JPH0245440Y2 - - Google Patents

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JPH0245440Y2
JPH0245440Y2 JP9365083U JP9365083U JPH0245440Y2 JP H0245440 Y2 JPH0245440 Y2 JP H0245440Y2 JP 9365083 U JP9365083 U JP 9365083U JP 9365083 U JP9365083 U JP 9365083U JP H0245440 Y2 JPH0245440 Y2 JP H0245440Y2
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shutter
motor shaft
flat surface
movable plate
brake
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブレーキ付きモータを備える電動式シ
ヤツターにおいて、停電時にブレーキを切つてシ
ヤツターを手動で開く際の戻止め装置に係り、そ
の目的は簡単な構成の戻止め装置を提供すること
にある。
モータの動力でシヤツターを開閉する電動式シ
ヤツターは、停電時に手動でシヤツターを開らか
なければならない。本考案は電動式シヤツターに
おけるモータ軸の端部に簡単な戻止め装置を設
け、停電時やモータ電路の故障時にシヤツターを
手動で開いた際、シヤツターの降下を確実に防止
できるようにしたのである。
第1〜2図において、1は建物の入口で、地面
に樹立した左右の側柱2,2とこれの頂端に架け
た上桁3にて囲まれ、上桁の内側にその全長にわ
たる箱形のケース4を取付け、ケースの骨組とな
るアングル(図示なし)を側柱2,2の頂端に固
定する。5はケース4の内部に横架した巻取軸
で、数個のホイール6を固定し、左端をケース4
の端面に取付けた軸受7に軸承し、右側をケース
内の割壁8に取付けた軸受(図示なし)に承持さ
せる。10は多数のスラツトからなるシヤツター
で、頂端をケース内の巻取軸5に固定されたホイ
ール6,6に取付け、両端を側柱2,2の内面に
添着した溝形の案内レール11,11に嵌める。
12はブレーキ13を一体に有するモータで、右
側面に小形の減速機14を添わせて一体に結合
し、これらをケース4の右側部に納めて減速機の
座板19を劃壁8に取付け、減速機の出力軸15
に固定した鎖輪16と巻取軸端の鎖輪17にチエ
ン18を掛けて巻取軸5を減速機14に連結す
る。
ブレーキ13は第3図に示す如く端板22を有
する円筒状のブレーキ箱21に納められ、ブレー
キ箱の中心をモータ軸20の延長部(単にモータ
軸という)が貫通する。23は円板状のデイスク
で、両側面にライニングを施こしてボス24をモ
ータ軸20に楔着し、このデイスクの両側に環状
の受け板25と円板状の押し板26を添わせ、受
け板に植立した3本のボルト27を押し板の通孔
に挿通する。30は側方よりみて皿形をなすケー
スで、中央部にモータ軸20を囲む筒金31と周
縁に鍔32を一体に有し、この鍔をビス33でブ
レーキ箱21の内壁の肉厚部に固定し、鍔の3個
所に受け板のボルト27を挿通してロツクナツト
28を螺合する。ケース30は筒金31に添うコ
イルばね34とこれを囲むソレノイド35を内蔵
し、モータ12の作動中はソレノイド35が励磁
されて押し板26を吸引するので、ブレーキ13
が緩んでデイスク23をモータ軸20と共に回転
させ、モータ電路が切れるとソレノイド35も消
勢するので、ばね34の弾力により押し板26が
デイスク23を圧迫して受け板25に押しつけ、
デイスク23を受け板25と押し板26で固く挾
持してモータ軸20を制動する。36はケース3
0の側面に枢着したブレーキレバーで、下端のピ
ン37をブレーキ箱21にあけた長孔38に挿通
し、このピンを左方へ押すと押し板26がばね3
4に抗してデイスク23から離れ、停電中に手動
でブレーキ13を緩めることができる。
以上は本考案が対象とする電動式シヤツターの
一例であり、モータ12を付勢するとその回転が
減速機14により大きく減速されて出力軸15が
低速度で回転し、鎖輪16,17とチエン18を
介して巻取軸5がホイール6,6の周りにシヤツ
ター10を巻込んで入口1を開き、入口が一杯に
開くとリミツトスイツチ(図示なし)によりモー
タ電路が切れ、ブレーキ13によりモータ軸20
が制動されてシヤツター10は直ちに停止する。
又モータ12を逆転させると減速機の出力軸15
が低速度で逆方向に回転し、シヤツター10を自
重よりも速かに降下させて入口1を閉じ、入口が
一杯に閉じるとリミツトスイツチによりモータ電
