JPH0629618Y2 - 循環温水器の電源遮断装置 - Google Patents
循環温水器の電源遮断装置Info
- Publication number
- JPH0629618Y2 JPH0629618Y2 JP1989142064U JP14206489U JPH0629618Y2 JP H0629618 Y2 JPH0629618 Y2 JP H0629618Y2 JP 1989142064 U JP1989142064 U JP 1989142064U JP 14206489 U JP14206489 U JP 14206489U JP H0629618 Y2 JPH0629618 Y2 JP H0629618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water heater
- circulating water
- power
- circuit
- operational amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は浴室内に設置され、浴槽内のお湯を循環させる
ための循環温水器が何らかの原因で転倒した場合に電源
の供給を停止するようにした循環温水器の電源装置に関
する。
ための循環温水器が何らかの原因で転倒した場合に電源
の供給を停止するようにした循環温水器の電源装置に関
する。
従来、前記したような循環温水器には、これが転倒した
場合にお湯がかかったりして漏電する可能性があるの
で、該循環温水器内に転倒したことを検出すると内部に
おいて電源を遮断する装置が組み込まれている。
場合にお湯がかかったりして漏電する可能性があるの
で、該循環温水器内に転倒したことを検出すると内部に
おいて電源を遮断する装置が組み込まれている。
ところで、前記した電源遮断装置においては、循環温水
器内の電源は遮断できるものの、コンセントから循環温
水器までは電源が供給されているため、電源コードと電
源遮断装置との接続部分で漏電が生じる可能性があり、
非常な危険を伴うという問題があった。
器内の電源は遮断できるものの、コンセントから循環温
水器までは電源が供給されているため、電源コードと電
源遮断装置との接続部分で漏電が生じる可能性があり、
非常な危険を伴うという問題があった。
本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その
目的とするところは、コンセントに接続するプラグ側に
電源遮断装置を設けると共に、循環温水器に設けた傾斜
角センサよりの信号を電源遮断装置に接続して、循環温
水器が転倒した場合にはプラグ側で電源を遮断するよう
にした循環温水器の電源遮断装置を提供せんとするにあ
る。
目的とするところは、コンセントに接続するプラグ側に
電源遮断装置を設けると共に、循環温水器に設けた傾斜
角センサよりの信号を電源遮断装置に接続して、循環温
水器が転倒した場合にはプラグ側で電源を遮断するよう
にした循環温水器の電源遮断装置を提供せんとするにあ
る。
本考案の循環温水器の電源遮断装置は前記した目的を達
成せんとするもので、その手段は、循環温水器に設けら
れた水銀スイッチ等の傾斜角センサと、該傾斜角センサ
よりのリード線が接続されると共に、傾斜角センサのオ
ン信号によりプラグから導出される電源コードへの電源
供給を遮断する回路をコンセントに接続されるプラグ側
に設けたものである。
成せんとするもので、その手段は、循環温水器に設けら
れた水銀スイッチ等の傾斜角センサと、該傾斜角センサ
よりのリード線が接続されると共に、傾斜角センサのオ
ン信号によりプラグから導出される電源コードへの電源
供給を遮断する回路をコンセントに接続されるプラグ側
に設けたものである。
前記した如く構成された本考案の循環温水器の電源遮断
装置は、循環温水器に設けられた傾斜角センサがオンし
たことを検出すると、コンセントに接続されるプラグに
設けられた回路が動作して循環温水器への電源コードを
プラグ側において電気的に遮断するようにしたものであ
る。
装置は、循環温水器に設けられた傾斜角センサがオンし
たことを検出すると、コンセントに接続されるプラグに
設けられた回路が動作して循環温水器への電源コードを
プラグ側において電気的に遮断するようにしたものであ
る。
以下、本考案に係る循環温水器の電源遮断装置を図面と
共に説明する。なお、この装置はコンセントに接続され
るプラグ側のケース内に装備されるものである。
共に説明する。なお、この装置はコンセントに接続され
るプラグ側のケース内に装備されるものである。
1は商用交流電源、2は該交流電源の電圧を所望の直流
電圧に変換する電源回路、3はオペアンプOP1、抵抗
ブリッジ回路を構成する抵抗R1〜R4等からなる第1
の比較回路、4は2つのトランジスタQ1,Q2等から
なるスイッチング回路、5は2つのリレーコイルR
y1,Ry2および逆流防止用ダイオードD1からなる
リレー回路にして、その接点y1,2は電源1と循環温
水器である負荷に接続される電源コード6に接続されて
いる。
電圧に変換する電源回路、3はオペアンプOP1、抵抗
ブリッジ回路を構成する抵抗R1〜R4等からなる第1
の比較回路、4は2つのトランジスタQ1,Q2等から
