JPH0533818Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533818Y2 JPH0533818Y2 JP1987046999U JP4699987U JPH0533818Y2 JP H0533818 Y2 JPH0533818 Y2 JP H0533818Y2 JP 1987046999 U JP1987046999 U JP 1987046999U JP 4699987 U JP4699987 U JP 4699987U JP H0533818 Y2 JPH0533818 Y2 JP H0533818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- governor
- shaft
- case
- drive gear
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 44
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0262—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic
- F16H61/0276—Elements specially adapted for hydraulic control units, e.g. valves
- F16H61/0283—Governor valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
- Y10T74/19251—Control mechanism
- Y10T74/19256—Automatic
- Y10T74/1926—Speed responsive
- Y10T74/19265—Governor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19605—Reversing means
- Y10T74/19609—Governor control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両用自動変速機のガバナ装置に関
するものである。
するものである。
(従来の技術)
第3図〜第5図は、従来のガバナ装置を例示す
るもので、これは日産自動車株式会社発行
「RN4F02A型オ−トマチツクトランスアクスル
整備要領書」における自動変速機である。
るもので、これは日産自動車株式会社発行
「RN4F02A型オ−トマチツクトランスアクスル
整備要領書」における自動変速機である。
図中1はコンバータハウジング、2はトランス
ミツシヨンケース、3はトルクコンバータ、4は
変速機構、5はリダクシヨンシヤフト、6はデイ
フアレンシヤルハウジング、7はこのデイフアレ
ンシヤルハウジング6に固着したガバナドライブ
ギヤ、8(第4図参照)はガバナドライブギヤ7
と噛合するガバナシヤフトギヤ、9はスピードメ
ーターピニオンギヤ、10はガバナシヤフト、1
1はガバナケース、12はガバナバルブ、13は
ガバナキヤツプを夫々示す。
ミツシヨンケース、3はトルクコンバータ、4は
変速機構、5はリダクシヨンシヤフト、6はデイ
フアレンシヤルハウジング、7はこのデイフアレ
ンシヤルハウジング6に固着したガバナドライブ
ギヤ、8(第4図参照)はガバナドライブギヤ7
と噛合するガバナシヤフトギヤ、9はスピードメ
ーターピニオンギヤ、10はガバナシヤフト、1
1はガバナケース、12はガバナバルブ、13は
ガバナキヤツプを夫々示す。
自動変速機のガバナ装置は周知の如く、ガバナ
バルブ12から車速対応のガバナ圧を作り出すた
めのもので、このガバナバルブ12はデイフアレ
ンシヤルハウジング6によりギヤ7,8およびガ
バナシヤフト10を介して回転駆動するのが常套
であつた。
バルブ12から車速対応のガバナ圧を作り出すた
めのもので、このガバナバルブ12はデイフアレ
ンシヤルハウジング6によりギヤ7,8およびガ
バナシヤフト10を介して回転駆動するのが常套
であつた。
ところで、デイフアレンシヤルハウジング6を
第3図に示す如くトルクコンバータ3に対して軸
直角方向に近接配置するため、ガバナ装置をトル
クコンバータとの干渉を避けてデイフアレンシヤ
ルハウジング6上のガバナドライブギヤ7に噛合
させるに際しては、ガバナシヤフト10上のギヤ
8をトルクコンバータ3から遠い側においてガバ
ナドライブギヤ7に噛合させるしかなかつた。
第3図に示す如くトルクコンバータ3に対して軸
直角方向に近接配置するため、ガバナ装置をトル
