JPS647592Y2 - - Google Patents

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JPS647592Y2
JPS647592Y2 JP3794184U JP3794184U JPS647592Y2 JP S647592 Y2 JPS647592 Y2 JP S647592Y2 JP 3794184 U JP3794184 U JP 3794184U JP 3794184 U JP3794184 U JP 3794184U JP S647592 Y2 JPS647592 Y2 JP S647592Y2
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JP
Japan
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circuit
thyristor
power supply
switch
time constant
Prior art date
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Expired
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JP3794184U
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English (en)
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JPS60152129U (ja
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  • Eyeglasses (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンタクトレンズ用煮沸消毒器の改良
に関するものである。
(従来技術) 従来、ソフトコンタクトレンズに用いる煮沸消
毒器として、その取扱い上の不便さから水を用い
ないドライ方式のものが用いられており、これら
の多くはバイメタルを用いたもの、あるいは加熱
ヒータに接続したサイリスタをCR時定数回路若
しくはタイマー集積回路などによつて制御して所
定の時間、ケース内に保存液とともに収容したソ
フトコンタクトレンズを煮沸消毒するものであ
る。
(考案の目的) 本考案はかかるドライ方式のコンタクトレンズ
用煮沸消毒器の改良にかかるものであり、その目
的とするところは従来の製品に比べて動作が確実
で、消毒時間が正確で、しかも通電停止時にサイ
リスタノイズが発生せず又、IC等高価な部品を
使用することなく、安価で組立も簡単なコンタク
トレンズ用煮沸消毒器を提供することである。
(考案の構成) 本考案にあつてはコンタクトレンズ用煮沸器
を、ヒータ回路に直列に接続されたサイリスタの
制御用トランジスタとスイツチにより作動する電
源保持回路とが電源回路に直列に接続されている
とともに、前記制御用トランジスタのベースにリ
セツトスイツチのOFF作動により充電を開始す
るCR時定数回路が接続されており、且つ前記電
源保持回路のスイツチとCR時定数回路のリセツ
トスイツチとが一操作で同時に作動し、前記スイ
ツチの操作により電源保持回路が作動して制御用
トランジスタおよび前記サイリスタがON状態に
なりヒータが通電状態になると同時にリセツトス
イツチの操作により前記CR時定数回路が充電を
開始し、所定の時間が経過して前記CR時定数回
路の充電が終了すると前記サイリスタのベースに
前記CR時定数回路がOFF状態になつて前記サイ
リスタのゲート電流の流れが停止し、前記サイリ
スタがOFF状態となりヒータへの通電を停止す
るように構成したことによりその目的を達成し
た。
(実施例) 以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
図は本考案であるコンタクトレンズ用煮沸消毒
器の一実施例を示す回路図であり、D1は整流用
のダイオード、ZDはツエナーダイオード、R1
その保護抵抗であり、TR1は電源を自己保持させ
るためのトランジスタ、R2,R3はトランジスタ
TR1のベース側に接続されたバイアス抵抗、Sw
はトランジスタTR1のコレクタとエミツタ間に接
続された押ボタン式のスイツチ、C1は電源平滑
および励起電源を蓄えるためのコンデンサ、R4
はコンデンサC2と共にCR時定数回路を構成する
高抵抗(例えば30MΩが望ましい)、R5は前記ス
イツチSwと同一の操作によりON、OFF作動す
るリセツトスイツチRSwの作用によりコンデン
サC2に充電された電力を消費、放電するための
抵抗である。そして、TR2はCR時定数回路から
の電流を制御するためのPNP型のトランジスタ、
R6,R7,R8はこのトランジスタTR2のベース、
エミツタおよびコレクタ抵抗であり、TR3は前記
トランジスタTR2のコレクタ電流をベース電流と
するNPN型の増巾用のトランジスタ、R9,R10
はそのコレクタ並びにエミツタ抵抗であり、この
トランジスタTR3のコレクタ側は前記トランジス
タTR1のベース側に接続されると共にエミツタ側
は電源と半導体等により構成されるヒータHとの
間に接続されたサイリスタSCRのゲート側に接
続されている。またD2は前記トランジスタTR3
がOFF状態の時にトランジスタTR1がON状態と
なるのを防止するための逆流防止ダイオードであ
り、NeはヒータHへの通電状態を示すネオン管
である。なお、本考案では前記電源保持回路のス
イツチSwとCR時定数回路のリセツトスイツチ
RSwとは同一操作で同時に作動することを要し、
例えば2極の押ボタン式スイツチ等を使用するこ
とが望ましい。
つぎにかかる実施例についての作用につき説明
する。
まず、電源プラグをコンセントに差し込むと電
源プラグから導入された交流100Vの電源はダイ
オードD1により直流に変換されると共にツエナ
ーダイオードZDによつて所望の電圧とされるが、
電源保持回路を構成するトランジスタTR1
OFF状態であるためサイリスタSCR制御用のト
ランジスタTR2並びに増巾用のトランジスタTR3
およびサイリスタSCRもOFF状態であり、した
がつてヒータHへの通電はなく、ネオン管Neも
消灯状態である。
ついでスイツチSwおよびリセツトスイツチ
RSwを同時に押して瞬時的にON状態とすると、
制御用のトランジスタTR2、増巾用のトランジス
タTR3およびサイリスタSCRがON状態となり、
瞬時的にスイツチSwがOFF状態となつてもコン
デンサC1に電力が蓄えられるためこれらのトラ
ンジスタTR2、トランジスタTR3およびサイリス
