JPS5829934Y2 - 保温飯椀 - Google Patents

保温飯椀

Info

Publication number
JPS5829934Y2
JPS5829934Y2 JP11367879U JP11367879U JPS5829934Y2 JP S5829934 Y2 JPS5829934 Y2 JP S5829934Y2 JP 11367879 U JP11367879 U JP 11367879U JP 11367879 U JP11367879 U JP 11367879U JP S5829934 Y2 JPS5829934 Y2 JP S5829934Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
bowl
heat
thermal insulation
vacuum double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11367879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5632522U (ja
Inventor
敏行 永野
寿行 山下
俊彦 森
隆治 西田
照男 竹田
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP11367879U priority Critical patent/JPS5829934Y2/ja
Publication of JPS5632522U publication Critical patent/JPS5632522U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5829934Y2 publication Critical patent/JPS5829934Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は真空二重紙を使用した保温伏碗に関するもので
あり、さらに詳しくは底部中央に空気抜き用のチップを
設けたいわゆるセンターチップ型の真空二重紙を使用し
た保温伏碗に関するものである。
本考案は、センターチップ型の真空二重紙を、内ケース
と外ケースからなる保護ケースで被包し、その際、外ケ
ースの底部に形成される細首状の小径部(把持部となる
)内にセンターチップを収容しさらに鍔状の支持台を形
成することにより、全体的に高さが低く且つ安定的に自
立する二とのできる保温伏碗を提供することを目的とす
るものである。
以下、本考案の保温伏碗を、本考案者らが考案した新規
な保温弁当容器の主中容器として使用弓−る場合を実施
例として説明すると、第1図ないし第6図には縦方向に
2分割された縦長の手渡状の一対の半容器11.21を
相互に横方向に開閉自在に結合してなる弁当容器本体1
内に本考案実施品の保温伏碗3と菜容器となる補助中容
器4を収容上てなる保温弁当容器が示されている。
保温伏碗3は真空二重紙31の内、外面をそれぞれ内ケ
ース35及び外ケース34からなる二重壁状の保護ケー
ス32で被包し、さらに該保護ケース32の上部に断熱
材33 aを充填して形成した蓋33を着脱自在にネジ
結合(符号37)シて形成されている。
この保温伏碗3の真空二重紙31は、その瓶底中央部に
空気抜き用のチップ31 aを形成したいわゆるセンタ
ーチップ型のものを使用している。
尚、このように真空二重紙31をセンターチップ型とす
ると該真空二重紙31を連続製造ラインにのせて製作す
ることが可能となる。
保護ケース32の外ケース34には、その下方部に中心
方向に向けて細首状に括れさせた有底(符号41a)の
小径部41が形成されている。
この小径部41は外ケース34の下方部を真空二重紙3
1の底部外表面に沿って曲面状(符号43)に括れさせ
、さらにそこから下方に向けて筒状に延出させて形成し
ており、該小径部41の上端部が瓶底受部43 aとし
て作用するようにしている。
又、真空二重瓶31のセンターチップ31 aは該小径
部41内に収容−されており、その場合、該センターチ
ップ31 aの下端が小径部41の底部41 aに近接
するようにして保温伏碗3の高さができるだけ低くなる
ようにしている。
前記小径部41の下方部には、外方に向けて膨出する円
形鍔状の台板40が一体形成されている。
この台板40は主中容器3の支持台となるもので、主中
容器3をテーブル等の上に載せた際に安定的に自立させ
ることかで゛きるようになっている。
尚支持台40の下端40 aは前記小径部41の底部4
1 aの下面より高くならないように形成されている。
小径部41の外周方向には、前記外ケース34下方の曲
面部43と支持台40との間において環状の凹み部42
が形成されている。
尚、保護ケース32の内、外画ケース35.34はネジ
結合(符号38)によって固着されており、該両ケース
35.34の間に被包されている真空二重瓶31は、内
ケース35の上部下面と外ケース34の瓶底受部43
aとの間で緊締保持されている。
容器本体1の各半容器11.21は、それぞれ硬質合成
樹脂製のブロー成型品からなり、縦長の半没状に形成さ
れている。
又、該半容器11.21はそれぞれ外壁12.22及び
内壁13.23からなる二重壁構造となっており、暮向
、外周壁13.12及び23.22間にはそれぞれ空間
部14.24が形成されている。
この各半容器11.21の内壁13.23はほぼ半円筒
形に形成されており、両生容器11.21を閉じたとき
に該内壁13.23の内側にほは゛円筒状の収容室2が
形成されるようになっている。
尚、一方の半容器11の内壁隅角部13 aにはスプー
ン50等を固定するための凹部47.49及び小突起4
8が形成されている。
即ち、スプーンカバー46は凹部47と小突起48の間
に圧入されて弾性的に保持され、スプーン50の柄頭部
50 aは凹部49内で位置決めされるようにしている
各半容器11.21は、その各当接部18,28の一側
側適18 a 、28 aをヒンジ等で連結し、該基当
接部18.28の他側側部18 b 、28 bをロッ
ク部材9で嵌脱自在に固着して相互に横方向に開閉自在
となるように結合している。
尚このロック部材9は、一方の半容器11の側面に突設
した軌条20に摺動自在に嵌装されたスライダー10を
他方の半容器21の側面に突設した突起30に係脱自在
に係合させるようにして形成されている。
各半容器11.21の各当接面18.28には、その一
方の当接面18に凸状部19を形成しその他方の当接面
28に該凸状部19と嵌合する凹溝部29を形成してお
り、各半容器11.21を閉じたときにその底部を除い
て全周に亙って凹凸嵌合するように形成している。
各半容器11.21の底部15.25にはそれぞれ半円
形の切欠部16.26が形成されており、該各半容器1
1.21を閉じたときに両切尖部16.26が合致して
円形の合成穴6を構成するようになっている。
前記保温伏碗3をこの容器本体1内に収納した際には保
温伏碗3の支持台40が容器本体底部5の合成穴6から
下方に露出するようになっている。
尚支持台40の外径は合成穴6の内径より大きくなって
いるが、保温伏碗3を収納するときには両生容器11.
21の各底部15.25がそれぞれ保温伏碗3の下方部
に形成した凹み部42にその両側から嵌入するようにな