クコンバータとの干渉を避けてデイフアレンシヤ
ルハウジング6上のガバナドライブギヤ7に噛合
させるに際しては、ガバナシヤフト10上のギヤ
8をトルクコンバータ3から遠い側においてガバ
ナドライブギヤ7に噛合させるしかなかつた。
このため従来は自動変速機の前進変速段におい
て、ガバナドライブギヤ7がガバナシヤフト10
の回転駆動中、このガバナシヤフト10にギヤ
7,8の噛み合い分力として上向きのスラストを
付与するのを免れず、ガバナシヤフト10の抜け
止めが不可欠であつた。
て、ガバナドライブギヤ7がガバナシヤフト10
の回転駆動中、このガバナシヤフト10にギヤ
7,8の噛み合い分力として上向きのスラストを
付与するのを免れず、ガバナシヤフト10の抜け
止めが不可欠であつた。
そしてこの従来のガバナシヤフト10のガバナ
ケース11に対する抜け止めとしては、第4図お
よび第5図に示すように、ガバナシヤフト10に
環状溝10aを設けると共に、ガバナケース11
の外側から抜け止めボルト14をシールワツシヤ
15を介してねじ込むことにより行つていた。
ケース11に対する抜け止めとしては、第4図お
よび第5図に示すように、ガバナシヤフト10に
環状溝10aを設けると共に、ガバナケース11
の外側から抜け止めボルト14をシールワツシヤ
15を介してねじ込むことにより行つていた。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら上述した従来装置では、ガバナシ
ヤフト10の抜け止めとして、ガバナシヤフト1
0に環状溝10aを設ける上に、抜け止めボルト
14、およびシールワツシヤ15等を必要とす
る。さらに環状溝10aに嵌入するボルト14の
胴部14aは摩耗対策上、角形にする上で、環状
溝10aおよびボルト14の角形胴部14aは熱
処理を施して表面を硬化させる必要があつた。
ヤフト10の抜け止めとして、ガバナシヤフト1
0に環状溝10aを設ける上に、抜け止めボルト
14、およびシールワツシヤ15等を必要とす
る。さらに環状溝10aに嵌入するボルト14の
胴部14aは摩耗対策上、角形にする上で、環状
溝10aおよびボルト14の角形胴部14aは熱
処理を施して表面を硬化させる必要があつた。
このため従来装置は、多くの部品を必要とする
上に、加工工数も多くなるため、製造コストが嵩
むという問題点があつた。
上に、加工工数も多くなるため、製造コストが嵩
むという問題点があつた。
(課題を解決するための手段)
上述の問題を解決するため本考案においては、
変速機機構の出力回転をリダクシヨンシヤフトを
介してデイフアレンシヤルハウジングに伝達する
ようにした自動変速機において、 入力回転を変速する変速機構を具え、 該変速機構の出力回転をリダクシヨンシヤフト
を介してデイフアレンシヤルハウジングに伝達す
るようにした自動変速機において、 前記リダクシヨンシヤフトの外周にガバナドラ
イブギヤを形成し、 ガバナ装置駆動用のガバナシヤフトを、前記ガ
バナドライブギヤに噛合させてトランスミツシヨ
ンケースに立設すると共に、自動変速機の前進変
速段でガバナドライブギヤがガバナシヤフトの駆
動中該ガバナシヤフトに下向きのスラストを付与
するようなガバナドライブギヤの側に配置し、 ガバナシヤフトの下端面を、トランスミツシヨ
ンケース内において潤滑油面より下方に設定した
ガバナケースの底面により支承し、 該ガバナケースの底面に潤滑油供給開口を設け
たものである。
変速機機構の出力回転をリダクシヨンシヤフトを
介してデイフアレンシヤルハウジングに伝達する
ようにした自動変速機において、 入力回転を変速する変速機構を具え、 該変速機構の出力回転をリダクシヨンシヤフト
を介してデイフアレンシヤルハウジングに伝達す
るようにした自動変速機において、 前記リダクシヨンシヤフトの外周にガバナドラ
イブギヤを形成し、 ガバナ装置駆動用のガバナシヤフトを、前記ガ
バナドライブギヤに噛合させてトランスミツシヨ
ンケースに立設すると共に、自動変速機の前進変
速段でガバナドライブギヤがガバナシヤフトの駆
動中該ガバナシヤフトに下向きのスラストを付与
するようなガバナドライブギヤの側に配置し、 ガバナシヤフトの下端面を、トランスミツシヨ
ンケース内において潤滑油面より下方に設定した
ガバナケースの底面により支承し、 該ガバナケースの底面に潤滑油供給開口を設け
たものである。
(作用)
変速機構は入力回転を変速し、該変速機構の出
力回転はリダクシヨンシヤフトを介してデイフア
レンシヤルハウジングに伝達される。以上による
自動変速機の伝動中、リダクシヨンシヤフトはガ
バナドライブギヤを介してガバナシヤフトを回転
し、ガバナ装置を駆動することができる。
