JPS6227423Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6227423Y2
JPS6227423Y2 JP6105882U JP6105882U JPS6227423Y2 JP S6227423 Y2 JPS6227423 Y2 JP S6227423Y2 JP 6105882 U JP6105882 U JP 6105882U JP 6105882 U JP6105882 U JP 6105882U JP S6227423 Y2 JPS6227423 Y2 JP S6227423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
plate
cover plate
cards
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6105882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58164780U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6105882U priority Critical patent/JPS58164780U/ja
Publication of JPS58164780U publication Critical patent/JPS58164780U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6227423Y2 publication Critical patent/JPS6227423Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電話番号その他の索引のために用い
るカードのインデツクス装置に関するものであ
る。
従来、押釦式で蓋板を開口するとともに所望の
カードをすくい上げる索引器には種々のものがあ
つた。例えば、実公昭55−32776号のごときもの
が存し便利なものとされていた。しかし、この器
具の場合は、カードすくい片が蓋板の一側部にし
かも小型に設けられこれによつてカードをすくう
ようにしたものであるため、カードが一側方に偏
つてすくい上げられることによりカードの他側部
分が垂れ下るという欠点があつた。そのため、こ
のすくい片の反対側の蓋板裏面にカード抑えが特
設されるとともにカードは紙ではなく合成樹脂に
よる硬質材を使用していたのである。また、実開
昭52−91218号のごときものも公知となつている
が、これはカードの取換えが自由にできないし、
このカードの持ち上げ耳部分は特殊な形状に成り
この耳部分を線材によるカード持上げ部材を使つ
て持ち上げていたし、また台盤と蓋板とは永久磁
石を使つて閉口しなければならないものであるた
め、全体として製作コストのかかつた索引器とな
つていた。
そこで、本考案はこのような従来物の欠点を一
掃したより実用的なカード索引器を提供すること
を目的とするものである。
なお、従来この種のカード索引器としては、前
記したもののほか特公昭53−43850号、実開昭52
−90126号、実開昭54−94530号のごときものが存
するが、いずれも前記した索引器と同様の欠点が
それぞれ存するものであつた。
本考案の構成および作用を図面の実施例につい
て説明する。
1は台盤で、この台盤の前側部にはキー構成部
2を設置する。このキー構成部2は、台盤1と一
体にその左右側部間に横設している表示部3と、
この表示部をはさんで内外側部に設置したキー配
列部4とから成る。表示部3の上面には、キー配
列部4に等間隔に配列している多数個のキー5…
毎に五十音やアルフアベツトなどの文字が表示さ
れる。全キー5は前記表示部3をはさんで前後の
キー配列部4に臨んでおり、この全キー5は後記
底板39から突設した支点突起6に係合し、ここ
を挺子に上下作動する。5′はキー5と一体に成
るキー脚部で、キー5が前記表示部3面とほぼ同
じ高さに成るのに対してキー脚部は後側方へ低く
延びる。7は前記表示部3の内側部に設けた弾性
部材で、これはスポンジ材で構成するとよい。8
は前記キー配列部4の下側内部に設けた加圧板
で、この加圧板の一側部に形成した傾斜部9の山
形部10がキー配列部4の全キー5…の裏面との
間に一定間隔を保つている。この加圧板8の他側
部は水平に延びて水平部11を形成しているが、
この水平部11の左右端部には鈎手12,12が
垂直に突設する。前記加圧板8はこの鈎手12,
12部の下側部に設けた支軸13に枢支され、こ
の支軸を支点に前後に回動するように成る。この
加圧板8の中央部には、先端部14′が台盤1の
裏面に当接する板発条14の一端部が固着15し
ている。16,16は前記台盤1の左右側壁
1′,1′の後側部に間隔17,17をおいて突設
した規制片、18,18は台盤1のこの規制片1
6,16の内側方において傾斜状に設けた弾性摺
動部で、この弾性摺動部の左右周囲は切込部1
9,19となる。台盤1の後側部は開口20状態
にある。21は前記台盤1の後側部に架設した軸
22に取付けた巻き弾機で、この弾機の内方脚部
21′は台盤1の上面に延び、弾機の外方脚部2
1″は、後記蓋板23の後側壁26の内側に延び
ている。
23は四側部にそれぞれ側壁を形成した蓋板
で、この蓋板は前記台盤1の左右側壁1′,1′の
基端部内側にその基端部を枢着24,24して嵌
合する。また蓋板23の前側部は、台盤1の表示
部3の内側に位置するようになる。25はこの蓋