っているので支障はない。
又、そのときに各半容器底部15.25の上、下両面は
、それぞれ保温伏碗3の外ケース34下方部の曲面部4
3下面及び支持台40の上面にほぼ接触状態で嵌入され
るようになっており、保温弁当容器の携行時に保温伏碗
3が容器本体1に対してガタつかないようになっている
尚、保温伏碗3を容器本体1内に収納した状態では該保
温伏碗3の支持台40の下端40 aが容器本体底部5
の下面5aとほぼ同一高さとなるようにされている。
保温伏碗3は、その蓋33を開けばそのままで伏碗とし
て使用することができるようになっている。
その際には保温伏碗3の小径部41を指の間に挾むよう
にして持てば安定して保温伏碗を把持することができる
保温伏碗3の上部には適宜の合成樹脂型の補助中容器4
が載置されており、該補助中容器4は保温伏碗3ととも
に容器本体1の収容室2内に収納される。
次にこの保温弁当容器の使用方法を説明すると、保温伏
碗3及び補助中容器4を容器本体1内に収納するときに
は、第6図に示すように保温伏碗3の上部に補助中容器
4を載せた状態でテーブル等の上に立てらせておき、そ
れらの両容器3,4をその両側からそれぞれ半容器11
.21をかぶせるようにして容器本体1内に収容し、さ
らに両生容器11.21の接合面18.28を合致させ
てその接合部8をロック部材9でロックする。
このときに各半容器11.21の底部15.25に形成
した切欠部16.26が保温伏碗3の下方部に形成した
凹み部42にその両側から嵌入する一方、保温伏碗3の
支持台40は容器本体底部5に形成される合成穴6から
下方に露出するとともに、該支持台40の下端40 a
は容器本体底部らの底面5aとほぼ同一高さく図示実施
例では支持台下端40 aが容器本体底面5aよりQ、
5mm程度高くなるようにしている。
)となるようになっている。
この保温弁当容器は把手7を持って携行することができ
、その容器本体1はロック部材9によって両生容器11
.21が結合固着されているので不用意に開くことがな
く、シかも容器本体底部5が保温伏碗3の凹み部42内
の上、下側面(支持台40の上面、曲面部43下面)に
ほぼ接触状態で嵌入せしぬられているために主中容器3
がガタつくことがない。
保温伏碗3及び補助中容器4を取出すときには、保温弁
当容器をテーブル等の上に載置した状態でロック部材9
のロックを解除すれば両生容器11.21はそれぞれ相
互に横開きすることができ、容器本体1から保温伏碗3
及び補助中容器4を取出すことができる。
尚、この実施例において両生容器11.21を横開きす
る際には容器本体底部5の下面5aと保温伏碗3の支持
台40下端40 aとがそれぞれ別個にテーブル上に載
置されることになるため、両生容器11.21を相互に
横開きしたときにも保温伏碗3が傾いたり転倒したりす
ることがない。
食事をするときには、保温伏碗3はその小径部41を指
の間で挾むようにして安定的に把持するこ、とができ、
又食事の途中に一時的に保温伏碗3をテーブル上に置く
場合にも、該保温伏碗3は支持台40があるために安定
的に置くことができる。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案の保温伏碗に
は次のような効果がある。
(1)連続製造が容易なセンターチップ型の真空二重瓶
を使用しているので該真空二重瓶を安価に製造すること
ができる。
(2)保温伏碗3を構成するにあたり、外ケース34の
下部を細首状の小径部41とし、それをもって指掛部と
しているので保温伏碗3が持ち易くなる。
又、この小径部41はそのまま真空二重瓶のための瓶受
部材を兼用しているので保温伏碗3の構造が簡略化され
る。
さらに外ケース小径部41の下側には鍔状の支持台40
を連設しているので保温伏碗3を安定的に正立させるこ
とができる。
尚、図示実施例の保温伏碗3を図示の保温弁当容器の主
中容器として使用した場合には次のような効果が得られ
る。
(1)縦方向に分割された一対の半容器11.21をも
って容器本体1を構成し、該半容器11.21を相互に
横開きすることによって保温伏碗3等を側方がら出し入
れし得るようになっているのでそれらの出し入れ操作が
容易となる。
(2)保温伏碗3等を容器本体1内に収容した状態にお
いて保温伏碗3の支持台40−が容器本体1の底部に形
成した合成穴6から外部に露出しているので、容器本体
1の両生容器11.21を外側方に開いたときにはそれ
らの保温伏碗3等がそのままテーブル面上に降下して傾
いたり或いは転倒したりすることなく安定した状態でテ
ーブル上に正立し、さらには使用者に保温伏碗3の傾動
に基づく違和感を与えるのを防止することができる。
(3)容器本体1に真空二重瓶を使用することなく、保
温伏碗3に真空二重瓶31を使用しているので小容量の
真空二重瓶でよく、保温弁当容器の軽量化及び低価格化
に寄与することができる。
(4)真空二重瓶がセンターチップ型であるにもがかわ
らず、保温伏碗3の底部を容器本体底部の穴6内に突出
せしめているために保温容器全体の高さを低く抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる保温弁当容器の斜視図
、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第2図のB
−B断面図、第4図は第1図の保温弁当容器の底面図、
第5図は第1図の保温弁当容器で使用されている一方の
半容器の下方部斜視図、第6図は第1図の保温弁当容器
の使用方法説明図で゛ある。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・収容室、3・
・・・・・保温伏碗、5・・・・・・容器本体底部、6
・・・・・・合成穴、9・・・・・・ロック部材、11
.21・・・・・・半容器、15.25・・・・・・半
容器底部、16゜26・・・・・・切欠部、31・・・
真空二重瓶、31 a・・・・・・センターチップ、3
2・・・・・・保護ケース、34・・・・・・外ケース
、35・・・・・・内ケース、40・・・・・・支持台
、41・・・・・・小径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部中央に空気抜き用のチップ31 aを設けた真空二
    重紙31を内ケース35と外ケース34からなる保護ケ
    ース32で被包するとともに、前記外ケース34はその
    底部において前記チップ31 aの周囲を囲繞する細首
    状の小径部41と鍔状の支持台40を形成したことを特
    徴とする保温伏碗。
JP11367879U 1979-08-17 1979-08-17 保温飯椀 Expired JPS5829934Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11367879U JPS5829934Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 保温飯椀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11367879U JPS5829934Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 保温飯椀