路が切れ、ブレーキ13によりシヤツター10は
直ちに停止する。
本考案はこのような電動式シヤツターにおける
手動開放時の戻止め装置に係るもので、その一実
施例を第1〜4図について説明する。
ブレーキ付きモータ12を納めるケース4の右
端部において、ケースの底板を切離して手入れ口
40とこれを開閉する蓋板41を設け、蓋板のシ
ヤツター寄りを蝶番42,42によりケース4の
底縁に取付け、蓋板41の手前側に設けた掴み付
き止め具43をケースの底縁に引掛けて手入れ口
40を閉じ、止め具をはずして蓋板を鎖線41′
の状態に垂下させることにより手入れ口40を開
ける。44はモータ軸20の端部で、ブレーキ箱
の端板22から突出し、これの一側縁を長手方向
に削取つて平坦面45を設ける。46は握り47
を有する手回しハンドルで、モータ軸の端部44
にかぶせる筒金48にモータ軸端の平坦面45に
合う平坦面49を設け、平坦面45,49により
両者を係合してこのハンドル46でモータ軸の端
部44を回わす。こゝにモータ軸の端部44が第
4図の矢印Cに示す時計方向に回わるとき、シヤ
ツター10が巻上げられて入口1を開くものとす
る。
50は両端に長孔51,51を有する凸字形の
可動片で、逆向きの姿勢にしてブレーキ箱の端板
22に添わせ、モータ軸の端部44の上側にてこ
の端板22に螺合した2本のビス52,52を長
孔51,51に嵌め、一方のビス52と可動片上
のピン53にばね54を掛けて可動片50を左方
へ引寄せる。この平常状態においてビス52,5
2は長孔51,51の右端に当り、可動片50を
この位置から左側へは移動不能とするが、可動片
はばね54に抗して長孔51の長さだけ右側へ移
動することができる。55は可動片50の突出部
に固定した鍵形のストツプ片で、その先端56を
モータ軸の端部44に接触しない程度に近づけ、
これにハンドルの筒金48をかぶせたとき、平坦
面49の両側端がストツプ片の先端56に当接す
るように平坦面49の両側端を拡げる。57は下
端にリング58を有するワイヤーで、ブレーキ箱
の端板22にあけた通孔59に通してブレーキレ
バー36に結付ける。
本考案の一実施例は以上の構成からなり、通常
はモータ軸の端部44はストツプ片の先端56に
接触することなく回転する。停電時やモータ電路
が故障した場合は作業者が踏み台に載つて止め具
43をはずし、蓋板41を垂下させて手入れ口4
0を開ける。次に手回しハンドルの筒金48をモ
ータ軸の端部44にかぶせ、片手でリング58を
引いてブレーキレバー36を左方へ偏らせ、ブレ
ーキ箱に内蔵される押し板26をデイスク23か
ら離してブレーキ13を緩める。この状態でハン
ドル46を時計方向に回わしてモータ軸の端部4
4を回転させ、シヤツター10を巻上げて入口1
を開らく。ハンドルが時計方向に回わるとき、筒
金の平坦面49の側端がストツプ片の先端56に
接触するが、可動板50が右側へは移動できるか
ら、筒金48は平坦面49の側端でストツプ片5
5を押して回動し、この側端が通り過ぎるとスト
ツプ片55がばね54の弾力で復帰する。このよ
うにしてストツプ片を進退させつつハンドル46
を回わしてシヤツター10を開放することができ
る。
シヤツターを一杯に又は途中まで開いたとき、
ハンドル46を放すとシヤツターの自重でモータ
軸20が逆転し、その端部44とハンドル46も
反時計方向に逆転するが、これらが1回転する以
前に筒金の平坦面49の側端がストツプ片の先端
56に突き当たる。こゝに可動板50は左側へは
移動できないから、ハンドル46が逆転して筒金
の平坦面49の側端がストツプ片の先端に当たる
とストツプ片55は動かず、従つてハンドル46
及びモータ軸20が逆転を阻止されるので、シヤ
ツター10は一杯又は途中の開放位置に停止す
る。
停電時又はモータ電路の故障時に一杯又は途中
まで開いたシヤツター10をブレーキ13だけで
止めるのは、何らかの理由でブレーキが緩むとシ
ヤツターが不意に降りてくる危険性がある。本実
施例においては、ハンドルの筒金48をストツプ
片55で受け止めるから、モータ軸20の逆転を
確実に阻止してシヤツターを開放位置に保持でき
る。又停電時やモータ電路の故障時にシヤツター
を下ろす場合はピン37又はリング58を引いて
ブレーキレバー36を左方へ偏らせ、ブレーキ1
3を緩めてシヤツターを自重で降下させる。この
際ガバナー(図示なし)が働いて降下速度を制御
する。
以上は本考案の一実施例を説明したもので、本
考案はこの実施例に限定されることなく、考案の
要旨内において設計変更でき、例えば手回しハン
ドルの代りにその筒金と同じ平坦面付きの筒金を
ボスに突設した鎖輪(図示なし)を用い、この筒
金をモータ軸の端部44にかぶせて鎖輪に掛けた
チエン(図示なし)を引き、鎖輪とチエンでモー
