JPH0355402Y2 - - Google Patents

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JPH0355402Y2
JPH0355402Y2 JP1987005117U JP511787U JPH0355402Y2 JP H0355402 Y2 JPH0355402 Y2 JP H0355402Y2 JP 1987005117 U JP1987005117 U JP 1987005117U JP 511787 U JP511787 U JP 511787U JP H0355402 Y2 JPH0355402 Y2 JP H0355402Y2
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JP
Japan
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lid
container
tea strainer
container body
outer cover
Prior art date
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JP1987005117U
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English (en)
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JPS63114240U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ポータブルクーラーなどの液体容
器の蓋に関する。
(従来の技術) 従来、この種の液体容器の蓋としては、本願出
願人の出願に係わる実開昭57−58330号公報記載
のものが知られている。
このものは、凹陥部の底部に多数の小孔を形成
した茶こしを、容器本体の上部開口に取り外し自
在に設けるとともに、前記凹陥部にコツプ等の小
物を収納するようにする一方、前記茶こしの上部
開口は外蓋で閉塞するように構成してなるもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来例のものによれば、容器本
体が転倒した場合、内容液が、茶こしの多数の小
孔から該茶こしの凹陥部に浸入して、収納されて
いる小物を濡らしてしまう。従つて、小物がコー
ヒー粉末、粉ミルク、砂糖、おしぼりの如く濡れ
て困る物の場合には使用し難くなる欠点があつ
た。
この考案は、上記欠点を解消したものを提供す
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、この考案は、底部
に多数の小孔を形成した容器形状の茶こしを、容
器本体の上部開口に取り外し自在に設け、前記茶
こしの上方には、茶こしの内部に無孔の外蓋を取
り外し自在に嵌合するとともに、この外蓋の嵌合
部を小物31を出し入れ自在に収納する収納室と
し、この収納室の開口を内蓋で被蓋するように構
成したことを特徴とするものである。
内蓋は、倒立姿勢でコツプとなるように形成す
ることもできる。
茶こしは、外蓋を容器本体の開口縁に形成した
雄ねじに螺合することにより締め付け保持できる
ようにすることもできる。
(第1実施例) この考案の第1実施例を第1図に基づいて以下
に説明する。
1は容器本体で、この容器本体1は、外装ケー
ス2と内ケース3と底部材4とからなつている。
外装ケース2と内ケース3との間には発泡スチロ
ールなどの断熱材5が充填されている。
容器本体1の上部は開口して給液口6としてあ
り、この給液口6を覆う肩部2aの首部2bには
雄ねじ7を形成し、この雄ねじ7に外蓋8の雌ね
じ9を螺合することにより、上記給液口6を閉塞
するようにしてある。
外蓋8と容器本体1の給液口6上壁との間に
は、底板部に多数の小孔11を形成した容器形状
の茶こし器10が、着脱自在に保持されている。
前記茶こし10の上方には、茶こし10の内部
10aに無孔とした外蓋8を取り外し自在に嵌合
するとともに、この外蓋8の嵌合部8aを小物3
1を出し入れ自在に収納する収納室30としてあ
る。
前記外蓋8の嵌合部8aの収納室30内には、
コーヒ粉末、粉ミルク、砂糖、おしぼり等の小物
31を出し入れ自在に収納できるようにしてあ
る。この実施例では小物31として内外2個のコ
ツプを用いている。そして、外蓋8の収納室30
の上部開口には、一条ねじやヘリコイドなどの雌
ねじ12が形成されており、この雌ねじ12に、
外蓋8より口径の小さな内蓋20の雄ねじ21を
螺合して、外蓋8の嵌合部8a内に形成された収
納室30を被蓋するようにしてある。つまり、収
納室30は外蓋8と内蓋20との間に形成されて
いる。
収納室30から小物31を取り出すには、容器
本体1に外蓋8を螺着した状態で、内蓋20を取
り外すだけで上記小物31が取り出される。ま
た、内蓋20を外蓋8に螺着した状態で、容器本
体1より外蓋8を取り出せば、内蓋20と外蓋8
とが一体的に取り外せるため、給液口6への給液
も素早くできる。
なお、14は容器本体1下部に取着したコツク
で、このコツク14の開弁操作により、容器本体
1内の内容液を注出口14aより自然落下させて
注出する。この注出時には、底部材4に折り畳み
自在に枢着した脚15…15を立てることによ
り、コツク14の注出口14aと床面との間にコ
ツプなどの受器が配置し易いようにしてある。1
6は容器本体1内の残液量を示すための液量管、
17は液量管16外方に取り付けた覗窓である。
18は容器本体1の肩部2aの直径位置に弧回動
自在に枢支した把手、22は内蓋20のつまみで
ある。
この実施例では、コツク14を使用している
が、このコツク14を取り付けることなく、容器
本体1の上部に注出管(図示せず)を取り付け
て、容器本体1を傾斜することにより該注出管よ
り内容液を注出するようにもできるし、また脚1
5は取りつけない構造のものにも適用でき、容器
本体1の具体的構造は任意である。
