JPH08535Y2 - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JPH08535Y2
JPH08535Y2 JP2623490U JP2623490U JPH08535Y2 JP H08535 Y2 JPH08535 Y2 JP H08535Y2 JP 2623490 U JP2623490 U JP 2623490U JP 2623490 U JP2623490 U JP 2623490U JP H08535 Y2 JPH08535 Y2 JP H08535Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
discharge
case
notch
seal portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2623490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03116779U (ja
Inventor
俊夫 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はダイヤフラムポンプのようなポンプの構造に
関し、詳しくはポンプ本体を収納するポンプ収納室と吐
出室とを有するポンプケースにおいて、ポンプ本体から
吐出室まで空気を送るための配管の構造に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来この種のポンプのポンプケース1はアルミニウム
や合成樹脂にて形成されるが、金型の構造面からポンプ
ケース1の隔壁2に横穴を設けることが難しく、第8図
や第9図に示すような手段が講じられている。
第8図に示すものはポンプケース1のポンプ収納室3
の底部に接続口4を設け、ポンプ収納室3内のポンプ本
体5と接続口4とを吐出パイプ6にて連通させ、ポンプ
ケース1の吐出室7の底部に連通口8を設け、ポンプケ
ース1の底部の外面に被せた蓋体9にて接続口4と連通
口8と連通させてある。
第9図に示すものはポンプケース1の上ケース1aと下
ケース1bとの間に仕切板10を設けて上にポンプ収納室3
を設けると共に下に吐出室7を設けてあり、ポンプ収納
室3内に収納したポンプ本体5と吐出室7とを吐出パイ
プ6にて連通させてある。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記従来例の場合、いづれの手段でも別部品
(蓋体9または仕切板10)が必要であり、且つ別部品と
ポンプケース1との間をシールするための接着などの作
業が必要であるという問題がある。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本
考案の目的とするところは部品数を少なくできると共に
組み立て工数を少なくできるポンプを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案ポンプは、上ケース1a
と下ケース1bよりなるポンプケース1内にポンプ収納室
3と吐出室7とを設けると共にポンプ収納室3と吐出室
7とを隔壁2で仕切り、ポンプ収納室3内に収納したポ
ンプ本体5から吐出される空気を吐出室7に送るように
したポンプにおいて、隔壁2の上ケース1a側の上隔壁2a
の下端乃至下ケース1b側の下隔壁2bの上端に切り欠き11
を設け、この切り欠き11にポンプ本体5と連通する吐出
パイプ6を挿通し、吐出パイプ6の上記切り欠き11に対
応する部分に設けたシール部12を切り欠き11縁に嵌合
し、少なくとシール部12の内周にシール部12の内側への
変形を防止する硬質パイプ部13を設けた。
[作用] 上記のように構成したことによりポンプケース1を成
形するとき切り欠き11を設けておくことができ、組み立
てるとき吐出パイプ6を切り欠き11に挿通してシール部
12を切り欠き11縁に嵌合することにより気密的にポンプ
本体5と吐出室7とを連通させることができる。従って
従来のように別部品を要しないと共に組み立て工数を少
なくできる。また硬質パイプ部13でシール部12の内側へ
の変形を防止して確実にシールできる。
[実施例] 第1図に示すようにポンプケース1は上ケース1aと下
ケース1bとで形成され、上ケース1aの下端と下ケース1b
の上端とを気密的に接続して組み立ててある。ポンプケ
ース1内の一側にはポンプ収納室3を設けてあり、ポン
プケース1の他端には吐出室7を設けてあり、ポンプ収
納室3と吐出室7とを隔壁2にて仕切ってある。ポンプ
収納室3内にはポンプ本体5を収納して固定してあり、
吐出室7には吐出ノズル14を設けてある。隔壁2の上ケ
ース1a側の上隔壁2aの下端乃至下ケース1b側の下隔壁2b
側の上端には切り欠き11を設けてある。本実施例の場
合、第2図に示すように下隔壁2bの上端にU字状の切り
欠き11を設けてある。また本実施例は吐出パイプ6は軟
質パイプにて形成され、第2図に示すように吐出パイプ
6の一端部の外周に略U字状に膨出したシール部12を一
体に設けてあり、シール部12の外周に嵌合溝15を設けて
ある。吐出パイプ6の他端はポンプ本体5に連結してあ
り、吐出パイプ6の一端を切り欠き11に挿通すると共に
切り欠き11にシール部12の嵌合溝15を嵌合してある。こ
の状態で硬質パイプ部13としてパイプ13aを第3図に示
すようにシール部12に対応する部分で吐出パイプ6の内
周に挿入してあり、パイプ13aの挿入にてシール部12の
内周に向けての変形を防止してシールを確実にするよう
になっている。このパイプ13aは少なくともシール部12