力回転はリダクシヨンシヤフトを介してデイフア
レンシヤルハウジングに伝達される。以上による
自動変速機の伝動中、リダクシヨンシヤフトはガ
バナドライブギヤを介してガバナシヤフトを回転
し、ガバナ装置を駆動することができる。
ところで、ガバナシヤフトをガバナドライブギ
ヤに噛合させてトランスミツシヨンケースに立設
するに際し、自動変速機の前進変速段でガバナド
ライブギヤがガバナシヤフトの駆動中このガバナ
シヤフトに下向きのスラストを付与するようなガ
バナドライブギヤの側に配置したから、ガバナシ
ヤフトの支承に際し、抜け止めが不要で、ガバナ
シヤフトの下端面をガバナケースの底面により支
承するのみの簡単な構成を採用することができ
る。しかもこの支承部はトランスミツシヨンケー
ス内の潤滑油面の下方に位置しているため、潤滑
油供給用開口を介して支承部は常に十分な潤滑が
行われる。このためこの支承部は表面を硬化する
熱処理も不要になる。また抜け止め用ボルトおよ
びシールワツシヤ等の余分な部品も不要になる。
以上により本考案によれば、製造コストを大幅に
軽減することができる。
ヤに噛合させてトランスミツシヨンケースに立設
するに際し、自動変速機の前進変速段でガバナド
ライブギヤがガバナシヤフトの駆動中このガバナ
シヤフトに下向きのスラストを付与するようなガ
バナドライブギヤの側に配置したから、ガバナシ
ヤフトの支承に際し、抜け止めが不要で、ガバナ
シヤフトの下端面をガバナケースの底面により支
承するのみの簡単な構成を採用することができ
る。しかもこの支承部はトランスミツシヨンケー
ス内の潤滑油面の下方に位置しているため、潤滑
油供給用開口を介して支承部は常に十分な潤滑が
行われる。このためこの支承部は表面を硬化する
熱処理も不要になる。また抜け止め用ボルトおよ
びシールワツシヤ等の余分な部品も不要になる。
以上により本考案によれば、製造コストを大幅に
軽減することができる。
(実施例)
以下、第1図および第2図について本考案の一
実施例を説明する。図中第1図乃至第5図におけ
ると同じ符号は同等のものを示している。
実施例を説明する。図中第1図乃至第5図におけ
ると同じ符号は同等のものを示している。
すなわち1はコンバータハウジング、2はトラ
ンスミツシヨンケース、3はトルクコンバータ、
4は変速機構、5はリダクシヨンシヤフト、6は
デイフアレンシヤルハウジングである。
ンスミツシヨンケース、3はトルクコンバータ、
4は変速機構、5はリダクシヨンシヤフト、6は
デイフアレンシヤルハウジングである。
本実施例においては、トランスミツシヨンケー
ス2の内部に、変速機構4からデイフアレンシヤ
ルハウジング6への伝動を司るリダクシヨンシヤ
フト5を配置した自動変速機において、 リダクシヨンシヤフト5の外周にガバナドライ
ブギヤ16を形成し、このガバナドライブギヤ1
6にガバナシヤフト17を介して噛合させたガバ
ナシヤフト18をトランスミツシヨンケース2に
立設する。そして、このガバナシヤフト18の下
端面18aを、トランスミツシヨンケース2内に
おける潤滑油19の油面19aより下方に設定し
たガバナケース20の底面20aによつて支承す
るようにし、このガバナケース底面20aに潤滑
油供給用開口21を設ける。
ス2の内部に、変速機構4からデイフアレンシヤ
ルハウジング6への伝動を司るリダクシヨンシヤ
フト5を配置した自動変速機において、 リダクシヨンシヤフト5の外周にガバナドライ
ブギヤ16を形成し、このガバナドライブギヤ1
6にガバナシヤフト17を介して噛合させたガバ
ナシヤフト18をトランスミツシヨンケース2に
立設する。そして、このガバナシヤフト18の下
端面18aを、トランスミツシヨンケース2内に
おける潤滑油19の油面19aより下方に設定し
たガバナケース20の底面20aによつて支承す
るようにし、このガバナケース底面20aに潤滑
油供給用開口21を設ける。
なお、本実施例では自動変速機の前進変速段に
おいてガバナドライブギヤ16がガバナシヤフト
ギヤ17の回転駆動中、これら両ギヤの噛み合い
分力によりガバナシヤフト18に下向きのスラス
トを付与するようなリダクシヨンシヤフト5の側
に配置する。これにより、車両の前進走行時にガ
バナシヤフト18は底面20aに向けて押付けら
れ、ここで支承される。なお、車両の後退走行時
ガバナシヤフト18に抜け方向のスラストが付与
されるが、後退走行頻度は極く僅かであるし、ガ
バナ装置の回転数の低いことから、ガバナシヤフ
ト18の抜け止め対策は不要である。なお22は
ガバナシヤフト18の頭部のガバナバルブケー
ス、23はガバナケースキヤツプであり、ガバナ
シヤフト18の浮き上がりはこのガバナケースキ
ヤツプ23によつて抑制され得る。
