JPH0633893B2 - シヤツタ装置 - Google Patents

シヤツタ装置

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JPH0633893B2
JPH0633893B2 JP24951785A JP24951785A JPH0633893B2 JP H0633893 B2 JPH0633893 B2 JP H0633893B2 JP 24951785 A JP24951785 A JP 24951785A JP 24951785 A JP24951785 A JP 24951785A JP H0633893 B2 JPH0633893 B2 JP H0633893B2
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lever
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stopper
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closing
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勝三 福田
義政 伊藤
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本考案は、火災が発生したとき延焼を防止するためにシ
ャッタを閉鎖状態にする構成のシャッタ装置に関する。
[発明の技術的背景] 例えば、換気扇に設けられたこの種のシャッタ装置の従
来構成を第5図に示す。即ち、シャッタ(1)には該シ
ャッタ(1)の開閉に連動して上下方向に移動する第1
のレバー(2)が枢着されていると共に、この第1のレ
バー(2)には第2のレバー(3)が軸(4)により回
動可能に枢着されており、更にこの第2のレバー(3)
は第1のレバー(2)に対し温度ヒューズ(5)を備え
た連結機構(6)によって該第1のレバー(2)と一体
的に上下動するように連結されている。そして、引き紐
(7)を引き下げると、第1及び第2のレバー(2)及
び(3)が一体的に下方に移動し、これに連動してシャ
ッタ(1)が開放する。このシャッタ(1)の開放状態
において、火災が発生し温度ヒューズ(5)がその熱に
より溶断すると、第2のレバー(3)が第1のレバー
(2)とは無関係に上下動自在な状態となり、これによ
りシャッタ(1)が自重によって第1のレバー(2)を
引き上げつつ下方に回動して第6図に示すように通風枠
たる外枠(8)の室外側開口を閉鎖するという構成であ
る。
ところで、この従来のシャッタ装置にあっては、シャッ
タ(1)を閉鎖位置にロックするためのロック機構
(9)が設けられている。このロック機構(9)は第5
図に示すように第2のレバー(3)の上端部分に形成し
た切欠凹部(10)と外枠(8)の内側面に突設したス
トッパ(11)とから構成されている。そして、切欠凹
部(10)をストッパ(11)に対し係脱可能にするた
め、前述したように第2のレバー(3)が第1のレバー
(2)に対し軸(4)により回動可能に枢着されている
ものであり、シャッタ(1)の閉鎖に伴う第2のレバー
(3)の上方への移動時には該第2のレバー(3)の上
端傾斜面(3a)がストッパ(11)に当接して第2の
レバー(3)が第7図に示すねじりコイルばね(12)
の弾発力に抗して矢印(A)方向に回動し、その後、ね
じりコイルばね(12)の弾発力により矢印(A)とは
反対方向に回動することにより切欠凹部(10)がスト
ッパ(11)に係合し、これにて第2のレバー(3)ひ
いてはシャッタ(1)が閉鎖位置にロックされる。一
方、引き紐(7)の引き下げによるシャッタ(1)の開
放操作時には、その初期に第2のレバー(3)がねじり
コイルばね(12)の弾発力に抗して矢印(A)方向に
回動されることにより切欠凹部(10)がストッパ(1
1)から離脱するようにしている。このように、切欠凹
部(10)がストッパ(11)から離脱した後、第1及
び第2のレバー(2)及び(3)が一体的に下方に移動
して、シャッタ(1)が開放されるようにするため、前
記連結機構(6)に第7図に示すようにねじ棒(13)
を螺着し、切欠凹部(10)がストッパ(11)から離
脱したとき、第2のレバー(3)がこのねじ棒(13)
