JPS5834227A - 動圧形流体軸受 - Google Patents

動圧形流体軸受

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JPS5834227A
JPS5834227A JP56132814A JP13281481A JPS5834227A JP S5834227 A JPS5834227 A JP S5834227A JP 56132814 A JP56132814 A JP 56132814A JP 13281481 A JP13281481 A JP 13281481A JP S5834227 A JPS5834227 A JP S5834227A
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克彦 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回転中のスラスト負荷能力を一定に保つ動圧
形流体軸受に関する。
従来の動圧形流体軸受は第１図に示すように、ハウジン
グＩＫ設けた円筒状孔２は円筒状のラジアル内面３と平
面状のスラスト底面４とを有し、前記円筒状孔２に配設
した軸体５は動圧発生用のみぞ６を有する円筒状のラジ
アル外面７と凸形円すい状のスラスト端面８とを有し、
またハウジングＩＫはラジアル内面３とハウジングｌの
上面とを連通ずる流通穴１２が設けられている。
従って軸体５が回転して浮上すると流通穴１２が圧力室
１１に開口するので、圧力室１１内の潤滑剤が流通穴１
２を通ってハウジング１の上面に流出し、・一体５の浮
上量ははぼ一定に保たれる。
しかし流通穴１２をラジアル外面とスラスト端面との境
介部１３の近傍に精度良く設けることは加工上むずかし
いので軸体５の浮上量を小さくおさえることは困難であ
り、また流通穴１２は屈曲していると共に深さが深いの
で加工費が高く、さらに軸体５の停止時にはスラスト端
面８とスラスト底面４とが点接触するので最大接触面圧
が大きく、スラスト底面４に圧こんが生ずるおそれがあ
る。
この発明は前述の各欠点を除去することを目的とする。
次にこの発明の実施例を図面に基いて説明する。第２図
において、ハウジング２１は一つの部材から構成され、
このハウジング２１には円筒状ｖ′Ｌ２２が設けられて
いる。前記円筒状孔乙の内周面には円筒状のラジアル内
面ツが設けられ、また円筒状孔ｎの底面には平面状のス
ラスト底面６が設けられている。前記円筒状孔ρには軸
体部が配設され、この軸体部の外周面にはラジアル内面
列と対向して共働する円筒状のラジアル外面ｎが設けら
れてイル。前記ラジアル外面２７にはスパイラル状の動
翫発生用のみぞ路が設けられ、また軸体部の一方？Ｎ面
にはスラスト底面５と対向して共働する凸形球面状のス
ラスト端面３１が設けられている。前記スラスト底面５
の中央部には軸方向に流通穴部が設けられ、この流通穴
おはハウジング２１の外部に開口している。そしてスラ
スト底面５は動圧形流体軸受の静止時にスラスト端面３
１と接触する環状の接触面３７を流通穴おの周囲に有し
ている。
以上のような構成の動圧形流体軸受は軸体がの静止時お
よび低速回転時にはスラスト端面３１とスラスト底面５
とが接触しているが、軸体部が回転すると動圧発生用の
みぞ公のボンピング作用によってラジアル内面Ｕとラジ
アル外面ｒとの間のラジアル軸受すきまあ内の空気がス
ラスト端面３１とスラスト底面５との間の圧力室３２に
流入し、軸体部か浮上する。前記軸体がか浮上すると流
通穴あが圧力室支に開口し、圧力室３２内の空気は流通
穴おからハウジング２１の外部に流出する。この場合田
鵬室３２内の空気の圧力は軸体２６の浮上量の変化に凍
って調斃されてはぼ一定であり、軸体２６はノ・ウジン
グ２１と非接触で回転し、一定のスラスト負荷能力が得
られると共に軸体かの浮上量を小さくおさえることがで
きる。
第３図はこの発明の他の実施例であるが、ノ１ウジング
２１はスリーブ１２１とスリーブ１２１の内周面の底部
に圧入等の方法によって嵌合して固定した合成樹脂製の
円筒コロ２２１とから構成されている。前記スリーブ１
２１の内周面がラジアル内面列となっており、円筒コロ
２２１が凸形球面状のスラスト底面６となっている。前
記スラスト底面乙には軸方向に流通穴おが設けられ、ま
たスラスト底面２５には環状の接触面３７が設けられて
いる。そして軸体５には平面状のスラスト端面３１が設
けられている。
このようにスラスト底面６が自己潤滑性を有する合成樹
脂から構成されていると、スラスト底面５とスラスト端
面３１との摩耗が少ないと共に軸受の起動トルクが低い
。
第４図は動圧形流体軸受を油槽中に配設した実施例であ
るが、ハウジング２１は外筒３２１と、外筒３２コの内
周面に嵌合して固定したスリーブ１２１と、亮−−ブ１
２１の内周面の底部に嵌合して固定した円筒コロ２２１
とから構成されている。前記スリーブ１２１の内周面が
ラジアル内面列となっており、円筒コロ２２１が凹形球
面状のスラスト底面６となっている。前記ハウジング２
１の底部には中心部から始まって外周部に開口する半径
方向のみぞ４１が設けられ、またスラスト底面２５には
みぞ４１に開口する流通穴おが軸方向に設けられている
。従って流通穴あけハウジング２１の外部に開口し、ま
たスラスト底面５には環状の接触面３７が設けられてい
る。前記ハウジング２１と軸体加とから構成された動圧
形流体軸受は油槽３９中に配設され、この油槽３９中に
は潤滑油又はグリース等の流体が入れられている。
なお図示の実施例ではラジアル外面γに動圧発生用のみ
ぞあを設けたが、ラジアル内面冴とラジアル外面ｎとの
少なくとも一方に動圧発生用のみぞ公を設けても良い。
ｇスラスト底面５およびスラスト端面３１は凸面で本平
面でも凹面でも良い。しかしスラスト底面６とスラスト
端面３１との少なくとも一方が球面状になっていると、
軸受の起動トルクが低いと共にスラスト底面６とスラス
ト端面３１との摩耗が少ない。
さらに軸体加回転でもハウジング２１回転でも良く、あ
るいは相対回転の用途にも用いることができる。
また動圧形流体軸受の使用形態は縦形でも横形でも良く
、あるいは倒置しても良い２、さらに流通穴おも種々の
形状にすることができる。
また流通穴３３にフィルタを装入し、このフィルタによ
って起動停止時に生ずる場合がある摩耗粉をろ過し、摩
耗粉をハウジング２１の外部に排出しないようＫするこ
ともできる。
この発明の動圧形流体軸受によると、スラスト底面５に
設けた流通穴おがハウジング２１の外部に開口している
ので軸体加かハウジング２１に対して軸方向に変位する
と圧力室３２内の流体が流通穴おからへ′ウジング２１
の外部に流出し、圧力室部内の流体−圧力は軸体がのハ
ウジング２１に対する変位によって調整されてほぼ一定
であり、軸体５はハウジング２１と非接触であり、一定
のスラスト負荷能力が得られると共に軸体謳のハウジン
グ２１に対する軸方向の変位を小さくおさえることがで
きる。またスラスト底面δは軸受の静止時にスラスト端
面３１と接触する環状の接触面３７を流通穴あの周囲に
有しているので軸受の静止時にスラスト底面５とスラス
ト端面３１との接触面圧を小さくでき、スラスト底面５
とスラスト端面３１との損傷を防止できる。さらにスラ
スト底面２５にノ１ウジング２１の外部に開口する流通
穴おを軸方向に設けることができるので流通穴おの加工
が容易であり、構造が簡単でコストが安価である。また
スラスト底面６に設けた流通穴あがハウジング２１の外
部に開口しト底面６およびスラスト端面３１尋の軸受面
の損傷が扉軸れるようなことはないという効果を有する
。
【図面の簡単な説明】 第１図は従来の動圧形流体軸受の断面図、第２図はこの
発明の一実施例を示す動圧形流体軸受の断面図、第３図
および第４図はこの発明の他の実施例を示す動圧形流体
軸受の断面図である。 図中、　２１はハウジング、ｎは円筒状孔、Ｕはラジア
ル内面、δはエラ２ト底面、がは軸体、ｎはラジアル外
面、あは動圧発生用のみそ、３１はスラスト端面、おけ
流通穴、ｒは接触面である。 特許出願人　　日本精工株式会社 ３１　　Ｊ／　　３ｊ　　５

