JPS5831139Y2 - 搬送ベルトの焼損防止装置 - Google Patents

搬送ベルトの焼損防止装置

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JPS5831139Y2
JPS5831139Y2 JP1978032608U JP3260878U JPS5831139Y2 JP S5831139 Y2 JPS5831139 Y2 JP S5831139Y2 JP 1978032608 U JP1978032608 U JP 1978032608U JP 3260878 U JP3260878 U JP 3260878U JP S5831139 Y2 JPS5831139 Y2 JP S5831139Y2
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JP
Japan
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belt
timer
timer circuit
circuit
time
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JP1978032608U
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JPS54137034U (ja
Inventor
恵子 高橋
新 梅田
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株式会社リコー
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はジアゾ乾式複写機の複写紙の搬送ベルトの停止
時の搬送ベルト焼損防止装置に関する。
ジアゾ乾式複写機において、補写機への原図および/ま
たは複写紙の挿入に際して、その挿入を誤った場合、た
とえば斜めに挿入した場合、または紙折れのま・挿入し
た場合などにおいて、複写機に付属したレリーズ・スイ
ッチたとえば足踏みスイッチをオン状態にして、複写紙
搬送ベルト(以下、本明細書においては単にベルトと記
す。
)を停止しゆるめて、挿入修正を行う方式の複写機があ
る。
しかしこの方式において、ベルトをゆるめている期間が
長い場合、複写機内の水銀灯からの熱によりベルトを焼
損するおそれがある。
このためにレリーズ・スイッチの作動により水銀灯の出
力を低下させ、ベルトに加わる熱量を低減させる手段が
取られている。
これは、水銀灯はその電源を完全にOFFしてしようと
、その後、再び電源をONしても光量が安定するまでに
数分の安定時間を必要とするからである。
しかし、水銀灯の出力を低下させるために水銀灯を電気
的に調光しなければならず複雑な電気回路を必要として
高価なものとなる欠点があった。
また、一方複写機にはベルト駆動モータの不良、ベルト
張力の不足、ベルト切断などの原因によるベルト停止の
際、水銀灯からの熱によりベルト焼損を防止するために
、ベルト不回転検出回路が設けられている。
ベルト不回転検出回路は第1図aおよびbに示す如く、
ベルトの回転により駆動されるアイドルローラ1の軸2
に一方向クラッチ3を介して固着されたレバー4を設け
、レバー4の先端に磁石5が固着しである。
またレバー4の回転による磁石5の通過径路の中間の点
に対向してリードスイッチ6が設けである。
ベルトか゛回転中はベルトの回転に従って、レバー4は
半円上を往復運動をし、リードスイッチ6は一定の周期
で継続を繰り返している。
ベルトの回転が停止すると、マグネット5の移動は停止
し、その停止位置は常にリードスイッチ6をオフ状態と
する位置である。
これは一方向クラッチ3の動作によりレバー4が往復運
動の途中で停止すればレバー4の自重で落下するためで
ある。
そこで、ベルトの停止中はリードスイッチ6はオフ状態
が続き、この状態が所定時間継続すればタイマーが作動
して複写機の電源を遮断する安全装置が設けられている
そこで本考案は、通常はベルトの不回転検出装置として
働き、ベルトをゆるめたときは一定時間後にベルト焼損
警告を行ない、この警告状態が更に一定時間継続してい
るときに限って複写機の電源を遮断するベルト焼損防止
装置を提供することを目的とする。
この目的は、本考案に従い、複写機の電源投入によって
セットされ一定タイマ時間経過後に複写機の電源を遮断
する第1のタイマ回路と、複写機の搬送ベル1〜の走行
に連動して前記第1のタイマ回路のタイマ時間より短い
周期でオンオフしその都度前記第1のタイマ回路をリセ
ットするリセットスイッチを含むベルト不回転検出機構
と、搬送ベル1〜をゆるめたとき作動するレリーズスイ
ッチと、前記レリーズスイッチが作動したとき前記リセ
ットスイッチを短絡させて前記第1のタイマ回路をリセ
ットするスイッチング素子と、前記レリース゛スイッチ
が作動したときセットされかつ前記レリース゛スイッチ
の作動状態が一定タイマ時間だけ続いたとき前記スイッ
チング素子を復帰させて前記第1のタイマ回路のタイマ
動作を復旧させる第2のタイマ回路と、を備えたことを
特徴とするジアゾ乾式複写機における搬送ベルトの焼損
防止装置により達成される。
以下、本考案を図面にもとつき説明する。
第2図は本考案のベルI・焼損防止装置の回路図である
