JPS5830711Y2 - 目録カ−ドロツク装置 - Google Patents

目録カ−ドロツク装置

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Publication number
JPS5830711Y2
JPS5830711Y2 JP1980048811U JP4881180U JPS5830711Y2 JP S5830711 Y2 JPS5830711 Y2 JP S5830711Y2 JP 1980048811 U JP1980048811 U JP 1980048811U JP 4881180 U JP4881180 U JP 4881180U JP S5830711 Y2 JPS5830711 Y2 JP S5830711Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock pin
card
insertion hole
knob
drawer
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980048811U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56151187U (ja
Inventor
芳之助 山口
Original Assignee
山口木材工芸株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山口木材工芸株式会社 filed Critical 山口木材工芸株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、引出し型カードケースに付設される目録カ
ードロック装置に関するものである。
例えば、図書館では、多数の図書目録カードをカードケ
ースに収置して、蔵書の索引操作の効率化を計っている
が、この種の引出し型カードケースの一般的な構造とし
ては、奥行きに沿い重合してカードケース内に収置され
た多数のカードを、引出しの前板の挿通孔から差込まれ
たノブ付きのロックピンを以て串刺状に貫通保持させる
ことにより、該カードを抜止めした構造になっていて、
これにより、目録カードの配列順の入れ違いや、目録カ
ードの逸出を防ぐためのカードロック作用を行わせてい
る。
しかして、このような従来のカードケースでは、引出し
前板の挿通孔と、同挿通孔に差込まれたノブのボス部と
の間に適量の摩擦を持たせることにより、ケースの振動
等に起因して無用にロックピンが抜けることを防止して
いたが、このようなロックピンの保持構造によると、新
品のカードケースの場合には、ロックピン装脱時の操作
力が固いことから、毎回の装脱操作が大変であり、また
、カードケースが古くなると、−寸した振動でピンが抜
は気味になるなど、ロックピンの操作性が安定しないと
いう難点があった。
本考案は、ロックピンを能動的にクリックさせることに
より上記難点を解消させたものであって、すなわち、本
考案の目的は、ロックピンの保持作用が確実であって、
かつロックピンの引出し操作が零位な目録カードロック
装置を提供することにある。
以下、図示J)一実施例に基づいて本考案を説明する。
実施例のカードロック装置では、第1図ないし第3図に
示すように、引出し1の前板2の中央の下部に、丸孔よ
りなる挿通孔2aが開けられると共に、同挿通孔2aの
内周面には、スリーブ3が被着されていて、この挿通孔
2aには、ロックピン4が差込まれている。
しかしてロックピン4は、前端にノブ5が一体成形され
た長手のピン6で形成されていて、かつノブ5には、前
部のつまみ7と後部のボス部8とが成形され、該つまみ
7と大径ボス部8の中間は小径段部となっている。
更にボス部8の後方半部には、拡径段部8aに続くテー
パ面8bが成形されている。
また、前板2の裏面の下部に裏打板10が重合すると共
に、同裏打板10と、引出し1の底板11と左右の側板
12とで囲まれた内空には、多数の目録カード9が奥行
きに沿い重合して収量されており、しかして、ロックピ
ン4のピン6は、各カード9の中央の下端寄りに開けら
れたロック孔9aを緩く貫通している。
なお、前板2の上部には、表記シート入れを兼ねた取手
13がねじ止めされている。
ところで、挿通孔2aの径寸は、ボス部8の最大径より
若干大きく穿設されると共に、スリーブ3の途中の1箇
所には、切込みを内方に打出してなる凸部14が成形さ
れていて、該凸部14は、上面が前下りのテーパ面14
aをなすと共に、同凸部14に対向する反対側の周壁に
は、板ばね15の後端基端が鋲止めされている。
しかして、ロックピン4が一杯押込まれた図示状態、す
なわち、つまみ7の後端面がスリーブ3のつばに当った
状態では、ばね15の移動端でボス部8の小径段部が凸
部14側に押圧されることにより、ボス部8の段部8a
が凸部14に引掛り。
従ってノブ5は抜は出さない。
このように構成された実施例のカードロック装置では、
引出し1に振動が生じても、ばね15の弾力抑止でノブ
5が凸部14から浮上ることがなく、その結果、ロック
ピン4は、カード9をロックした位置に確実に保持され
ている。
しかして、カード9差替等のためにロックピン4を抜く
には、ばね15の弾力に抗してつまみ7をわずかに押上