に当接してそれ以上矢印(A)方向に回動しないように
している。そして、温度ヒューズ(5)が溶断したとき
には、ねじ棒(13)を螺着した板(14)が矢印
(B)方向に回動することにより、第2のレバー(3)
の矢印(A)方向への回動を阻止する機能は失われ、第
1のレバー(2)が第2のレバー(3)とは無関係に上
下動自在となるものである。
[背景技術の問題点] しかしながら、上記構成では、ロック機構(9)を構成
する切欠凹部(10)が第2のレバー(3)に形成され
ているため、火災の発生により、温度ヒューズ(5)が
溶断した場合には、シャッタ(1)が閉鎖位置に回動し
ても、このシャッタ(1)を閉鎖位置にロックすること
はできない。このため、火災発生により熱せられた室内
空気が室外に逃げ出ようとした場合、シャッタ(1)が
空気流により開放されてしまい、外枠(8)の室外側開
口部をシャッタ(1)により閉鎖して延焼を防止しよう
とする所期の目的が達成できなくなってしまう。
[発明の目的] 本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、温度ヒューズが溶断した場合のシャッタ閉鎖時にお
いても、該シャッタを閉鎖位置に確実にロックすること
ができるシャッタ装置を提供するにある。
[発明の概要] 本発明は、シャッタの開閉に連動して往復動すると共に
この往復動方向とは異なる方向に回動し得るように該シ
ャッタに枢着した第1のレバーと、この第1のレバーを
一方向に回動付勢する付勢手段と、前記第1のレバーに
設けられ前記シャッタが閉鎖したとき該第1のレバーが
付勢手段により一方向に回動されることによって通風枠
に突設したストッパに当接若しくは若干の隙間をもって
対向しシャッタの開放方向への回動を該ストッパとの当
接により制する係止部と、前記第1のレバーに該第1の
レバーと一体的に移動するように温度ヒューズを介して
固定した第2のレバーと、前記シャッタの開閉に連動す
る前記第1のレバーの往復動方向と同方向に往復動可能
に設けられると共に前記第2のレバーに対し斜めに掛け
られた連結部材を介して連結された可動部材を備え前記
シャッタを開放すべく可動部材を移動操作したとき該可
動部材がその移動初期に連結部材を介して第2のレバー
を斜め方向に引っ張ることにより前記第1のレバーを前
記付勢手段の付勢力に抗して前記一方向とは反対方向に
回動させて係止部をストッパから外す操作機構とを設け
たもので、通風枠に突設したストッパと協働してシャッ
タを閉鎖位置にロックするための係止部を、シャッタの
開閉に連動して上下動するように枢着された第1のレバ
ーに設けたことにより、温度ヒューズが溶断した場合で
も、シャッタの閉鎖位置に確実にロックすることができ
るようにしたものである。
[発明の実施例] 以下本発明を換気扇のシャッタ装置に適用した一実施例
につき第1図乃至第4図を参照して説明する。
第1図において、(21)は図示しない室の壁に設けた
孔に装着して室の内外を連通するように設けた通風枠た
る換気扇の外枠で、その前後両面は夫々室内(C)及び
室外(D)に向けて開口されている。(22)は外枠
(21)内に配設した図示しないモータ取付枠に取付け
たモータで、これの図示しない回転軸にファン(23)
をスピンナナット(24)により締付け固定している。
(25)はベルマウス(25a)を有した化粧枠で、こ
れは外枠(21)の室内(C)側に着脱可能に装着され
ている。(26)はシャッタで、これは外枠(21)の
室外(D)側に例えば上下三段に配置され、上端寄りの
部位を軸(27)によりり外枠(21)に回動可能に枢
着している。(28)はシャッタ(26)の上端部に取
着したピン(29)を介して該シャッタ(26)に枢着
した第1のレバーで、これはシャッタ(26)の開閉に
連動して上下方向に移動するようになっている。そし
て、ピン(29)に嵌合すべく第1のレバー(28)に
形成した孔(28a),(28b),(28c)のう
ち、中段及び下段のシャッタ(26)のピン(29)に
対応する孔(28b),(28c)を前後方向に伸びる
長孔状に形成し、第1のレバー(28)がシャッタ(2
6)の開閉に連動する移動方向(上下方向)とは異なる
方向,即ち上段のシャッタ(26)のピン(29)を中
心にして前後方向に回動し得るようにしている。(3