に対応する部分にあればよいのであるが、これより長く
することも自由である。このように吐出パイプ6を接続
することによりポンプ本体5と吐出室7とを連通させる
ことができると共にシール部12で吐出室7とポンプ収納
室3との間の気密を保つことができる。
また第4図は他の実施例を示す。本実施例の場合、吐
出パイプ6を硬質パイプにて形成してあり、吐出パイプ
6の一端の外周に軟質のシール部12を形成してある。こ
の場合もシール部12を切り欠き11に嵌合して気密的に取
り付けることができる。このとき硬質パイプの吐出パイ
プ6のシール部12の内周に対応する部分が硬質パイプ部
13の作用をしてシール部12の内側への変形を防止して確
実にシールできる。
また第5図は吐出室7から連出する吐出ノズル14の構
造を示す。吐出ノズル14が軟質材にてL字状に形成さ
れ、吐出ノズル14の一端に上フランジ16と下フランジ17
とを設けると共に上フランジ16と下フランジ17との間に
嵌合溝18を設けてある。吐出室7の底部には透孔19を設
けてあり、透孔19縁に嵌合溝18を嵌合すると共に底部を
上フランジ16と下フランジ17とで挟持して吐出ノズル14
を吐出室7に連通させてある。吐出ノズル14の下フラン
ジ17の下方には内周に凹曲する凹曲部20を全周に亘って
設けてあり、この凹曲部20で吐出ノズル14が曲がるよう
になっている。吐出ノズル14が凹曲部20で曲がることに
より吐出ノズル14に外力が加わっても透孔19縁と嵌合溝
18とのシール部に変形が伝わらず、この部分で空気が漏
れるようなことがない。また吐出ノズル14を軟質材にて
形成してあるため安価であり、また吐出ノズル14の吐出
室7への接続も容易にできる。第6図は他の例であっ
て、下フランジ17の下方で吐出ノズル14の内周に凹条21
を全周に亘って凹設してあり、凹条21の部分で容易に屈
曲できるようになっている。この場合も凹条21で屈曲し
て透孔19と嵌合溝18とのシール部に変形が伝わって空気
が漏れるのを防止できるようになっている。第7図はさ
らに他の例であって、吐出ノズル14を直管状に形成して
ある。ポンプケース1の上ケース1aと下ケース1bとの間
に切り欠き22を設けてあり、この切り欠き22の吐出ノズ
ル14の嵌合溝23を嵌合して接続してある。吐出ノズル14
には凹曲部20を周設してあり、凹曲部20で屈曲するよう
になっている。この場合も凹曲部20で曲がりやすくて切
り欠き22と嵌合溝23とのシール部に変形が伝わって空気
が漏れるのを防止している。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く隔壁の上ケース側の上隔壁の下端
乃至下ケース側の下隔壁の上端に切り欠きを設け、この
切り欠きにポンプ本体と連通する吐出パイプを挿通し、
吐出パイプの上記切り欠きに対応する部分に設けたシー
ル部を切り欠き縁に嵌合し、少なくとシール部の内周に
シール部の内側への変形を防止する硬質パイプ部を設け
ているので、吐出パイプと吐出室とを連通させると共に
吐出室とポンプ収納室との間のシールができ、その上シ
ール部の内側への変形を防いで一層確実にシールできる
ものであり、しかも従来のように蓋体や仕切板のような
部品が不要で吐出パイプにシール部と硬質パイプ部を設
けるだけでよくて部品のコストが従来より安価になるも
のであり、さらに吐出パイプを嵌め込むだけで吐出室に
気密的に接続できて組み立ての工数を従来に比べて大幅
に少なくできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略断面図、第2図は同上
の要部の分解斜視図、第3図は同上の吐出パイプの断面
図、第4図は同上の他の実施例の吐出パイプの断面図、
第5図は吐出ノズル部分の断面図、第6図及び第7図は
第5図の他の例の断面図、第8図、第9図は従来例の断
面図であって、1はポンプケース、1aは上ケース、1bは
下ケース、2は隔壁、2aは上隔壁、2bは下隔壁、3はポ
ンプ収納室、5はポンプ本体、6は吐出パイプ、7は吐
出室、11は切り欠き、12はシール部、13は硬質パイプ部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケースと下ケースよりなるポンプケース
    内にポンプ収納室と吐出室とを設けると共にポンプ収納
    室と吐出室とを隔壁で仕切り、ポンプ収納室内に収納し
    たポンプ本体から吐出される空気を吐出室に送るように
    したポンプにおいて、隔壁の上ケース側の上隔壁の下端
    乃至下ケース側の下隔壁の上端に切り欠きを設け、この
    切り欠きにポンプ本体と連通する吐出パイプを挿通し、
    吐出パイプの上記切り欠きに対応する部分に設けたシー
    ル部を切り欠き縁に嵌合し、少なくとシール部の内周に
    シール部の内側への変形を防止する硬質パイプ部を設け
    て成るポンプ。
JP2623490U 1990-03-15 1990-03-15 ポンプ Expired - Lifetime JPH08535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2623490U JPH08535Y2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 ポンプ

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JPH03116779U JPH03116779U (ja) 1991-12-03
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