なるスイッチング回路、5は2つのリレーコイルR
y1,Ry2および逆流防止用ダイオードD1からなる
リレー回路にして、その接点y1,2は電源1と循環温
水器である負荷に接続される電源コード6に接続されて
いる。
7はオペアンプOP2、抵抗ブリッジ回路を構成する抵
抗R5〜R8、時定数回路を構成する抵抗R9、コンデ
ンサC1およびダイオードD2、発光ダイオードD等か
らなる第2の比較回路、8はリセットスイッチ、9は循
環温水器に設置され、リード線10を介して本回路に接
続された水銀スイッチ等の傾斜角センサである。
抗R5〜R8、時定数回路を構成する抵抗R9、コンデ
ンサC1およびダイオードD2、発光ダイオードD等か
らなる第2の比較回路、8はリセットスイッチ、9は循
環温水器に設置され、リード線10を介して本回路に接
続された水銀スイッチ等の傾斜角センサである。
次に、前記した回路について動作を説明するに、本回路
を商用交流電源に接続すると、第1の比較回路3のオペ
アンプOP1の入力は、抵抗ブリッジ回路によって予め
定められた電圧により+側がハイレベルに、−側がロー
レベルに設定されているので、出力はハイレベルとな
る。一方、第2の比較回路7のオペアンプOP2の−側
入力は、抵抗ブリッジ回路から抵抗R9を介して流れる
電流が、一瞬コンデンサC1に流れるのでローレベルと
なり、従って、出力はハイレベルとなる。オペアンプO
P2の出力がハイレベルとなると、ダイオードD2を介
して+側入力をハイレベルの状態とするので、該オペア
ンプOP2の出力はハイレベルに保持される。そして、
オペアンプOP1,OP2の出力が共にハイレベルであ
ることから、トランジスタQ1がオン状態となり、トラ
ンジスタQ2はオフ状態となる。従って、リレーコイル
Ry1,Ry2には通電されず、接点y1,y2は開放
状態を保持し循環温水器には電源が供給されない。
を商用交流電源に接続すると、第1の比較回路3のオペ
アンプOP1の入力は、抵抗ブリッジ回路によって予め
定められた電圧により+側がハイレベルに、−側がロー
レベルに設定されているので、出力はハイレベルとな
る。一方、第2の比較回路7のオペアンプOP2の−側
入力は、抵抗ブリッジ回路から抵抗R9を介して流れる
電流が、一瞬コンデンサC1に流れるのでローレベルと
なり、従って、出力はハイレベルとなる。オペアンプO
P2の出力がハイレベルとなると、ダイオードD2を介
して+側入力をハイレベルの状態とするので、該オペア
ンプOP2の出力はハイレベルに保持される。そして、
オペアンプOP1,OP2の出力が共にハイレベルであ
ることから、トランジスタQ1がオン状態となり、トラ
ンジスタQ2はオフ状態となる。従って、リレーコイル
Ry1,Ry2には通電されず、接点y1,y2は開放
状態を保持し循環温水器には電源が供給されない。
この状態において、リセットスイッチ8を操作してオン
にすると、オペアンプOP2の−側入力が直流電源電圧
まで上昇するので、該オペアンプOP2の出力はローレ
ベルになる。なお、この時コンデンサC1と抵抗R9と
の時定数によってオペアンプOP2の出力がローレベル
になるまでの時間がかかる。オペアンプOP2の出力が
ローレベルになると、トランジスタQ1はオフ状態とな
るが、オペアンプOP1の出力はハイレベルのままなの
で、トランジスタQ2はオン状態になる。従って、リレ
ーコイルRy1,Ry2に通電され、接点y1,y2が
閉成されるので、循環温水器に商用交流電源が電源コー
ド6を介して供給されることとなる。
にすると、オペアンプOP2の−側入力が直流電源電圧
まで上昇するので、該オペアンプOP2の出力はローレ
ベルになる。なお、この時コンデンサC1と抵抗R9と
の時定数によってオペアンプOP2の出力がローレベル
になるまでの時間がかかる。オペアンプOP2の出力が
ローレベルになると、トランジスタQ1はオフ状態とな
るが、オペアンプOP1の出力はハイレベルのままなの
で、トランジスタQ2はオン状態になる。従って、リレ
ーコイルRy1,Ry2に通電され、接点y1,y2が
閉成されるので、循環温水器に商用交流電源が電源コー
ド6を介して供給されることとなる。
そして、このような通常運転時には、抵抗ブリッジ回路
の抵抗R5〜R8における抵抗値は、R5,R6<
R7,R8に設定されているので、リセットスイッチ8
の操作を中止して開放してもオペアンプOP2の−側入
力はハイレベルの状態が保持され、従って、オペアンプ
OP2の出力はローレベルの状態に保持され、トランジ
スタQ1はオフ、トランジスタQ2はオンの状態を保持
して、リレーコイルRy1,Ry2への通電が連続して
行われ、循環温水器は動作し続けるものである。
の抵抗R5〜R8における抵抗値は、R5,R6<
R7,R8に設定されているので、リセットスイッチ8
の操作を中止して開放してもオペアンプOP2の−側入
力はハイレベルの状態が保持され、従って、オペアンプ
OP2の出力はローレベルの状態に保持され、トランジ
スタQ1はオフ、トランジスタQ2はオンの状態を保持
して、リレーコイルRy1,Ry2への通電が連続して
行われ、循環温水器は動作し続けるものである。
次に、前記した動作中において、循環温水器が転倒して
リード線10を介して接続された傾斜角センサ9がオン
すると、オペアンプOP2の一側入力が強制的にローレ