タSCRはON状態を維持し、トランジスタTR1
は増巾用のトランジスタTR3を介してベース電流
が流れるのでON状態に自己保持される。一方、
前記スイイツチSwの動作と同時にCR時定数回路
のリセツトスイツチRSwがON、OFF動作するた
めコンデンサC2の電荷は放電し、ついで前述の
如く電源回路から電流が流れるため再び充電を開
始し、タイマーがスタートする。なお本実施例で
はR4の抵抗値を長時間タイマーを所望するため
高く設定してあり、充電用のコンデンサC2の洩
れ電流に対して充電々流が少なくなるとチヤージ
アツプが不可能となるがカソード側には抵抗R6
を介してPNP型の制御用トランジスタTR2のベ
ース側が接続してあり、この制御用のトランジス
タTR2のエミツタ抵抗R7の値を適宜選定するこ
とにより前記洩れ電流を補填することが可能であ
り、したがつて充電々流を略10-7Aまで絞ること
が可能となり、50〜60分以上のタイマーを構成す
ることができる。そして充電中には制御用トラン
ジスタTR2にはエミツタ、ベース間方向に電流が
生じ該制御用トランジスタTR2はON状態とな
り、同様に増巾用のNPN型のトランジスタTR3
のベースには制御用のトランジスタTR2のコレク
タと接続して、電流が流れているため増巾用のト
ランジスタTR3もON状態であり、このトランジ
スタTR3のエミツタからサイリスタSCRへゲー
ト電流が流れ、サイリスタSCRがON状態とな
り、該サイリスタSCRと電源との間に接続され
たヒータHに通電され、ネオン管Neも通電表示
する。そして所定時間が経過してCR時定数回路
の充電が終了すると制御用のトランジスタTR2
ベースへ抵抗R4およびR6からの電流が流れエミ
ツタからの電流の流れを阻止するためこの制御用
のトランジスタTR2はOFF状態となり同時に増
巾用のトランジスタTR3からのサイリスタSCR
のゲート電流が停止し、サイリスタSCRはOFF
状態となりヒータHへの通電を停止する。
尚、一般に、CR時定数回路の充電完了間際に
なると、サイリスタSCRのゲート電流が除々に
減少し、ほぼ1分間程度に亘つてサイリスタ
SCRが半導通の状態となつてノイズを発生する
が、本実施例では電源保持回路を構成するトラン
ジスタTr1のエミツタとベースとの間に逆バイア
ス用の所定値を有する抵抗R2が接続されている
のでサイリスタSCRをOFF状態とする直前に電
源保持回路をOFF状態とすることでSCRノイズ
の発生を防止することもできる。
(考案の効果) 本考案であるコンタクトレンズ用煮沸消毒器
は、ヒータ回路に直列に接続したサイリスタとス
イツチにより作動する電源保持回路を備えた回路
との間にCR時定数回路および前記サイリスタを
制御するトランジスタを接続すると共にCR時定
数回路のリセツトスイツチと前記電源保持回路の
スイツチが一操作で同時に作動する構成としたた
め、従来の製品に比べて動作が確実で、消毒時間
が正確であると共に組立てに用いる充電用のコン
デンサは安価で小型の電解コンデンサで良く、ト
ランジスタ、サイリスタとも小型、安価であるた
め全体として安価、小型に形成でき、電源保持回
路のスイツチSwとCR時定数回路のリセツトスイ
ツチRSwとを連動させているため始動時に必ず
充電コンデンサC2が放電するため正確なタイマ
ー時間を得ることができ、特に2極スイツチなど
を用いて両スイツチを一部品で構成できるなどの
諸効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータ回路に直列に接続されたサイリスタの制
    御用トランジスタとスイツチにより作動する電源
    保持回路とが電源回路に直列に接続されていると
    ともに、前記制御用トランジスタのベースにリセ
    ツトスイツチのOFF作動により充電を開始する
    CR時定数回路が接続されており、且つ前記電源
    保持回路のスイツチとCR時定数回路のリセツト
    スイツチとが一操作で同時に作動し、前記スイツ
    チの操作により電源保持回路が作動して制御用ト
    ランジスタおよび前記サイリスタがON状態にな
    りヒータが通電状態になると同時にリセツトスイ
    ツチの操作により前記CR時定数回路が充電を開
    始し、所定の時間が経過して前記CR時定数回路
    の充電が終了すると前記サイリスタのベースに前
    記CR時定数回路がOFF状態になつて前記サイリ
    スタのゲート電流の流れが停止し、前記サイリス
    タがOFF状態となりヒータへの通電を停止する
    ように構成したことを特徴とするコンタクトレン
    ズ用煮沸消毒器。
JP3794184U 1984-03-16 1984-03-16 コンタクトレンズ用煮沸消毒器 Granted JPS60152129U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3794184U JPS60152129U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 コンタクトレンズ用煮沸消毒器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3794184U JPS60152129U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 コンタクトレンズ用煮沸消毒器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60152129U JPS60152129U (ja) 1985-10-09
JPS647592Y2 true JPS647592Y2 (ja) 1989-02-28

Family

ID=30544485

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3794184U Granted JPS60152129U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 コンタクトレンズ用煮沸消毒器

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JP6708817B2 (ja) * 2017-03-31 2020-06-10 坂本 篤信 サイリスター回路のノイズ、スパーク防止

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JPS60152129U (ja) 1985-10-09

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