JPS5833878Y2 - 二重配管式搾乳機の配管接続装置 - Google Patents

二重配管式搾乳機の配管接続装置

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Publication number
JPS5833878Y2
JPS5833878Y2 JP1201881U JP1201881U JPS5833878Y2 JP S5833878 Y2 JPS5833878 Y2 JP S5833878Y2 JP 1201881 U JP1201881 U JP 1201881U JP 1201881 U JP1201881 U JP 1201881U JP S5833878 Y2 JPS5833878 Y2 JP S5833878Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
milk
pipe
piping
vacuum
double
Prior art date
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Expired
Application number
JP1201881U
Other languages
English (en)
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JPS5711956U (ja
Inventor
唯義 原
愛志 神林
正則 浜岡
Original Assignee
オリオン機械株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オリオン機械株式会社 filed Critical オリオン機械株式会社
Priority to JP1201881U priority Critical patent/JPS5833878Y2/ja
Publication of JPS5711956U publication Critical patent/JPS5711956U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二重配管式搾乳機の配管を接続する装置に関
する。
二重配管式搾乳機では、真空パイプ中にミルクパイプを
挿通保持させている。
従って、ミルクパイプにミルクタップを取り付ける場合
は、真空パイプの気密性を損うことなくミルクパイプに
タップを取り付ける必要がある。
このために従来では例えば第1図及び第2図に示すよう
に、図示しない真空パイプの端部間を気密に連通させる
真空室1を形成する接続箱本体2の前壁内面にミルクタ
ップ3を取り付け、このミルクタップ3を介して真空室
1内でミルクパイプ4を接続していた。
このような接続装置では、ミルクタップ3に設けた接続
口5を接続箱本体2の前面に露出させると共に、この接
続口5と前記真空室1に至る真空取外口(エアパツキン
)6とを図示しないスライドプレート又はデ゛イストリ
ビューターで開閉できるようにして必要に応じて真空通
路とミルク通路とを分岐できるようにしている。
ところが、上記した従来のものでは、ミルクパイプ4と
ミルクタップ3との接続部が常時真空圧にさらされてい
るので、この接続部からミルクが洩れるおそれがある。
従って、タップ3とミルクパイプ4とをホースバンド7
等で強制的に固定する必要があるので、前記接続箱本体
2の後面にフタ8を開閉自在に取り付けている。
このために、例えば配管が牛舎の壁に沿って設ける場合
は、接続箱と壁面との間に作業用スペースを確保する必
要があるので配管のレイアウト性が悪い欠点があった。
又、配管途中で故障が発生した時は、接続箱に真空パイ
プ及びミルクパイプが差し込まれているので最端部より
配管を分割する必要があった。
本考案は上記に鑑みてなされたものであって、接続箱を
2つ割りにすると共に、真空パイプの端部間を気密に連
通させる真空室内に大気室を画威し、この大気室内でミ
ルクパイプをミルクタップ等を介して接続することによ
り、ミルクの洩れに対する安全性と、接続箱の保守・点
検作業性を向上させることを目的とする。
以下に本考案を第3図乃至第4図に示された実施例につ
いて説明する。
図においてAは真空パイプ、Bは真空パイプA内に挿通
保持されたミルクパイプである。
ここに、前記真空パイプAの端部間を気密に連通させる
真空室10を形成する接続箱11は、前記真空パイプA
の外周面にパツキン12を介して当接する真空パイプ接
続部13を両端部に凹入形成した接続箱本体14と、こ
の本体14と略対称形状に形成された蓋体15とで上下
2つ割に形成されている。
16は接続箱本体14に蓋体15を締付固定する締付ボ
ルトである。
ここに、前記接続箱本体14及び蓋体15内にはコ字状
に屈曲する仕切壁17を設けて真空室10内に大気室1
8を形成する。
そして、この仕切壁18の両端部に前記パツキン12を
介して当接するミルクパイプ締付部19を凹入形成する
ことにより、この仕切壁17を気密に貫通して大気室1
8内に突入させたミルクパイプBの端部間をミルクタッ
プ20を介して接続する。
又、ミルクタップ20には従来同様に接続口21を突設
しているが、この接続口21を前記蓋体15に穿設した
孔22から接続箱11の外部に露出させる。
そして、真空室10に臨ませて蓋体15に取り付けたエ
アパツキン23と前記接続口21とを同時に開閉するス
ライドプレート24を蓋体15に装着すると共に、蓋体
15を被覆する左右一対のカバー25 a 、25 b
を対向させて保合出来るように接続箱体14に摺動自在
に取り付ける。
該カバー25 a 、25bの両側下縁の一部には、接
続箱本体14に設けた段部30と摺動自在に係合するよ
うに係合爪26a、26bが設けられており、該係合爪
が設けられていない間隔だけカバーは摺動し、ミルクタ
ップ20に通じる孔22、および真空室に通じるエアパ
ツキン23を開閉するスライドプレート24を露出する
ことが出来る。
28は、大気室18の底部に穿設した孔29を利用して