0)は付勢手段としての引張コイルばねで、これは第1
のレバー(28)に形成した孔(31)と外枠(21)
の内側面に突設した掛合片(21a)との間に傾斜状に
張設され、第1のレバー(28)を上方に付勢すると共
に上段のシャッタ(26)のピン(29)を中心に一方
向たる矢印(E)方向に向けて回動するように付勢して
いる。また、シャッタ(26)は第1のレバー(26)
が引張コイルばね(30)により上方に付勢されること
により閉鎖方向たる下方に回動付勢された状態にある。
(32)は外枠の内側面に切り起こし等により突設した
ストッパで、その上面は室外(D)側に向かって下降傾
斜している。(33)は第1のレバー(28)の下端水
平部(28d)に折曲形成した係止部たる係止片で、こ
れはシャッタ(26)の閉鎖状態においてストッパ(3
2)の上面に当接若しくは若干の隙間をもって対向した
状態にある。(34)は略L字状の第2のレバーで、こ
れは下部を第1のレバー(28)の下端水平部(28
d)に軸(35)により回動可能に枢着している。(3
6)は温度ヒューズで、これは両端部を第1のレバー
(28)と第2のレバー(34)とにねじ(37),
(37)により取り付けている。そして、第2のレバー
(34)はこの温度ヒューズ(36)の取付けにより第
1のレバー(28)に対し該第1のレバー(28)と一
体的に移動するように固定された状態となる。(38)
は操作機構であり、この操作機構(38)において、
(39)は外枠(21)に配設したスイッチ機構で、こ
のスイッチ機構(39)は可動部材としての引き板(4
0)をシャッタ(26)の開閉に連動する第1のレバー
(28)の往復動方向と同方向たる上下方向に往復動可
能に挿設しており、また図示はしないが内部に引き板
(40)の上下動に応じて前記モータ(22)を通断電
するスイッチ及び引き板(40)を引き下げ位置にロッ
クするロック装置等を設けている。(41)は例えばリ
ング状の連結部材で、これは引き板(40)の上端部と
第2のレバー(34)の下部の先端部に形成した切欠
(34a)との間に斜めに掛け渡されている。(42)
は引き板(40)の下端部に連結した引き紐である。
次に上記構成の作用を説明する。換気扇が第1図に示す
運転停止状態にあるとして、この状態からシャッタ(2
6)を開放して換気運転を開始すべく引き紐(42)を
引き下げると、引き板(40)が引き下げられて連結部
材(41)を介して第2のレバー(34)の下部を引張
る。このとき、連結部材(41)が斜めに掛けられてい
ることにより、第2のレバー(34)の下部は第2図に
(F)で示す斜め下向きの力を連結部材(41)から受
ける。この力(F)は、同図に示すように水平な分力
(Fh)と、垂直下向きの分力(Fv)とに分けられ、
そのうち水平な分力(Fh)が引張りコイルばね(3
0)により第1及び第2のレバー(28)及び(34)
に付与されている矢印(E)方向の回動付勢力に打ち勝
つようになる。このため、まず第1及び第2のレバー
(28)及び(34)が一体的に上段のシャッタ(2
6)のピン(29)を中心にして矢印(E)とは反対方
向に回動し、これにより第1のレバー(28)の係止片
(33)が第2図に実線で示す位置から一点鎖線で示す
位置に移動しストッパ(32)から外れる。この場合、
第1及び第2のレバー(28)及び(34)が前記垂直
下向きの分力(Fv)により引き下げられるから、係止
片(33)はストッパ(32)の上面に一見当接状態と
なるが、両レバー(28)及び(34)は引張コイルば
ね(30)により上方に付勢されているから、ストッパ
(32)に対する係止片(33)の当接力ひいてはスト
ッパ(32)と係止片(33)との間に作用する摩擦抵
抗力はそれ程大きくはなく、両レバー(28)及び(3
4)は前記水平は分力(Fh)によって矢印(E)とは
反対方向に回動し、従って係止片(33)はストッパ
(32)の上面を円滑に摺動して該ストッパ(32)か
ら外れるものである。このようにして、引き下げ操作の
初期に係止片(33)がストッパ(32)から外れる
と、それ以後の引き紐(42)の引き下げ操作に基づく
引き板(40)の下降に伴って、第1及び第2のレバー
(28)及び(34)が一体的に下方に移動し(係止片
(33)は第2図に一点鎖線で示す位置から二点鎖線で
示す位置に移動する)、これによりシャッタ(26)が