タ軸20を回わしてシヤツターを開らくようにし
てもよく、手回し部材及び鎖輪とチエンを手回し
部材と総称する。
本考案によるときは電動式シヤツターにおいて
モータ軸の端部をブレーキ箱から突出させて手回
し部材の筒金をかぶせ、モータ軸端と筒金に平坦
面を設けて両者を係合し、ブレーキ箱の端板に添
う可動片にストツプ片を取付けてその先端に手回
し部材の筒金に設けた平坦面の側端を当接させ、
シヤツターの巻上げ方向には筒金の平坦面がスト
ツプ片を動かすが反対方向にはストツプが筒金の
回動を阻止するように構成したから、極めて簡単
な構成をもつてシヤツターの降下を確実に防止す
ることができ、電動式シヤツターにおける手動開
放時の戻止め装置を簡単に製作しうる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は実施例を備えるシヤツターの正面図、第2図は
第1図のA−A断面図、第3図はブレーキ箱と実
施例の拡大断面図、第4図は第3図のB−B線よ
りみた正面図である。 なお、5は巻取軸、10はシヤツター、12は
モータ、13はブレーキ、14は減速機、15は
その出力軸、44はモータ軸の端部、45がその
平坦面、46は手回し部材、48は筒金、49は
その平坦面、50は可動片、54はばね、55は
ストツプ片、56はその先端である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキ付きモータに結合した減速機の出力軸
    をシヤツターの巻取軸に連結する電動式シヤツタ
    ーにおいて、モータ軸をブレーキ箱の端板から突
    出させてその端部に平坦面を設け、モータ軸の端
    部に筒金をかぶせて着脱自在に取り付ける手回し
    部材を備え、手回し部材の筒金にモータ軸端の平
    坦面に合う平坦面を設けて両者を係合し、ブレー
    キ箱の端板に可動板をそわせ、かつこの可動板に
    穿孔した長孔にビスを挿通して可動板をブレーキ
    箱に長孔の長手方向に対して摺動可能に支持し、
    かつこの可動板の長孔の長手方向にばね附勢方向
    を合わせて前記ビスの一方と可動板の一部間に引
    張用のばねを掛け、可動板に取り付け、かつL字
    形に形成されたストツプ片の先端をモータ軸の端
    部に近づけ、この端部に手回し部材の筒金をかぶ
    せたとき筒金の平坦面の側端をストツプ片の先端
    に当接させたことを特徴とする電動式シヤツター
    の戻止め装置。
JP9365083U 1983-06-17 1983-06-17 電動式シヤツタ−の戻止め装置 Granted JPS601894U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9365083U JPS601894U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 電動式シヤツタ−の戻止め装置

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JP9365083U JPS601894U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 電動式シヤツタ−の戻止め装置

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Publication Number Publication Date
JPS601894U JPS601894U (ja) 1985-01-09
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JP9365083U Granted JPS601894U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 電動式シヤツタ−の戻止め装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6220475B1 (ja) * 2017-08-09 2017-10-25 Bx新生精機株式会社 シャッター開閉機のシャッター巻上方法、着脱式保持具及び足踏み式保持具
JP6240362B1 (ja) * 2017-09-05 2017-11-29 Bx新生精機株式会社 シャッター開閉機のシャッター巻上方法、アタッチメント及び保持具

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JPS601894U (ja) 1985-01-09

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