第2図において、SW3は複写機の主スィッチである。
主スィッチSW3は瞬時接点13および13′と保持接
点12と12′とを有し、主スィッチSW3の投入によ
り瞬時接点13および13′がオンとなり、ついで保持
接点12と12′にオン状態が移るようになっているス
イッチである。
主スィッチSW3の投入により、リレーRL2がル−R
LIの接点RL1−1を通して励磁されて、ル−RL2
の接点RL2−1により自己保持されるように接続する
また、電源■にはリレーRL2の接点RL2−2を通し
て焼付用水銀灯、水銀灯冷却用ブロワ、駆動用モータ、
現像用モータなどの複写機の電気品が接続してあり、こ
れを負荷りで示している。
一方、電源■を直流に変換する直流変換回路DCにベル
ト焼損防止回路Pが接続しである。
ベルト焼損防止回路Pは第1のタイマ回路14を有する
負荷遮断回路と、第2のタイマ回路15とからなってい
る。
第1のタイマ回路14は抵抗R6とコンテ゛ンサC2と
から第1の時定数回路とプログラマブルユニジャンクシ
ョントランジスタ(以下、本明細書においてはPUTと
記す。
)16とからなり、その出力は、発光ダイオードLED
とリレーRLIを負荷とするシリコン制御整流器SCR
1のゲートに印加して、シリコン制御整流器SCR1を
オン状態にする。
一方、第1の時定数回路のコンテ゛ンサC2には、ベル
ト停止を検出するリードスイッチ6およびトランジスタ
Tr1が並列に接続する。
尚、抵抗R4とR5はトランジスタTrlのベースバイ
アス抵抗であり、抵抗R7とR8はPUT16のピーク
エミッタ電圧すなわち基準電圧を決定する抵抗である。
また、シリコン制御整流器5CR1の電源はリセットス
イッチSW4を通して印加し、トランジスタTrlおよ
び第1のタイマ回路の電源はリレー接点RL2−3とレ
リーズ・スイッチSW2の常時閉接点を通して印加する
第2のタイマ回路15は抵抗R1とコンデンサC1とか
らなる第2の時定数回路とPUT17とからなり、その
出力はブザーBZを負荷するシリコン御濾整流器5CR
2のゲートに印加して、シリコン制御整流器SCR2を
オンする状態とする。
また、シリコン制御整流器SCR2の陽極とトランジス
タTrlのベースとの間に逆流防止用ダイオードD1を
接続する。
尚、抵抗R2とR3はPUT17のピースエミッタ電圧
すなわち基準電圧を決定する抵抗である。
また第2のタイマ回路の電源はリレー接点RL23とレ
リーズ・スイッチSW2の常時開接点を通して印加する
レリーズ・スイッチSW2の常時開接点と常時閉接点と
の間には、レリーズ・スイッチSW2の可動片が常時開
接点側に接触した場合にも常時閉接点に電圧が印加され
るようにダイオードD2を接続する。
次に、」−記の回路の動作を第3図を参照しながら説明
する。
まず第1に複写機が正常に動作している場合について動
作は次の通りである。
いま時間T1において複写機を運転する。
この時間T1においてスイッチSW3をオン状態にする
まずスイッチSW3の可動片は瞬時接点13と13′と
に接触し、ル−RL2を励磁し、スイッチSW3の一方
の側はリレーRL2の接点RL2−1により自己保持さ
れると同時に、スイッチSW3の瞬時接点13と13′
は保持接点12と12′へ切替る。
負荷りにはスイッチSW3の投入と同時に電源Vが印加
されて、複写機は運転状態に入る。
ここで゛ノードスイッチ6はベルトの回転により第1の
タイマ回路14のタイマ時間より短い周期でオン・オフ
を繰り返し、コンデンサC2は充放電を繰返して、PU
T16のエミッタの電位は基準電圧SVIに到達しない
ため、PUT16は出力を発生せず、負荷りには電源■
の電圧が印加され続けて、複写機は運転を続ける。
次に、ベルト切断、その他の原因によりベルトの回転が
停止すれば、リードスイッチ6はオフ状態となり、l・
ランジスタTrlは抵抗R4,R5によりオフ状態にバ
イアスされているため、コンテ゛ンサC2は放電路はな
く、第1の時定数回路の時定数で決まるタイマ時間、ベ
ルトの停止が続けば、PUT16のエミッタ電位は基準
電圧SVIに達し、PUT16は出力を発生する。
この結果シリコン制御整流器SCR1はオン状態となり
、発生ダイオードLEDは発光し、リレーRLIは励磁
されてリレーRL2を解放するため、負荷りは電源■か
ら遮断される。
このため水銀灯は消灯し、ベルトは焼損することはない
これが通常時のペル1〜不回転検出装置としての動作で
ある。
複写機への電源Vの再投入はリセツ1〜・スイッチSW
4を働してリセットの後に行うことが可能となる。
次に、一定時間ベルトをゆるめたときベルト焼損警告を
行ない、この警告が一定時間続いたとき初めて電源を遮
断する動作を説明する。
複写機が正常運転中に第3図の時刻T2において、原図
、複写機の折れ込みなどの誤挿入を修正するため、ベル
トをゆるめるべくペダル操作すれば、レリーズ・スイッ
チSW2の可動片は常開接点側に切替り、第2のタイマ
回路15に電圧が印加される。
この場合にもトランジスタTrlおよび第1のタイマ回
路14にはダイオードD2を通して電圧が印加されてい
る。
第2のタイマ回路15は動作を開始し、第2の時定数回
路の時定数で決まるタイマ時間の後に、コンテ゛ンサC
1の電圧は基準電圧CV2に到達し、PUT17は出力
を発生する。
この結果、シリコン制御整流器SCR2をオン状態とし
、ブザーBZは鳴り始める。