おいてガバナドライブギヤ16がガバナシヤフト
ギヤ17の回転駆動中、これら両ギヤの噛み合い
分力によりガバナシヤフト18に下向きのスラス
トを付与するようなリダクシヨンシヤフト5の側
に配置する。これにより、車両の前進走行時にガ
バナシヤフト18は底面20aに向けて押付けら
れ、ここで支承される。なお、車両の後退走行時
ガバナシヤフト18に抜け方向のスラストが付与
されるが、後退走行頻度は極く僅かであるし、ガ
バナ装置の回転数の低いことから、ガバナシヤフ
ト18の抜け止め対策は不要である。なお22は
ガバナシヤフト18の頭部のガバナバルブケー
ス、23はガバナケースキヤツプであり、ガバナ
シヤフト18の浮き上がりはこのガバナケースキ
ヤツプ23によつて抑制され得る。
本考案装置は上述のように構成したから、リダ
クシヨンシヤフト5が車両の前進方向に回転す
る、ガバナドライブギヤ16およびガバナシヤフ
トギヤ17を介してガバナシヤフト18がガバナ
ケース20内で回転するが、この場合ガバナシヤ
フト18のスラストは、シヤフト18の下端面1
8aとガバナケース20の底面20aの衝合によ
つて吸収される。しかしてこのケース20の底部
には、開口21を介してトランスミツシヨンケー
ス2内の潤滑油19が常に流入しているため、こ
のシヤフト18の下端面18aとガバナケース2
0の底面20a間の潤滑は常に十分に行われる。
クシヨンシヤフト5が車両の前進方向に回転す
る、ガバナドライブギヤ16およびガバナシヤフ
トギヤ17を介してガバナシヤフト18がガバナ
ケース20内で回転するが、この場合ガバナシヤ
フト18のスラストは、シヤフト18の下端面1
8aとガバナケース20の底面20aの衝合によ
つて吸収される。しかしてこのケース20の底部
には、開口21を介してトランスミツシヨンケー
ス2内の潤滑油19が常に流入しているため、こ
のシヤフト18の下端面18aとガバナケース2
0の底面20a間の潤滑は常に十分に行われる。
なお、車両の後退走行時は、ガバナシヤフト1
8のスラストは、ガバナケースキヤツプ23で支
えられるが、走行頻度が極く少なく、回転数も低
いので、耐久性上の問題は何等生じない。
8のスラストは、ガバナケースキヤツプ23で支
えられるが、走行頻度が極く少なく、回転数も低
いので、耐久性上の問題は何等生じない。
(考案の効果)
本考案装置は上述の如く、前進時ガバナシヤフ
ト18に下向きのスラストが作用するよう構成し
たから、ガバナシヤフトの抜け止めが不要で、ガ
バナシヤフト18の下端面18aをガバナケース
20の底面20aによつて支承するだけの簡単な
構成を採用することができる。
ト18に下向きのスラストが作用するよう構成し
たから、ガバナシヤフトの抜け止めが不要で、ガ
バナシヤフト18の下端面18aをガバナケース
20の底面20aによつて支承するだけの簡単な
構成を採用することができる。
しかもこの支承部はトランスミツシヨンケース
2内の潤滑油19の油面19aの下方に位置して
いるため、潤滑油供給開口21を介して支承部は
常に十分な潤滑が行われる。このためこの支承部
は表面を硬化する熱処理も不要になる。また抜け
止め用ボルトおよびシールワツシヤ等の余分な部
品も不要になるから、本考案によれば、製造コス
トを軽減することができるという効果が得られ
る。
2内の潤滑油19の油面19aの下方に位置して
いるため、潤滑油供給開口21を介して支承部は
常に十分な潤滑が行われる。このためこの支承部
は表面を硬化する熱処理も不要になる。また抜け
止め用ボルトおよびシールワツシヤ等の余分な部
品も不要になるから、本考案によれば、製造コス
トを軽減することができるという効果が得られ
る。
第1図は本考案装置を第2図の−断面で示
す立面図、第2図は本考案装置を付した自動変速
機の断面図、第3図は従来の自動変速機の一例を
示す断面図、第4図は第3図の−断面図、第
5図は第4図のV−V断面図である。 1……コンバータハウジング、2……トランス
ミツシヨンケース、3……トルクコンバータ、4
……変速機構、5……リダクシヨンシヤフト、1
6……ガバナドライブギヤ、17……ガバナシヤ
フトギヤ、18……ガバナシヤフト、18a……
下端面、19……潤滑油、19a……油面、20
……ガバナケース、20a……底面、21……潤
滑油供給開口、22……ガバナバルブケース、2
3……ガバナケースキヤツプ。
す立面図、第2図は本考案装置を付した自動変速
機の断面図、第3図は従来の自動変速機の一例を
示す断面図、第4図は第3図の−断面図、第
5図は第4図のV−V断面図である。 1……コンバータハウジング、2……トランス
ミツシヨンケース、3……トルクコンバータ、4