(第2実施例) 第2図は第2実施例を示す。このものは、第1
実施例に比べて、内蓋20の雌ねじ21下端部を
さらに下方に延設して筒状部23として、この内
蓋20を逆さ(倒立姿勢)にすればコツプを兼ね
るようにするとともに、外蓋8の嵌合部8aの側
壁を、前記筒状部23が収納し得るように該筒状
部23と同様な形状としてなる点に特徴をもつも
ので、その他の構成は第1実施例と同様としてな
るものである。
このように構成すれば、内蓋20を逆さにして
コツプとして兼ねさせることができて便利であ
る。
(第3実施例) 第3図は第3実施例を示す。このものは、内蓋
20と外蓋8との間に、テイーパツクやおしぼり
などの小物を収納する今一つの小物収納容器40
を、内蓋20と外蓋8に対して着脱自在に設けた
点に特徴を有するものである。
すなわち、小物収納容器40は、小物収納本体
部41と、小物収納本体部41の上部内側壁に形
成した雌ねじ42と、雄ねじ44を形成した外筒
体43とからなり、前記雌ねじ42を内蓋20の
雄ねじ21と、雄ねじ44を外蓋8の雌ねじ8b
と夫々螺合して結合し、外蓋8の嵌合部8aと小
物収納本体部41との間には、小物31であるコ
ツプを収納する小物収納室30を形成してある一
方、小物収納本体部41と内蓋20との間には、
テイーパツクやおしぼりなどの小物31を収納す
る今一つの収納室30を形成してなるものであ
り、その他の構成は第1実施例と同様としてあ
る。
このような構成によれば、内蓋20を小物収納
容器40に取り付けた状態で、小物収納容器40
を外蓋8より取り外すことによりコツプ31が簡
単に取り出しでき、また外蓋8に小物収納容器4
0を取り付けた状態で、内蓋20だけを取り外す
ことにより小物収納容器40内の小物が簡単に取
り出しできる。
(変形例等) 第1図ないし第3図に示しているように、外蓋
8を皿状として、この皿状の嵌合部8aにより給
液口6を閉塞するようにすれば、内蓋20を取り
外した場合でも、最も放熱し易い給液口6部分か
ら放熱を遮断するため、保温・保冷効果が向上で
きるとともに、器体の転倒時などにおいても内容
液の漏出を防止でき、さらに容器本体1内に塵芥
などが侵入するのを防止できるなどの多くの利点
を有する。
コツプ等の小物31を収納する小物収納手段
は、実施例のものに限定されるものでなく、小物
31を収納保持できる限り適宜設計変更できる。
内蓋20と外蓋8、外蓋8と容器本体1、内蓋
20と小物収納容器40、小物収納容器40と外
蓋8の着脱手段は、実施例で示した螺合方式に限
らず、無理嵌め方式など、その他の方式でもよく
任意である。
茶こし器10の構造及び取付手段は実施例のも
のに限定されず、適宜設計変更できる。
(考案の効果) この考案によれば、 (1) 茶こしの上方には、茶こしの内部に無孔の外
蓋を取り外し自在に嵌合するとともに、この外
蓋の嵌合部を小物を出し入れ自在に収納する収
納室とし、この収納室の開口を内蓋で被蓋する
ように構成しているから、茶こしにより茶葉等
をこすことができるのは勿論のこと、容器本体
が転倒した場合には、外蓋が無孔であるため、
茶こしの小孔より内容液が浸入することがあつ
ても該外蓋が液洩れを防止する。そのため、外
蓋の収納室に収納されている小物を濡らすこと
がない。
(2) また、小物が収納される収納室は、茶こしの
内部に嵌合される外蓋の嵌合部を収納室として
いるから、収納室が容器本体外面より外方へ突
出することはなく、コンパクトに構成すること
ができる。
(3) 実用新案登録請求の範囲(2),(3)項記載の如
く、内蓋は、倒立姿勢でコツプとなるように形
成することにより使用上便利である。茶こし
は、外蓋を容器本体の開口縁に形成した雄ねじ
に螺合して締め付け保持できるようにすること
により、外蓋を外してから茶こしを取り出すこ
とにより洗浄し易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の全体の縦断面図、第2図
は第2実施例の要部縦断面図、第3図は第3実施
例の要部縦断面図である。 1……容器本体、6……給液口、8……外蓋、
8a……嵌合部、10……茶こし、11……小
孔、20……内蓋、30……収納室、31……小
物、40……小物収納容器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底部に多数の小孔11を形成した容器形状の
    茶こし10を、容器本体1の上部開口に取り外
    し自在に設け、前記茶こし10の上方には、茶
    こし10の内部10aに無孔の外蓋8を取り外
    し自在に嵌合するとともに、この外蓋8の嵌合
    部8aを小物31を出し入れ自在に収納する収
    納室30とし、この収納室30の開口を内蓋2
    0で被蓋するように構成したことを特徴とする
    液体容器の蓋。 (2) 内蓋20は、倒立姿勢でコツプとなるように
    形成してある実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の液体容器の蓋。 (3) 茶こし10は、外蓋8を容器本体1の開口縁
    に形成した雄ねじ7に螺合することにより締め
    付け保持できるようにしてある実用新案登録請
    求の範囲第(1)項または第(2)項記載の液体容器の
    蓋。
JP1987005117U 1987-01-16 1987-01-16 Expired JPH0355402Y2 (ja)

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JPS63114240U JPS63114240U (ja) 1988-07-22
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ID=30786405

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JPS63114240U (ja) 1988-07-22

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