軸(27)を中心に上方に回動して第3図に示すように
外枠(21)の室外(D)側の開口部を開放する。シャ
ッタ(26)が開放すると、これと期を同じくして図示
しないスイッチがオンしてモータ(22)に通電し、該
モータ(22)によりファン(23)が回転駆動されて
室内(C)の空気を外枠(21)を通して室外(D)に
排出する。斯かる換気運転状態は引き板(40)がスイ
ッチ機構(39)の図示しないロック装置により引き下
げ位置にロックされることにより維持される。
さて、この換気運転状態において、引き紐(42)を再
び引き下げると、これに応じて引き板(40)が若干引
き下げられることにより、図示しないスイッチがオフし
てモータ(22)を断電し、ファン(23)を停止させ
る。これと同時に図示しないロック装置による引き板
(40)のロックが解除されるため、この後、引き紐
(42)から手を離せば、シャッタ(26)が閉鎖方向
の付勢力として作用している自重及び引張コイルばね
(30)の付勢力により軸(27)を中心に下方に回動
し、これに連動して第1及び第2のレバー(28)及び
(34)が上方に移動する(このとき係止片(33)は
第2図に二点鎖線で示す位置から一点鎖線で示す位置に
移動する)。そして、シャッタ(26)が第1図に示す
閉鎖位置に至ると、第1及び第2のレバー(28)及び
(34)が引張コイルばね(30)の付勢力により上段
のシャッタ(26)のピン(29)を中心にして矢印
(E)方向に回動し、これにより第1のレバー(28)
の係止片(33)がストッパ(32)の上面に当接若し
くは若干の隙間をもって対向する。
ところで、この運転停止状態においては、上述の説明か
ら明らかなように、第2のレバー(34)の係止片(3
3)が外枠(21)のストッパ(32)の上面に当接若
しくは若干の隙間をもって対向した状態にある。斯かる
状態において、例えば外風の影響でシャッタ(26)に
これを開放させようとする力が作用したとする。する
と、第1及び第2のレバー(28)及び(34)が下方
に移動しようとするが、その移動は係止片(33)がス
トッパ(32)に当接することにより制せられ、このた
めシャッタ(26)も上方には回動し得ずして閉鎖状態
に保持される。すなわち、この場合は外風などによりシ
ャッタ(26)に開放方向の回動力が作用した場合であ
るから、前述した引き紐(42)により引き板(40)
を引き下げる場合とは異なり、第1のレバー(28)に
は矢印(E)とは反対方向の回動力は何ら作用しないか
ら、シャッタ(26)に作用した開放方向の回動力によ
り第1及び第2のレバー(28)及び(34)が下方に
移動しようとしたときには、両レバー(28)及び(3
4)は矢印(E)とは反対方向に回動することはなく、
従って係止片(33)がストッパ(32)から外れるよ
うなことはなく、第1及び第2のレバー(28)及び
(34)の下方への移動は係止片(33)がストッパ
(32)に当接することにより確実に制せられるもので
ある。従って、シャッタ(26)が外風等の影響で上下
に何度も回動するという、いわゆるばたつきの問題を効
果的に解消し得るものである。
而して、第3図に示す換気運転状態において、火災が発
生したとする。すると、その熱で温度ヒューズ(36)
が溶断し、これにより第1及び第2のレバー(28)及
び(34)の固定状態が解かれる。このようになると、
第2のレバー(34)が第1のレバー(28)に対して
軸(35)を中心に回動自在な状態になって第1のレバ
ー(28)を下降した位置に保持する機能を消失するた
め、第1のレバー(28)が第2のレバー(34)とは
無関係に上下動自在な状態になる。従って、引き板(4
0)が引き下げ位置にロックされていても、シャッタ
(26)は自重及び引張りコイルばね(30)の付勢力
により第1のレバー(28)を引き上げつつ下方に回動
して第4図に示すように外枠(21)の室外(D)側の
開口部を閉鎖する。尚、第2のレバー(34)は第1の
レバー(28)の上方への回動により、軸(35)を中
心に回動して第4図に示す状態になる。そして、シャッ
タ(26)が閉鎖位置に至ると、前述したと同様に第1
のレバー(28)が引張コイルばね(30)の付勢力に
より上段のシャッタ(26)のピン(29)を中心にし
て矢印(E)方向に回動し、これにより第1のレバー