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5632522U JPS5632522U (ja) 1981-03-30
JPS5829934Y2 true JPS5829934Y2 (ja) 1983-07-01

Family

ID=29345958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11367879U Expired JPS5829934Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 保温飯椀

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5829934Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5632522U (ja) 1981-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4735333A (en) Insulated holder
JPS5829934Y2 (ja) 保温飯椀
JP3115860U (ja) 携帯用保温飲料容器
JPS5941703Y2 (ja) 保温弁当容器
JPS5829933Y2 (ja) 保温弁当容器
JPS5829932Y2 (ja) 保温弁当容器
JPS6335733Y2 (ja)
JPS63195Y2 (ja)
JPH0428525Y2 (ja)
JPS602821Y2 (ja) 保温弁当箱
JPS582763Y2 (ja) 捻り出し式容器のケ−ス
JPS5940925Y2 (ja) 液体保温容器
JPS62137253U (ja)
JP3021716U (ja) 容 器
JPS602822Y2 (ja) 保温弁当容器
JPS60826Y2 (ja) 保温容器
JPS633944Y2 (ja)
JP2606615Y2 (ja) 保温容器
JPS6343943Y2 (ja)
JPS591946Y2 (ja) 湯茶容器
KR200167468Y1 (ko) 보온밥통의 다용도용기 수납구조
JPS5925241Y2 (ja) 保温弁当容器
JPH0355402Y2 (ja)
JP2571704Y2 (ja) 携帯用保温容器
JPS5927248Y2 (ja) 二液横型魔法瓶