガード30の縦桟31の縦部分31bは、前方斜面111を登りきって、前方保持面112と後方保持爪120の後方保持面122との間に嵌入し、前後方向で保持されている。
なお、後方保持爪120の高さ(位置Iと位置Mとの距離)を前方保持面112の高さ(位置Gと位置Hとの距離)より大きくしておけば、縦部分31bが後方に向けて抜け出すことがより確実に防止される。
また、下方保持爪100の外側面の中央部または下部を正面視で僅かに膨出させておけば、ファンガード30の縦桟31の縦部分31bは僅かに略ハ字状に押し広げられるから、縦部分31bは前後に加えて左右方向にも拘束され、より堅固に一体化されることになる。
なお、以上は一対の開口窓51a、51bが設けられている場合について説明しているが、本発明はこれに限定するものではなき。たとえば、開口窓51が1個であって、ファンガード保持部材が1個であるものは、ファンガード30のL字に形成された縦桟32を保持するのに好適である。このとき、開口窓51の縁から所定の範囲を上方保持爪90とみなすことになる。
[実施形態3]
(左右風向板ベースの型構造−1)
図15は発明の実施形態3に係る左右風向板ベースの型構造の実施例1を示す側面視の断面図である。
図15おいて、左右風向板ベース50を成形するたの左右風向板ベースの型構造300(以下、型構造と称す)は、上型400と下型500と水平方向への水平スライド型600とを有する簡素な構成である。したがって、左右風向板ベースを安価に成形することができる。
上型400は、左右風向板ベース50の上面54および開口窓51と、下方保持爪100の傾斜端面101、上端面102、円弧端面103、略垂直端面104、前端面105の一部および上方保持爪90側の側面と、前方保持爪110の前方斜面111とを成形する。
下型500は、左右風向板ベース50の下面53と、上方保持爪90の掘り上げ部91と、下方保持爪100の前端面105の一部および下端面106と、前方保持爪110の下面113、後方保持爪120の後方保持面122および後方斜面121とを成形する。
水平スライド型600は、左右風向板ベース50のV字状溝52と、前方保持爪110の前方保持面112と、後方保持爪120の上面124とを成形する。
なお、型構造300における型分割面(パーティングライン)は前記に限定するものではなく、各部位を形成する流線形の形状に応じて適宜変更してもよい。たとえば、後方保持爪120の後方斜面121を水平スライド型600によって成形したり、下方保持爪100の上方保持爪90側の側面(内側面)を下型によって成形したりしてもよい。
(左右風向板ベースの型構造−2)
図16は発明の実施形態3に係る左右風向板ベースの型構造の実施例2を示す側面視の断面図である。
図16において、前方保持爪110の下面113を下方に、また、後方保持爪120の上面124を上方に、それぞれ「プラスの抜きテーパ」を確保する形状で延長している(以下、それぞれ、下方延長部115および上方延長部125と称す)。このとき、縦桟31の縦部分31bは、前後方向を流線型に形成された保持爪並びに延長部によって保持されることになる。
したがって、型構造301は、上型401、下型501および水平スライド型601を有する簡素な構造である。このとき、左前方保持爪110の下方延長部115の後面は下型によって形成される。一方、後方保持爪120の上方延長部125の前面は上型によって、また、その後方斜面は水平スライド型によって形成されることになる。よって、縦桟31の縦部分31bの前後方向が、流線型に形成された保持爪によって保持されることになる。
本発明は以上の構成であるから、各種空気調和機におけるファンガードの保持手段として、および該保持手段を成形するための型構造として広く利用することができる。
本発明の実施形態1に係る空気調和機示す側面視の断面図。 本発明の実施形態1に係る空気調和機示す一部断面の斜視図。 本発明の実施形態1に係る空気調和機示す一部の拡大断面図である。 空気調和機における上下風向板を説明する部分正面図。 上下風向板の取り外し工程および取り付け工程を説明する模式図。 ファンガードを説明する正面図と側面図。 左右風向板ベースを説明する正面図と側面図。 ファンガードと左右風向板との組立部材を説明する正面図。 組立部材の開閉状態を説明する模式図。 左右風向板ベースを示す一部を断面した部分斜視図。 左右風向板ベースを示す下面図。 左右風向板ベースを示す側面視の断面図。 上方保持爪の部分を拡大して示す側面図。 ファンガードを設置する工程を説明する側面図と正面図。 左右風向板ベースの型構造の実施例1を示す断面図。 左右風向板ベースの型構造の実施例2を示す断面図。
符号の説明
10 本体、11 吸込口、12 吹出口、13 空気通路、13 風路、14 熱交換器、 15 送風ファン、20 左右風向板、30 ファンガード、31 縦桟、31a 横部分、31b 縦部分、32 縦桟、32a 横部分、32b 縦部分、34 横桟、34c 曲折部分、40 上下風向板、41 固定軸、42 固定軸、43 固定軸受け、50 左右風向板ベース、51 開口窓、52 V字状溝、53 下面、54 上面、60 吹出ノズル本体、70 リミットスイッチ、80 ファンガード保持部材、90 上方保持爪、91 掘り上げ部、100 下方保持爪、102 上端面、110 上方保持爪、111 前方斜面、112 前方保持面、120 後方保持爪、121 後方斜面、122 後方保持面、200 組立部材、300 型構造、400 上型、500 下型、600 水平スライド型。