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）ハウジング２１に設けた円筒状孔ｎは牲イ円筒状
    のラジアル内面列とスラスト底面６とを有し、前記円筒
    状孔乙に配設した軸体がはラジアル内面別と対向して共
    働する円筒状のラジアル外面γと、スラスト底面δと対
    向して共働するスラスト端面３１とを有し、前記ラジア
    ル内面列とラジアル外面ｎとの少なくとも一方に動圧発
    生用のみぞ昂が設けられている動圧形流体軸受において
    、前記スラスト底面６に設けた流通穴おがハウジング２
    １の外部に開口し、前記スラスト底面５は軸受の静止時
    にスラスト端面３１と接触する環状の接触面３７を流通
    穴あの周囲に有していることを特徴とする動圧形流体軸
    受。
  2. （２）スラート底面６とスラスト端面３１との少なくと
    も一方が球面状になっている特許請求の範囲第１項記載
    の動圧形流体軸受。
  3. （３）　　ラジアル内面列とラジアル外面γとの間のラ
    ジアル軸受すきまあに空気が存在している特許請求の範
    囲第１項記載の動圧形流体軸受。
  4. （４）スラスト底面５が自己潤滑性を有する合成樹脂か
    ら構成されている特許請求の範囲第１項記載の動圧形流
    体軸受。
  5. （５）流通穴部にフィルタが装入されている特許請求の
    範囲第１項記載の動圧形流体軸受。
  6. （６）流通穴おがスラスト底面６の中央部に設けられて
    いる特許請求の範囲第１項記載の動圧形流体軸受。
  7. （７）流通穴おが軸方向に設けられている特許請求の範
    囲第１項記載の動圧形流体軸受。
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