げ、その状態でつまみ7を引けば、ボス部8の段部8a
が凸部14の上方を通ることから、ロックピン4を軽く
引抜くことができる。
また、ロックピン4を再び挿通孔2aに差込操作した場
合には、ボス部8のテーパ面8bが凸部14のテーパ面
14aに当ることから、特に抵抗なくばね15を押上げ
ることが可能であり、これにより、段部8aが凸部14
を乗越えて、ノブ5は再び凸部14にクリックされる。
そのほか、スリーブ3の内周面の両側には、摩擦軽減用
の突出湾曲3aが成形されている。
なお、上述したロックピン4の装脱操作間には、木質部
が直接金属部材に当らないことから、引出し1を長期間
使った場合でも、装脱操作性に変化を生じる虞れがない
以上述べたように、本考案に係る目録カードロック装置
によれば、引出し前板の挿通孔2a内周面にスリーブ3
を設け、該スリーブ内壁の対向位置に板ばね15と凸部
14を設けて、ロックピン4のつまみ7と大径ボス部8
との間の小径段部を弾圧保持させるようにしたので、上
記ロックピン4は略水平方向に安定した状態で支持され
てカードの保持孔に無理な押圧力を与えるということが
なく、また上記中間の小径段部にばね15と凸部14が
弾圧されてロックピン4が挿通保持されることから該挿
通時に良好なりリック感が得られて挿通状態が安定する
さらに、上記板ばね15と凸部14は、引出し前板の挿
通孔2a内に形成されているところから、いたずら等に
より変形したり、これがカードに蟲ってカードを損傷さ
せる虞れもない。
このように本考案によれば、常態におけるロックピンの
保持作用が確実化すると共に、要時におけるロックピン
の引抜き操作は極めて容易であり、これにより、ロック
ピンの操作性および操作の安定性を向上させるカードケ
ース使用上の実用上優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す目録カードロック装
置の斜視図、第2図は、第1図のト」線における側断面
図、第3図は第2図の前板の部分正面図である。 1・・・・・・引出し、2・・・・・・前板、2a・・
・・・・挿通孔、4・・・・・・ロックピン、5・・・
・・・ノブ、8・・・・・・ボス部、9・・・・・泪録
カード、14・・・凸部、15・・・・・・ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引出し型カードケース内に、奥行きに沿い重合して収置
    された多数の目録カードを、引出し前板の挿通孔から差
    込まれた前端部につまみを有するロックピノを以て串刺
    状に貫通保持させることにより、該カードを抜止め作用
    するカードロック装置において、上記挿通孔内周面のス
    リーブ内壁には板ばねが固設されると共に載板ばねと対
    向する上記内壁には凸部が形成され、上記貫通保持位置
    において上記挿通孔内に遊挿されるロックピンの上記つ
    まみの後部は小径段部となっていると共に該段部の後部
    は大径ボス部となっており、上記板ばねの弾力片部と上
    記凸部が上記貫通保持位置におけるロックピンの小径段
    部に弾圧されていることを特徴とする目録カードロック
    装置。
JP1980048811U 1980-04-12 1980-04-12 目録カ−ドロツク装置 Expired JPS5830711Y2 (ja)

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JP1980048811U JPS5830711Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12 目録カ−ドロツク装置

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JP1980048811U JPS5830711Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12 目録カ−ドロツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS56151187U JPS56151187U (ja) 1981-11-12
JPS5830711Y2 true JPS5830711Y2 (ja) 1983-07-06

Family

ID=29643802

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JP1980048811U Expired JPS5830711Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12 目録カ−ドロツク装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115374U (ja) * 1982-01-29 1983-08-06 山口木材工芸株式会社 カ−ドケ−スのカ−ド保持装置

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JPS56151187U (ja) 1981-11-12

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