このブザーBZはベルト焼損警告装置として或いはベル
ト焼損防止のために機械か停止しますよという警告装置
として機能する。
このベルト焼損警告により、操作者は誤って挿入された
原図の取出し等の処理を急ぐよう催促される。
ベル)・焼損警告と同時にトランジスタTrlのベース
電圧は下り、)・ランジスタTr1はオフ状態となる。
このとき、もし原図の検出等ができないなどにより、ベ
ルトか゛まだゆるみ停止しておれば、リードスイッチ6
はオフ状態であるから、第1のタイマ回路14のタイマ
動作が復旧する。
コンテ゛ンサC2は充電が続けられて、第1のタイマ回
路14は、通常のベルトの不回転検出の場合と同様に、
動作する。
即ち第1の時定数回路にて決定されるタイマ時間の後、
コンデンサC2の電圧が基準電圧SVIに達し、PUT
16が出力を発生し、シリコン制御整流器SCR1をオ
ンとする。
この結果リレーRLIが作動してリレーRL2がオフし
、負荷りは電源から切り離される。
従って、ベルト熱損警告中の原図取出し等の処理に時間
がかかつても、前記ベルトの停止した場合と同様に、ベ
ルトは焼損することはない。
勿論、コンテ゛ンサC1およびコンテ゛ンサC2が基準
電圧にまで充電される前に、無事に原図の取出し等の処
置が終了すれば、操作者はペダルを踏返してベルトを正
常回転に戻すので、レリーズ・スイッチSW2が常閉接
点側に復帰する。
第1および第2のタイマ回路は最初の状態に復帰する。
水銀灯等の負荷りは一度も遮断されてないので、複写機
は直ちに、複写可能な正常運転状態に戻る。
以上説明した如く、本考案には、原図、複写紙の誤挿入
などの場合、レリーズ・スイッチを操作して誤挿入を修
正するときに、ベルトをゆるめている時間が一定時間を
超えたときに、まずベルト焼損警告を発して修正処理を
急ぐよう催促し、その焼損警告状態が成る時間内に解除
されないときに、初めて水銀灯を消灯させるように構成
するものであるから、ベルトの焼損の防止を確保しつつ
、原図誤挿入に対する修正後も複写動作可能状態が維持
される可能性を広げることができる。
また従来のような水銀灯の調光装置は必要としないから
、装置が簡単となり、安価に構成することができる。
また、第1のタイマ回路14は、ベルトが停止した場合
、水銀灯を消灯してベルトの焼損を防止する安全装置の
回路部分として兼用することができるため、回路の2重
化が防止される効果もある。
尚、以上はPUTを用いてタイマ回路を構成した実施例
で説明したが、PUT以外にたとえば集積回路またはト
ランジスタなどで構成しても、同一の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは複写機の搬送ベルトの停止検出機構
の正面図および断面図、第2図は本考案の搬送ベルトの
焼損防止装置の回路図、第3図は第2図に示した焼損防
止装置の回路の説明に供するタイムチャートである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複写機の電源投入によってセットされ一定タイマ時間経
    過後に複写機の電源を遮断する第1のタイマ回路と、 複写機の搬送ベルトの走行に連動して前記第1のタイマ
    回路のタイマ時間より短い周期でオンオフしその都度前
    記第1のタイマ回路をリセットするリセットスイッチを
    含むベルト不回転検出機構と、 搬送ベルトをゆるめたときに作動するレリーズスイッチ
    と、 前記レリーズスイッチが作動したとき前記リセットスイ
    ッチを短絡させて前記第1のタイマ回路をリセットする
    スイッチング素子と、 前記レリーズスイッチが作動したときセットされかつ前
    記レリーズスイッチの作動状態が一定タイマ時間だけ続
    いたとき前記スイッチング素子を復帰させて前記第1の
    タイマ回路のタイマ動作を復旧させると同時に警告装置
    を作動させる第2のタイマ回路と、 を備えたことを特徴とするジアゾ乾式複写機における搬
    送ベルトの焼損防止装置。
JP1978032608U 1978-03-16 1978-03-16 搬送ベルトの焼損防止装置 Expired JPS5831139Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54137034U JPS54137034U (ja) 1979-09-22
JPS5831139Y2 true JPS5831139Y2 (ja) 1983-07-09

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925926A (ja) * 1972-06-20 1974-03-07
JPS5253429A (en) * 1975-10-28 1977-04-30 Copyer Co Ltd Device for detecting extraodinary performance condition of apparatus
JPS537335A (en) * 1976-07-09 1978-01-23 Kuniaki Miyazawa Paper jam detection device in business machine

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