(28)の係止片(33)が外枠(21)のストッパ
(34)の上面に当接若しくは若干の隙間をもって対向
する。従って、上述したと同様にシャッタ(26)はば
たつきを防止されたロック状態となり、火災発生により
熱せられた室内(C)の空気が室外(D)に逃げ出よう
とした場合でも、シャッタ(26)がこの空気流により
開放されるという虞れはなく、延焼を効果的に防止する
ことができる。ちなみに、第1図の運転停止状態で火災
が発生した場合には、シャッタ(26)は元来閉鎖位置
にロックされているのであるから、上記したと同様に延
焼を効果的に防止できるものである。
尚、上記実施例では、第2のレバー(34)を第1のレ
バー(28)に対し、軸(35)と温度ヒューズ(3
6)とによって一体的に移動するように固定したが、二
個の温度ヒューズにより第1のレバー(28)と第2の
レバー(34)とを連結するようにすれば、軸(35)
を設けなくとも第1及び第2のレバー(28)及び(3
4)を一体的に移動するように固定できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、通風枠に突設した
ストッパと協働してシャッタを閉鎖位置にロックする係
止部を、シャッタの開閉に連動して上下動するように枢
着された第1のレバーに設けたので、火災の発生により
温度ヒューズが溶断してシャッタが閉鎖した場合でも、
該シャッタを閉鎖位置に確実にロックすることができ、
延焼を防止することができるという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はシャッタ閉鎖状態の縦断側面図、第2図は要部の
拡大側面図、第3図はシャッタ開放状態の縦断側面図、
第4図は温度ヒューズ溶断時の状態を示す縦断側面図で
あり、第5図は従来のシャッタ装置を示す第3図相当
図、第6図は同第4図相当図、第7図は同要部の斜視図
である。 図中、(21)は外枠(通風枠)、(26)はシャッ
タ、(28)は第1のレバー、(30)は引張コイルば
ね(付勢手段)、(32)はストッパ、(33)は係止
片(係止部)、(34)は第2のレバー、(36)は温
度ヒューズ、(38)は操作機構、(40)は引き板
(可動部材)、(41)は連結部材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通風枠(21)と、この通風枠(21)に
    突設されたストッパ(32)と、前記通風枠(21)に
    開閉回動可能に枢着され閉鎖方向に付勢されたシャッタ
    (26)と、このシャッタ(26)の開閉に連動して往
    復動すると共にこの往復動方向とは異なる方向に回動し
    得るように該シャッタ(26)に枢着した第1のレバー
    (28)と、この第1のレバー(28)を一方向に回動
    付勢する付勢手段(30)と、前記第1のレバー(2
    8)に設けられ前記シャッタ(26)が閉鎖したとき該
    第1のレバー(28)が前記付勢手段(30)により一
    方向に回動されることによって前記ストッパ(32)に
    当接もしくは若干の隙間をもって対向しシャッタ(2
    6)の開放方向への回動を該ストッパ(32)との当接
    により制する係止部(33)と、前記第1のレバー(2
    8)に該第1のレバー(28)と一体的に移動するよう
    に温度ヒューズ(36)を介して固定した第2のレバー
    (34)と、前記シャッタ(26)の開閉に連動する前
    記第1のレバー(28)の往復動方向と同方向に往復動
    可能に設けられると共に前記第2のレバー(34)に対
    し斜めに掛けられた連結部材(41)を介して連結され
    た可動部材(40)を備え前記シャッタ(26)を開放
    すべく可動部材(40)を移動操作したとき該可動部材
    (40)がその移動初期に連結部材(41)を介して第
    2のレバー(34)を斜め方向に引っ張ることにより前
    記第1のレバー(28)を前記付勢手段(30)の付勢
    力に抗して前記一方向とは反対方向に回動させて前記係
    止部(33)を前記ストッパ(32)から外す操作機構
    (38)とを具備して成るシャッタ装置。
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