……変速機構、5……リダクシヨンシヤフト、1
6……ガバナドライブギヤ、17……ガバナシヤ
フトギヤ、18……ガバナシヤフト、18a……
下端面、19……潤滑油、19a……油面、20
……ガバナケース、20a……底面、21……潤
滑油供給開口、22……ガバナバルブケース、2
3……ガバナケースキヤツプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 入力回転を変速する変速機構4を具え、該変速
機構の出力回転をリダクシヨンシヤフト5を介し
てデイフアレンシヤルハウジング6に伝達するよ
うにした自動変速機において、 前記リダクシヨンシヤフト5の外周にガバナド
ライブギヤ16を形成し、 ガバナ装置駆動用のガバナシヤフト18を、前
記ガバナドライブギヤ16に噛合させてトランス
ミツシヨンケース2に立設すると共に、自動変速
機の前進変速段でガバナドライブギヤ16がガバ
ナシヤフト18の駆動中該ガバナシヤフト18に
下向きのスラストを付与するようなガバナドライ
ブギヤ16の側に配置し、 ガバナシヤフト18の下端面18aを、トラン
スミツシヨンケース2内において潤滑油面19a
より下方に設定したガバナケース20の底面20
aにより支承し、 該ガバナケース20の底面20aに潤滑油供給
開口21を設けたことを特徴とする自動変速機の
ガバナ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987046999U JPH0533818Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | |
US07/176,017 US4805474A (en) | 1987-03-31 | 1988-03-31 | Structure for supporting governor shaft of automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987046999U JPH0533818Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154846U JPS63154846U (ja) | 1988-10-12 |
JPH0533818Y2 true JPH0533818Y2 (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12762890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987046999U Expired - Lifetime JPH0533818Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4805474A (ja) |
JP (1) | JPH0533818Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030030464A (ko) * | 2001-10-11 | 2003-04-18 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기의 윤활장치 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1998855A (en) * | 1934-05-05 | 1935-04-23 | Casteel Res Lab Inc | Intermittent driving mechanism |
US2181963A (en) * | 1938-04-05 | 1939-12-05 | Vaco Products Inc | Fluid pressure operated gear shifter |
US3375729A (en) * | 1963-05-02 | 1968-04-02 | Murex Welding Processes Ltd | Lubricants |
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-
1988
- 1988-03-31 US US07/176,017 patent/US4805474A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US4805474A (en) | 1989-02-21 |
JPS63154846U (ja) | 1988-10-12 |
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