ベルとなるので、コンデンサC1と抵抗R9と時定数回
路による時定数の後、該オペアンプOP2の出力はハイ
レベルとなる。これにより、トランジスタQ1はオン状
態となり、トランジスタQ2はオフ状態となるので、リ
レーコイルRy1,Ry2への通電が遮断され、従っ
て、接点y1,y2は開放され電源コード6への通電が
遮断されるので、循環温水器への電源の供給は停止され
る。また、オペアンプOP2の出力がハイレベルとなる
ことから、発光ダイオードDが点灯されるものである。
リード線10を介して接続された傾斜角センサ9がオン
すると、オペアンプOP2の一側入力が強制的にローレ
ベルとなるので、コンデンサC1と抵抗R9と時定数回
路による時定数の後、該オペアンプOP2の出力はハイ
レベルとなる。これにより、トランジスタQ1はオン状
態となり、トランジスタQ2はオフ状態となるので、リ
レーコイルRy1,Ry2への通電が遮断され、従っ
て、接点y1,y2は開放され電源コード6への通電が
遮断されるので、循環温水器への電源の供給は停止され
る。また、オペアンプOP2の出力がハイレベルとなる
ことから、発光ダイオードDが点灯されるものである。
本考案は前記したように、プラグ側のケース内に循環温
水器に設けられた傾斜角センサよりの信号をリード線を
介して接続し、この傾斜角センサが動作した時に循環温
水器への通電を遮断するようにしたので、循環温水器が
転倒した場合に電源が遮断され漏電や感電の恐れを防止
でき、安全に入浴することができる等の効果を有するも
のである。
水器に設けられた傾斜角センサよりの信号をリード線を
介して接続し、この傾斜角センサが動作した時に循環温
水器への通電を遮断するようにしたので、循環温水器が
転倒した場合に電源が遮断され漏電や感電の恐れを防止
でき、安全に入浴することができる等の効果を有するも
のである。
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1…商用交流電源、2…電源回路、3…第1の比較回
路、4…スイッチング回路、5…リレー回路、6…電源
コード、7…第2の比較回路、8…リセットスイッチ、
9…傾斜角センサ、10…リード線。
路、4…スイッチング回路、5…リレー回路、6…電源
コード、7…第2の比較回路、8…リセットスイッチ、
9…傾斜角センサ、10…リード線。
Claims (1)
- 【請求項1】循環温水器に設けられた水銀スイッチ等の
傾斜角センサと、該傾斜角センサよりのオン信号により
プラグから導出される電源コードへの電源供給を遮断す
る回路をコンセントに接続されるプラグ側に設けたこと
を特徴とする循環温水器の電源遮断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989142064U JPH0629618Y2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | 循環温水器の電源遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989142064U JPH0629618Y2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | 循環温水器の電源遮断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0383764U JPH0383764U (ja) | 1991-08-26 |
JPH0629618Y2 true JPH0629618Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31688915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989142064U Expired - Lifetime JPH0629618Y2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | 循環温水器の電源遮断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629618Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071975B2 (ja) * | 1986-01-24 | 1995-01-11 | 松下電工株式会社 | 電気機器の漏電検出装置 |
JPH0648273Y2 (ja) * | 1988-10-27 | 1994-12-12 | 佐々木 洋 | 安全装置付き保温装置 |
JP2535219Y2 (ja) * | 1992-09-22 | 1997-05-07 | 新日本製鐵株式会社 | 圧力スイング吸着装置 |
-
1989
- 1989-12-11 JP JP1989142064U patent/JPH0629618Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0383764U (ja) | 1991-08-26 |
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