板の前側壁、26はこの前側壁25と反対側の蓋
板の後側壁、27は蓋板の左右側壁である。2
8,28は蓋板後側壁26の左右側部上面に設け
たカード載置部、29,29はストツパーで、こ
れは前記カード載置部28,28を抑止する。す
なわち、後記するように、蓋板23の開動時にす
くい上げられつかまれたカード束の後端が前記カ
ード載置部28,28と後記カードつかみ板31
とによつて抑止されるようになり、蓋板23の閉
口時にはカードの後端を押して後記カード切欠部
38,38を台盤1の規制片16,16に誘導す
る役目を果す。前記ストツパー29,29の外端
部は、台盤1側の弾性摺動部18,18面上を回
動し、ブレーキとなつて停止する。
30,30は前記蓋板前側壁25の左右側端部
に設けた通孔で、この通孔には加圧板8の左右端
部に設けた台盤1側の鈎手12,12が掛け止ま
りロツクするようになる。31は蓋板23の前側
部内側に横架したカードつかみ板で、側面が開状
7字形に成るこのカードつかみ板31の左右端部
の適所で外方に突設した突子32,32が蓋板2
3の左右側壁27,27に枢着する。このカード
つかみ板31の上面部中央には、弓状の発条板3
3の中央部が止着し、その左右端部が蓋板23の
裏面に当接し、この発条板33の弾発力によつて
カードつかみ板31が常時下方に押圧されてい
る。前記発条板33の構成は、これと均等の弾性
作用をするスポンジなどの他材に置換してもよ
い。34,34は前記カードつかみ板31の左右
端部の上端に蓋板23裏面に向けて突設したスト
ツパーで、このストツパーはカードつかみ板31
が前記発条板33によつて押圧されているので、
蓋板23の開口時には蓋板23の裏面に当接して
いる。
前記形状のカードつかみ板31の下側曲折部3
1′は、蓋板23の開放時には蓋板の前側壁25
から下方に出るが、蓋板23の閉口時には蓋板の
前側壁25の内側に収納される。これは、蓋板2
3の閉口時にはカードつかみ板31の下側曲折部
31′は、前記台盤1のキー配列部4の各キー5
…の内側方に延びるキー脚部5′…の脚部配列部
4′の高さよりも高い位置にある左右端面部3
5,35に当接しているとともに、この左右端面
部35,35に臨設した前記鈎手12,12が蓋
板23側の通孔30,30に掛止まるからであ
る。
このカードつかみ板31は、蓋板の開放時に
は、その左右側端部の上端に設けた突子32,3
2を支点に、発条板33による弾発力によつて回
動するが、この詳細な作用については後記する。
36は任意の記載欄を有する所定のカードで、
この全カードの前側端部は上から下にかけて耳部
37を段階を追つて突設している。38,38は
この全カード36の後側部の左右側に設けた切欠
部で、この切欠部は前記台盤1の左右側に突設す
る規制片16,16の内側に係合するようにな
る。39は台盤1の裏側に取付いた底板である。
而して、いまこの全カード36を本器に取付け
るときは、全カードを順番にそろえて、そのまま
蓋板23の後側壁26内のカード載置部28,2
8上に挿入載置する。そして、この状態で蓋板2
3を閉じれば、カード載置部28,28がカード
36の後端部を押してカード切欠部38,38を
台盤1の左右側部の規制片16,16の内側に誘
導するので、係合して台盤上に載置する。このと
き、カードの手前方には耳部37が横方向に段階
的に臨んでいるが、この全耳部の各下側面にはそ
れぞれキー脚部5′が位置している。
そこで、このような状態において蓋板23を台
盤1側に閉じると、蓋板23側のカードつかみ板
31の下側曲折部31′の左右端部が台盤側のキ
ー脚部配列部4′の左右端面部35,35に当接
するから、その押圧によつてカードつかみ板31
は蓋板の前側壁25の内側方向に移動収納され
る。と同時に、前記台盤側の左右端面部35,3
5の上方に臨設した鈎手12,12が、相対する
蓋板23の前側壁25の通孔30,30に掛け止
まるから、蓋板は台盤上に閉止する(第5図参
照)。
次に、必要なカードを見たいときは、台盤1の
表示部3上に表示している文字の該当するキー5
を押下する。すると、このキー5の下面と加圧板
8の山形部10との間隔がなくなると同時にキー
脚部5′によつてカードが持ち上げられ始める。
そして、さらにキー5を押し下げると、加圧板8
の山形部10がキー5の押圧によつて下動し、こ
れによつて左右側の鈎手12,12を蓋板23の
通孔30,30から外し、また同時に当該キーの
脚部5′が当該カード36の耳部37を押し上げ
る。この1枚のカード耳部を押し上げると、その
上側にあるカードが全部同時に持ち上げられるよ
うになる。また同時に、蓋板23側のカードつか
み板31はその背面の発条板33が弾発してカー
ドつかみ板31を押し出そうとするから、このカ
ードつかみ板はその左右の突子32,32を支点
に内方へ回動する。すると、このカードつかみ板
の下側曲折部31′が、持ち上げられた前記カー
ド耳部37をつかみ上げるとともにカード36の
後端部をカード載置部28ではさみ、そのまま弾
機21の弾発力による蓋板23の開動にともなつ
て蓋板23内部にカードを収納したまま上動する
(第6図参照)。蓋板23が完全に開動したとき
は、蓋板の後側壁26の左右側部のストツパー2
9,29が、台盤1側の弾性摺動部18,18面
を摩擦して停止する。その時、蓋板23内側のカ
ード36は蓋板内のカードつかみ板31とカード
載置部28の間に保持される。
本考案はこのような構成および作用を有する装
置であるため、第1にカードつかみ上げ板を蓋板
の前端部裏側の横一列全面に配設したから、つか