接続箱本体14を床面に固定するアシカボルトで゛ある
上記の構成において、ミルクタップ20を介してミルク
パイプBの端部間を接続したうえでパツキン12を介し
て接続箱本体14上に真空パイプAとミルクパイプBと
をセットする。
そして、バッキング12を介して蓋体15を取り付ける
と、真空パイプA及びミルクパイプBはパツキン12を
介して接続箱本体14と蓋体15との間に気密に挾み込
み固定される。
従って、真空パイプAの端部間は真空室10を介して気
密に連通されるものの、ミルクパイプBの端部間を接続
するミルクタップ20は大気室18内に位置することに
なる。
このために、従来では問題視されていたミルクパイプB
とミルクタップ20との接部の負圧は、大気圧に置き換
えられるのでミルク洩れは全く生じない。
又、ミルクタップ20をホースバンド等でミルクパイプ
Bに強く締め付は固定する必要がなく、蓋体15を接続
箱本体14に締め付は固定するのみでよいので接続箱1
1の装着性が向上する。
更に、接続箱11が接続箱本体14と蓋体15とに2つ
割りにされているので、配管途中の故障にもこの接続箱
11を単独で分解すれば所期の目的を遠戚できる。
以上説明したように本考案によれば、接続箱の内部でミ
ルクパイプを接続して外力からの保護作用を行いながら
、ミルクパイプの接続部の圧力を大気圧にできるので接
続部のシール作業性が向上すると共に、シールの安全性
が向上する。
又、従来のようにホースバンド等を必要としないので部
品点数が削減され、コストの低減と接続部分の信頼性と
を向上できる。
さらに、接続箱を被覆する左右一対のカバーは摺動自在
に接続箱本体に取り付けられているので、カバーの組立
作業が簡単に行えるとともに、ミルクタップに通じる孔
などを覆うスライドプレートを容易に開閉することが出
来、衛生面の確保と、作業性の向上を計ることが出来る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例による接続箱の断面図、第2図は第1図
のII −II断面図、第3図は本考案の基本的構造を
示す断面図、第4図は本考案をタップボックスに適用し
た分解斜視図である。 A・・・・・・真空パイプ、B・・・・・・ミルクパイ
プ、10・・・・・・真空室、11・・・・・・接続箱
、12・・・・・・パツキン、13・・・・・・締付部
、14・・・・・・接続箱本体、15・・・・・・蓋体
、16・・・・・・締付ボルト、17・・・・・・仕切
壁、18・・・・・・大気室、19・・・・・・締付台
Is、20・・・・・・ミルクタップ、25 a 、2
5 b・・・・・・カバー30・・・・・・接続箱本体
の段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空パイプ中にミルクパイプを挿通保持させた二重配管
    式搾乳機において、真空パイプの端部間を気密に連通さ
    せる真空室を蓋体と接続箱本体とからなる二つ割の接続
    箱で形成し、前記真空室内に画威した大気室内でミルク
    パイプの端部間を接続し前記画室を画成する仕切壁とミ
    ルクパイプの外周面との間にシール材を介装すると共に
    前記接続箱の蓋体を被覆する左右一対のカバーを接続箱
    本体に摺動自在に装着して両力バーを保合自在に対向さ
    せたことを特徴とする二重配管式搾乳機の配管接続装置
JP1201881U 1981-01-30 1981-01-30 二重配管式搾乳機の配管接続装置 Expired JPS5833878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1201881U JPS5833878Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30 二重配管式搾乳機の配管接続装置

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JP1201881U JPS5833878Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30 二重配管式搾乳機の配管接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5711956U JPS5711956U (ja) 1982-01-21
JPS5833878Y2 true JPS5833878Y2 (ja) 1983-07-29

Family

ID=29434539

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JP1201881U Expired JPS5833878Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30 二重配管式搾乳機の配管接続装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5982243A (ja) * 1982-10-29 1984-05-12 Ricoh Co Ltd 給紙搬送装置
JPS6068551U (ja) * 1983-10-14 1985-05-15 コニカ株式会社 複写装置
JPH06595B2 (ja) * 1988-01-13 1994-01-05 コニカ株式会社 電子複写装置
JPS63144948U (ja) * 1988-02-18 1988-09-26
KR100392204B1 (ko) * 2000-09-05 2003-07-22 윤택우 젖소 착유기의 맥동기 연결구조

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Publication number Publication date
JPS5711956U (ja) 1982-01-21

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