Claims (11)

  1. 吸込口、吹出口、および該吸込口と該吹出口とを連通する風路を有する本体と、
    前記風路に設置された熱交換器および送風ファンと、前記送風ファンに臨ませて前記吹出口に配置された前記送風ファンへの触手防止のためのファンガードと、前記吹出口に配置された略水平方向に風向きを変更するための左右風向板と、前記吹出口の前記左右風向板の風下に配置された略垂直方向に風向きを変更するための上下風向板と、前記左右風向板が回動自在に嵌設され且つ前記ファンガードが着脱自在に取り付けられて、前記本体に設置される左右風向板ベースと、を有し、
    前記ファンガードが、複数の横桟および複数の縦桟からなるグリル状であって、該縦桟がU字、L字若しくは直線に形成され、
    前記左右風向板ベースが、上下方向に貫通している開口窓と、該開口窓の左右方向の一方の縁に接する所定範囲である上方保持爪と、前記開口部の下方に配置されたファンガード保持部材とを有し、
    該ファンガード保持部材が下方保持爪と、該下方保持爪の側面に突出する前方保持爪および後方保持爪とを具備し、
    前記上方保持爪の下面と前記下方保持爪の上端面とによって前記ファンガードの縦桟の横部分が保持され、前記前方保持爪の後面と後方保持爪の前面とによって前記ファンガードの縦桟の縦部分が保持されることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記横桟の端部が、風上側に曲げられていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記左右風向板ベースの左右方向の一方の端近くに開閉用の左右風向板ベース側開閉軸受けまたは左右風向板ベース側開閉軸が形成され、
    該左右風向板ベース側開閉軸受けまたは左右風向板ベース側開閉軸が、前記本体に設けられた本体側開閉軸または本体側開閉軸受けに回動自在に係合することを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機。
  4. 前記左右風向板ベースの下面に前記ファンガードを保持するためのファンガード保持部材が設けられ、前記本体に設置された状態において該ファンガード保持部材が、風の流れ方向に向けて流線型に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の空気調和機。
  5. 前記開口窓が所定の間隔をあけて一対配置され、
    前記上方保持爪が該一対の開口窓に挟まれて形成され、
    前記ファンガード保持部材が前記上方保持爪に対して略対称に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の空気調和機。
  6. 前記上方保持爪の下面に前記ファンガードの縦桟の横部分が当接する掘り上げ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の空気調和機。
  7. 前記掘り上げ部に突条または突起が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の空気調和機。
  8. 前記前方保持爪の下端が前記後方保持爪の上端よりもよりも上方に位置することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の空気調和機。
  9. 前記前方保持爪が、後方および下方になる程大きくなる略三角推状であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の空気調和機。
  10. 前記上下風向板の開閉を検知するための開閉検知手段が設置され、該開閉検知手段が前記上下風向板が開放していることを検知した開放検知信号に基づいて、前記送風ファンの回転を停止する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の空気調和機。
  11. 上下方向に貫通している開口窓と、該開口窓の左右方向の一方の縁に接する所定範囲である上方保持爪と、前記開口部の下方に配置され、下方保持爪とおよび該下方保持爪の側面に突出する前方保持爪並びに後方保持爪とを具備するファンガード保持部材とを具備する、断面略V字状の左右風向板ベースを成形するための左右風向板ベースの型構造であって、
    少なくとも、前記左右風向板ベースの上面、前記開口窓、前記下方保持爪の上端面、および前記前方保持爪の前面乃至上面を成形する上型と、
    少なくとも、前記左右風向板ベースの下面、前記上方保持爪の下面、前記前方保持爪の下面、および前記後方保持爪の前面および下面を成形する下型と、
    少なくとも前記左右風向板ベースの後面を成形する水平スライド型とを有することを特徴とする左右風向板ベースの型構造。
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