み上げられるカードはその全部のカードの耳部が
蓋板とともにつかみ上げられることができ、つか
み上げられたカードが一側方に偏ることによつて
他側方が垂れ下るようなことが全くなくなり、し
たがつてプラスチツク製の硬質紙を使用しなくて
も普通紙を使用することができ、第2にカードは
蓋板の前後間に全面的にはさまれているから、常
時カードの蓋板内部における収納保持が確実にで
きるようになり、第3に全体として構造に無駄が
なく簡潔にまとめ上げられており、きわめて使い
易いものとなる等、その実用的効果は大きいもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の
閉蓋時の斜視図、第2図は全体の開蓋時の斜視
図、第3図は同上の平面図、第4図は底板を外し
た台盤部の底面図、第5図は第1図の側断面図、
第6図は開蓋瞬間時の同上の側断面図、第7図は
要部の分解斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押釦式で蓋板の開動とカードの選択とを行うイ
    ンデツクス装置において、蓋板を閉じたとき、蓋
    板を台盤側に鈎手でロツクするとともに蓋板前壁
    の内側全面巾に設けた弾発性を有するつかみ板を
    蓋板の前壁内側に収納し、選択したカードのキー
    を押したとき、キー脚部によりカードを持ち上げ
    るとともに台盤側の鈎手にロツクした蓋板を開動
    し、同時に前記カードつかみ板がその上方の全カ
    ードの耳部分をつかむとともにこの全カードの後
    端を蓋板の後側壁上に設けたカード載置部に当
    て、この間ですくい上げた全カードの前後端部を
    はさむように成ることを特徴とするカードインデ
    ツクス装置。
JP6105882U 1982-04-28 1982-04-28 カ−ドインデツクス装置 Granted JPS58164780U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6105882U JPS58164780U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 カ−ドインデツクス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6105882U JPS58164780U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 カ−ドインデツクス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164780U JPS58164780U (ja) 1983-11-02
JPS6227423Y2 true JPS6227423Y2 (ja) 1987-07-14

Family

ID=30071274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6105882U Granted JPS58164780U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 カ−ドインデツクス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58164780U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58164780U (ja) 1983-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3104667A (en) Ring binder
US20020038769A1 (en) Apparatus for holding a disc-like article
JPS6227423Y2 (ja)
EP0031210B1 (en) Telephone attachment
US3518783A (en) Telephone index housing arrangements
US2849815A (en) List finders
JPH06321279A (ja) フロッピーディスクホルダー
EP0642254B1 (en) Sheet fixing device for a drum of a scanner
JP2592974B2 (ja) 給紙カセット
US4114301A (en) Indexing device
US2859549A (en) List finders
US3964192A (en) Reference indexing device
US2547166A (en) Index card and holder therefor
US4706803A (en) Key selector device
US4135319A (en) Indexing device
US6232576B1 (en) Moveable lifting eye mechanism
US3987565A (en) Indexing apparatus
JP3080855B2 (ja) バインダー
JPH0514873Y2 (ja)
US2740645A (en) Pad and order book holders
JPS5850421Y2 (ja) デ−タ処理装置
JP2701719B2 (ja) 用箋挟
JPH0136375Y2 (ja)
JPS646240Y2 (ja)
US4183161A (en) Index device